2023年11月の記事一覧
ネパールとの交流
11月30日(木)、国際交支援の会のご協力のもと、3年生を対象に、ネパールの方との交流授業がありました。野尻小学校ではここ10年程、小学3年生と4年生がネパールとの交流事業を行っています。野尻小とネパールの小学校をオンラインでつなぐ遠隔授業方式で実施しました。お互いの国の言葉で挨拶をしたり、自己紹介をしたり、お互いの国のことを質問したりするなどしましたが、あっという間に時間が過ぎていきました。国際理解教育及び人権教育の推進につながり、児童の視野を広げ、グローバル社会で活躍する人材の育成につながります。外国語の勉強もしっかり取り組み、野尻小の中から、将来、国際社会で活躍できる人材が育っていくように、みんなでがんばっていきたいと思います。
避難訓練(火災)
11月30日(木)、この冬一番のとっても寒い1日でしたが、火災を想定した避難訓練を実施しました。火元は家庭科室を想定しました。火災が発生してから4分45秒、避難指示の放送があってから3分03秒で運動場に全員避難できました!複数学年が特別教室で勉強している設定でしたので、昨年度より10秒ほど避難にかかる時間が増えましたが、先生の指示を守りながら安全かつ速やかに運動場に避難することができました。避難後に野尻分遣所の方から講評をいただくとともに、代表児童及び職員が消化器をつかう体験をさせていただきました!校長としては避難時のポイントとして次の3つの話をしました。①スピード②正確さ③真剣さです。この3つは100点でないと命は助からない!と話しました。これから寒くなる時期を迎えます。火事をおこさないよう気を付けるとともに、火事に遭った場合は今日の訓練を思い出して、鼻や口をおおって逃げること、火災現場から遠ざかるようにして逃げること、先生や大人の指示に従うこと、そして、「お(おさない)か(かけない)し(しゃべらない)も(もどらない)」を守ること!自分の命を自分で守れるように、もしものときに備えてほしいと思います。
野尻分遣所の皆様には訓練後に、1、2年生児童に救急車の中を見学させていただいたり、救急車のもつ機能について説明していただいたりしました。重ねて感謝申し上げます。
黒木清次文学碑祭入選作品
11月29日(水)の給食放送で、今年度の黒木清次文学碑祭作品展で入賞した5学年児童の2名の詩を朗読してもらいました。黒木清次さんとは郷土が生んだ文学者で、毎年、その偉業を偲んで小林市文化連盟主催で文学碑祭が開かれ、それにあわせて小・中学校から詩を募集して作品展が開かれます。入選した2名の作品はどれも大変すばらしいものでしたので、お昼に全校児童にきいてもらうことにしました。
夕立
太陽がしずむその時に
雨たちが
この町を つつみこむ
水たまりが かがみのように光って
そらに にじがでる夕立
たまにずっと 雨がふる時もある
パラパラふる時もある
ザーザーふる時もある
わたしは ザーザーの方が好きだ
夕立の学校のかえり
かさをさして かさからきこえてくる音が好き
音楽みたいに メロディがきこえてくる
パッチャン ポッチャン ピッチャン
とてもすてきな音だな
平和な世界へ
戦争は、大きなけんか
けんかは、小さな戦争
世の中には、戦争している所がある
戦争は、人の命や家をうばうおそろしいもの
平和をいのるだけでは、終わらない
ずっと苦しんでいる人はいる
私は、大人になったら 困っている人を助けたい
その場に行って けが人を手当てしたい
だけどできない
戦争が終わるには、している人たちの気持ちが
変わらなければならない
たくさん苦しんでいる人がいる
だから戦争は 世の中にはそんざいしたらいけないものなのだ
(校長講評)
感受性豊かな2人の詩に感動しました。身の回りで起きていることや世の中の出来事をとらえて、そこから受けるイメージをテンポよいリズムで詩に表すことができました。これからも感性を磨き、自分が思い描く自由な詩の世界に入り込んでほしいと思います。すてきな詩を読んでくれてありがとう!
学校の様子
11月29日(水)の学校の様子を紹介します。
1年生は、収穫祭の時に、営農組合の方々にプレゼントする感謝の気持ちを書いたお手紙を作成していました。一人一人、いもの苗植えや芋ほりでお世話になった思いをしっかり書き込んでいました。書き上がったお手紙はきれいな色で飾り、模造紙にはり付けていました。
2年生は道徳の時間の学習をしていました。登場人物の様子から、きまりの必要性について意見を出し合い、考えを深めることができました。
3年生は算数科の学習で3けた×1けたのかけ算の筆算の学習をしていました。1の位から順にかけ、くり上がりの数を忘れずに足して、正しい答えを導き出すことができていました。最後に発展問題のスペシャル問題にチャレンジしていましたが、正解する児童が多くてびっくりでした。
4年生は、みやざき小中学校学習状況調査問題にチャレンジしていました。昨年度までは5年生を対象に実施していましたが、今年は県内すべての4年生を対象にし、国語科と算数科の問題に挑みました。結果が楽しみです!
5年生は算数科で「2÷3の商の表し方を考える」学習をしていました。図をもとにしてどのように考えたかを、クラスみんなに分かるように、式と言葉をうまくリンクさせながら、工夫して伝えることができていました。最終的に、2÷3の商が分数2/3で表せることに気付くことができたようです。
6年生は道徳の時間の学習をしていました。読み物資料を読み、余命3か月のじいちゃんのために、毎日お見舞いにいく主人公の気持ちを真剣に考えていました。ワークシートには、じいちゃんを心から大切に思う主人公の優しい気持ちがあふれていました。考えがまとまると、先生の指示で、自分のネームプレートを黒板にはり、その下に自分の考えを書いていました。生命尊重のすばらしい授業を展開していました。
今日も野尻っ子は、勉強にキラキラした目で取り組んでいました!
県人権教育推進校として②
11月28日(火)5校時、今度は3年生がピア・サポートの授業を行いました。「いじめっこをやっつけろ」というテーマで学習を進めていきましたが、活動1ではいじめとは何かについて考えていきました。まず、自分で考え、付箋紙に書き、それをグループで出し合い、分類しました。各班ごとに話し合った結果を全体の場で発表しました。子どもたちからは、「相手の嫌がることをいう」「たたいたりけったりする」「仲間はずれにする」「かげで悪口をいう」「無視する」「勝手にものをつかったり、かくしたりする」など、たくさんの意見が出されました。先生はいじめを表す意見が出されるたびに、黒板に「いじめっこ虫」を掲示して、あっという間に黒板がいじめっ子虫だらけになりました。活動2では、自分や友だちをいじめから守るためにどうすればよいかについて考えました。子どもたちからは、(困っている人がいたら)「やさしく声をかける、大丈夫?と心配そうに伝える」「遊びにさそう」「自分がされて嫌なことを友だちにしない」などの意見が出されました。また、先生から「いじめっこにならないためには、どうすればよいか?」の問いに対しては、「ごめんね、ありがとう、などの言葉を日ごろから使うようにする」「優しい心をもって、友だちに親切にする」などの意見がたくさん出されました。子どもたちから出されたいじめを防ぐ言葉や行動を1つ1つ板書で確認しながら、先生は「いじめっこ虫」をひっくり返していくと、そこには、「にっこり虫」が描かれていました。あっという間に黒板が「にっこり虫」でいっぱいになりました。3年生教室だけでなく、野尻小学校全体に、今日の授業のように、「にっこり虫」がいっぱいになるといいです!
今日の給食
12/11(木)
減量ゆかりごはん、けんちんうどん、磯の香和え
うどんには、鶏肉や厚揚げ、しいたけ、ニンジン、ごぼう、大根などが入っています。野菜の和え物には海苔が入っていて、とてもよい香りがします。栄養満点でとても美味しいです。