今日の給食の献立

今日の給食

〈白ごはん 牛乳 豚肉のしょうが炒め はちはい汁〉

 私たちは、寝ている間も体温を保ち、心臓などの内臓はずっと動いています。動くためにはエネルギーが必要です。さて、エネルギーのもとは何だと思いますか?それは、私たちが毎日食べている食べ物からできています。自分の体のために、何を食べたら良いのか考えて、食事ができるようになるといいですね。きっと体も喜んでくれますよ。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 魚のねぎソース和え かきたま汁〉

 今日の魚のねぎソース和えのソースにはねぎとしょうがが使われています。ねぎやしょうがは薬味とも言われます。薬味は、料理に少し加えると料理の味が引き締まると同時に香りを添えて食欲をそそる効果があります。今日の魚のねぎソース和えの香りは、この薬味のおかげで、とっても良い香りがしますよ。味わって食べてください。

今日の給食

〈とりめし 牛乳 豚肉とれんこんの炒め煮 納豆サラダ〉

 納豆は、五大栄養素といわれる私たちが健康を維持するために必要不可欠な栄養素を全て含んでいます。また、納豆の原材料はみなさんもしっているように大豆です。大豆は納豆だけでなく、豆腐やみそなど色々な食品に加工される有名な食材です。納豆は、ネバネバしていることが特徴で、これが体に良いといわれています。おうちでも積極的に食べるようにしましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 豚キムチ担々麺 千切り大根のナムル〉

 キムチは、野菜、唐辛子、にんにく、香辛料などの様々な原材料を使用して作られている発酵食品です。乳酸菌食品として有名なヨーグルトにも負けないほどの乳酸菌を含んでおり、腸内環境の改善にも大きく役立ちます。今日は、そのキムチを使って担々麺にしました。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 五目豆 きのこの山里汁〉

 日本の平均寿命は、男女ともに80歳を超えておりこの背景には医療技術の発達はもちろん、食料資源の増加も関係していると考えられます。その一方で、がんや脳卒中といった生活習慣病の増加が日本国民の大きな健康問題となっています。生活習慣病を予防するには適度な運動と栄養バランスのとれた食事が大切です。給食以外の食事においても栄養バランスを考え食生活を正していくことで生活習慣病を予防していきましょう。

ぬくもりランチの日

〈栗ごはん 牛乳 豚肉のごまみそマヨネーズ 肉団子汁〉

 今日は、ぬくもりランチで高千穂町のお米、栗、しいたけをいただきました。私の地元では給食に栗ごはんが出たことがありません。高千穂中学校では、新鮮な栗を沢山食べることができとっても幸せだなと感じています。中学校の坂の上にも栗の木があり、前回の台風でたくさん実を落としましたがとっても綺麗な栗がたくさん採れていました。地元の旬の食材を給食で使うことができ感謝するとともに、生きた教材として生徒たちに届けることで「食」について考えてもらう1つのきっかけになると嬉しいです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 じゃがいものうま煮 海藻サラダ〉

 お米は世界中で食べられています。外国では幸せを運ぶ穀物として、大切にされています。日本では漢字からもわかるように88の手がかかるといわれ、大切に食べられています。お米の種類は大きく2つに分けられて、粘り気があり短い形のジャポニカ米、あまり粘り気がなく細長い形のインディカ米があります。いつもみなさんが食べているのはジャポニカ米です。高千穂中学校の給食では、高千穂町産のお米を使っています。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 八宝菜 大学芋〉

 今日は、大学芋です。大学芋は昔、東京にある学生の街といわれるとある地域で売り出したところ、大学生が好んでよく食べたためにこの名前が付いたとされている。作り方は簡単で、さつまいもを油で揚げた後に砂糖やみりん、しょうゆで作っタレをからめ、ごまをまぶして完成です。じゃがいもがホクホクしていて、甘くて美味しい大学芋、沢山食べて午後からの授業も頑張りましょう。

今日の給食

〈黒糖パン 牛乳 焼きビーフン ブロッコリーサラダ〉

 ビーフンの歴史はとても長く、紀元前220年頃の中国が始まりだといわれています。来客があった際、米を研いで炊くのでは遅すぎるので、すぐに調理できるビーフンは便利な食材として重宝されたそうです。そんなビーフンが日本で食べられるようになったのは、第二次世界大戦後、東南アジア各国から帰ってきた日本人が、現地で食べたビーフンの味を忘れられず食べ始めたようです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 豚肉とキャベツのピリ辛炒め まめまめサラダ パイン〉

 みなさんの中で、ピーマンは苦いから苦手という人はいませんか?しかし、現在はあまり苦みを感じないピーマンも作られているようです。そして今、ピーマンに限らず、多くの野菜に甘みが求められ、様々な品種改良が行われているようです。ピーマンの苦みが苦手な人も、大人になったらその苦みが美味しいと感じるかもしれません。しかしその頃には苦みのないピーマンが沢山出回っているかもしれないですね。

今日の給食

〈冷や汁 牛乳 いわし生姜煮・小松菜のお浸し〉

 今日は、宮崎県の郷土料理の1つである「冷や汁」です。冷や汁は、農民が暑い夏、麦飯にみそをのせ、それに水をかけて食べたことが始まりだといいます。夏の重労働を行う際、時間や食欲のない時でも充分な栄養補給や体力回復のために、簡単に食べられる生活の知恵ととして伝承されてきた料理です。暑さで食欲が低下している人も冷や汁を食べて栄養補給してください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 肉団子の甘酢あん 野菜のごま和え〉

 給食のご飯には、「麦」が入っています。麦は、食物繊維の多い食品です。食物繊維は、がんの原因になるものや血液をドロドロにしてしまうものなど、体に必要ないものを包み込んで体の外に出してくれる働きがあります。食物繊維は、不足しがちな栄養素の1つです。麦だけではなく、野菜や海藻、きのこにも多く含まれています。色々な食べ物をバランス良く食べるようにしましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 里芋のそぼろ煮 大豆とツナのサラダ〉

 明日、9月10日は十五夜です。お月見は中秋の名月(十五夜)と後の名月(十三夜)に行われます。江戸時代の後期頃から、月見には月見団子を供えるようになりました。それ以前には、十五夜にはいもを、十三夜には豆を供えていたことから、十五夜を「芋名月」、十三夜を「豆名月」ともいいます。月見という日本ならではの行事を大切にして、秋の夜空に浮かぶ美しい月を、ゆっくりした気分で眺めてみてください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 チンジャオロース 夏野菜スープ〉

 今日は夏が旬のズッキーニのお話です。見た目はきゅうりのようですが、ズッキーニはかぼちゃの仲間です。皮が柔らかく皮ごと食べらるのが特徴で、加熱調理だけでなく、うすく切ってサラダにしても美味しい野菜です。栄養面では、βカロテンやビタミンCといった免疫力を高める栄養素が豊富に含まれています。今日は、そんなズッキーニと、同じく夏野菜であるかぼちゃを使った夏野菜スープです。

今日の給食

〈親子丼 牛乳 ごぼうサラダ〉

 ごぼうは、便通改善に役立つ食物繊維、高血圧予防につながるカリウム、骨の形成や筋肉の収縮などに関わるマグネシウムといった様々な栄養素が含まれています。栄養豊富なごぼうを沢山食べてほしいと思い、今日はごぼうサラダにしました。ごぼうだけはなく、とうもろこしやにんじんを加え、彩りよくしました。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 きびなごの黒糖がらめ・ブロッコリー 野菜のみそ汁〉

 砂糖には、上白糖、三温糖、グラニュー糖、黒糖、作り方によっていくつか種類があります。上白糖や三温糖、グラニュー糖は砂糖の中でも加工をされたものですが、黒糖は加工を一切しないので成分がそのまま残り、ビタミン・ミネラルが豊富です。今日は、そんな黒糖としょうゆをきびなごにからめました。

今日の給食

〈ゆかりごはん 牛乳 千草あえ 春雨スープ〉

「千」に「草」と書いて千草といいますが、これは色々な食材を取り入れて作る料理を指すそうです。千草あえの他にも、千草焼き、千草揚げ、千草蒸しなどがあるようです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 麻婆豆腐 棒々鶏〉

 棒々鶏という漢字は読めましたか?この棒々鶏の漢字の由来は、鶏肉を木の棒で叩いたためだと言われています。鶏肉を蒸したり茹でたりすると、水分が抜け固くなり、パサパサした食感になります。その固くなった鶏肉を柔らかくするため、木の棒で叩いて調理したことからこの名前が付いたそうです。

今日の給食

〈ミルクパン 牛乳 なすとひき肉のスパゲティ アセロラジュレ〉

 みなさんは、アセロラを見たことがありますか?アセロラの木は、2~3メートルで緑色の葉っぱを沢山付けており、ピンクやホワイト、パープルなどのかわいい花を咲かせます。アセロラの実は、直径3センチほどでさくらんぼのような形をしています。熟すと濃い紅色になり、りんごに似た香りがするのも特徴です。熟すとすぐに痛み始めるためアセロラの実は、産地でなければなかなか口にすることはできないそうです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 豚キムチ わかめスープ〉

 ごはんは、脳のエネルギーになります。脳のエネルギーは、ブドウ糖です。脳には、ブドウ糖を貯めておくところがないので、血液を通じていつもブドウ糖が運ばれています。しかも、脳はエネルギーをたくさん使うので、朝ごはんをしっかり食べて、栄養を補うことが大切です。しっかり朝ごはんを食べて登校できるといいですね。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 肉じゃが 梅肉あえ〉

 今日は高千穂牛の肉じゃがです。「高千穂牛」とは「宮崎牛」の中でも西臼杵地区で生産された牛のことです。宮崎県で育った牛がすべて「宮崎牛」と名乗れるのではなく、品種の条件や、5つの肉質の厳しい基準を全てクリアした牛しか「宮崎牛」とはいえません。和牛のオリンピックと呼ばれる全国和牛能力共進会においては3大会連続で日本一になっています。宮崎県、高千穂町の自慢できる食材の一つです。今日はこの高千穂牛を県から無償で提供していただきました。感謝し、味わっていただきましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 油淋鶏・枝豆 太平燕〉

 給食のごはんには、「麦」が入っています。麦は、食物繊維の多い食品です。食物繊維は、がんの原因になるものや血液をドロドロにしてしまうものなど、体に必要のないものを包み込んで体の外に出してくれる働きがあります。食物繊維は、不足しがちな栄養素の1つです。麦だけでなく、野菜や海藻、きのこなどにも多く含まれています。色々な食べ物をしっかり食べるようにしましょう。 

2学期最初の給食

〈夏野菜カレー 牛乳 キャベツとブロッコリーのサラダ〉 

 夏休みも終わり、今日から2学期のスタートです。2学期最初の給食は夏野菜を沢山使ったカレーでした。オクラを使用したため少し粘り気がありましたが、とっても美味しいカレーができました。夏休みで、生活リズムが崩れた人もるかと思います。早寝、早起きで朝ご飯をしっかり食べ、生活リズムを整えましょう!

今日の給食

 〈奄美の鶏飯 牛乳 厚揚げの甘辛炒め〉

 「鶏飯」は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理です。昔は鶏が大変貴重なもので、その貴重な鶏を余すことなく使って作ったおもてなし料理でした。このころはまだスープをかける風習はなく、鶏の炊き込みごはん風にして食べていました。昭和に入ってから鶏ガラのスープをかけて食べるアレンジが浸透し、いまではそれが一般的になっています。暑くて食欲のない時に、ごはんがすすむように具とスープをかけて食べるよう、工夫された料理です。給食ではパパイヤの漬物のかわりに山川漬けを使っています。

 今日で1学期の給食も終わりです。暑い中、調理員さん方には沢山頑張ってもらいました。夏休みも早寝早起き朝ごはんで元気に過ごしてください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 鶏肉とゴーヤの揚げ煮 冬瓜スープ〉

 今日は、今が旬のゴーヤを取り入れた料理です。ゴーヤは「にがうり」と呼ばれその名の通り、独特の苦み成分があります。みなさんに、苦手な野菜を聞くと、必ず「ゴーヤ」があがってきます。しかし、このゴーヤの苦み成分は、消化液の分泌を促して、食欲増進に効果があるます。さらに、ゴーヤには体の抵抗力を高めるビタミンCも豊富に含まれています。苦手だなあと思っている人も、栄養たっぷりのゴーヤに是非チャレンジしてくれたら嬉しいです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 かぼちゃのそぼろ煮 わかめの酢の物〉

 今日は、わかめのついてのお話です。わかめが海の中でどのように育つか知っていますか?わかめは、海底に短い根っこを張り、真ん中の茎の左右に葉っぱがついています。日本各地の沿岸で幅広くとれ、春先から新わかめが出回ります。収穫期は春から初夏にかけてがピークで、潮の流れが激しい所のものほど上等とされています。おもに体を作るもとになる無機質を多く含んでいます。

今日の給食

〈高千穂茶飯 牛乳 きいなごのエスカベッシュ なすのみそ汁〉

 今日は、ふるさと高千穂ぬくもりランチです。高千穂町は釜炒り茶が有名ですね。釜炒り茶とは、直火で熱した釜に生の茶葉を入れて炒って、香ばしい香りを作り出します。蒸して作る煎茶に比べて爽やかな風味と香りが特徴です。昔ながらの製法で釜炒り茶を作り続けてくださっている生産者の方々が高千穂町にはたくさんいらっしゃいます。今日はこの高千穂産の釜炒り茶の粉をごはんと一緒に炊いた茶飯です。これまでは、茶の葉からお茶を抽出してそのお茶でご飯を炊いていましたが今回は、茶の粉を使用したためこれまでよりお茶を感じる味になっています。また、高千穂産のお米、きゅうり、玉ねぎ、ピーマン トマト、しいたけ、なす、みそ等たくさんの町内産の食材を提供していただきました。人間の体と人間が暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にある、その土地のものを食べ、生活するのが良いとする昔からの言葉「身土不二」にぴったりな給食となっています。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 回鍋肉 中華風スープ〉

 姿勢よく食べていますか?箸は正しく持てますか?背筋をきちんと伸ばし、正しく箸を使って食事をしている姿はとても素敵です。正しく持てないと、食器から口の中にかき込んだり、こぼしたりと周りの人に不愉快な思いをさせてしまいます。すぐに直そうとするのは難しいので、最初は小さく切ったスポンジ等を使って家でつかむ練習をしてみましょう。正しく美しく箸が使えているがどうか、家族や友達に見てもらいましょう。美しい箸づかいが今のうちにできるようになれば一生の宝物になります。

今日の給食

〈米粉パン 牛乳 冷やし中華 フルーツ杏仁〉

 冷やし中華は、もともと仙台のラーメン屋さんが夏になると熱々のラーメンが売れなくなるので、「夏にも売れる麺」ということで思いついたそうです。今では、日本中の中華料理屋さんにありますよね。給食でも、中華麺や野菜を冷ましてから作ります。さっぱりして食べやすいですね。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 うま煮 春雨の酢の物〉

 春雨は、じゃがいものでんぷんで作った物や緑豆という豆のでんぷんから作られた物があります。今日は、緑豆のでんぷんで作った春雨を使っています。春雨には特に味はありませんが、いろいろな料理の味や調味料がしみこんでおいしくなります。今日は酢の物の中にいれました。ツルツルとした食感とごま油の風味で箸が進みますね。

今日の給食

〈マヨネーズパン 牛乳 ポークビーンズ ごまドレッシングサラダ〉

 今日は大豆のお話です。昔は肉が貴重でなかなか食べられない食品でした。大豆は植物なのに肉のようにたんぱく質が多く含まれているので『畑の肉』と言われていました。今では肉が手軽に手に入り好まれるようになりましたが、肉ばかりでは脂肪のとりすぎになってしまいます。健康のためには大豆や大豆製品を積極的に食べましょう。 

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 魚のみそマヨホイル 鶏ごぼう汁〉

今日は、「さわら」という魚を使っています。「魚」に「春」と書いて「鰆」と書くように、旬は春だといわれています。しかし、冬場のさわらは脂のりが良いという地域もあり、さわらの旬は春と冬となっているようです。魚のみそマヨホイルは、調理員の先生方が一つ一つアルミホイルで包んで作って下さっています。感謝していただきましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 麻婆なす 中華和え〉

 なすは、今の時期から秋にかけておいしい野菜です。今日はそんな旬のなすを麻婆なすにしました。なすは、油との相性が良いので今日の麻婆なすのように油を使って料理をするととても甘く柔らかくなって食べやすくなります。苦手だったけど、麻婆なすでなすが好きになった、という人もいます。ぜひチャレンジしてみましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 なすと厚揚げのみそ炒め ちりめんの酢の物〉

 今日は夏野菜の代表ともいえるなすのお話しです。なすは紫色をしていますがこの紫色はナスニンという色素で老化防止の働きがあります。また、体を冷ますので真夏の暑い時期にはもってこいの食材です。炒めたり、焼いたり、煮たり、揚げたり、など様々な食べ方ができるので、この夏はなすびをたくさん食べて夏バテを吹き飛ばしましょう!!

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 ゴーヤチャンプル 五目スープ〉

 ゴーヤは別名「にがうり」と言われるように、独特の苦みが特徴の夏野菜です。この苦みは胃液の分泌を促して食欲を増進させる働きと抗酸化作用があります。ゴーヤにはビタミンCやカリウム、カルシウム、マグネシウムなどが豊富です。これらの栄養素は肌を傷める日焼けの時期や大量の汗をかく熱い時期に、体を元気に保つために必要な栄養素になります。栄養の面からも、夏にぴったりの野菜のひとつです。今日の給食室の温度は、30℃でした。クーラーを付けていても、火を扱うためなかなか冷えません。そんな中でも、調理員さん方は衛生面に気を配りながら美味しい給食を作って下さっています。毎日美味しい給食をありがとうございます。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 魚のしょうがみそかけ・野菜の昆布和え すまし汁〉

 今日の魚はアジを使っています。一般にアジといえばマアジのことをいいます。他の魚と比べて脂肪分が少なく、高タンパクであるのが特徴です。アジは、日本近海で一年中とれますが、旬は夏です。夏の調理室はとっても暑いです。そんな中、調理員さんが愛情込めてアジを揚げました。そして、おろししょうがとみそを使ったソースをからめて完成です。相性抜群ですよ。

今日の給食

〈ミルクパン 牛乳 ミートソーススパゲティ ハムとコーンのサラダ〉

 今日の給食一口メモは、食品ロスについてのお話でした。みなさんは「食品ロス」という言葉を知っていますか?「食品ロス」とは本来食べられるのに捨てられてしまう食品のことをいいます。日本の「食品ロス」は、1年間で約612万トン、これは東京ドーム5個分に相当します。日本の「食品ロス」の約半分は家庭から出ています。世界では9人に1人が栄養不足にある中、私たちは食べ物を粗末にしていませんか?無駄な買い物はしない、料理を食べきるなどできることから初めてみましょう。

今日の給食

〈ハヤシライス 牛乳 ツナサラダ〉

 今日のハヤシライスには、トマトが使われています。トマトは昔、ヨーロッパでは毒だといわれ観賞用として用いられていたそうです。しかし、イタリアで起きた飢餓をきっかけに人々が食べ始めたようです。ヨーロッパでは、「トマトが赤くなると医者が青くなる」ということわざがあります。それほど、トマトには健康によい成分が含まれています。日本ではサラダなどの生食が多いものの、イタリア風料理の普及に伴い、煮たり焼いたり、加熱して味わい方も広がっています。今日は煮込んでカレーにしました。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 ちくわの磯辺揚げ・昆布和え はちはい汁〉

 給食ではよく、里芋を使います。里芋は、芋類の中でカリウムを最も多く含みます。カリウムは、体の中にあるナトリウムを排出してくれる働きがあります。そのため、高血圧の人や体のむくみが気になる人には大切な栄養素です。また、里芋は縄文時代の主食だったようで、稲より前に日本人の命を支えた食べ物であったようです。そのため里芋は、正月の雑煮やおせち料理、お月見や神事のお供えに使われてます。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 鶏肉のごまみそ煮 小松菜の和え物〉

 鶏肉は、牛肉や豚肉とともにたんぱく質の多い食材です。たんぱく質は、沢山のアミノ酸が結合してできています。肉を食べるとたんぱく質は、まず胃の中で大まかに切断され、さらに十二指腸という腸の一部でアミノ酸になります。そのアミノ酸は小腸から吸収され肝臓に運ばれ、血液中に出されて体の各組織に運ばれます。特に肉に含まれるアミノ酸は、人の体内で作ることのできない必須アミノ酸を十分に持っているのでよいたんぱく質源になります。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 豚肉のしょうが炒め じゃがいものみそ汁〉

 みそは、微生物の働きでできる発酵食品で、中国で作られていたものを元に日本でも500年代末から作られるようになりました。みそは、江戸時代から「毒を消す」や「血のめぐりを良くする」などといわれてきました。当時は、科学的なことは証明されていませんでしたが経験上、そう感じられてきたようです。今日は、じゃがいもを沢山使ってじゃがいものみそ汁にしました。

今日の給食

〈メキシカンライス 牛乳 フレンチサラダ 卵とほうれん草のスープ〉

 みなさんは、メキシコという国を知っていますか?地図で見ると、アメリカの下にある国がメキシコです。メキシコ料理は、唐辛子や香辛料を使ったスパイシーな料理が特徴です。今日は、チリパウダーやカレー粉を使うメキシカンピラフをアレンジした「メキシカンライス」です。ウインナー、玉ねぎ、にんじん、コーン、グリンピースを炒めて、カレー粉などで味付けし、炊き上がったご飯に混ぜました。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 高野豆腐と昆布の炒り煮 ツナとわかめの酢の物〉

 高野豆腐は、生の豆腐を凍らせて低温で熟成させ、水分を抜いて乾燥させたもので、別名「凍り豆腐ともいわれます。お店で売られている高野豆腐は、まだ乾燥しておりスポンジのような状態ですが、これを水で戻すと今のような水分を含んだ状態になります。製造過程で水分が抜けることで栄養成分がギュッと濃縮されていることも特徴の一つです。また、高野豆腐の原料である大豆は「畑の肉」といわれるほど、たんぱく質が豊富です。

ぬくもりランチの日

〈高千穂牛ビビンバ 牛乳 吉野汁〉

 今日は、ふるさと高千穂ぬくもりランチです。ビビンバには高千穂牛が使われています。牛肉は消化吸収のよいたんぱく質が多く、また貧血の予防をする鉄分や、体の調子をよくするビタミンBも沢山入っています。肉そのものはもちろん、脂にも独特の風味とコクがあります。疲れた時には、牛肉を食べて元気を出すというように、古くからスタミナ源とされてきました。他にも今日の給食には高千穂でとれたお米が使われています。ふるさと高千穂の味を楽しんでください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 ひじきの炒り煮 甘酢和え〉

 今日は、お米についてのお話です。お米は世界中で食べられています。外国では幸せを運ぶ穀物として、大切にされています。日本では漢字からもわかるように88の手がかかるといわれ、大切に食べられています。お米の種類は大きく2つに分けられて、粘り気があり短い形のジャポニカ米、あまり粘り気がなく細長い形のインディカ米があります。いつもみなさんが食べているのはジャポニカ米です。

今日の給食

〈麦ごはん・かりかりいりこ 牛乳 かに豆腐 海藻サラダ〉 

 日本の海は海藻の宝庫で、1500種類もの海藻がすむそうです。海藻の生える藻場は魚たちが卵を産み育てるゆりかごになります。そして海藻は水の汚れの一因となる窒素やリンなどを取り込んで栄養にするので海水をきれいにしてくれます。比較的浅いところにおあさ、あおのりといった緑藻類があり、少し深いところに昆布やわかめといった褐藻類が、そしてもっと深いところにてんぐさやあさくさのりといった紅藻類があります。今日はそんな海藻を使って海藻サラダにしました。かりかりいりこは、調理員さんが焦げないよう慎重に炒りあげました。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 魚のチリソース マロニースープ〉

 みなさんは、マロニーと春雨の違いが分かりますか?実はマロニーと春雨の成分はほとんど同じです。しかし原材料が異なります。マロニーの主な原材料がじゃがいものでん粉なのに対して、春雨はもやしの原料である緑豆などを原料にしています。春雨より煮崩れしにくく、味つきが良いのが特徴です。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 筑前煮 ほうれん草とツナのお浸し〉

 筑前煮は、福岡県の郷土料理です。現在は、鶏肉を使いますが、昔は鶏の代わりにスッポンを使っていたことから別名「がめ煮」ともいわれます。豊臣秀吉軍が朝鮮出兵の際に、博多付近の入り江にすむスッポンを野菜と一緒に煮たことが始まりだという説があります。このように給食では、色んな地域の郷土料理を出します。給食を通して他の地域の味を知っていってほしいなと思います。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 きんぴらごぼう さつま汁〉

 かみかみ週間を通して、意識して沢山噛むことができましたか?かみかみ週間は今日で終了しますが、これからも意識して噛む回数を増やしていってほしいと思います。今日のかみかみ食材は、ごぼうとれんこんでした。今日もしっかりとよく噛んで食べましょう。

今日の給食

〈コッペパン 牛乳 ちゃんぽん かみかみ大豆と小魚の揚げ煮〉

 今日のかみごたえのある食べ物は大豆と小魚でした。大豆は体に必要なたんぱく質や脂質を多く含んでいます。大豆は「畑の肉」と言われるほど、良質なたんぱく質を含み、卵や牛乳と同じくらい栄養満点の食材です。「80歳になっても自分の歯を20本以上保とう」という取組を「8020運動」といいます。生涯にわたって自分の歯を残すためにも、かみごたえのある食べ物を食べたり、食後はしっかりと歯磨きをして、いまのうちから歯と口のケアに取り組みましょう。

今日の給食

〈三色ごはん 牛乳 かみかみいかのサラダ もずくのスープ〉

 味は唾液に溶けた味物質が舌にある味蕾を刺激して脳に伝わることで感じます。かむほどに唾液と食べ物がよく混ざるので、よく噛むことはよく味わうことにつながります。今日のかみごたえのある食べ物はいかです。いかに多く含まれてる亜鉛は、重要な栄養素の1つで、亜鉛を原料に作られる酵素が体内に200種類以上もあるほどです。亜鉛は舌にある味蕾細胞の形成に関係しているので、不足すると味がわかりにくくなる味覚障害を起こすことがあります。普段からバランスのよい食生活を心がけることが大切です。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 煮魚・こんにゃく かみかみ根菜汁〉

 みなさん、一口につき何回噛んで食べていますか?よく噛んで食べると、だ液がたくさん出るので、消化吸収がよくなり、食べ物の味もよく分かります。また、噛むことによって脳を刺激し、頭の働きが活発になります。あごや歯を丈夫にする働きもあり、いいことづくしです。おうちの食事でも、しっかりとよく噛んで食べるようにしましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 じゃがいものうま煮 かみかみサラダ〉

 6月4日から10日までは歯と口の健康週間です。みなさんは食事をするときによく噛んで食べていますか。噛む回数が減ると、あごの筋肉が弱くなったり、虫歯が増えたり、歯並びにも影響してくるといわれています。今週は、献立名に「かみかみ」が付いた献立が沢山登場し、食べ応えのある食材を使っています。いつもよりも意識して、よく噛んで食べるようにしましょう。今日はかみごたえのある食品ごぼうを沢山使った、「かみかみサラダ」です。沢山噛んで食べましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 かぼちゃのミートソース煮 豆とチーズのサラダ〉

 今日は、19㎏のかぼちゃを使いました。かぼちゃはかたいので、切るのに苦労します。調理員さん方は、手慣れた手つきでかぼちゃを切り、種をくりぬいていました。今日も愛情こもった美味しい給食になっています。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 いわしの梅煮・ほうれん草のおひたし かみなり汁〉

 いわしは、DHAやEPAなどの必須脂肪酸が豊富に含まれており、血液をさらさらにすることにより生活習慣病の予防にも効果があるといわれています。また、調理の過程で「パチパチ」と雷のような音がすることから名前が付けられた「かみなり汁」には沢山の食材が使われています。

今日の給食

〈親子丼 牛乳 千切り大根のさぱり和え〉

 6月は食育月間です。今月は、食生活を見直し、食について正しい知識を身に付けようとする意識を高める月です。みなさんは、好き嫌いしないで食べていますか。朝ご飯は毎日きちんと食べていますか。また、食事の前に手をきれいに洗うことや、食器を持って食べること、正しく箸を使うことなどはできていますか。今月は、自分の食事や食事のマナーについて、振り返ってみてください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 麻婆豆腐 バンサンスー〉

 みなさんは家の手伝いをしていますか?給食当番のつぎ分け方を見てみると、家で手伝いをしている人は上手に出来ているようです。家で食事が出来てから「ごはんよ!」と呼ばれていくのではなく、台ふきをしたり、お皿やコップを並べたり、ごはんをついだり・・・自分に出来ることはお手伝いしましょう。きっと、給食 の 準備も早くできるようになり、給食の時間が楽しくなりますよ。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 焼き肉 わかめスープ〉

今日は、わかめについてのお話です。わかめは、若い芽に通ずることで古くから若返り、長生きの薬として使われてきました。わかめには、体内の代謝を活発にする働きや精神を安定させて心身を元気にする効果もあると言われています。

ぬくもりランチの日

〈とうきびごはん 牛乳 千切り大根の炒め煮 魚のみそ汁〉

 今日は千切り大根についてのお話です。千切り大根は宮崎県の特産品です。大根を乾燥させたもので、生の大根よりも栄養満点です。千切り大根のように生の食材を天日や風に当てて干したものを乾物といいます。保存がきいて軽く持ち運びにも便利なので、狩猟採取時代からつくられていました。乾物にすると生の食品にはない味わいや歯触りが生まれます。よくかんで食べましょう。今日は高千穂町産のお米ととうきび、干し椎茸を町から提供していただきました。

今日の給食

〈フィッシュバーガー 牛乳 野菜スープ〉

 今日は、コールスローサラダと白身魚のフライをパンに挟んで食べるフィッシュバーガーでした。

今日の給食

〈ポークカレー 牛乳 海藻サラダ〉

 5月も終わりに近づき、急な気温上昇に疲れが出ていませんか?今日のカレーに入っている豚肉にはビタミンB1という栄養素がたくさん入っていて、食べ物がエネルギーに変わるお手伝いをして、疲労回復に役立ちます。豚肉を食べて、疲れを吹き飛ばして、夏を元気に迎えましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 鶏肉と大豆の煮物 昆布の酢の物〉

 今日は、大豆のお話です。昔は肉が貴重でなかなか食べられない食品でした。大豆は植物なのに肉のようにたんぱく質が多く含まれているので『畑の肉』と言われていました。今では肉が手軽に手に入り好まれるようになりましたが、肉ばかりでは脂肪のとりすぎになってしまいます。健康のためには大豆や大豆製品を積極的に食べましょう。

今日の給食

〈チキンライス 牛乳 チーズスープ ツナサラダ〉

 今日のチーズスープの卵はふわふわしていました。ふわふわの秘密をお教えします。溶き卵とパン粉と粉チーズを合わせて混ぜます。それを沸騰したスープの中に流し込めばチーズ風味のふわふわの卵のスープが出来上がります。カルシウムもたっぷりでおいしかったです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 鶏肉とたけのこの炒め煮 中華サラダ〉

 「たけのこ」は春の味覚を代表する食材です。地面に顔を出したたけのこは成長が早く、1日で1メートル以上も伸びることもあります。竹の若い芽の部分を食べるため、「竹の子」と呼ばれるようになりました。食物繊維が多く、おなかの掃除をしてくれる効果が期待できます。ゆでたたけのこを半分に切ってみると、中央のヒダの部分に白い粉のようなものがつくことがあります。これは「チロシン」というアミノ酸の一種で、食べることができます。

 

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 鶏肉と里芋のみそ煮 小松菜のごま和え〉

 正しいはしの使い方はできていますか?箸は上手に使えないと、ご飯粒がお茶碗に残ったり、おかずが上手につかめずにこぼしてしまったりします。そして食べるのにも時間がかかって遅くなってしまいます。正しいおはしの持ち方を知り、コツをつかんで、根気強く練習してみてください。今のうちに正しいおはし使いを身につけておけば一生の宝物になります。

今日の給食

〈チャーハン 牛乳 汁ビーフン ナムル〉

 ビーフンはお米から作られています。ビーフンはお米をすりつぶして米粉を精製し、水を混ぜ合わせ、蒸す・冷やす・乾燥させるといった工程を経て、できあがります。ビーフンの起源は、紀元前220年頃、秦の始皇帝が中国統一を成し遂げたころの中国南部と考えられています。その後、ビーフンは中国南部から台湾へ伝わり、お客様をもてなす時の便利な食材として発達したと言われています。

今日の給食

〈コッペパン 牛乳 肉うどん 磯マヨネーズ和え〉

 今日の給食では、初めて冷凍パンを使用しました。今年度に入って初めてのパン給食だったため生徒も喜んでいました。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 たけのこのうま煮 和風サラダ〉

 たけのこを漢字で書くと、たけかんむりに旬と書きます。旬とは10日の意味です。芽が出て、10日以上経つと固くて食べられなくなることから、この漢字になったといわれています。たけのこは、「朝堀をすぐ食べよ」といわれるほど、鮮度で味の差が大きくなります。今では、たけのこの水煮等の加工品があるため、いつでも食べることができるようになりました。

今日の給食

〈えんどうご飯 牛乳 揚げ魚の香り和え みそけんちん汁〉

 今日は、今が旬のえんどうを使ったえんどうご飯です。ただし、給食では、予算の関係上グリンピースを使用しました。グリンピースは、さやえんどうが少し大きくなり、未熟な状態で収穫したものです。苦手な人も多いえんどうご飯ですが、給食を通して旬の食材を知り、味わって食べて欲しいなと思います。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 高野豆腐の卵とじ じゃこ和え〉

  今日は高野豆腐についてのお話です。高野豆腐は別名「凍り豆腐」と言います。この高野豆腐は、豆腐を凍らせ乾燥させたもので、長く保存することができます。実は冬の寒い時期に、豆腐を外に放置していたことから、作り方が偶然に発見されたものだと言われています。乾燥した状態では、スポンジのように穴があいています。この穴は、高野豆腐を作るときに豆腐の水分が氷になりできるものです。料理をする時は、この穴にだし汁や調味料がしみこんで、おいしく食べることができます。高野豆腐は大豆から作られる食品のひとつです。

今日の給食

〈五目寿司 牛乳 ほうれん草ツナマヨネーズ和え かきたま汁〉

 5月5日の昨日はこどもの日でした。「端午の節句」として昔から、男の子の健やかな成長を祈う日です。こいのぼりや五月人形を飾ったり、邪気を払うといわれるしょうぶを浮かべたお風呂に入ったりして過ごします。柏餅やちまきも欠かせません。こどもの日は一日過ぎてしまいましたが、給食では五目寿司でお祝いします。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 じゃがいものそぼろ煮 ごぼうとツナのサラダ〉

 じゃがいもは、日本では17世紀の初めにインドネシアのジャカルタからやってきました。「ジャカルタから来たいも」がなまって「じゃがたらいも」そして「じゃがいも」と呼ばれるようになりました。丸みがかった形をしていて、中が白く、ほくほくしているものが「だんしゃくいも」で、粉ふきいもやマッシュポテトなどの料理にむいています。細長くうす黄色をしているのが「メークイン」で、ねばりけがあり、煮崩れしにくいので、煮物やシチューなどの料理にむいています。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 さわらの竜田揚げ・添え野菜 みそ汁〉

 今日の竜田揚げの魚は、さわらを使っています。下味をつけて時間をおいて、一つ一つ丁寧にでん粉を付けて、揚げていきました。今日は、天気も良く気温も高かったため、給食室内の温度も上昇していました。そんな暑い中、愛情込めて丁寧に作る調理員さんたちに感謝します。今日も沢山食べて午後からも頑張ってほしいです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 肉じゃが 春キャベツの和風サラダ〉

 今日は、キャベツについてのお話です。約5ミリグラムの種から約4ヶ月で24万倍の1200グラムになります。南北に長い日本では、キャベツの成長に適した15~20℃になる地方で時期をずらして育てられるので、一年中出回ります。春は、暖かい地域の柔らかい春キャベツ、夏は高冷地の高原キャベツ、冬は寒さの中でじっくり育てられた甘みの強い冬キャベツがあります。今の時期は、水分が多く、巻きがゆるやかで葉が柔らかい春キャベツです。今日は、その春キャベツを沢山使って和風サラダにしてみました。

今日の給食

〈たけのこごはん 牛乳 青豆サラダ すまし汁〉

 今日は、たけのこについてのお話です。「たけのこ」は、春の日本料理には欠かせない食材です。竹かんむりに旬という漢字を書きますが、これは芽が出てから10日間のうちが柔らかいたけのこの状態で、それを過ぎると竹になってしまうので、柔らかく食べられる10日間にちなんで、この字になったといわれています。たけのこは、お腹のそうじをし、腸の健康を保ってくれる食物繊維が豊富な野菜です。今日は、鶏肉や油揚げと一緒に炒めて味付けし、炊き上がったご飯に混ぜました。春の風味を楽しんでくださいね。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 さばの生姜煮・小松菜のおひたし 豚汁〉

 みなさんのおうちの豚汁は、何が入っていますか?家庭によっては、さつまいもを使用して甘みを出したり、キムチを入れてチゲ鍋風にするところもあるのではないでしょうか。給食では、里芋やごぼう、もやしなどを使用します。豚汁は、色んな食材を使うことができる万能料理です。友達とおうちの豚汁には何が入っているか話をしてみると面白いかもしれません。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 チンジャオロース 卵スープ〉

 みなさんは、毎日朝ごはんを食べていますか?朝、時間がないからと朝食を抜いて家を出ていませんか?ごはんなど主食を食べると、脳のエネルギー源になるブドウ糖となって朝から勉強に集中できます。小学生を対象とした研究では、朝食を食べる人はそうでない人と比較して、学力が高いことが報告されています。朝食を食べないと、午前中、体は動いても頭はボンヤリ、ということになりがちです。脳と体をしっかり目覚めさせ、元気に一日をスタートさせましょう。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 磯煮 新玉ねぎのフレッシュサラダ〉

 みなさんは、新たまねぎについて詳しく知っていますか?通常の玉ねぎと新たまねぎでは、収穫後から出荷までの処理の方法に違いがあります。通常の玉ねぎは、収穫してから約1ヶ月間、風に当てて乾燥させます。乾燥させると腐りにくく、日持ちします。一方、新たまねぎは収穫後、乾燥させることなく出荷します。そのため、通常の玉ねぎと比べると日持ちしません。新たまねぎは、3月から5月にかけて旬を迎えます。今しか味わえない旬の味を楽しんでください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 厚揚げの中華煮 りっちゃんサラダ〉

「サラダで元気」という物語に出てくる女の子「りっちゃん」はお母さんの病気を治そうとサラダを作ることを思いつきます。たくさんの動物からアドバイスをもらってサラダを作り上げ、お母さんを元気にします。今日の給食はこの物語に出てくる材料を入れて「りっちゃんのサラダ」にしました。以前は小学1年生の国語の教科書に登場していたのですが、今の教科書にはなくなりました。図書室で探してみてください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 鶏肉とじゃがいもの揚げ煮 わかたけ汁〉

 日本の料理は、四季折々で旬の食材を使うため食事を通して季節を感じることのできるすばらしいものです。春先の新わかめと春が旬のたけのこを使ったすまし汁である今日の給食の「わかたけ汁」も今が旬の料理です。学校給食の献立を考える際は、旬の食材を使うようにも気をつけています。給食を通して、旬の食材が何なのか知っていって欲しいです。

今日の給食

〈そぼろごはん 牛乳 千切り大根のオーロラサラダ はちはい汁〉

 今日の給食一口メモは、はちはい汁についてです。はちはい汁は、延岡の郷土料理です。かつては、お祝い事や法事の際に作られていたそうで、「八杯おかわりするほどおいしい」や「だしに使う分量が八杯である」などはちはい汁の由来には諸説あるようです。みなさんが住むここ高千穂にも昔から受け継がれている郷土料理がありますね。いつかみなさんが大きくなって県外に出た時、地元高千穂、そして宮崎の味を広めていってください。そして次の世代にも伝えていってください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 おからサラダ 手作り肉団子のスープ〉

  今日の給食一口メモは、おからについてのお話です。大豆をゆでてすり潰した絞り汁を「豆乳」、その豆乳ににがりを加えて固めたものを「豆腐」、そして絞った後に残るものが「おから」です。おからは、たんぱく質や食物繊維、マグネシウムやカルシウムなど様々な栄養素がバランス良く含まれています。おからの食物繊維は、セルロースという水に溶けにくいもので便秘の解消に効果的であり、大腸がんの予防にもつながります。今日は、おからをマヨネーズで和えて食べやすくしてみました。栄養満点のおからを沢山食べてください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 回鍋肉 ワンタンスープ〉

 今日の給食一口メモは、回鍋肉についてのお話です。「回鍋肉」は、中華料理の一つで、漢字で書くと、回るという漢字に、鍋、肉と書きます。一度調理した料理をもう一度鍋に戻して調理するという意味です。肉を一度下ゆでしておいてから鍋に入れることからこう呼ばれるようになったそうです。中国の四川というところから広まっていって、日本でもよく作られています。簡単に調理するために、肉を下ゆでせず、炒める作り方が多くなってきているようです。今日の給食でも、炒める方法で作っています。砂糖、しょうゆ、オイスターソースで味付けしています。

今日の給食

〈ハヤシライス 牛乳 れんこんサラダ〉

 今日の給食一口メモは、給食ではよく使われる「しょうゆ」についてのお話です。しょうゆは、魚や肉の生臭みをとる作用や殺菌効果などがあり和食にはかかせない調味料でもあります。「しょうゆ」という言葉が生まれたのは室町時代といわれていますが、広く使われるようになったのは、第一次世界大戦後です。しょうゆは、中国から伝わりましたが、日本の気候や風土の中で、色、味、香りが調和した調味料となり、今や100か国以上で販売されているようです。今日の給食では、れんこんサラダにしょうゆを使用しています。

今日の給食

〈麦ごはん 揚げ魚のたこ焼きソース煮 ごま和え かきたま汁〉

 今日は、「しいら」という宮崎県産の魚を油で揚げ、ソースでからめてかつお節と青のりをまぶした料理です。青のりには、カリウムやカルシウム、鉄分などのミネラルが含まれています。カリウムは血圧を下げる作用、カルシウムは骨や歯を作り、鉄分は血液を作る働きがあります。青のりは、風味をよくするだけでなく、栄養補給にも優れた食品です。

新年度スタート

今日から新年度がスタートしました。昨年度に引き続き、前を向いて木食での給食時間となります。いつかまた、みんなで机をくっつけて楽しく食べる時が来ることを願ってコロナウイルス感染対策ををしっかり行っていきましょう。今日は、キムチを使っています。キムチには、乳酸菌が含まれており体に良い働きをする腸内の善玉菌を増やしてくれます。腸の善玉菌が増えることで、腸の環境改善へと繋がります。沢山のごまを使って豚キムチ担々麺にしてみました。沢山食べて欲しいです。

今日の給食

〈チャーハン 牛乳 ナムル わかめスープ ヨーグルト〉

 今年度最後の給食です。この一年はどんな年でしたか?給食の時間は「黙食」といわれて、黙って前を向いて食べました。本来ならみんなで向かい合って楽しく食べたいものですが、我慢しました。給食以外でも自分や友達の健康を守るためにいろいろな我慢や努力をしてきました。でも、悪いことだけでなく、黙って食べることで、よく味わって食べることができたり、食べるのがはやくなったり、新しい発見もあったかもしれません。我慢することの大切さも知ってのではないかと思います。まだこれからもしばらく続くと思いますが、自分の体を大切にして、自分で自分の健康のことを考えて行動できる人になってほしいです。来年度の給食も楽しみにしていてください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 魚のしょうがみそかけ・ごま酢キャベツ のっぺい汁〉

 今日の「魚のしょうがみそかけ」の魚はシイラです。さて、今日はしょうがについてのお話です。しょうが独特の辛味と香りは、ジンゲロールやショウガオールによるものです。これらの成分は、食材の生臭みを消す消臭作用や抗菌・殺菌作用があります。また、血液の流れを良くして、体を温める効果もあります。そのため、今の寒さがまだ残る時期にはぴったりの食材です。今日はしょうがをきざんで、みそやみりん、酒の調味料と一緒に入れてつくったみそだれを、揚げたシイラにかけています。しょうがの風味がして、おいしい一品でした。

今日の給食

〈赤飯 牛乳 唐揚げ・レモン和え すまし汁 お祝いデザート〉

 今日は中学3年生にとって、最後の給食でした。春は卒業や入学、進級など、多くの人が節目を迎える季節です。そのようなお祝いの時に欠かせない食べ物は「赤飯」です。赤飯は、もち米に小豆の煮汁で赤い色をつけて蒸して作ります。昔から、赤い色には邪気を取り除く力があるとされていて、お米自体が赤い「赤米」を神様にお供えする習慣があったことから、赤飯が作られるようになったと言われています。今日は高千穂町産のお米ともち米、干し椎茸を町から提供していただきました。卒業を迎える3年生、もうすぐ進級を迎える1,2年生をお祝いする献立です。

今日の給食

〈減量わかめごはん 牛乳 神楽うどん 大根とツナのサラダ〉

 高千穂町では、毎年11月中旬から2月にかけて各々の集落で氏神様を里の神楽宿にお招きし、夜を徹して33番の神楽を神とともに舞い踊り、農作物を収穫できた感謝と次の年の豊穣を祈願します。神楽うどんは、高千穂の夜神楽のときに各家庭や神楽宿で出されるもので、高千穂町の郷土料理のひとつです。給食でみなさんに郷土料理を食べてもらうことで、高千穂の郷土料理が、いつまでも受け継がれていくことを願っています。2月にリクエスト献立のアンケートをとった際、神楽うどんと書いた人も多かったので今回メニューに入れました。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 にらたまチャンプル 豚汁〉

 みなさんお馴染みの「ゴーヤチャンプル」ですが、今日はにらを使って「にらたまチャンプル」としました。にらは、βカロテンやビタミンC、ビタミンEなどを含んでおり、昔から病に効く野菜として食べられてきました。にらに含まれている刺激のある香りの成分である硫化アリルは、ビタミンB1と結合するとその吸収を助け、疲労回復効果を継続させる働きがあります。また、肉の臭みを消すといった作用もあるそうです。今日は、ビタミンB1を多く含むロースハムも使用してにらたまチャンプルとしました。沢山食べて溜まった疲れがとれると良いですね。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 じゃがいものそぼろ煮 春雨サラダ〉

 今日は麦ごはんのお話です。昔、戦争をしていた頃、軍隊を強くしようとして兵士たちに白ご飯をお腹いっぱい食べさせていました。しかし戦う前に病気で亡くなる人がたくさんいたそうです。亡くなった原因は「脚気」という病気でした。脚気という病気は、ビタミンB1が足りなくなる病気です。脚気になると筋肉の力が弱くなり、心臓がはれるなどして、ひどいときは亡くなってしまいます。この病気からみんなを救ったのが、海軍のお医者さんで宮崎県出身の高木兼寛さんです。脚気になるのは栄養のバランスに偏りがあるからだとし、兵士たちにビタミンB1の多い麦をご飯に混ぜて食べさせました。するとみるみるうちによくなり、脚気で亡くなる人はいなくなりました。大切な働きをするビタミンB1たっぷりの麦ごはんです。今日も残さず食べてくれると嬉しいです。

今日の給食

麦ごはん 牛乳 魚のみそマヨホイル 根菜ごま汁

〈麦ごはん 牛乳 魚のみそマヨホイル 根菜ごま汁〉

 今日の魚は、スケソウダラを使用しています。スケソウダラとは、タラの一種で日本近海に生息するタラの種類には「マダラ」「スケソウダラ」「コマイ」があります。一般的にタラといえばマダラを指しますが、スケソウダラは鮮度が劣化しやすいため、多くはかまぼこやちくわなどの練り製品に使用されています。今日は、みなさんが大好きなホイル焼きにしました。

 

今日の給食

〈揚げパン 牛乳 ミネストローネ フルーツヨーグルト〉

 今日は2回目のリクエスト献立でした。リクエスト数が1番多かった揚げパンです。しかし、今日の揚げパンはひと味違います。見た目が真っ黒なのでびっくりした人もるかもしれませんね。いつもは、揚げたパンにきな粉とアーモンド粉をまぶしますが、今回はミルメークの粉とココアパウダーをまぶしました。揚げパンは作るのもたべるのも大変ですが、昔から続く給食メニューの1つでとっても美味しいですよね。3年生は卒業したら食べる機会が減るかもしれません。今年度最後の揚げパンを味わって食べて欲しいです。

今日の給食

〈ナン 牛乳 チキンカレー れんこんのサラダ〉
 今日はリクエスト献立です。カレーのリクエスト数は、3番目に多かったです。今年度、最初で最後のナンと一緒に味わって食べてください。また、よくかんで食べると、だ液が出やすくなります。だ液には食べ物の消化を助けるだけでなく、口の中の細菌が増えるのを防ぐ働きもあり、虫歯予防にも効果があります。その他食中毒予防やがん予防まで効果があるとも言われています。しっかり噛んで食べるようにしましょう。

受験応援給食

〈麦ごはん 牛乳 手作りトン勝つ・添え野菜 豆腐のすまし汁〉
 3月8、9日は中学生の県立高校一般入試です。今日は、県立高校入試の応援献立です。「受験にとんとん拍子に勝つ!!!」という応援の意味を込めて調理員さんが手作りしてくださいました。豚肉には、ビタミンB1が多く含まれており、エネルギーを作り出す際に必要な栄養素です。豚肉のビタミンBは、牛肉の10倍ほどあると言われています。トン勝つを食べて元気を出し、入試に備えてくだい。

2学期最後の給食


〈チキンライス 牛乳 クリスマスサラダ ポテトスープ〉 
 12月23日は、2学期最後給食でした。3種類のデザートの中から各々食べたいデザートを選んでもらいました。クリスマスサラダは、クリスマスカラーと言われる赤・白・緑色の野菜を使って作りました。星型のチーズに生徒が喜んでくれて嬉しかったです。

今日の給食


〈減量わかめごはん 牛乳 地頭鶏神楽うどん 大根とツナのサラダ〉
 高千穂町では、毎年11月中旬から2月にかけて各々の集落で氏神様を里の神楽宿にお招きし、夜を徹して33番の神楽を神とともに舞い踊り、農作物を収穫できた感謝と次の年の豊穣を祈願します。神楽うどんは、高千穂の夜神楽のときに各家庭や神楽宿で出されるもので、高千穂町の郷土料理のひとつです。給食でみなさんに郷土料理を食べてもらうことで、高千穂の郷土料理が、いつまでも受け継がれていくことを願っています。今日の神楽うどんには、宮崎の地頭鶏ブランド、宮崎地頭鶏を使っています。

今日の給食


〈麦ごはん 牛乳 とんこつ煮 まめまめサラダ〉
 豆嫌いの人はいませんか?給食ではよく、豆を使用しますがそれには理由があります。豆類には、人間の体を作り・動かし・整える栄養素が含まれています。中でも大豆は、「畑の肉」と言われるように肉類に匹敵するほどのたんぱく源です。私たち栄養教諭は、みなさんが元気に大きく成長できるような給食メニューを考えています。嫌いな食べ物がある人は、学校給食を通して少しずつでいいので食べられるようになっていってくださいね。

今日の給食


〈他人丼 牛乳 ごま和え〉
 どうして他人丼という名前がついるか知っていますか?良く聞く「親子丼」は、にわとりの卵と鶏肉の組み合わせなので「親子」になります。今日の他人丼は、にわとりの卵と豚肉の組み合わせで作られています。だから、親子ではなく「他人丼」という名前が付けられたというわけです。豚肉は、鶏肉に比べて力のもとになるエネルギーや、疲労回復効果のあるビタミンB1が豊富に含まれています。