上野小・中学校のようす

2025年7月の記事一覧

プール納めを行いました!

 7月17日にプール納めを行いました。

 約一ヶ月の水泳授業が終了し、無事にプール納めを行うことができました。最後の水泳授業では、これから暑くなり、川や海、プールに行くなど水辺の活動も増えていくことから、命を守る活動ということでライフジャケット着用の練習もしました。児童の命を守るライフジャケットは今年度、青少年健全育成協議会の予算で購入しました。多くの児童が初めてライフジャケットを着用するため、興味津々の様子でした。

 1、2年生は5、6年生に手伝ってもらいながら、その他の学年は職員から説明を受けながら着用していきました。緩くならないようにひも を引っ張ったり、体から抜けてしまわないように股下にひもを通したりと初めての着用に苦戦していました。

 

 着用後、職員から命を守るための動きについて説明がありました。ライフジャケットの着用により、「呼吸が確保されるため慌てずに浮かぶんで体力の消耗を避けること」、「叫んで助けを求めるより付属の笛を吹いて助けを求めること」などの説明をしました。いざという時のために着用した状態でプールに入って浮かぶ練習などをしました。

 夏休みに入って大人と一緒に水辺に行くことも増えると思います。水辺での活動は楽しいですが命の危険もありますので、命を守って楽しく活動できることを願います。

6年生春の遠足!。

 6月6日に6年生6名が春の遠足で高千穂神社と高千穂峡へ行ってきました。今回の遠足の目的は「高千穂の魅力を調べる」です。どのような魅力を発見するのでしょうか。

 

 担任は5年生の宿泊学習引率で不在だったため、副担任と教頭先生が6年生を引率しました。

 遠足は高千穂町ふれあいバスで移動しました。子ども達の多くは初めて公共交通機関のバスに乗り緊張した様子で、同乗していた地域の方々から暖かい目で見守られていました。

 高千穂神社に到着すると、宮司さんが出迎えてくださいました。神社での手水の作法や狛犬や夫婦杉について分かりやすく紹介していただきました。また普段見られない高千穂神社の内部まで案内してくださいました。子ども達は熱心にメモを取りながら、普段見ることのできない場所に入ることができたと大いに盛り上がっていました。

 教科書でも登場する「源頼朝」が奉納した鉄製の狛犬を見た際にはさらに盛り上がり、御利益をいただこうとみんなで手をかざす姿が見られました。

【御利益をいただこうとしている児童の様子】

 その後宮司さん達にお礼を伝え、高千穂峡へ歩いて向かいました。到着後は休憩も兼ねて高千穂淡水魚水族館を見学しました。普段は中々目にすることのない水生生物を見てきれい、こわいなどいろいろな感想を口にしていました。アカメの捕食の様子を見学させていただき、アカメが一瞬で小魚を捕食する様子に「おー...。」と感嘆の声を上げていました。

【アカメの捕食見学の様子】

 高千穂淡水魚水族館見学後は広場で昼食をとり、高千穂峡を見学しました。見学をしながら観光に来られた方々にインタビューをして回り、「高千穂の魅力」を調べていきました。授業中に練習した成果もあり、様々な方にインタビューをすることができ、インタビューを受けた方からは「インタビューされてよかった。よい思い出になった。」と嬉しい言葉をいただける場面もありました。

 

【帰りにOS1を飲み熱中症を予防している様子】

 無事にけがもなくバスで帰宅をすることができました。天気にも恵まれ、授業の成果を活かしインタビューもできよい遠足となりました。

 インタビューの結果から子ども達は高千穂の魅力について次のように分析していました。

「神話が有名。」「高千穂牛が美味しい。」「デートにぴったり。」

 3学期には一年間で学んだ高千穂の魅力を発信していきます。今日の遠足で得た経験を活かしてほしいと思っています。

沖縄やエイサーについて学びました!

 8月9日に姉妹都市である沖縄の豊見城市の方とエイサー交流をします。

 そのための理解を深めようと7月15日に、興梠順彦先生と正念寺の住職である吉村順正さんを講師としてお招きし、沖縄やエイサーについて講話をしていただきました。

まずは沖縄の歴史について順彦先生に講話をしていただきました。6年生は1年生の頃に順彦先生に教わっており、「こういう話覚えてる?」「ちょっとだけ、、、。」と和やかな雰囲気で話をすることができました。沖縄が琉球王国だった時代から本当に様々な経緯を経て今の沖縄県になっていった歴史を知りました。

 

その後は正念寺の順正さんからエイサー交流がはじまった歴史を聞きました。太平洋戦争で沖縄が戦地になってしまう前に、沖縄の児童が高千穂に疎開してきたこと、疎開先で様々な苦労をしたことを知りました。子ども達は、エイサーは先祖を供養するためのものと知ってエイサーへの理解が深まりました。

子ども達はこれまで好きだから、楽しいからでエイサーを踊っている児童が多かったです。今回の講話を聞いて歴史や沖縄の考えに思いを巡らせたことでしょう。8月9日は豊見城市ジュニアリーダーの方々とエイサーを練習し、その夜ふれあい夜市で演舞をする予定です。子ども達は「過去一輝いているエイサーを披露します!」とやる気満々ですのでご都合がつかれましたらぜひ見に来られてください!

薬物乱用防止教室を行いました。

7月7日に5,6年生を対象に講師を招いて「薬物乱用防止教室」を行いました。

身の回りには危険な薬物が多くあることを話してくださり、延岡でも検挙された人がいると話があると身近な問題だと知ることができました。薬物の種類によって「チョコ」「グミ」などもらう人が知らずに受け取ってしまうような名称にカモフラージュされていることを教えていただきました。薬物は子どもの身体を蝕むこと、薬には強い依存性があり、乱用のきっかけは知人の紹介が多いことなどを知りました。子ども達の感想には、「知っている人からすすめられても絶対に断る。」「警察に知らせる。」などの記述があり、危機意識が高まった様子でした。

ふれあい教室

7月10日(木)に「ふれあい教室」が行われました。

ふれあい教室では、子どもたちと地域の方々が一緒に、子どもたちが考えた催しを楽しむ活動で、19名の地域の皆様にご参加いただきました。

 

ふれあい教室 第1部の始まりです。

第1部では、児童の開式のことば、校長先生のお話と児童代表作文発表、そして、「ありがとうのうた」の合唱がありました。

日頃の感謝の気持ちを込めて、元気に歌うことができた子どもたちでした。

いよいよ、第2部の始まりです。

1年生の教室では、「スイカざり」を作りました。

地域の方に教えていただきながら、みんな上手に作ることができました。

2年生の教室では、「わなげ」をしました。

まずは、記念撮影・・・

わなげでは、「100点ねらうぞ~」という声や、「おしい、おしい」という声が聞こえ、熱中して遊ぶ様子が見られました。

 

3年生の教室では、「紙飛行機」を飛ばしました。

1位には、メダルがもらえるとあって、みんな考えながら飛ばしていました。

4年生の教室では、「ゴロゴロストン」というゲームが行われました。

途中で、ゆっくりお話をする時間もありました。

5・6年生の教室では、「宝探し」が行われました。

暗い部屋で宝物を探していくので、みんなドキドキしながら探していました。

最後に、またみんなで集まって終わりの会を行いました。

集合写真も撮ることができました。

地域の皆様方のおかげで子どもたちは、楽しい時間を過ごすことができました。

ありがとうございました。

 

上野川で釣り体験(3・4年生)

7月9日、3・4年生児童が上野川で釣りに挑戦しました。

ライフジャケットをつけ、いざ上野川に出発です。川原に到着すると高千穂漁協上野支部の方や保護者の方が待っていてくれました。この日のためにニジマスを100匹以上も放流してくれ、釣り竿やエサも用意してあるなど準備万端。早速釣り方をらって釣りはじめました。

約半数は釣りが初体験。隣の竿の釣り糸とからまってしまったり、魚がエサに食いつく前に竿をあげたりするのでなかなかつれません。そんな子ども達に「釣りは我慢だよ」「今ひいて!」と大人達。次第に「釣れた!」という歓声が上がりはじめます。

 

3年生は今年の6月に水質調査をしているので、水生生物も知っています。「この前、調査の時にエサになる生き物を教えてもらったよ」と思い出した子がいて、エサ探しも始まりました。

 

いろんなエサを試しつつ、みんなで釣りを楽しんで、1人3匹ずつ持ち帰ることができました。

子ども達は「釣った魚を初めて触ったら、プニュプニュしていた」「えらをさわったら血が出てびっくりした」「コツが分かった。今度は自分一人の力で釣りたい」と満足そうな表情でした。

昔は、上野川で釣り大会もあっていたと聞きました。釣りを通して、改めて上野川の美しさや釣りの楽しさを知った子ども達。これから総合の時間に上野川の学習を進めていく上で、「上野川のことをもっと知りたい」「ずっと守らなければならない」と意識が高まったようです。最高の川釣り体験をさせてくださった漁協のみなさん、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

上野★語り場~運動会をもりあげよ!~

 7月3日に、「今年度の運動会をどう盛り上げていくか。」をテーマに4~6年生と保護者、地域の方々による「語り場」が行われました。、それぞれの経験や立場から自由なアイデアが出される和やかで楽しい時間となりました。

 

まず、児童会の委員長と副委員長が「語り場」をどう実施するか説明し、5年生が例を示しました。

 その後、各グループで自己紹介をし、付箋に運動会を盛り上げるためのアイデアを書いて貼っていきました。

子ども達も大人も、自分たちが経験したことや、こんなことをしてみたいと考えをふくらませて、たくさんのアイデアを出しており、活発な活動の様子が見られました。

この日は何をするか決定する場ではなく、自由なアイデアを出す日でしたので、親子でアイデアを出し合い、微笑ましく楽しそうな姿も多かったです。

「かき氷の味を当てる競争」「ラップ(牛のえさ)転がし競争」「仮装ダンス」などの自由なアイデアや「騎馬戦」「フォークダンス」「飴食い競争」など全国の運動会で実施されているものなど様々なアイデアが飛び交いました。

※ 付箋が足らず、例外もありますが、青の付箋が子ども、赤の付箋が大人の意見です。

最後に参加者で集合写真を撮りました。今日出た意見は5,6年生を中心に再検討し、子どもの力で実施できるもの、大人や地域の力を借りれば実施できるものと分けていきます。どのアイデアが実現するか分かりませんが、今年度の運動会も盛り上がることを願っています。参加者の皆様ありがとうございました。