祝吉っ子通信

2020年5月の記事一覧

タイサンボク

 祝吉小学校には様々な樹木・花木が植樹されていますが、その中のひとつに「タイサンボク」があります。漢字では「泰山木」あるいは「大山木」と書き、北米原産、モクレン科の常緑高木です。
 運動場放送塔のすぐ西側に1本、サクラとキンモクセイの間に立っていて、葉の長さは10~20㎝もあります。5月から6月にかけて次々と白い大輪の花を咲かせ、今がまさにその時期です。
 しかしながら、花は高い木の梢に上向きに咲くので、地面に立つ人の目の高さからは近寄って見ることが難しいのが実情です。ですから、2階のパソコン室や放送室から見るのがベストポジションと言えます。
 子どもたちにとっては見上げないと気付きにくく、素通りしがちな花木ですが、ぜひ立ち止まって、大きくて白い、美しい花を眺めてほしいものです。

           

6年生が校外学習をしました。

 5月21日に4組、22日の5校時に1組と2組、6校時に3組と5組が総合的な学習「平和について考えよう」の一環として校外学習に出かけました。
 場所は都城農業高校グランド横にある「動員学徒 被爆殉没の地」で、戦時中、工場で働くために寮で生活していた旧制小林中学校の生徒が空襲に遭い、その犠牲者を弔うための慰霊碑が建てられています。
 本校から西に10分くらいの場所ですが、6年生のほとんどはその存在を知らなかったようです。子どもたちは、一人一人が平和や命、歴史について思いを抱いたり学んだりしたようです。また、自分たちが住んでいる地域の史跡や施設、自然に対しても、より関心が高まったようです。
【子どもたちの感想】
〇戦争のあとが碑として自分たちの身近にあることを初めて知りました。多くの命がうばわれる戦争は二度としてはいけな
いと思いました。
〇自分たちの住んでいる身近な場所で、戦争によって亡くなった方がいらっしゃる事を初めて知りました。年れいも自分た
ちに近く、戦争というものがどんなにつらいものだったのか知りたくなりました。
〇碑の文字や話を聞いて、戦争をしないためにここに建てられたのだと思いました。戦争がなければその人たちは生きてい 
たのかもしれません。命の大切さを学びました。    
〇碑を見学してみんながまだ若いのに亡くなってしまったから、戦争のおそろしさがよく分かりました。二度と戦争が起き
ないように祈念して置かれていることに感謝しました。
〇戦争はとても辛く、大変だったのだろうと感じました。私たちは今平和にくらせていることを幸せに思って、次の世代に
も戦争について知ってもらおうと思います。 
                                              
                                ※ 編集の都合上、画像が横になっています。
           

コロナウイルス感染症予防対策のための措置について

 昨日、都城市教育委員会より6月末までの感染症予防ガイドラインが改訂・提示されました。それを受けて本校でも、今後の対応を行っていきますので、保護者や地域の皆様におかれましては、ご理解の上ご協力をお願いいたします。
〇 対応期間
 6月末まで(今後の国、県の動向を受けて、変更の可能性があります)
〇 主な変更内容
・6月中は参観日は実施できません。そのため、6月26日(金)に予定していた参観日は実施しません。
・1学期中は学校での水泳指導(水泳の授業)はありません。2学期に実施するかどうかは、今後の検討となります。
 
 7月以降の対応につきましては、都城市教育委員会が関係機関と協議しながら判断を出しますので、変更等がありましたら、すぐにお知らせします。