菓子野っ子ダイアリー

2025年8月の記事一覧

8月29日(金) 2年生2学期の目標発表会 ~頑張る気持ちがあふれてる!~

 2学期が始まり、2年生が先日立てたそれぞれの「2学期の目標」を発表していました。 「学習、運動、生活」の3つの項目に分けて、一人ひとりが自分の目標を力いっぱい発表してくれました。 【みんなの目標を見てみよう!】みんなの目標は、どれも2学期への頑張りたい気持ちが伝わってきました。いくつかの目標を紹介します。

   

【学習】:かけ算九九や計算を頑張るという目標が複数見られました 。また、国語の宿題を頑張る子や、難しい算数や色々な勉強を頑張りたいという子もいました 。読書やタイピングに挑戦する目標も見られました 。

  

【運動】:縄跳びや前回り跳び、スイミングなど、具体的な目標を立てている子がたくさんいました 。ダンスを楽しく踊りたいという目標や、好き嫌いをなくして色々なものを食べられるようになりたいという目標も挙がっていました 。 

  

【生活】:友達と仲良くするためにけんかを減らしたい、という目標が複数見られました 。また、新しい係活動を頑張る、みんなで楽しく学校生活を頑張りたいという目標や、早寝早起きをしたいという目標もありました 。

 大きな声で堂々と発表する子、少し緊張しながらも頑張って発表する子、みんな本当に立派でした。目標に向かって頑張る2年生を、これからも応援していきたいと思います。

   

 

8月28日(木) 学びと心を育む、清掃班会

今朝は、朝の活動の時間を利用して、全校児童が参加する清掃班会が開かれました。本校の清掃活動は、全学年の児童が協力して行う縦割り班が特徴です。上級生が下級生に掃除の仕方を教える中で、責任感とリーダーシップが、下級生は上級生の姿から協調性や規律を学び、自然と思いやりの心が育まれます。つまり、上級生が手本となり、下級生に優しく寄り添うことで、信頼関係が築かれます。ともに汗を流し、協力することで、清掃の技術だけでなく、相手を思いやる温かい心が育まれています。

  

 今回の清掃班会では、担当の先生の指導のもと、各班で新しい班長さんが決定されました。子どもたちは、班員同士で自己紹介をしたり、協力して清掃場所の確認をしたりと、早速チームとして動き始めていました。上級生が下級生に優しく声をかけ、掃除の手順を熱心に確認する姿は、まさに縦割り班の良さを象徴しています。子どもたちは、班長さんを中心として生き生きと活動し、今後の清掃への意欲を高めているようでした。これからも、子どもたちが力を合わせ、学校をきれいにしながら、心も豊かに成長していくことを期待しています。

 

8月27日(水) 2学期スタート!~ 笑顔で迎える始業式~

 長い夏休みが終わり、26日から2学期が始まりました。始業式を終え、子どもたちはそれぞれの教室で元気に活動していました。各学年の様子をのぞいてみましょう。

 4年生 は、夏休みの思い出を絵日記風に丁寧に書いていました。楽しかった思い出を振り返り、文章と絵で表現する子どもたちの真剣な眼差しが印象的でした。

  
 2年生は、2学期に頑張りたいことを「学習」「運動」「生活」の3つの項目に分けて目標を立てました。子どもたちは、早くもやる気に満ちた表情で目標を書き出していました。

  

 6年生の教室からは楽しそうな声が聞こえてきました。3人グループで「NGワードゲーム」に挑戦していました。一人が自分の前に置かれたタブレットに表示されたNGワードを会話の中で言ってはいけないゲームです。他の二人から指示を受け、その言葉を出さないように考えながらスピーチする姿は、静かな教室で頭の中がフル回転している心理ゲームでもあります。NGワードには、例えば「まじ?」「うそ!」「へぇー」といった、思わず会話で使ってしまうような言葉が設定されているところもありました。会話力や注意力、そして相手の言葉を予測する力が試されるため、コミュニケーションを活性化させるレクリエーションとして友達と協力しながら楽しそうに取り組む姿から、最高学年らしい活発な雰囲気が伝わってきました。 どの学年も、2学期に向けて新たな気持ちでスタートを切ったようです。目標に向かって頑張る子どもたちを、これからも応援していきます。

  

8月26日(火) 2学期始業式:新たなスタートを切る

 2学期が始まり、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。体育館では始業式が行われ、子どもたちは少し緊張しながらも、これからの学校生活への期待に胸を膨らませているようでした。始業式では、2年生の代表児童が2学期の目標を堂々と発表してくれました。発表された3つの目標は、「①習い事の空手で、白帯から次の黄色帯になるために、練習を休まずにがんばりたい。②かけ算九九を、スラスラと間違えずに言えるようになりたい。③家のお手伝いで、重たいお布団をたたんで片付けられるようになりたい。また、妹のおむつを替えたり、お世話をしたりしたい。」でした。日常の生活を振り返り、自分の苦手なことに挑戦し、自分を成長させたいという力強い決意を語ってくれました。

  

 次に校長先生は、心と体を大きく成長させるための土台として、「睡眠」と「朝食」の重要性について話しました。まず、「睡眠」については、夜更かしが原因で授業中に眠たくなり、学習が身につかなくなる例を挙げました。睡眠には体を休めたり、成長ホルモンを出したり、学習したことを記憶させたりする大切な役割があることを伝え、小学生には9~11時間の睡眠が必要だと強調しました。次に、「朝食」については、朝食を抜いたせいで体調が悪くなってしまった男の子の例を挙げました。朝食には体温を上げたり、考えたり体を動かしたりするためのエネルギーになったりする役割があることを伝え、一日を元気に過ごすためには朝食が不可欠であると話しました。校長先生は、子どもたちに健康な生活を心がけ、2学期に大きく成長してほしいと締めくくりました。

  

  

 式の最後には、全校児童で校歌を元気よく歌いました。体育館中に響き渡る歌声は、新しい学期が始まる喜びと、目標に向かってがんばろうという子どもたちの前向きな気持ちで満ち溢れていました。 

8月4日(月) 庄内地区小中一貫教育全体研修会で「子ども主体の学び」を考える ~宮崎市立檍小学校 増岡亜衣子スーパーティーチャーによる教育講演会を開催~

 7月31日(木)に、庄内地区小中一貫教育第2回全体研修会として、宮崎市立檍小学校の増岡亜衣子スーパーティーチャーをお招きし、「子ども主体の学級経営と授業改善」と題した教育講演会を開催しました。庄内地区の小・中学校の教員が一堂に会し、2学期からの教育活動に活かそうと熱心に耳を傾けました。講演では、まず、子どもたちが生き生きと学びに向かうための土台となる学級づくりと人間関係の重要性について、具体的な事例や活動を交えながらお話しいただきました。活発な話し合いや「問い」を立てることから始まる探究的な学びは、安心できる人間関係があってこそ花開くというメッセージは、参加した先生方の心に深く響いたようです。

  

 また、国語科における学力向上のための授業改善の視点や、子どもたちが主体的に学習に取り組むための学習集団づくりの工夫など、明日からの授業で実践できる具体的なヒントを豊富にいただくことができました。増岡先生からは、「子どもは、教師が仕掛けた小さな変化に必ず気づきます。その変化を大切にし、子ども自身が学びを調整する姿を引き出すことが重要です。」という言葉が送られました。

  

 講演後、参加した先生方からは、「子どもが主役となる学びの場を創り出すための具体的な手立てを得ることができた」「2学期からすぐに実践したいと思える内容だった」といった感想が聞かれました。

今回の研修で得られた新たな視点や学びを活かし、庄内地区の小・中学校では、子どもたちが自ら考え、他者と対話し、深く学び続ける「子ども主体の学び」を一層充実させてまいります。

8月1日(金) 子どもたちが触れる戦争の記憶 ~平和への一歩~

 7月31日(木)、子どもたちは夏休み中の登校日に元気に登校しました。今回の登校日では、オンラインでの全校集会が行われ、校長先生のお話に真剣に耳を傾けました。また、集会後には戦争に関する貴重な資料の見学も行われ、平和について考える貴重な一日となりました。

【戦争の遺品から平和を学ぶ】 全校集会後、子どもたちは遺族会の方々からお借りした戦争に関する遺品を見学しました。展示された資料の中には、戦時中の人々が身につけていたとされる貴重品袋や、緊急招集令状(赤紙)などが並べられていました。

  

 低学年の子どもたちは、初めて目にする戦争の遺品に興味津々で、一つ一つの展示物を食い入るように見つめていました。特に、赤紙の説明を読みながら、当時の人々の生活や戦争の過酷さを感じ取ろうとしている様子が見られました。高学年の子どもたちは、戦争に関する資料を熱心に読み込み、友人同士で意見を交わしたり、先生に質問したりするなど、深く考察する姿が見られました。彼らは、戦争がもたらす悲劇を肌で感じ、平和の尊さを改めて心に刻んでいるようでした。

  

 今回の登校日を通じて、子どもたちは夏休みの目標を見つめ直すとともに、戦争の歴史と平和の重要性について深く考える貴重な機会を得ました。この学びが、これからの学校生活や夏休み期間中の過ごし方に生かされることを願います。