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学び合うのは楽しい

6年生の算数の授業をのぞいてみました。

小数と分数の混じったかけ算の方法について話し合っています。

 おや、立って発表している子がいるのに、他の子も話し始めたようです。

 指名された子が立って説明していると、別の子が、「えっ、小数を分数にどうやって直すの。」と質問しました。

 すると、他の子がその子にその方法をまた説明し始めました。

 そうそう。そこがわからないと次に進めないので、みんな真剣です。

 みんなでわかり合おうとします。次の写真です。 

 発表は中断され、説明し合っています。

 さらに、

 子どもたちは、いろんな場所で話し合ったり、自分で考えを確かめたりしています。

 そして、 

 再度、整理した考えを説明しあいます。

 最後に、みんなが納得した答えにたどり着きました。

 笑顔が見えます。 

 何がいいかって…。

 わからないことを素直に「わからない」とか「なぜ」とか質問できる雰囲気。そして、それを教え合おう、話し合おうとする雰囲気。

 ただ、話し合うだけではなく、しっかり答えを導き出せたということ、そしてそれに達成感を味わっているということ。

 この話合いで威力を発揮したのがこのツール。 

 友だちの説明が理解できたかどうかを示すスケールです。

 これをもとに、わからないという友だちに説明に向かうようです。

 さて、翌日、感想を聞いてみました。

・自信がなかったけど、発表したら意外にみんなが賛成してくれてうれしかったし自信になりました。

・いつも発表しない人も発表するようになって、話合いが盛り上がって楽しかったです。

・とってもよくわかりました。(学習内容が)

 子どもたちが生き生きとしていた授業でした。

 研究授業ではなく、普段の授業です。

 子どもたちが主役の授業を目指しています。

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