2022年7月の記事一覧

今日の給食

 〈奄美の鶏飯 牛乳 厚揚げの甘辛炒め〉

 「鶏飯」は、ほぐした鶏肉、干ししいたけ、錦糸卵、パパイヤの味噌漬け、みかんの皮などを、白いごはんの上にのせ、鶏ガラのスープをかけて食べる、奄美地域を代表する郷土料理です。昔は鶏が大変貴重なもので、その貴重な鶏を余すことなく使って作ったおもてなし料理でした。このころはまだスープをかける風習はなく、鶏の炊き込みごはん風にして食べていました。昭和に入ってから鶏ガラのスープをかけて食べるアレンジが浸透し、いまではそれが一般的になっています。暑くて食欲のない時に、ごはんがすすむように具とスープをかけて食べるよう、工夫された料理です。給食ではパパイヤの漬物のかわりに山川漬けを使っています。

 今日で1学期の給食も終わりです。暑い中、調理員さん方には沢山頑張ってもらいました。夏休みも早寝早起き朝ごはんで元気に過ごしてください。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 鶏肉とゴーヤの揚げ煮 冬瓜スープ〉

 今日は、今が旬のゴーヤを取り入れた料理です。ゴーヤは「にがうり」と呼ばれその名の通り、独特の苦み成分があります。みなさんに、苦手な野菜を聞くと、必ず「ゴーヤ」があがってきます。しかし、このゴーヤの苦み成分は、消化液の分泌を促して、食欲増進に効果があるます。さらに、ゴーヤには体の抵抗力を高めるビタミンCも豊富に含まれています。苦手だなあと思っている人も、栄養たっぷりのゴーヤに是非チャレンジしてくれたら嬉しいです。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 かぼちゃのそぼろ煮 わかめの酢の物〉

 今日は、わかめのついてのお話です。わかめが海の中でどのように育つか知っていますか?わかめは、海底に短い根っこを張り、真ん中の茎の左右に葉っぱがついています。日本各地の沿岸で幅広くとれ、春先から新わかめが出回ります。収穫期は春から初夏にかけてがピークで、潮の流れが激しい所のものほど上等とされています。おもに体を作るもとになる無機質を多く含んでいます。

今日の給食

〈高千穂茶飯 牛乳 きいなごのエスカベッシュ なすのみそ汁〉

 今日は、ふるさと高千穂ぬくもりランチです。高千穂町は釜炒り茶が有名ですね。釜炒り茶とは、直火で熱した釜に生の茶葉を入れて炒って、香ばしい香りを作り出します。蒸して作る煎茶に比べて爽やかな風味と香りが特徴です。昔ながらの製法で釜炒り茶を作り続けてくださっている生産者の方々が高千穂町にはたくさんいらっしゃいます。今日はこの高千穂産の釜炒り茶の粉をごはんと一緒に炊いた茶飯です。これまでは、茶の葉からお茶を抽出してそのお茶でご飯を炊いていましたが今回は、茶の粉を使用したためこれまでよりお茶を感じる味になっています。また、高千穂産のお米、きゅうり、玉ねぎ、ピーマン トマト、しいたけ、なす、みそ等たくさんの町内産の食材を提供していただきました。人間の体と人間が暮らす土地は一体で、切っても切れない関係にある、その土地のものを食べ、生活するのが良いとする昔からの言葉「身土不二」にぴったりな給食となっています。

今日の給食

〈麦ごはん 牛乳 回鍋肉 中華風スープ〉

 姿勢よく食べていますか?箸は正しく持てますか?背筋をきちんと伸ばし、正しく箸を使って食事をしている姿はとても素敵です。正しく持てないと、食器から口の中にかき込んだり、こぼしたりと周りの人に不愉快な思いをさせてしまいます。すぐに直そうとするのは難しいので、最初は小さく切ったスポンジ等を使って家でつかむ練習をしてみましょう。正しく美しく箸が使えているがどうか、家族や友達に見てもらいましょう。美しい箸づかいが今のうちにできるようになれば一生の宝物になります。