2018年1月の記事一覧
コスト意識
書類の写しを取る「コピー機」と、試験問題や資料を印刷する「印刷機」は、学校では、どうしても欠かせない物ですが、コスト計算の仕方が違うため、使い分ける必要があります。 枚数が同じなら、紙代は同じになるので、考えなくて良い。インク代は1本はそれなりの値段がしますが、数千枚を刷れると思うので、1枚当たりは僅かな金額になり、これも(この比較計算には)考えなくて良いことにします。
「コピー機」はコピーする枚数に正比例してコストが掛かるのに対して、「印刷機」はインク代しか、掛からないように見えるため、枚数が多ければ多いほど、安くなるのは想像できます。しかし、「印刷機」は製版という、昔、ガリ版と言ってた、原版を作るため、この費用が高く掛かります。そのため、枚数が少ないと、コピー代が安く、多いと「印刷機」が安くなります。この、「印刷機」と「コピー機」のコスト境界はどこか、を調べてみました。あくまで、当校の5台の機械の場合であることを申し添えます。
「印刷機」の原版1枚の金額を何枚コピーすれば、取り返せるか、を計算すればいいことになります。原版の1枚の金額を求めます。1本7,000円で330枚取れるので、約21円になります。コピー単価は一例として、3円とすると、21円÷3円=7枚 この場合、7枚を境にして、これより少なければ、コピー機が安く、多ければ、「印刷機」が安いことがわかりました。
【または、インク1本3000円で、数千枚刷れるとして、1枚1円とすると、原版21円+1a(かかった枚数7枚にインク代1円加算するので7円とすると、+して28円 28円÷3円≒9枚。これにより、インク代を含めると考えた場合7~9枚になる】
コスト計算をしてみましたが、自然環境保護の観点から、コピー代を始め、電気代を節約することを意識づけることが大切と思います。僅かな電気代の節約でも長期間、または複数多数の教育機関が実践すれば、大きく影響すると思うからです。