お知らせ

学校からのお知らせ

修了式

今年度、最後の登校日、今日の短歌はこれでした。 

ちょうど、本校のさくらの花も咲き始めました。

 

さて、修了式では2人のお友達が、この1年を振り返って

作文を発表してくれました。

本当は3人のお友達の予定だったのですが、体調が悪く

あいにくの欠席となってしまいました。

せっかくなので、その子の分も含めて

今日は、3人のお友達の作文を紹介したいと思います。

3人のお友達を含めて1年間、みんながんばりましたね。

 

 

(1年生)

 「1年かんのおもい出」

 ぼくは、この一年かんでたくさんのおもい出ができました。その中でもとくにこころにのこっていることが二つあります。

 1つ目は、たいいくでとびばこをがんばったことです。はじめは、ぜんぜんとべなかったけど、手をどこにおけばいいのかがわかると、とべるようになりました。とびばこ三だんちょうせん中です。二年生では八だんとびたいです。

 二つ目は、おこめをそだてたことです。田うえのとき、土がやわらかくて気もちよかったです。だっこくでは、カラカラとおこめが出てくる音がいい音だなとおもいました。もちつきは、今年できなかったので、二年生でできるのがたのしみです。

 二年生でもいろいろなことにちょうせんしてたくさんのおもい出をつくりたいです。

 

 

(3年生)

 「三年生をふり返って」

 ぼくが、三年生でがんばったことは、三つあります。

 一つ目は、算数の勉強をコツコツとがんばったことです。算数のドリルを毎日かならずするようにしていました。たまにめんどうくさくなる日もあったけれど、むずかしい問題をスイスイととけるようになったときは、うれしかったです。

 二つ目は、人にやさしくすることです。ぼくも、人からやさしくされたらうれしいので、人にもやさしくするように心がけていました。そして、自分がいつもいい気持ちでいないと、人にやさしくすることは、むずかしいことだと気づきました。

 三つめは、人に向かって悪い言葉を使わないことです。自分が悪い言葉を聞くと、いやな気分になったり、悲しい気持ちになったりするので、なるべくきれいな言葉を使うことを心がけました。そして、汚い言葉を使うと、自分に返ってくると思って、これからも気をつけたいです。

 ぼくは、三年生でこの三つを守り、毎日がんばってきました。

 今に満足しないで、さらに成長できるようにがんばりたいです。

 

 

(5年生)

 「責任感をもって」

 私は、1年間をふり返って考えたことがあります。その考えたこととは、「何事にも責任感をもって行動する」ということです。何度もこのことについて、私は考えています。一年を通して考え続けました。この「何事にも責任感をもって行動する」という考えについて発表します。

 まず、何事にもという言葉を分かりやすく言うと、どんなことにもという意味です。また、責任感という言葉を分かりやすく言うと、責任をもってしっかりやりとげる気持ちという意味です。つまり、どんなことにも責任をもってしっかりやりとげることが私は大切だと考えました。私自身、今でも任された仕事に責任をもってやりとげられていないことがあります。そのたびに私はそれでいいのかなと考えています。ただ考えるだけではなく、それに加えてどうすればやりとげられるかということも工夫して考えました。そうすることで失敗もくりかえさずにすむし、失敗を指摘されることもありません。けれど、そのことについて気付くことができたのは、三学期でした。それでも、私は気付けてよかったなぁと思っています。一つのことに責任をもって行動するということができないのは高学年らしくないなぁと私は考えます。その責任をもってしないといけない仕事には、例えば、「まどしめ」「電気消し」「旗上げ・旗下げ」などがあります。また私のお父さんやお母さんも仕事は常に責任感をもってやっているそうです。これらのことから、子どもでも、大人でも、任された仕事は責任感をもってやりとげることが大切だと私は考えます。それに加えて、他の仕事を見つけたり、まちがっていてもいいからいろいろな仕事を引きうけてみたりすることで新たな成功が見つかるかもしれません。逆に失敗するかもしれません。だけどまずは挑戦しようと私は思います。ただ、何も考えずに仕事をするのではなく、責任感をもってしっかりやりとげましょう。きっと良いことがあるかと思います。このことはいつでも始めることができます。将来のなりたい自分に向かって一歩一歩進んでいきましょう。

 これで、私が一年間をふり返って考えたこと「何事にも責任感をもって行動する」ということについての作文発表を終わります。 

第114回卒業証書授与式

第114回卒業式が行われました。

昨年度までコロナ禍の影響で、3年間、規模を縮小しての開催でしたが、

4年ぶりにコロナ前の形で開催することができました。

心配された雨も上がり、卒業式の途中からは日差しも体育館に差し込むなど、

卒業生の晴れの門出を来賓の皆様をはじめ、保護者、地域の皆様、

そして天もお祝いしてくれるかのようでした。

 

ご臨席いただいた皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 今年度の卒業生は、2名でした。

 

卒業証書授与の後には、卒業生の2人が中学校での抱負を短歌で表してくれました。

 

〇 坪谷での 旅路と学び 自信もち

  東郷の路 熱帯び歩む

 

〇 期待の地 東郷学園 努力して

  友人多く 笑顔でつくる

 

 

 別れの言葉では、子ども達の呼びかけの他にも

小規模校ならではの、先生方から少し長めのメッセージが発表されました。

一番はじめに涙を流したのも先生たち。

そして、5・6年担任は5・6年児童の合唱のために練習してきたピアノ伴奏を披露。

が、涙で途中、うまく弾けず。。。

 

なんて、所々ハプニングもありましたが、卒業生は立派に巣立っていきました。

新たなステージ、東郷学園中学校でこれまでの6年間の学びを生かし、

日々、成長する姿を楽しみにしています。

卒業おめでとう。中学校でもがんばれ!!

いよいよ明日

明日は、いよいよ卒業式です。

3時間目、体育館に行ってみると5・6年生がバドミントンをしながら

楽しんでいました。6年生との最後の思い出作りのお楽しみ会のようです。

 

 

そして、午後、6年生は早目の下校。

1~5年生が、明日の卒業式に向けて掃除や会場づくりをがんばりました。

 

厳粛な雰囲気の会場も整い、あとは明日の本番を待つばかりです。

 

あいにくの雨模様が予想されていますが、

6年生の晴れ舞台です。

門出を祝うお祝いの気持ちとこれまでの感謝の気持ちが伝わるような

素晴らしい卒業式になるといいですね。

校内牧水カルタ大会

今日は、今年度最後の校内牧水カルタ大会でした。

密を避けるために2つの教室に分かれてオンラインで実施しています。

2つの教室ともシーンとした緊張感の中に

札を詠む声と札を取る「パシン」という乾いた音だけが鳴り響きます。

 

札を詠む声はきれいな澄んだ声です。

担当の先生は、家に牧水カルタを持ち帰って昨日の夜、詠む練習をされたのだとか(笑)

とても上手でした。

最後の牧水カルタ大会でしたが、この1年でどれだけ覚えられたでしょうか。

8月には、市の牧水カルタ大会も予定されています。

牧水先生の母校として、特に上学年の児童には古豪復活を期待していますよ。

過去からの贈り物

今日は、卒業式の予行練習がありました。

これまで、練習してきたことを本番に近い形で通していきました。

2人の6年生にとって思い出に残る卒業式になるように

在校生にできることは、式に臨む態度や気持ちのこもった歌や呼びかけで

表現することです。みんながんばっていました。

卒業式まであと1週間あまり。

今日の予行練習で出た反省をもとに残りの練習で

より素晴らしい卒業式にしていけるといいですね。

 

さて、今日はお宝が学校に届けられました。

何かと言いますと、下の写真。

実は、これ、牧水先生自身が大正13年に「少年倶楽部」という

雑誌に自分の短歌が掲載されたものを切り取って残しておいたものらしいのです。

静岡県沼津市にある若山牧水記念館の初代館長を務められた故 大悟法利雄さんがこれを大事に持っておられたものを坪谷小学校にと送ってくださったものが、時代を経て今日、坪谷小学校に届きました。

写真の品以外にも、故 大悟法利雄さんからの手紙もあり、歴史の重みを感じさせます。

あまりにも大層なものなので子ども達にも紹介した後、

こちらは学校近くの若山牧水記念文学館で大事に保管してもらおうと思います。

そのうち、若山牧水記念文学館で展示されることと思いますので、

興味のある方は、ぜひお立ち寄りください。