5月21日に4組、22日の5校時に1組と2組、6校時に3組と5組が総合的な学習「平和について考えよう」の一環として校外学習に出かけました。
場所は都城農業高校グランド横にある「動員学徒 被爆殉没の地」で、戦時中、工場で働くために寮で生活していた旧制小林中学校の生徒が空襲に遭い、その犠牲者を弔うための慰霊碑が建てられています。
本校から西に10分くらいの場所ですが、6年生のほとんどはその存在を知らなかったようです。子どもたちは、一人一人が平和や命、歴史について思いを抱いたり学んだりしたようです。また、自分たちが住んでいる地域の史跡や施設、自然に対しても、より関心が高まったようです。
【子どもたちの感想】
〇戦争のあとが碑として自分たちの身近にあることを初めて知りました。多くの命がうばわれる戦争は二度としてはいけな
いと思いました。
〇自分たちの住んでいる身近な場所で、戦争によって亡くなった方がいらっしゃる事を初めて知りました。年れいも自分た
ちに近く、戦争というものがどんなにつらいものだったのか知りたくなりました。
〇碑の文字や話を聞いて、戦争をしないためにここに建てられたのだと思いました。戦争がなければその人たちは生きてい
たのかもしれません。命の大切さを学びました。
〇碑を見学してみんながまだ若いのに亡くなってしまったから、戦争のおそろしさがよく分かりました。二度と戦争が起き
ないように祈念して置かれていることに感謝しました。
〇戦争はとても辛く、大変だったのだろうと感じました。私たちは今平和にくらせていることを幸せに思って、次の世代に
も戦争について知ってもらおうと思います。
※ 編集の都合上、画像が横になっています。