祝吉っ子通信

2020年6月の記事一覧

朝のあいさつリレー、ボランティア活動

 祝吉小学校には代々受け継がれてきた素晴らしい伝統がいくつもあります。その中のひとつが「朝のあいさつリレー」です。子どもたちは登校してくると、正門を通過してコンクリートの切れ目辺りで立ち止まり、回れ右をして、次に登校してくる仲間を待ちます。そして、その仲間は正門から入った所で立ち止まり、お互いが向き合った状態で「おはようございます!」と朝のあいさつを交わします。そうやってあいさつのバトンが次から次に渡され、気持ちのよい学校生活がスタートします。
 また、主に6年生の多くが登校後から始業までの時間帯に「朝のボランティア活動」を行っています。内容は「落ち葉集め」「雑草取り」「小石拾い」「下足室掃除」「階段や廊下掃き」「1年生のお世話」などです。特に、火曜日と水曜日は昼の掃除時間がないので、この活動の意義は大きいものとなっています。活動している子どもたち一人一人が、清々しい気持ちになったり、愛校心を高めたり、また、友達との絆を深めたりしてよりよい学校生活をスタートしているようです。
 
       

非行防止教室

 本日、都城地区少年サポートセンターの少年補導職員を講師として招き、3年生がそれぞれの教室にて「非行防止教室」を行いました。この取組は、少年犯罪の発生や少年非行の粗暴化、低年齢化が社会問題化している中で、社会全体での総合的な取組が必要との認識のもと、学校と警察が連携し、少年の規範意識向上を図ることを目的に実施されています。
 授業は、より身近な出来事として、パネルを活用したり寸劇を取り入れたりしながら、児童にわかりやすく進められました。今回学習したことをしっかりと理解し、善悪の判断や勇気をもって正しい行動をとる態度が身に付いてほしいと願っています。

          

コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)

 6月16日、本校にて「祝吉小学校 第1回 学校運営協議会」を開催しました。コミュニティ・スクール(学校運営協議会制度)とは、学校及び校長への支援体制を強化するため、学校運営に関して保護者や地域住民等の参画を求め、意見交換を行う場として設置されたものです。この制度は「地方教育行政の組織及び運営に関する法律」で定められており、都城市では平成25年度から実施を開始し、地域とともにある学校づくりが進められています。
 本校の学校運営協議会は「祝吉地区まちづくり協議会」「自治公民館連絡協議会」「PTA役員」などの8名の委員と、校長・教頭・主幹教諭の4名の事務局、合計12名で構成されています。
 この日は、授業参観、学校経営方針説明、活動計画や内容の協議、情報交換等を行いました。昨年度は、この協議会で話し合ったことが、4年生の総合的な学習の時間「10さいのハローワーク」をはじめ、いろいろな学年の授業に対しての学校支援活動、地区の祭りや文化祭への参加、作品の出品などの地域貢献活動につながりました。
 今年度もこの制度を可能な限り活性化させ、学校と地域社会がそれぞれに有益な、いわゆる「Win-Win」の関係を築きながら、学校づくりと地域コミュニティの創造に努めてまいります。

                

育っています。

 1年生のアサガオ(生活科)、2年生のミニトマト(生活科)、3年生のホウセンカ(理科)、5年生のイネ(社会科・総合的な学習の時間)が順調に育っています。それぞれ自分の鉢、バケツに種から植えて、ベランダ等で水遣りをしたり、観察をしたりしています。これからの生長がますます楽しみです。

    

交通安全教室

 6月4・5日、学年ごとに体育館にて「交通安全教室」を実施しました。都城地区交通安全協会の指導員を講師として招き、3~6年生は主に「自転車点検の仕方」「自転車の操作方法・乗り方」、1・2年生は主に「道路横断の模擬体験」「道路の正しい使い方」を学習しました。また、全学年、「道路標識・交通安全クイズ」を学習して、交通安全に対する意識を高めたり、安全な自転車の乗り方を身に付けたりすることができました。
 子どもの交通事故の原因で多いのは、「道路での飛び出し」「自転車の正しくない乗り方」などがあげられています。今回学習したことをいつでも、どこでもしっかりと実践し、交通事故やけがのない毎日であってほしいと願っています。