学校の様子

カテゴリ:授業

ノート・レポート 指導教諭の技

ある日の6年算数少人数指導の時間です。
猪野指導教諭が授業をしていました。

黒板には、7つほどの課題が書かれていて、子ども達は
1から順番にチャレンジしています。
7つもありますから、一つ終わってもすぐ次に課題に取り組まないと終わりません。
子ども達は緊張感をもって必死に取り組んでいます。
とても集中しています。

1番目の課題は、昨日取り組んだ課題です。
それに先生が目を通して、採点の上指導箇所を見付けて、一人一人呼び出します。
その場で丁寧に指導し、場合によってはやり直しをさせ、再度持ってこさせます。

個別指導をするために、
「終わったら持ってきなさい。」と指示を出して持って来させると、
得てして長い行列ができてしまいます。
丁寧に指導すればするほど、その列は長くなってしまうのです。

並んでいる間、子ども達は何も学びがありません。
言わば「空白の時間」です。
できるだけこの「空白の時間」を少なくできるのがベテランの技なのです。

猪野先生のこの指導では、
丁寧に指導し、なおかつ行列を作っていません。
何気ない場面でしたが、指導教諭の技を感じた場面でした。
指導教諭の技

教科指導におけるICTの活用

延岡市内の小中学校のICT環境は劇的に進化し、
本校でも、現在一教室を除いて全ての普通教室に大型ディスプレイが整備されました。
残る一教室も早晩整備されることと思います。
また、実物投影機も各学年の複数台常備されています。
本校では、この環境を最大限に生かすため
デジタル教科書の整備を進めています。
デジタル教科書の最大の特徴は、
「子ども達の手元にある教科書と全く同じ画面が大型ディスプレイに投影されること」です。

写真の上2段は、先生が大型ディスプレイで示す絵で、説明をしているところです。
ディスプレイと教科書の絵が同じだと、子どもはどこを説明しているか瞬間的に理解します。
先生が、指し示すポイントも、より多くの子どもにわかりやすくなります。
場合によっては、そのポイントを拡大したり、印を付けたりしながら理解を促していきます。

写真の最下段は、NHKが提供するビデオクリップで歴史の学習をしているところです。
NHKは質のよい動画教材を無償で提供しています。
以前は動画というと放映時間の決まっている教育テレビ番組しかありませんでしたが、
現在では、ビデオクリップという形で、いつでも、豊富なコンテンツの中から選択して
授業のねらいにぴったり合った教材を見せることができます。

例えば、
雲の動きを示した動画を進めたり止めたりしながら子どもに天気予報をさせたり、
円の面積の公式の裏にある考え方を、動く図形で示したり等
ビデオクリップを使うとよく分かる授業場面は、たくさんあります。

教科指導におけるICTの活用





笑う 道徳の研究授業

3年2組のみんなと
担任の坂東先生が道徳科の研究授業に臨みました。
市内の学校から見えた約50名くらいの先生方が参観されました。

最初は緊張気味の子ども達でしたが、
積極的に発表し、
考え議論する道徳のあり方を、先生方に見ていただくことができました。
発表する子だけではなくて、聞いている子も真剣そのもの。
みんなの前で役割演技をした子もいましたよ。

南方小学校では、全ての先生が年に1回は研究授業を行い、
授業の腕を磨くことにしています。
子ども達も坂東先生も頑張った研究授業でした。
道徳科の研究授業

にっこり 外国語活動サポーター

3・4年生の外国語活動の授業が今年から始まっています。
延岡市では、ALTに加えて、外国語活動サポーターとして
地域の方を各学校に派遣してくださっています。

南方小学校には、渡邉裕子先生に来ていただいてます。
外国語を専門に教えてくださる先生ということで、
子ども達も意欲的に学んでいるようです。

この日は、アルファベットの正しい発音
好きなもの・ことを聞いたり話したりするいい方
などを教えていただきました。
外国語学習サポーター

にっこり おもちゃランドを開こう

生活科の学習に「おもちゃランドを開こう」があります。
1年生と2年生の合同の授業で、
2年生が準備した『おもちゃランド』で、1年生が遊びます。

2年生がお兄さん・お姉さんぶりを発揮して、
説明したり、やってみせたりして
楽しく遊べるように役割を演じていました。

2年生の
「1年生が喜ぶ姿を見て喜べる」
その思いが感じられて、成長をほほえましく眺めていました。
おもちゃランドを開こう

鉛筆 授業の風景

グラウンドでは、リレー選手への応援の声。

教室では、ノートを一心に取る姿、
先生の話を聞き逃すまいと目と心と耳で聞く姿、
課題を必死になって解こうとする姿・・・、

運動会の練習で、精一杯体を動かしている子どももいれば、
教室で、頭をフル回転して頭脳を鍛えている子どももいます。
はたまた、校外学習に出かけている子どもたちも・・・。

学校は実にダイナミックなところです。
静と動。それぞれの学習活動を経る中で、
子どもたちの心と体と頭は鍛えられていきます。
授業風景

笑う ジョー先生

新しく南方小学校に来てくださっている
ALTのジョー先生は、笑顔がとっても素敵な爽やか青年です。

にこにこしているので、
子どもたちも自然に笑顔になり、安心して授業を受けています。

この日は6年生の外国語の授業に入ってくださいました。
最後の質問コーナーでは、
Do you like ~? Can you ~?
といった表現で、先生に質問する時間でした。

子どもたちが積極的に質問して、活気ある授業でした。

これからもよろしくお願いします。
ジョー先生

! 非行防止教室(4年)

延岡警察署のスクールサポーターの方のお話では、
「4年生くらいで一度非行防止教室をやると効果的ですね。」
とのことでした。
低学年のうちはまだまだお店で万引きしたりする例は少なく、
高学年で増えてくるその前に、こうした勉強をするのがよいようです。

4年生の3クラスそれぞれで、
延岡警察署の警察官の皆さんが、
制服で授業をしてくださいます。
それだけでも子どもたちの集中力は高まっていたようです。

万引きは絶対にしてはならないこと。
誘われても勇気を出して、
大きな声で「いやだ。」と言ったり、
その場を立ち去ったりするとよいということでした。

また「誰も見ていない」ということはあり得ない。
必ず監視カメラで撮られているということも習いました。

万引きはれっきとした窃盗罪という犯罪。
今日の勉強を忘れずにいてほしいものです。
参観日で保護者の方にも今日の授業を見ていただきました。
おうちで親子で話し合ってみるといいですね。

非行防止教室(4年)

鉛筆 はじめての「漢字」

1年生は、初めて漢字を習っています。
初めは「空書き」。
黒板に先生が書くのに合わせて、空中に指で書いていきます。

次に、ドリルに書き込みますが、2段階に分かれています。
まず「なぞり書き」。
薄く書いてある漢字を鉛筆でなぞっていきます。
次に「写し書き」。
お手本を見ながら、マスの中に漢字を書いていきます。

時々、多くの子どもが間違えている例を取り上げて、
先生が注意します。
この日は、「見」という漢字の「あし」のでどころがおかしい例を取り上げて
指導しました。

そしてきちんと書けているか、ドリルを持ってこさせて、チェックをします。
6年間で約1千字習う漢字。
初めての漢字学習はよいスタートが切れたようです。

はじめての「漢字」

虫眼鏡 気孔の観察

肉眼では見えないほど小さい物を見ることができる顕微鏡。
今でこそ、ずいぶん安価になって家庭で購入されているところも
あることでしょう。
でも、昔から高価であこがれの的がこの顕微鏡でした。

6年生の「植物のつくりと働き」では、気孔の観察をしました。
ただの葉っぱの皮にしか見えない薄い膜を顕微鏡にセットして観察すると
唇のような形の気孔が観察できます。
子どもたちも一心に観察していましたよ。
「見えた!」「すごい!」などの声が思わず上がっていました。

顕微鏡は、知的好奇心を高めてくれます。


気孔の観察