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SSHブログ【普通科&サイエンス科】
サイエンス科のオープンスクール
2日間とも、午後にサイエンス科の説明を行いました。
暑い中、たくさんの中学生と保護者が参加してくださいました。
実験教室です。ブロッコリーからDNAを抽出しました。
高校3年生が自分達の研究をポスターで発表しました。
中学生も保護者も一生懸命聞いていました。
座談会です。中学生の悩みや不安、保護者の質問に高校生が自分の経験を交えて答えました。盛り上がっていました。
参加して下さった中学生や保護者のみなさん、どうもありがとうございました。これから進路について考えいく際の選択肢に「北高サイエンス科」が入ってくれるとうれしいです。
なお、今回も、受付や駐車場などを含めて、多くのサイエンス科生が担当してくれました。お疲れ様でした。
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サイエンス科1年生へ
7月10日の海洋実習事後学習で採取した
プランクトンの画像をこちらに用意しました。
第2回わくわくサイエンス教室
実験教室の内容もサイエンス科の生徒がイチから企画しました。
参加者の力作が揃いました!
ここから落とします!
UMK「のびよ!みやざきっ子」をお見逃し無く!!
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サイエンス科講演会
村上先生、お忙しい中ありがとうございました!
屋久島研修の記録(最終日)
ポスターは全部で6班分あります。
発表者を交代しながら6セット行うことにより全員がポスターの説明を行います。
審査団は引率教員と、県総合博物館の先生、現地のインストラクターの方々です。
その分、審査員や生徒からも質問がバンバン飛んできます!
とにかく、とても大変だった今回の研修。
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屋久島研修の記録(2日目)
2年サイエンス科の屋久島研修2日目の記録です。
朝は検温から始まります…。
8:30から早速バスに乗って移動開始です!
今日は丸ごとフィールドワーク!
ハードな1日がスタートします。
宿泊している屋久島環境文化センターは島の東側にあります。
まずはバスでぐるっと西側へ。
やってきたのは大川の滝(おおこのたき)です!
堆積岩が変成したホルンフェルスが多く見られ
その中に花崗岩の岩脈が見られます。
生徒が散らばり、各々が注目したポイントの写真を撮ったり観察したり…。
次に、仲間(なかま)という集落にあるガジュマルを見に来ました。
"歩行樹"ともいわれる珍しい樹木です。
宮崎県の野島神社には立派なアコウの木があります。
その時の観察記録と比較して考察を深めました。
こちらは千尋の滝(せんぴろのたき)です。
背景に見える山は、一つの大きな花崗岩です。
これが削られて滝になったとか…。
生徒たちはインストラクターさんや
同行してくださった宮崎県立総合博物館の先生の解説を聞きながら
(この解説も、肝心の『課題の答え』は教えてくれない!)
与えられた課題解決のために、写真を撮ったりメモを取ったりしていました。
これで午前は終了。
午後は、いよいよ屋久杉が自生する標高1,000m地点のヤクスギランドに向かいます。
こちらがヤクスギランドです!
今回は50分の散策コースを進みました。
6~7人のグループに分かれて、それぞれにイストラクターさんが付いてくださいました。
写真は、珍しいコケや針葉樹を探す一同です。
これは屋久島の特徴的な光景!
「切株更新」と呼ばれるものです。
江戸時代に切られた屋久杉の切り株から、新しい樹木が生えています。
こちらは『仏陀杉』と名付けられた屋久杉です。
推定樹齢1,800年とか。
ところで、屋久島の杉なら何でも屋久杉という訳ではなく…
・人工林の杉→地杉
・樹齢1,000年未満の杉→小杉
・標高1,000年以上で、標高500m以上に自生している杉→屋久杉
と呼ぶようです。
ヤクスギランドから下山する途中に7,300年前に堆積した「幸屋火砕流」の地層を発見。
さて、17:30に屋久島環境文化センターに帰ってきました。
1時間ほどの夕食の後、交代で入浴しながら残りのメンバーは
ポスター作りです。
2日間集めたデータを総合して、屋久島の謎に迫るポスターを作ります。
いよいよ明日はポスターセッション!
この日も夜遅くまで作業して、ようやくポスターが出来てきたようです…?
~3日目に続く~
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屋久島研修の記録(1日目)
4月27日(火)~29日(木)
2年サイエンス科のフィールドワーク「屋久島研修」を行いました。
今回から3回に分けて屋久島研修の様子をお伝えします!
※本来ならば昨年10月に行く予定でしたが、コロナ禍により延期されていました。
サイエンス科は宮崎県総合博物館と連携し、これまでに宮崎県の地質・植生を学んできました。
その知識を生かしながら、屋久島の豊富な森林植生と特徴的な地質を学んでいきます。
そして今回の屋久島研修はただの"研修旅行"ではありません。
いわば"探究活動強化合宿"といっても過言ではないでしょう。
こちらの高速船「トッピー」で、鹿児島港~屋久島は安房港へ向かいます。
研修に使用する大量の荷物を協力して運び込みます。
屋久島に到着しました!
まずは3日間お世話になる屋久島環境文化センターに集合。
今回の研修の目的を再確認します。
いよいよ研修の課題が発表されました。
主に『植生』と『地質』に関する課題です。
以降は自分たちで情報収集をしながら、最終日にポスターにまとめます。
そう…屋久島の成り立ちや植生をそのまま教えてもらえる旅行ではないのです!!
さらに各班には本校オリジナルの屋久島研修ハンドブックと、フィールドワーク7つ道具、そしてカメラが渡されます。
いよいよ屋久島研修が始まります!
各班、屋久島の謎を解明できるのでしょうか!?
(ちなみに、どのような課題が出たのかは次年度の事もあるためナイショにさせていただきます。ご了承ください…。)
まずは田代海岸を訪れました。
特徴的な赤色頁岩(せきしょくけつがん)に枕状溶岩。
どうやってこの地形が作られたのか、考えなければなりません。
ところで、屋久島は「月に35日雨が降る」と言われるほど降水量が多く、ここでは大雨に遭遇してしまいました。
続いては春田浜にやってきました。
特徴的な隆起サンゴ礁海岸。この地形はどうやって…?
こちらでは雨はピタッと止み、青空も見えています。
屋久島の天気は変わりやすいのです。
一日目の研修が終わり、屋久島環境文化センターに帰ってきました。
開講式の様子です。2泊3日の集団生活。ルールが示されます。
食事は屋久島の食材を使ったおいしい料理です。
研修の活力になります!もちろん黙食です…。
さて、普通ならここで入浴して自由時間…ですが、これは研修。
夕食後はディスカッションです。
本日調査したことを整理し、ポスター作りに入ります。
ハンドブックの内容や、インストラクターさんの話、宮崎で学んだこと…
これらを総合して、課題の答えを導いていきます。
夜10時過ぎまで活発な議論は続き、明日の研修へと続きます…。
~2日目へ続く~
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クリタ活動賞の助成金に採択されました
3月23日(火)に素晴らしい連絡がありました。
2年サイエンス科の太陽光を研究しているチームが
公益財団法人環境科学会 2020年度高校活動奨励賞(クリタ活動賞)を受賞し研究助成金(15万円)に採択されました。
このチームの研究タイトルは
「太陽エネルギーを効率よく利用した発電・発熱システムの研究」です。
では、ここまでの彼らの研究を少しだけ紹介いたします。
太陽光発電時に発生する余剰な熱エネルギーを活用して
エネルギー効率を上げることが出来ないか研究しています。
詳細は研究途中のため伏せますが、ソーラークッカーやフレネルレンズを用いて計測をしていました。
そんな太陽光班は、ある道具を購入したようです。
今年度に割り当てられた研究費のほとんどを使って購入したようです。
これは・・・
巨大なパラボラです!!
太陽光を反射して熱を得ます。この大きさ、威力が凄いです。
もちろん研究室に収納することは・・・できそうにありません。
(後日、別の場所を借りて保管することになりました。)
パラボラで研究費が無くなりかけたところに、助成金を受けることができました。
となれば、今後も様々な計測器具や実験装置を購入して研究内容を深めていきます。
頑張れ!太陽光班!!
それにしても、今年度の2年サイエンス科は
科学部以外のグループも、受賞や助成金採択が多かったです。
サイエンス科として、順調に探究活動が進んでいる証です!!
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読売新聞に掲載していただきました
日本学生科学賞で「日本科学未来館賞」を受賞した
星食観測のチームが読売新聞社に取材を受けました。
この記事は、2021年2月24日の読売新聞(朝刊)に掲載されました。
4人それぞれが深夜まで粘り強く観測し、何ヶ月も粘り強くプログラミングし
家族・友人・先生の支えに感謝する様子を記事にしていただきました。
ありがとうございました!
マニュファクチャリングでプログラミング!その3
3月13日(土)は1年サイエンス科最後の
マニュファクチャリングでした。
今回もプログラミングPBLを行いました!
「皆さんは、組んだスクリプトのデバッグを行います。何度も、何度も頑張ってください。」
「デバッグとは、バグを取り除くこと。でも、なんでプログラムのエラーの事をバグと呼ぶでしょう?」
などなど、伊藤社長による「パソコン用語豆知識」が楽しいです。
ちなみにバグとは…そのままの意味で「虫」ですね。
コンピューターができた当時、巨大なコンピューターに入り込んだ虫が電流をショートさせたことが語源になっているそうな。
そんなわけで、こちらが自分のスクリプトのどこが悪いのかをチェックするコマンドです。
このような、いわば「道具」を使いながら自分のプログラムを完成させていきます。
ところで、今回のテーマは?
前回は観測データをネットを通じて送信できるようになりました。
今回は「Raspberry Piをわざわざモニターに接続してスクリプトを走らせなくても
電源が入ったら勝手に測定を始めて、データを送信する」
という事にチャレンジします。
実用的~!!
が、しかーし!そんな簡単なものではありません。
皆は相談しながらどんなスクリプトを書けばいいのか考えています。
それをクリア出来たら、課題がもう一つ。
RaspberryPiの環境は、文字だけのCUI環境です。
そこで「制御文字」を使って観測データを簡単にグラフ表示してみましょう!
つまり、時間ごとの明るさの変化を、例えば■を使って…
■■■■■■■■■■■■■■■
■■■■■■■■■
■■■■■■
■■■
■■
■■■
■■■■■■■■■
■■■■■■
■■
・・・・
というふうに、疑似的なグラフで表示してみよう!ということです。
簡単なようで、なかなか頭を使います。
今まで習ったスクリプトの書き方を組み合わせて、照度をグラフ化…できるか!?
↓↓↓
ドわ~!!画面全部が記号で埋まってしまった!!(笑)
そりゃそうだ!「照度2700」をそのまま記号にしては大変。
でも、記号で表示することはできたぞ!
あとは、どうすれば…。
講座後も残って熱心にチャレンジする生徒。
「あ!やっとできた~!!」
おめでとう!!
緑色の〇で明るさのレベルが表示できましたね。
という訳で、今回は株式会社ランバーミルの伊藤社長のご協力をいただきました。
ありがとうございました!
これからも、宮崎北高校のマニュファクチャリングはより深く、濃くなっていくのです…!
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マニュファクチャリングでプログラミング!その2
3月6日(土)のマニュファクチャリングについてです。
この日は、前回のプログラミングPBLの続きでした。
今回から株式会社ランバーミルの伊藤社長にもご協力いただき
更に高度なプログラミングPBLに挑戦しました。
今回の大きなテーマは、Raspberry Piのネットワーク接続です。
今まではオフラインで使っていたため、計測データをその都度マイクロSDカードから取り出す必要がありました。
そこで、オンラインで計測データの取り出しができるようにしていきます!
ただし与えられるのは最低限のヒント!
説明書のスクリプトを丸写しでクリアできるものではありません!
もちろん相談や教え合いはOKです。
活発に話しながら課題を解決するためのスクリプトを組んでいきます。
時間は確保していますので、たっぷり試行錯誤をしてもらいました。
(細かい文字を見ながら…みんなよく頑張りました)
今回は伊藤社長がサーバーを用意してくださいました。
(サーバーは北海道にあるそうです。宮崎から北海道にデータを送信しています。)
上手くいけば、1人1人の測定データが画面に表示されていきます。
「お!上手く送信されてるね~」
「やった!」
苦労して作ったスクリプトが上手く走った時は
思わずガッツポーズですね(^^)
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マニュファクチャリングでプログラミング!その1
2月6日(土)からの「マニュファクチャリング(MF)」では
プログラミングPBL(課題解決型学習)を行いました。
これまでのMFでは、クラフトPBLとして
ものづくりを通して試行錯誤をしてきましたが
今回からはプログラミングで試行錯誤をしてもらいました!
用いるのは、マイコンの「Raspberry Pi(通称ラズパイ)」です。
とても小さなコンピューターですが、その汎用性は高く
優秀な各種センサーとして科学探究に応用することもできます。
1回目となる授業は、マイコンによるデータロガー作成を行いました。
ラズパイにセンサーを接続し、そのセンサーを動かすためのプログラムを作ります。
…と、その前に。
ラズパイに命令をするには、プログラミング言語「Python」を用います。
こちらに慣れてもらわなければ進めません。
そこで、必要最低限の基礎だけを伝え、自分たちでスクリプトを組んでもらいました。
定番の「Hello! World」の表示や「占い」の作成など…。
何しろ、スクリプトを組む概念すらない状態からのスタート。
何度エラーが出ても、生徒たちは必至に頑張りました。
そして…
ようやくデータロガーの作成に移り…
4時間で気温や照度などのデータを取れるようになりました!
画面に1秒ごとに計測データを表示しています。
表示するデータを変えたり、生徒たちはそれぞれで試行錯誤していました。
かなり頭を使った今回。
しかし、次回はさらにレベルが上がっていきます!
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中谷医工計測技術振興財団から記念品
2年サイエンス科のマイクロプラスチック班のついてです。
※彼女たちの活動概要はこちらの記事をご覧ください。
本校のマイクロプラスチックの研究は
公益財団法人中谷医工計測技術振興財団の科学教育振興助成事業
に採択されており、助成金をいただいております。
※助成金についてはこちらの記事をご覧ください。
彼女たちは先日、こちらの財団が主催する
令和2年度科学教育振興助成成果発表会に参加しました。
今回はその賞状と記念品(エコバッグ!)が届きました。
これからも研究に頑張ってくださいね!
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科学探究の部屋がパワーアップ!
サイエンス科が科学探究(ACT-SI)を行う教室に
とある装備が追加されました!
これは…マルチラックですね。
以前書いたこちらの記事の通り
宮崎北高校の科学探究では、1グループに1スペースが与えられています。
この範囲であれば、暗室を作ろうが何をしようが
基本的に自由です(危険でなければ)。
しかし、実験道具やいろいろなもので手狭になってしまい
実験や論文作成がしづらくなってきました。
そこでこのマルチラックです!
収納スペースが増すことで、作業がしやすくなりました。
マイクロプラスチック班も広々と実験しています。
これは…今後も荷物が増えそうですね(笑)
いいぞ!どんどんやってくれ!!
マルチラックの登場でさらに整ってきた実験室。
今後の成果が楽しみです。
(空きスペースに見えるのはこれから入る1年生のスペースです。)
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SDGs&文化交流会
2年サイエンス科英語ポスターセッションの続きです。
場所を移し、今度はSDGs文化交流会です。
実は、生徒たちは科学探究の研究グループ以外にも、
「Earth Science」でSDGsについて調査するグループに分かれていました。
SDGsにおける17の課題から1つを選び、その原因や解決事例をプレゼンしました。
そして、実際に海外の方とディスカッションしながら、自分達の調査について、様々なコメントをいただきました。
今後、世界はどのようにすべきか。
英語で議論をしています。
自分たちの考えを、海外の先生にじっくり聞いていただける機会は
なかなかありません。
大変貴重な時間になりました。
さらに、文化交流の部では…
・母国語で役に立つフレーズや言葉(※あいさつや、お礼の言葉など)
・人気のあるスポーツ
・日本と自分の国を比べたときの違い
・祝日はどんなお祝いがあるか
などを、留学生やALTの先生にプレゼンしていただきました!
(画像は、お題を提示する本校ALTの先生です。)
珍しいフルーツがたくさん!
ミャンマーの市場の様子などを見せてもっていますね。
楽しい時間はあっという間に過ぎ、生徒たちは
「もっと英語を学んで、表現力を高めたい!!」という欲求が増したようです。
そうですよね…。
ブログ筆者の私(理科)でさえ、一緒に参加していて英語力を渇望しました。
伝えたいのに、言葉が出ないのは相当もどかしいです。
勉強しかない!
これからの英語学習の情熱に繋がったようです!
なお、サイエンス科に限らず、本校の多彩な国際交流の記録は
こちらからもご覧いただけます!
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2年サイエンス科英語ポスターセッションを開催しました!
3月9日(火)の活動です。
2年サイエンス科の英語ポスターセッションを開催しました。
宮崎大学大学院のアジアの留学生(タイ、ベトナム、ミャンマー、スリランカ)10名と、
ALT3名(アメリカ、ウェールズ)を招いて英語ポスターセッションとSDGsと文化交流会を行いました。
約80分のポスターセッション。
一生懸命、何度も英語で説明し、英語で質疑応答をしています。
最初は聞き取れなかった英語が徐々に聞き取れるようになってきます。
何度も繰り返すうちに、英語での説明にも慣れてきました。
今回は科学探究(ACT-SI2)で研究しているポスターを全て英語に書き直しています。
英語ポスターの作成にも多くの時間をかけてきました。
留学生の皆さんも研究者です。
当然、研究内容についてのアドバイスもたくさんいただきました。
今回は13作品のポスターが出展されそれぞれに審査員が1名ずつ付き、交代しながら聞いてくださいました。
今回のポスターセッションに参加したことで、あらためて英語の重要性に気づき
「英語をもっと話せるようになりたい!」と感じたようです。
その情熱を糧に、バリバリと英語の勉強をしてほしいですね!
次回は同日行われたSDGsと文化交流会についてお知らせします。
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STで研究倫理のスキット!
3月9日(火)の活動です。
1年生サイエンス科の「Scientific Thinking」の授業で
研究倫理のSkitを行いました。
「Skit」とは「寸劇」という意味です。
現在、Scientific Thinkingでは研究倫理をテーマに学習しています。
様々な事例を英文にまとめて、これを英語の寸劇で表現するのです。
「研究論文の締め切りが迫っているよ~。」
「あ、他の論文に綺麗な写真があるなぁ…。」
「こっそり、使ってしまおうかなぁ…。」
など、研究者としてやってはいけないことを演じています。
すると、エンジェルとデーモンが現れ
「それはいけないよ!」「時間がないし、やっちゃえ!」と葛藤するのです。
最後は「あなたはどう思いますか?」と投げかけ、この問題をみんなで考えます。
※以上の流れを英語で行います。
今回は、寸劇がより伝わるようにシナリオや小道具なども
各自で検討しています。
寸劇の英文シナリオを自分たちで考えるのは、結構面白いようです。
「Scientific Thinking」では、今年度は2本の英語論文を読み解いたり
このような寸劇を交えて学んだり、科学と英語がつながる授業が展開されています。
そして、この流れは2年生での英語ポスターセッションに繋がっていくのです。
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ACT-SI1の研究計画を練る!
少し前ですが、1月20日(水)のことです。
1年サイエンス科の3学期の科学探究(ACT-SI1)が始まりました。
まずは集まり、全体に「実験室の約束事」を再確認しました。
備品の管理をしっかりと。
さて3学期は、2学期に練った研究計画をもとに「研究計画ポスター」を作ります。
研究計画書の内容をピックアップして、わかりやすい研究計画ポスターを作ります。
先輩の研究計画ポスターを参考にしながら「イラストを多く使って分かりやすく」
などのポイントを確認します。
(ちなみに、現在の先輩のポスターは研究も充実し、パソコンで作られた濃密なポスターになっています。)
この後、1年生は研究計画ポスターセッションを行い
研究計画の改善点などを発見するのです。
パソコン・タブレットのスタートアップ作業
3学期が始まったころの話です。
探究活動で生徒が使用するタブレットやパソコンが届きました。
しかし…届いただけでは使えないのがパソコンやタブレットです。
アカウント登録やパスワード、Wi-Fi回線の設定…etcの
スタートアップ作業をしなければなりません。
教育開発部でICT環境の整備をしてくれている先生が、
夜な夜な大量の電子機器のスタートアップ作業をしていました。
画面右下の細かい白テープは備品シールです。
テプラで1つずつ作って貼ります…。
本体の他、コードやアダプターにも。
SSH事業で購入したものなので、紛失は許されません。
全てに備品シールを貼って管理します。
た…大変だ…!
所狭しと並んだパソコン。
同時進行で作業を進めています。
その数は…
なんと40台!
まだまだあります。
わかる範囲でお手伝いをしながら、スタートアップ作業を進めました。
影の苦労です。
探究活動がもっと深まることを祈って…。
日本金属学会高校生・高専生ポスターセッション大会参加!
3月16日(水)
公益社団法人日本金属学会が主催する
日本金属学会2021年春期(第168回)講演大会
第5回「高校生・高専生ポスター発表」に出場しました。
今回はオンライン開催です。
最前線で活躍する研究者の方にポスターを見ていただける貴重な機会です!
宮崎北高校からは、2年生の科学探究9班が参加しました。
今回は、約100分間のポスターセッションです。
パソコンの前で待機していると、研究内容に興味を持った先生が
ログインされますので、そこで説明開始です!
キノコ班です。思わず身振り手振りが出ます。
このようなわかりやすい動きがオンライン発表では特に大切ですね。
マイクロプラスチック班です。
多くの大会に出場し、オンライン慣れしています。
研究成果の示し方をアドバイスしてもらいました。
車いす班です。
スピードを出すのか、押す力の軽減なのか…。目的はどこにあるのか。
そのための作業は何が必要なのか。
研究をより良くするための助言をいただきました。
太陽光班です。
太陽光発電のエネルギー効率を上げたいこの班。
ペルチェ素子の利用も考えています。
そのような熱電素子の利用は、金属学会でもホットな分野とのこと。
貴重なご意見をいただきました。
暖かい空気班。
ストーブの熱を効率よく反射させて、部屋全体を暖めたいと考えています。
実験装置の改善点、データの取り方、熱力学や電磁気学に関する助言などを受けていました。
他にも、多くの班が様々な助言をいただくことができました。
平均して4~5回はポスター説明を行ったようです。
今回は、3つの部屋をそれぞれ3つにパーテーションし、各部屋に無線LANを用意して
それぞれの個室ブースで9組がオンライン大会に臨みました。
準備も大変でしたが、得られるものがとても多い大会でしたね!
本日の経験をもとに、さらに研究を深めましょう!!
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マリンチャレンジプログラム2020全国大会で最優秀賞!
3月7日(日)
科学部2年生がマリンチャレンジプログラム2020全国大会で
見事、最優秀賞を獲得しました!
コロナ禍の影響でオンライン開催となった全国大会でしたが
豪華な表彰式が行われました。
マリンチャレンジプログラムは、2017年度より開始した大会です。
人と海の未来を作り出す仲間づくりのため、海・水産分野・水環境にかかわる
あらゆる研究に挑戦する中高生研究者を対象に開催しています。
応募した作品の中から40組が選出され、研究アドバイザーの派遣や研究助成金のサポートを受けて研究できます。
次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です!
今回受賞した研究テーマは
「ハクセンシオマネキのウェービング~画像解析と信号処理による分類~」
です。サイエンス科2年生2名(科学部所属)の研究です。
彼らは、絶滅危惧種のハクセンシオマネキの研究をしています。
プログラミングソフトを用いて、カニの行動を追跡・解析する自作プログラムを作成。
干潟で求愛行動をするカニを解析し、「モテるカニ」の行動を明らかにしました!
なお、研究の詳細はマリンチャレンジプログラムのホームページでご覧いただけます。
ぜひご覧ください!
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わくわくサイエンス教室!
第3回のわくわくサイエンス教室が開催されました!
地域の小中学生を招き、本校サイエンス科の取り組みを疑似体験してもらうこのイベント。
今回も「マニュファクチャリング(ものづくり)」と「化学実験」を行います。サイエンス科生徒を中心にアイデア出しと運営を行っています。
受付の生徒達。今日もたくさんの参加者をお迎えします!
こちらはマニュファクチャリングの会場。
生徒による説明が行われています。
いよいよものづくり開始!高校生が机間巡視して
小学生の質問に答えます。
そして、これが今回のイベント。
「坂道に耐える構造物」を作りました。
どんどん角度が大きくなっていきます。
その坂道にビー玉を載せた構造物を置きます。
角度の大きさとビー玉の数で勝敗が決まるのです。
こちらは化学実験。アルカリ溶液を使って、まるで信号のように色が変化する液体を作ります。
原理と材料の説明を生徒が行います。
薬品が多いので、1班に1人高校生がついて、一緒に作ります。
綺麗に色が変わる溶液が作れました!
わくわくサイエンス教室で、もっと理科が好きになってくれればうれしいですね(^^)
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先生たちの勉強会~SSH研究開発実施報告に向けて~
12月28日(月)
世間は仕事納めでしょうか。
令和2年が終わろうとしています。
今年はコロナ禍で大変な1年でしたね。
宮崎北高校でも様々な行事が中止・延期となりました。
さて、教育開発部は年末も大忙しです。
この日は、SSH事業の研究開発報告を行うために、
今年度の事業成果のまとめを行いました。
ACT-SI、ACT-LI、FW、DS、MF…etc
教育開発部では様々な事業を運営してきました。
その成果をまとめるのは、大変な作業です。
今年は、研究報告書をまとめる前に
生徒と同じように研究ポスターを作ることにしました。
こうすることで、各事業のアピールポイントがはっきりして
今後の事業展開にも大いに役に立つうえ、外部への広報にもつながります。
SSH主任からの説明を、各先生熱心に聞いています。
まずは各事業の担当者で集まり、事業のアピールポイントを再確認する話し合いです。
各事業には様々な目的と成果があるのですが、
その中で最も重要なことを洗い出して、ポスターの構成を考えます。
各事業ごとにホワイトボードを使ってポスターのレイアウトを考えていきました。
何とかまとまりそうですね。
あとは担当者がそれぞれの結果を持ち帰り、年末年始でポスターを作ります!
こうやってブログにまとめてみると、なかなかのハードスケジュールですね(笑)
でも、先生たちは宮崎北高生が少しでも成長できるように
こうして日々がんばっています!!
…というわけで、令和2年も大変お世話になりました!
来年もしばらく厳しい日々が続きそうですが、
みんなで支えあって乗り越えていきましょう!!
※この年末に北高SSHブログを大量に更新いたしました。
よろしければ、2学期のSSHの取り組みをぜひご覧ください。
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第64回日本学生科学賞「日本科学未来館賞」を受賞しました!
12月24日(木)
第64回日本学生科学賞において、科学部地学班(2年生)が
「日本科学未来館賞」を受賞しました。
宮崎県の高校生出展作品が入選1等以上に入賞するのは13年ぶりの快挙です。
研究題目は
「星食現象の観測と解析
~正確なデータ取得を目的とした独自観測システムの構築~」
です。
恒星が月に隠される"星食現象"の観測システム構築に挑戦しました。
12月23日にオンラインで中央最終審査が行われ、質疑応答などが行われました。
そして、12月24日に結果発表と表彰式が行われました。
日本科学未来館ホールからの中継です。
なんと!
日本科学未来館賞に選ばれました!!
こちらの賞は毛利衛氏より表彰されました。
毛利衛氏は日本科学未来館の館長で、元宇宙飛行士です。
星の研究で毛利衛氏に表彰されたことは、大変光栄でした!!
宮崎北高校の日本学生科学賞での受賞は2年連続となりました。
(昨年はハクセンシオマネキの研究が入選3等に輝きました。)
宮崎北高校ではこれらの研究ノウハウを
サイエンス科全体に普及、さらには普通科にも普及させていきます。
これからも宮崎北高校は探究活動に力を入れて頑張ります!
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わくわくサイエンス教室を開催しました!
12月26日(土)
宮崎北高校サイエンス科主催
「わくわくサイエンス教室」を開催しました!
今回は…
①サイエンス科生徒による実験教室(ストームグラス作り)
②マニュファクチャリング体験教室(豆グライダー作り)
の2本立てでした!
このわくわくサイエンス教室、ただの実験教室とは違います。
ストームグラス作りは最初から最後まで高校生が指導を行いました。
また、マニュファクチャリングでは実際にサイエンス科生徒が受けている「科学者としての思考力を養う授業」を小中学生の皆さんに体験してもらいました。
初対面のメンバーでチームを組み、課題に取り組みます。
チームでの話し合いが重要です!
今回のテーマはこれ。豆グライダーです。
構造は簡単ですが、飛ばすにはいろいろな工夫が必要です。
試行錯誤を繰り返して、いよいよ本番!
チームでの記録を競いました。
小学生、中学生のみんなは高校生に負けないくらい
活発に議論と試行錯誤を行いました!
最後の記念撮影!
楽しんでもらえたようです!
次回もお楽しみに!!
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令和2年度わくわくサイエンス教室を実施します
令和2年度 第1回 わくわくサイエンス教室は予定通り実施いたします。
【諸連絡】
(1)参加する方は9:20までに宮崎北高校の玄関にお越しください。
(2)新型コロナウイルス感染症対策のため、マスクの着用をお願いします。
(3)当日37.5℃以上の発熱がある方は申し訳ありませんが参加を見合わせてください。
(4)当日は車でお越しいただいて構いません。駐車場所は誘導に従ってください。
第4回SSH運営指導委員会
12月18日(金)
第4回運営指導委員会が行われました。
SSH事業について有識者の先生方から助言をいただく会議です。
今回はオンラインでの開催となりました。
午前中は探究活動中間発表会でした。
(コロナ禍でなければ見学して頂いたのですが、残念です。)
今回はACT-SI、ACT-LI、MSECについて担当者からの報告を行いました。
各担当者はこれまでの事業の結果をまとめたパワーポイントを用意し、発表を行いました。
発表者は教育開発部室にてパソコン操作をします。
発表者以外は、多目的室に設営したスタジオで参加しました。
有識者の先生方からは、宮崎北高校のSSH事業について
様々な改善点や激励のコメントをいただきました。
今回の会議で頂いたコメントを参考に今後も開発を続けていきます!
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第4回GP講座が実施されました
普通科とサイエンス科の希望生徒を対象とした
グローバルプログラミング講座(GP)を実施しました。
生徒は慣れない英語を用いながら一生懸命課題を作成していました!
また、講義終了後にはバングラデシュに住んでいる留学予定者の人たちとオンラインによる国際交流を実施しました。
なお、今回の講座は文部科学省のSSH事業をはじめ
・株式会社ランバーミル様
・株式会社B&M様
・宮崎大学様
・宮崎市観光商工部 商工戦略局 工業政策課様
・TAの派遣にご協力くださいました地元企業様
…など多くの方のご協力によって成立いたしました。
この場を借りて改めて謝辞を述べさせていただきます。
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探究活動中間発表会を行いました
12月18日(金)
令和2年度 宮崎北高校 探究活動中間発表会を行いました!
宮崎北高校で取り組んでいる探究活動の途中経過を発表しました。
普通科は地域探究(ACT-LI)
サイエンス科は科学探究(ACT-SI)
に取り組んでおり、それぞれの成果をポスターにして発表しています。
今回は普通科72作品
サイエンス科13作品
合計85作品のポスターが並びました!
普通科では、設定した課題に対して
独自アンケートや校外調査を行い、研究成果をまとめました。
密を避けるために、会場は体育館だけでなく各教室にも配置しています。
ポスターは投票にて審査を行います。
生徒や先生たちには既定の審査枚数が割り振られています。
(膨大な量になりますが、マークシートで管理しています!)
先生からも質疑応答やアドバイスをもらいました。
さらなる研究の発展に期待です。
こちらはサイエンス科の発表です。
サイエンス科は普通科よりも早く研究を始めており、内容にボリュームがあります。
彼らはパソコンで作成したポスターで発表しました。
普通科とサイエンス科の交流です。
複雑な研究内容をわかりやすく伝える技術が必要です。
というわけで、コロナ禍の影響で不自由の多かった中間発表会ですが無事終えることができました。
今回は中間発表ですが、その集大成は来年のMSECフォーラムなどで披露されることでしょう!
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第64回日本学生科学賞全国審査リハーサル
科学部地学班の2年生が「星食現象」の研究で
第64回日本学生科学賞 中央最終審査に通過しました!
星食現象とは、恒星が月に隠される現象です。
詳細な観測を行うことで、月縁の形状などを正確に求めることができます。
今回は星食観測を普及させるために、独自の観測システム構築に挑戦しました。
宮崎県サイエンスコンクールなどの地方審査を経て、
この度中央最終審査まで進みました。
今年度は、中央最終審査はオンラインで行われます。
そのリハーサルが12月14日(月)に行われました。
初めての事なので慣れるまで時間がかかりました。
最終審査は12月23日に行われます。
頑張ってくださいね!!
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サイエンス科2年研究機関訪問
12月10日(木)
2年サイエンス科による研究機関訪問を行いました
今回の訪問先は
①宮崎県工業技術センター
②宮崎県総合農業試験場
の2か所です。
とはいえ、ただ研究機関の見学をするわけではありません!
今回は、各研究チームを2班に分けて別々に訪問します。
そして、各訪問先でポスターセッションを行います。
こちらは宮崎県工業技術センターです。
今回の目的は、自分たちが行っている研究について
専門家を相手に発表・質疑応答を行うことで
プレゼン力・コミュニケーション力を向上させるとともに
研究の発展につなげることです。
研究者の方から、いろいろな質問をいただきました。
こうして場数を踏むことでプレゼン力が付いていきます。
さらにもう一つの目的は、研究機関を実際に訪問し
研究発表を聞いたり研究施設や研究室の見学を行ったりすることで
将来の研究者としてのイメージを具体化させることなのです!
こちらは宮崎県総合農業試験場のチーム。
研究班を2つに分けているので、自分のチームの研究内容を
全員がきちんと説明できなければなりません。
こうして、各研究チームは工業、農業の両方の研究者の方から
コメントをもらうことができました。
この結果を持ち帰り、さらなる研究の改善に役立てます。
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MATLAB EXPO 2020最優秀賞受賞
MathWorksJapan社の開催するMATLAB EXPO 2020 が行われました。
本校の2年生が研究を発表し、大学教授や大人の研究者に混ざってポスター発表やライトニングセッションを行いました。
その結果、最優秀賞であるベストポスター賞を受賞しました!!
以下は、二人の感想です。
【宮崎北高校サイエンス科2年カニ班男子生徒の感想】
今回、MATLAB-EXPOでは、
他のすばらしい研究を知る機会や貴重なご意見を
いただくことができました。
私たちは、まだまだMATLABの機能を使いこなせていないことも
知ることができました。
この経験を活かし、MATLABについてももっと学び、
私たちのハクセンシオマネキの研究でさらに活用できるように
がんばりたいです。
【宮崎北高校サイエンス科2年カニ班女子生徒の感想】
MATLAB-EXPOでは、
自分たちの思いもよらない使い方が紹介されていて
大変興味を持ちました。
私たちは、手作業では何日もかかる作業が、
MATLABで解析を進めると一瞬で終わることに感動し、
その感動を原動力にプログラミングや研究に取り組んできました。
現在、私たちは短時間フーリエ変換でのカニの求愛パターンの解析に取り組んでいますが、
今回いただいた受賞を励みに、さらに研究を飛躍させたいと思います。
MATLABエキスポの練習
MathWorksJapan社の開催するMATLAB EXPO 2020 が行われます。
プログラミングソフトMATLABを用いた研究を発表するこの大会。
本校の2年生が研究を発表し、大学教授や大人の研究者に混ざってポスター発表やライトニングセッションを行います。
この日は前日。
参加者がそろって、接続のリハーサルを行いました。
緊張の面々。オンラインの発表はいつもと勝手が違います。
いい結果が残せるといいですね~!
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1年生向けMATLABワークショップ(2回目)
9月23日、2回目となるMATLABワークショップが行われました!
1回目の様子はこちら
MathWorks社が開発したプログラミングソフト「MATLAB」の
オンラインワークショップです。
今回もサイエンス科の1年生が参加しました。
さて、前回はMATLABの基礎的な使い方を学びました。
今回は応用編です。
バルーン実験で成層圏まで上げられた検出器のデータを提供していただき、MATLABで解析してみます。
大型スクリーンに説明と課題が表示されています。
生徒たちはそれを熱心に入力しています。
久しぶりのMATLABだったので、思い出すのに苦労したかな?
試行錯誤しています。
さて、Zoomのブレイクアウトルームによる個別相談も大活躍!
オンライン上で指導助言を受けています。
(彼の奥にタブレットがあります。)
「今、僕のプログラムはこんな感じなんですけど…」
画面越しに指導していただきます。
2時間終える頃には、いろんなグラフを作った生徒達。
これは、高度と気圧の関係。
こちらは、気温と高度の関係です。
高くなるにつれ寒くなってきますが、途中からまた温かくなっていく様子がわかります。
さて、2回に亘って行われたMATLABワークショップ。
生徒達もMATLABがどんなものなのか理解できたと思います。
ちなみに、本校の3年生は既にMATLABの画像処理を終えて、動画解析を学んでおり
2年生も多くの班が研究のデータ解析に画像処理を取り入れています。
プログラミングを使いこなすと、科学探究の幅が大きく広がりますね!
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ACT-SI2の進捗
9月15日(火)
2年生科学探究(ACT-SI2)の様子です。
これまでの研究内容を論文にまとめる準備を始めました!
多くの班で、まずは最初の実験結果が揃ってきました。
次はこれを論文やポスターにまとめ、各種外部大会への出場を目指します。
彼らが使用しているのは、MSEC論文様式です。
宮崎県の探究活動の統一書式として公開されています。
テンプレートには、論文の書き方、まとめ方が書かれていますから
生徒たちはこれを読みながら勉強していきます。
もちろん、研究を進めている生徒も多いです。
これは…マイクロプラスチックの研究をしている生徒が
プログラミングによる画像処理に成功したようですね…!
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運動部で科学探究を!フィジカルサイエンス始動!
教育開発部の先生が、探究活動の方法を普及すべく
運動部顧問の先生方と協力し「フィジカルサイエンス」を立ち上げました!
自分たちの競技に関する課題を出し合い、部活動の時間で研究を進め
部活動の実力アップにつなげようという挑戦です!
9月14日に、運動部の生徒を集めて説明会を開催。
フィジカルサイエンスの基本的な流れです。
フレームワークを用いて、それぞれの課題を明らかにし
研究計画を立てていきます。
マンダラートに挑戦。
サイエンス科ではおなじみのフレームワークです。
あの大谷翔平選手も活用していたことで有名ですから
運動部との相性は良さそうですね!
サイエンス科の研究ノウハウが、部活動にも応用できるとは!
今後の展開が楽しみですね。
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青島FW
9月12日(土)
1年サイエンス科のフィールドワークです!
前回は博物館で植生と地質について学んだ1年生。
今回はいよいよ現地調査に入りました。
というわけで、やってきました青島!!
今回も宮崎県総合博物館の先生方にご協力いただきながら
進めていきました。
先生の説明を熱心にメモする生徒達。
手に持っているのは、宮崎北高校の先生が作成したハンドブックです。
普段何気なく見ている景色にも、面白い秘密が隠されていました。
今回も、宮崎県の地質と植生について詳しく学ぶことができたようです!
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科学部の活動状況は…?
2学期が始まり、しばらく経ちました。
コロナ禍でなかなか実験の時間が取れなかった1学期。
最近は少しずつ活動が増えてきましたよ。
科学部は週5回活動しております(日曜と月曜がお休み)。
さて、最近は実験も進み、データの処理に入る班もちらほら。
こちらはまた実験の最中ですね。
小型の暗室で試料に紫外線を当てています。
こちらは…プログラミングソフトMATLABを使っています!
先生に教えてもらいながら、少しずつマスターしています。
ついに1人で使えるようになったようです!
イエーイ!
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MSECフォーラム動画撮影
8月19日。
オンライン開催となったMSECフォーラム用の発表動画を撮影しました。
2年生は「研究計画部門」に提出するポスターを撮影、
3年生は「研究発表部門」で、これまでの集大成となる研究発表を撮影しました。
こちらは2年生の様子です。
どんなことを話すか、打ち合わせをしていますね…。
即席のスタジオで、動画撮影!
音を立ててはいけません…。
※さて、この時から2カ月が経過しオンライン投票も終わったMSECフォーラム。
金賞作品が宮崎県教育委員会のホームページで公開されています。
ぜひご覧ください。
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1年生向けMATLABワークショップ(1回目)
9月9日、1年サイエンス科に向けて
プログラミングソフト「MATLAB」のワークショップが行われました。
本校サイエンス科の「Data Science」の授業では
Math Works社が開発したプログラミングソフト「MATLAB」を使用して
画像解析の授業も行っています。
この日は、初めてMATLABにふれる1年生向けに
開発元のMath Works社のご協力によって
オンライン上でのワークショップを開催しました。
Zoomを使用し、専門家の先生方とつながります。
オンライン参加者の先生方が生徒の取り組み状況を確認できるよう
タブレットによって中継しています。
そして、こちらの3つのタブレット!
Zoomのブレイクアウトルーム機能によって
3人の先生につながっています。
基本的には大きなスクリーンに指示を映し出すのですが
細かい作業でわからないことがあれば、生徒はこちらのタブレットを
自席にもっていき、指導を仰ぐことができます。
(初めは生徒も慣れませんでしたが…笑)
初めてのMATLAB。
生徒は行列の概念に苦戦しながらも、
2時間のワークショップを経て、何とか使えるようになっていきました。
次回は、データ解析に挑戦していきます!
ACT-SI1スタート!
7月29日(水)
1年生の科学探究(ACT-SI1)がスタートしました!
初めて「研究」に触れる1年生。
やりたいことはたくさんあるのですが、いったいどんな研究ができるのでしょうか。
まずは、「研究者としての心構え」を先生から聞きました。
宮崎北高校では研究を次のように定義しています。
「社会問題の改善を目標に、その過程にある課題を解決するために必要な実験や観察」
つまり、興味があっても倫理に反する研究はしてはいけません。
また、「主観的」なまとめ方をする小中学生の自由研究と異なり
これから行う研究は「客観的」でなければなりません。
論理的に情報を伝えるために仮説、実験、結果、考察という研究の流れや、定量的なデータの大切さを学びました。
他にも、グループで研究を行う意義など…
これから始まる科学探究の心の準備を行いました!
みんなよりも一足先に研究を始めている科学部のメンバーは
自分の研究を紹介。
部員の勧誘も行いました(^^)
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1年サイエンス科の博物館実習
8月29日(土)
宮崎県総合博物館様の協力のもと、1年サイエンス科のフィールドワーク(FW)が行われました。
今回は10月に控えた屋久島フィールドワークに備えて、宮崎県の植生と地質について学びました。
※屋久島フィールドワークはコロナ禍の影響で延期となりました。
全体講義では、宮崎北高校にも自生している照葉樹林の話など
身近にある植物について学びました。
博物館で実際の標本を見ながら学びます。熱心にメモを取っていますね。
次は宮崎県の地質について学びました!
与えられたサンプルをよく観察します。
詳しいレポートを書くために写真も撮影しています!
普段何気なく接している、植物や岩石。
そこに興味を持つと、私たちの住んでいる地球の歴史が見えてきます。
とても興味深い時間でした。
これからのフィールドワークも楽しみですね。
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イギリスのタウンリーグラマースクールと交流計画
宮崎北高校では、国際交流も重要なSSH事業のひとつです。
しかし、コロナ禍の影響で、毎年行っているタイとの交換留学も無くなってしまいました。
また、その他の国とも留学を交えた交流を計画していますが、現在の所状況は厳しいです。
そこで、かねてより国際交流の輪をヨーロッパに広げたいと考えていた教育開発部の先生によって、
新たにイギリスのタウンリーグラマースクールとの
オンライン交流を計画しました!!
先日、zoomにて先方と我々で簡単な打ち合わせを行いました。
タウンリーグラマースクールの先生です。とても優しい先生でした。
(写真の掲載許可をいただきました。)
話が盛り上がります。
英会話での盛り上がりは、見ていて普通にかっこいいです。
(ブログ筆者感想)
タウンリーグラマースクールでは9月から学校が始まるので、
現在は具体的な交流の内容を相談しています。
本格的なオンライン交流はこの2学期に開催予定。
”オンライン国際交流”自体が初めての取り組みです。
果たして、どのような内容になるのでしょうか♪
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MSECフォーラムに向けて
お久しぶりです。当ブログも夏季休業に入っておりました。
宮崎北高校は8月19日に(放送による)始業式を行いました。
いよいよ新学期のスタートです。
2学期もどんどん更新していきますので、よろしくお願いいたします。
======================================================
8月7日に予定されていたMSECフォーラムですが
コロナ禍の影響により、参加者が会場に集まっての開催は見送られ、
今回はオンライン開催となりました。
宮崎北高校の教育開発部では、各学校の参加者分の投票用紙を作成しました。
今回は県内の高校から約850名が参加者します。
マークシートで投票を管理するため、個別に名前が印刷された投票用紙が用意されています。
これを、一人分(16枚)ずつ束ねてお届けしました。
その数…1万3600枚以上!!
束ねても、束ねても…終わりが見えません(笑)
参加者ごとに封筒に入れています。
これはまだほんの一部。
なんとか、各学校ごとに送る用意が出来ました!
今回の作業に限らず、大会運営には先生達の影の努力があります。
この後、各学校ではポスター発表用の動画撮影を行っていただきました。
その作業も大変だったと思います。
皆様、本当にありがとうございます。
コロナ禍でいろいろな研究発表大会が中止や延期になる中
生徒達の研究発表の場を少しでも確保するため、
出来ることを、最大限行って行きます。
MSECフォーラムの動画は、教育ネットひむかにて
近日中に参加校に限定公開されます。
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海洋実習(その1)
※シリーズ「海洋実習」で4回分ありますので、ブログ公開日時を入れ替えて、上から順に読めるようにしています。
7月10日(金)の報告です。
宮崎県立宮崎海洋高校の実習船「進洋丸」と連携し、
海洋実習を行いました!
参加したのはサイエンス科1年生です。
FW(フィールドワーク)の一環です。
今回の目的は大きく以下の通り。
・海洋実習を通して、海洋科学の知識を学ぶ。
・海洋研究の重要性を学習する。
・マイクロプラスチックの調査を実施し、環境問題への意識を高める。
この日のために、事前学習も積み重ねてきました。
こちらが実習船「進洋丸」です。
一ヶ月間に及ぶマグロ延縄漁業などの実習を行っているとても大きな実習船です。
隅々まで掃除が行き届いており、とても綺麗です。
出港式です。
お世話になる進洋丸船員の方々に、実習協力のお礼の気持ちを伝えます。
(なお、出港式は正装で行うため、制服に着替えます!)
生徒代表が挨拶をしました。
「人生で初めての経験ができることを嬉しく思います。
本日の実習を通して、多くのことを学び、クラスの絆も深めたいです。」
…と、実習に臨む心境を話しました。
いよいよ出発です。
見送りに来てくれた家族の方へ、敬礼し、帽子を振りました。
今回は、最も遠いところで大淀川沖20km地点の大陸棚まで向かいます。
そこで水深200m海域の海水を採取します。
以降、深さと場所を変えて、いくつかの地点で採水や気象観測などを行います。
目的地に着くまでに、船内見学を行いました。
実習船の仕組みを学び、海洋研究への理解を深めるためです。
ここは機関室制御室です。
巨大な実習船を動かすエンジンやプロペラの仕組みを学びました。
この部屋はほぼ水面下にあり、左右の揺れが少ないそうです。
隣の機関室では、巨大なエンジンが轟音を立てて動いていました。
こちらはブリッジです。いわゆる操舵室です。
舵の制御盤や、エンジンの制御盤などがあります。
オートで制御されており、行き先を入力すると進んでいくそうです。
ここは水面より高いところにあるため揺れが激しく、生徒達はコケないように踏ん張っていました(笑)
また、特筆は航海日誌です。進洋丸はハワイまで行くこともあり、全て英語で書かれていました!
ここは通信室です。
新聞などの情報も、こちらで受信するそうです。
モールス信号の発信装置を体験させてもらいました。
生徒が適当に押した信号を「今のは『ウ・ウ・エー』と発信してたね。」と即座に言葉にしてくれました(笑)。
盛りだくさんの船内見学でした。
次回はいよいよ測定作業です!!
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海洋実習(その2)
海洋実習報告の続きです。
いよいよ、大淀川沖20km地点に到着しました。
ここから、採水や測定を行って行きます。大忙しです!!
まずはニューストンネットを曳航して、海洋表層のマイクロプラスチックの採取を試みます!
また、水深200mの海水を採取すべく、バンドーン採水器を沈めます。
事前実習で行った通り、ゴムの蓋をきちんとセットします。
200mまで、採水失敗は避けたいところ。
入念にチェックしました。
ワイヤーを海中に下ろしていくのですが、単純にワイヤーを200m伸ばせば良いわけではありません。
曳航しているため、ワイヤーの傾きを測定して、水深を測っていきます。
採水器が200mに達したところで、メッセンジャーと呼ばれるおもりをワイヤーに沿って沈めます。
ワイヤーを通じて、メッセンジャーが採水器の蓋を閉める振動を感じ取ります…。
蓋が閉じたことを振動で確認したら、引き上げです!!
見事、水深200mの海水採取に成功しました。
…ん?キュウリも出てきましたね。
実は、水深200mに沈めるとキュウリは浅漬け状態になるそうです。
試してみたのですね。
採取した水をタライに移し、即座に水温などを測った後、プランクトンネットで濾過します。
先端に溜まった試料を持ち帰ります。
ニューストンネットで採取した試料も同様の作業をして持ち帰りました。
このようにして、採水器では200m,75m,50m,30m,10mそして表層の海水を採取できました。
船内で確認すると、小さなプランクトンや海洋ゴミ、プラスチックらしきものも確認できました。
これらは、持ち帰って後日詳細な調査を行います。
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海洋実習(その3)
海洋実習の報告もいよいよ最後です。
前回は採水について報告をしました。
同じ頃、ブリッジでは気象海象のデータを測定したり
デッキでは海の透明度調査を行っていました。
左が大淀川沖合での様子。右が大淀川河口域での様子です。
この白い板が見えなくなるまで沈めて、透明度を調査するのですが…
河口域は、前日までの豪雨の影響で非常に濁っているのがわかります。
…さて、ここまで色々な測定を行いましたが
これらのデータは今年だけでは無く、過去数年にわたって先輩が行ってきた海洋実習のデータと比較を行います。
つまり、今回の観測は、次年度につなぐデータでもあったのです。
ここで少し船内の様子を紹介します。
全国的に新型コロナウイルスが猛威を振るう中、生徒達は2週間前から検温を行い
万全の体調で臨みました。
船内にもこのようにビニールシートが張られ、極力接触を避けるようになっていました。
休憩時間には、積極的に船員の方にインタビューを行いました。
なぜ、海洋研究をしようと思ったのか…等、船員の皆さんは快く生徒の質問に答えてくださいました。
大淀川河口域付近の海の様子です。
濁っていた海ですが、船が通過した後(写真右)には色が変化します。
川から流れ込んだ泥などが、そこまで深くないのがわかります。
実習が終われば、綺麗に掃除です!
船内各所に分かれ、丁寧に拭き掃除を行いました。
貴重な体験をさせていただいたお礼に、心を込めて清掃します。
床、壁、天井…他、船内各所を丁寧に掃除しました。
港に着いたら、船内において帰港式を行いました。
船長からのお話です。
「今回、予想していたより海の環境は厳しいものだと感じたかもしれません。
近年は、海洋観測もリモートの要素が多くなってきましたが
観測のベースとなっているのは、人間が取得したデータであり、
それは今後も変わらないため、今日は貴重な経験が出来たはずです。
また、マイクロプラスチックのサンプリングを始めてきちんと行ったと思いますが
実は、日向灘にはマイクロプラスチック分布のデータが無く
今回取得したものは学術的にも非常に貴重なものになる可能性があります。」
と、今回の実習を激励していただきました。
最後に記念撮影です。
お世話になった進洋丸の皆様、本当にありがとうございました!
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海洋実習事後学習
7月11日(土)
海洋実習の翌日、サイエンス科1年生は実習の事後学習を行いました!
まずは水質検査です。
採取したサンプルは9種類。
大淀川沖20kmの大陸棚における
水深0m,10m,30m,50m,75m,100mの海水と、
大淀川河口域における水深0m,10mの海水
そして、
宮崎港内における水深0mの海水です。
水質検査はパックテストを行いました。
採取した水と薬剤を混ぜ、その色の変化によって水質を判断します。
今回は、それぞれの海水において
アンモニウムイオン、硝酸イオン、亜硝酸イオン、リン酸イオン、化学的酸素消費量、pHなどを検査しました。
膨大な量なので、班ごとに手分けをしてデータを取っていきます。
検査結果をどんどん黒板に記入していき、沢山のデータが取れました!!
昨年までのデータと比較するなどして、レポートを書いていきます。
次は、プランクトン調査です。
採取した海水をもう一度濾し取り、双眼顕微鏡で探していきます。
各班とも、沢山のプランクトンを見つけました。
生徒が見つけたプランクトンをモニターに映してくれました。
みんなで確認します。
深いところでは、水深50m海域にもプランクトンはいました!
面白い形をしているので、見つかるたびに盛り上がっていました。
また、目に見えるマイクロプラスチックも沢山見つかりました。
今回は広い海のごく一部を採水したのですが、それでもプラスチックが採取出来たことに驚いていました。
(おまけ)
実習後、使用したニューストンネットやプランクトンネットは、洗浄し
サイエンスロビーに干していました。なかなか大変な作業でした…(^^;)
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延岡高校でMSEC指導者ワークショップを行いました
7月8日(水)の報告です。
MSEC指導者ワークショップを延岡高校で開催しました。
今回は、フレームワークのひとつ「マンダラート」を使った課題設定の体験が中心でした。
宮崎北高校では、マンダラートを探究活動の課題設定に用いています。
マンダラートについては、こちらの過去記事も参照してください。
今回は、延岡高校の先生方60名(!)に14班に分かれて
「宮崎の課題」をテーマに、解決すべき課題を議論していただきました。
マンダラートを行うには、コツがあります。
楽しく、笑いの絶えないチームを目指して議論することです。
ところが、これがなかなか難しいのです!
つい、「それは無理でしょう~!」と否定的な意見が出てしまいます。
しかし、そのようなアイデアも視点を変えれば優秀な研究アイデアになります。
先生方には、マンダラートを通して柔軟な思考方法と、指導方法を学んでいただきました。
ワークショップ終了後には「実際に体験して、思考が深まる過程がわかってきた。」と感想をいただきました。
延岡高校は本年度からSSH指定を受けています。
宮崎北高校とともに、県内の探究活動のますますの発展を目指していきましょう!!
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パラシュートコンテスト!!
7月18日(土)の報告です
マニュファクチャリング(以下、MF)の授業にて、
「パラシュートコンテスト」を開催しました!
この授業では、与えられた課題への議論と試行錯誤を通して
思考力・判断力・表現力・主体性を鍛えることを目的としています。
前回の紙飛行機コンテストの様子はこちら!
今回の課題は「すぐに広がるパラシュートを作ろう!」
モデルロケットなどを自作すると、パラシュートが開かない事もしばしば。(ブログ筆者の経験談)
そこで生徒には、射出後にすぐに広がるパラシュートを工夫して作ってもらいました。
今回も詳しい設計や答えは教えずに
材料(ビニール袋、糸、セロハンテープ、おもりの粘土)と道具(はさみ)だけを配布して
制限時間100分間、議論と試行錯誤で取り組んでもらいました。
また、今回からはサイエンス科だけでなく普通科の希望者も参加できるようになりました!
普通科から参戦の二人。ものづくりが好きなのでしょう。
手元の道具だけでコンパスや天秤を作って、制作に励んでいました。やるねぇ!
「他の班に見られたくない!」と教室を離れ、廊下で秘密裏に調整をするチーム。
各班オリジナルのパラシュートが出揃います。
せっかく天気が良かったので、屋上からパラシュートを飛ばしてみることに!
こちらが今回のために制作した射出装置です。
竹のしなりを利用して、パラシュートを飛ばします。
(モデルロケットの逆噴射によるパラシュート射出を擬似的に再現したものです。)
先端にパラシュートを詰め込みます。
実は、ぎゅうぎゅうに詰め込み過ぎると射出できないようになっています。
このバランスも、各班に3枚与えられた「試技チケット」で試すことができました。
しかし、本番は一回のみ!さぁ屋上から、射出!
12グループの自信作が、宙を舞ったり、舞わなかったり。
見事、滞空時間9.4秒の記録を出した、こちらの班が優勝でした♪
今回も、議論と試行錯誤を大いに楽しめたようでした。
この経験を、科学探究に活かしてくださいね(^○^)
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教育開発部員の励みになります♪
情報部会にてDataScienceのオンライン中継を行いました!
7月17日(金)の報告です。
令和2年度県立高校情報部会を兼ねて
MSEC指導者ワークショップを開催しました。
今回は、本校サイエンス科3年生のData Scienceの授業公開を行いました。
3年生はプログラミングソフトMATLABを使った画像解析を行っています。
この授業を公開したのですが、新型コロナウイルス感染症対策により
大人数での参観はできません。
そこで!!
教育開発部の外部回線を用いて、Zoomによる授業中継を行いました。
この授業は、情報部会の参加者だけでなく、SSH運営指導委員の先生方や、本校の取り組みに興味のある先生方に、広くオンラインで公開されました。
教室全体の様子が映し出されています。
しかし、これだけだと生徒それぞれの取り組みがよく見えません。
例えば、このように生徒を指導している時、どのような話をしているか気になります。
そんなときは、Zoomで「あの場所が気になる!」と教えてくだされば…
別途タブレットを持った教員がそこに近づき、詳しい様子を映し出します。
先生達はインカムを付けているので、Zoomでの会話もできますし
参加者は指導している声も聞くことが出来ます。
その様子は、別室でもこのように中継されています。
情報部会で集まった県内各校の先生達です。
交代しながら少人数で授業見学を行い、残りの先生はこのように別室で参観を行いました。
また、廊下にはData Scienceで使用している本校のオリジナル教材も展示され、各先生方は熱心にご覧になっていました。
授業公開終了後は、各方面の先生方から大きな反響がありました。
宮崎北高校の教育開発部は、新しい教育の在り方に挑戦しています!
今後も、このような形で積極的に授業公開をしていきたいと考えております。
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研究ノート指導について
本日は、研究内容の記録について紹介します。
ACT-SI2で研究をしている生徒の傍らには、
いつもノートがあります。
これは、「研究ノート」です。
研究ノートとは、研究者が自分の研究活動の内容を整理して記録するものです。
きちんと記録していけば、研究者の財産になりますし、
研究成果を知的財産として保護する際の重要な証拠資料にもなります。
生徒全員がこの研究ノートを与えられています。
研究ノートの書き方には厳しいきまりがあります。
ねつ造・改ざんを防ぐために、記録年月日や出展の記入、
署名も必要ですし、必ずボールペンなど消えにくいもので記入します。
記入する内容も、単なる日記ではいけません。
研究内容がきちんと伝わるように
実験のプロトコル、結果、考察などを
時系列順に、図表を用いてきちんとわかりやすく書く事が求められます。
とはいえ、いきなりそんなに上手くは書けません。
そこで、毎週提出された研究ノートから、
よく書けているノートをピックアップして
先生のアドバイス付きのプリントにして、生徒全員に配布しています。
(画像のピンク色の部分が、先生による加筆・アドバイスです。)
生徒達は、毎週アドバイスを受けて、どんどん研究ノートの書き方が上手になっています!
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Google Meetを使った授業テスト
現在、高校ではオンライン授業について様々な準備・検討がなされています。
再びのコロナ禍に備えるためです。
教育開発部では、「Google Meet」を用いた双方向型オンライン模擬授業を行いました。
前回の休校時は、サイエンス科が「Google Meet」で
オンライン朝礼を行いましたが、今回はオンライン授業について研究しています。
国語科の先生にご協力いただき、普段通りの授業を行っていただきました。
画面には、いろいろな場所から参加している(生徒役の)先生達が映っています。
スマホで授業を受ける先生。
スマホの画面は、小さいですが鮮明に写りました。
パソコンで授業を受ける先生。
ホワイトボードの文字も十分に読むことができました。
授業をしてくださった先生は、
「タイムラグはあるけど、普段の授業と変わらず、慣れれば色々できそうだ。」
との感想でした。
また、書道の先生にも協力していただき、実技授業の実験も行いました。
今度は、生徒にも参加してもらいました。
書画カメラで先生の手元を映し、暑中見舞いの書き方を習いました。
スマホからでもよくわかります。
できあがった作品を、一人ずつ見せてもらいます。
逆に、このような授業はオンライン授業の方が普段よりスムーズだったりしました。
Webカメラとテレビ会議システムの利用は、休校時の対応だけにとどまらない
いろいろな可能性を示してくれました。
願わくば、コロナ対策以外で、もっとオンラインを活用できる日が来て欲しいですね。
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令和2年度第2回運営指導委員会が開催されました
7月1日(水)
第2回運営指導委員会が行われました。
今回は、SSHの基礎枠である「科学技術人材を育成する教育プログラム」について話し合いました。
まずは、全体会で各事業の報告です。
宮崎北高校の独自プログラムである
・DS(Data Science)
・ST(Scientific Thinking)
・MF(Manufacturing)
・IE(国際交流)
・FW(Field Work)
・ES(Earth Science)
・GP(Grobal Programing)
・RJ(理系女子支援講座)
について報告を行いました。
それぞれの報告はまだまだ途中経過です。
運営指導委員の先生も、多くの質問や今後についてのアドバイスをくださいました。
分科会では、各事業についてディスカッションを行うことができました。
高校の先生達も知りたいことが多く、時間を過ぎてもなかなか終わりませんでした。
というわけで、今回は2回にわたる運営指導委員会を終えました。
次回の開催は12月です。
それまでに、各事業をますます充実させていきます!
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令和2年度第1回運営指導委員会が開催されました
6月29日(月)
第1回運営指導委員会が行われました。
これは、本校のスーパーサイエンスハイスクールの運営に関して
有識者の先生方(運営指導委員)に専門的な見地から指導助言をいただき
今後の研究開発に役立てていくための会議です。
今回は、SSHの重点枠である「探究型活動の全県普及」に関する内容について委員会が行われました。
まず、全体会では
ACT-SI(科学探究)やACT-LI(地域探究)、MSECの活動について
各担当者が進捗状況を報告しました。
分科会では、事業ごとにグループセッションを行い、有識者の先生から
様々なアドバイスを直接いただきました。
本校では、SSH事業に教育開発部員はもちろんのこと
学校全体で取り組んでいます。
高校の先生達は、熱心に有識者の先生とディスカッションをして、事業のよりよい進め方を考えていました。
この後は有識者会議において、県教育委員会への質問や、各先生方から全体を通したコメントをいただきました。
ブログ担当者の私も各事業の報告やディスカッションを行いましたが
正直、まだまだ話し足りませんでした。
そのくらいに熱量を感じる運営指導委員会となりました。
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「学校図書館7月号」に掲載されました
公益社団法人 全国学校図書館協議会が発行する
「学校図書館7月号(2020.7 通巻第837号)」に宮崎北高校が掲載されました。
掲載されたのは、いきいき学校図書館のコーナー。
今回は、本校のSSH事業と図書館の連携について大きく紹介されいます。
本校では、普通科の地域探究(ACT-LI)にて図書館と連携しています。
本校の図書館では、生徒達の研究キーワードを調査し、時には県立図書館とも連携しながら
研究に活用できる本、資料、新聞などを提供しています。
その仕組みの詳細が掲載されました。
探究活動において、図書館の存在は非常に大きいです。
文献調査の基本はやはり本だと実感します。
そんな宮崎北高校の図書館は「図書カフェ」など楽しい取り組みが沢山行われている
おしゃれでアカデミックな空間です。
いつもありがとうございます(^^)
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ディスカッションを盛り上げよう!
1年サイエンス科のST(Scientific Thinking)にて
面白い試みが行われていました。
この授業では、英語の科学論文を読み解きながら、論文の構成を学んでいます。
現在は、論文のresult(結果)部分を読んでいます。
沢山のFigが登場し、面白そうなところですが・・・
教室で辞書を片手に読み進めていては、単語調べに終始して、
なかなか論文の内容理解が進みません。
そこで!! こんな場所で論文を読んでみました。
今回はサイエンスロビーに移動し、ホワイトボードを用いて、
論文片手にディスカッションしながら読み解いていきます!
FigやTableから内容を推測することで、論文をどんどん読み進める事ができました!
この積極的なディスカッションを学んで欲しかったのです。
教室で辞書を片手に黙々と単語を調べているだけでは、気づけなかった読み方ですね。
これで、次回のSTでは教室にいても積極的に論文を読むことができるでしょう(^^)
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3年生のACT-SI3は今!?
3年生の科学探究(ACT-SI3)の報告です。
現在、サイエンス科の3年生は、8月7日のMSECフォーラムで
行われる英語ポスターセッションに向けて、ポスターの英語版を制作しています。
黙々とパソコンに向かい、作業を行っています。
英語版を作成するにあたり、実験データも最新のものに更新します。
この班は、追加実験のデータのレイアウトを考えていました。
コロナ禍で中止になったり、延期された大会が多い中
MSECフォーラムは久しぶりの発表の場です。
各グループとも気合いを入れて、制作に励んでいます。
さらに彼らは、12月までに英語論文を執筆する予定です。
受験勉強と研究発表の両立は非常に大変ですが、
一生懸命頑張っている先輩達の姿は、後輩の模範となるでしょう。
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海洋実習用のニューストンネットを使ってみました
7月10日の海洋実習で使う予定のニューストンネットを
助成事業連携校の宮崎海洋高校進洋丸のご協力のもと
一足先に試してみました!
ニューストンネットとは、海洋の表層近くのプランクトンなどを採取する道具で
全長約3mの大きさがあります。
中心には濾水計が付いており、濾過した海水の量を計測できます。
この道具は、中谷医工科学教育振興助成金で購入しました。
今回の実習ではマイクロプラスチックの採集に用いるのですが
このニューストンネットは、新しく届いた道具なのです。
そこで、海洋実習前の7月2日に
宮崎海洋高校の実習船「進洋丸」に積み込み、
船員の皆さんにも使っていただきました!
進洋丸から、徐々に海水に下ろしていきます。
このように曳航しながら、表層の水を濾過していきます。
曳航後は、海水をかけて内側に付着した資料を先端のコッドエンドに流し込みます。
上手い具合に表層の水を濾過していますね!大成功です。
というわけで、海洋実習の事前調査の報告でした。
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研究ポスターの指導方法を伝えました
令和元年度入学生から、全ての高校生が「探究」に取り組んでいます。
生徒達はいろいろな研究をしています。
なので、先生達も積極的に探究の指導方法を学んでいます。
探究の研究内容を伝えるには、様々な方法があります。
その一つが、ポスターセッションです。
ポスターセッションは、何回も説明を行うので、
回数を重ねるごとに、「話すこと」に自信がついてきます。
また、見ている人から多くのコメントやアドバイスをもらえます。
今回は、MSEC指導者ワークショップとして日向高校に訪問し
ポスターセッションの指導方法を伝えてきました。
今回の内容は、ポスターの作成方法だけでなく、
研究内容のテーマ決め、発表方法など多岐にわたりました。
これは宮崎北高生が実験計画を記した「プレポスター」です。
生徒がポスターを作る際に、沢山の指導ポイントがあります。
ポスターのデザインもその一つです。
見やすい構成を先生達に伝えています。
この後は、実際に大判プリンターで印刷した最終版のポスターも見ていただきました。
今回のワークショップで、ポスターセッションの輪が広がると良いですね。
そんなMSEC加盟校が一同に会して行われるポスターセッション
「MSECフォーラム」は8月7日開催です!!
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部分日食の観測
6月21日(日)は日本全国で部分日食が観測されました。
皆さんはご覧になれたでしょうか?
残念ながら、宮崎県では厚い雲に覆われて、欠けた太陽を見ることは叶いませんでした。
(九州では宮崎県だけが厚い雲に覆われていたとか・・・。)
しかし!
科学部地学班は諦めませんでした。
太陽が見えないなら、見えないなりの観測方法がある!
とばかりに、観測を行った模様です。
雨に備え、屋根のある場所に観測機材を置きました。
さらに、望遠鏡だけではなく・・・
昨年、マニュファクチャリングの授業で勉強したマイコンを使いました。
RaspberryPiとセンサーを用いて空の明るさの変化を測定しました。
このセンサーは、気温、気圧、照度などを記録できるスグレモノです。
部分日食の始まりと終わりまで、約2時間以上。
この間に1秒ごとのデータを記録しました。
う~む!RaspberryPiは便利ですね。
他にも、風向きや風速、照度計を用いた明るさの計測なども行いました。
望遠鏡と録画用カメラも用意しましたが、残念ながら太陽が顔を出すことは無かったようです・・・。
さて、この記録データが今後どうなるのか!
楽しみです。
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生徒が使える3Dプリンターの紹介
今回は教育開発部に設置されている3Dプリンターを紹介します!
ACT-SI(科学探究)では、ものづくりを伴う研究をしているチームも多くなりました。
プロトタイプの作成時に足りないパーツを自分たちで創れたら…
そんな希望にお応えするのが、こちらの3Dプリンターです。
フィラメントを溶かして、成形していくのですね。
教育開発部室にセッティングされており、
初めて見る3Dプリンターに興味津々の生徒たち…。
設計ソフトです。
生徒用のパソコンにもソフトをインストールしておけば
設計は生徒が各自で、3D印刷は教育開発部で行うことができます。
というわけで、試しにこんな形を…。
できました!
(フィラメントがもったいないので)小さく作ったため、細部はバリが目立ちますが
思い通りの形を部品にできるのは嬉しいですね!!
今年はどんな方法で活用されるのか!?
楽しみです!
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2年生ACT-LIポスターセッション
6月12日(金)
2年普通科のACT-LI2(地域探究)の
2回目のポスターセッションが行われました。
3密を避けるために、場所を分散して行ったポスターセッション。
今回は、教室の様子を紹介します。
2年生の地域探究のテーマは「宮崎の〇〇」について。
観光、医療、農業…様々なテーマの研究ポスターがあります。
このポスターセッションでは、生徒と先生の投票による採点も行われました。
投票用紙にコメントを書いています。
ポスターの構成、説明の仕方、内容、研究進度…などいろいろな要素を見ながら採点しています。
今回の採点結果を生かして、さらに研究を深めてください!!
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ACT-LI2中間発表ポスターセッション
6月5日の報告です。
2年普通科の探究活動ACT-LI2(地域探究)では
ポスターセッションで中間発表を行いました。
先輩と異なる点は、2年生になってクラス替えをしても、
ACT-LIの時は1年生のときの研究チームで行っていることです。
これにより、1年生のときのACT-LI1の継続研究ができます!
SDGsの観点で昨年度と同じ「宮崎の〇〇」という統一課題で
多彩な研究テーマを取り扱っています。
その数、約70作品以上!
先輩の世代から20作品も増えました。
今回の目的は、研究のブラッシュアップです。
説明したり、質問を受けながら研究の足りない部分を見つけていきます。
コメント用紙をもらったり、ポスターに直接改善点を書き込むなどして、改善のヒントが増えていきます。
なお、3密を避けるため、各教室と体育館、武道場などに分かれて発表を行いました。
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一歩ずつ前進!2年生のACT-SI
6月16日(火)
2年サイエンス科のACT-SI2(科学探究)です。
毎週火曜日の6,7限で研究を行っています。
しかし、授業以外にも放課後の「オープンラボ」を利用して研究を行う班もあり
毎週研究はどんどん進んでいます。
こちらは、クモを研究している班です。
先輩が使用している暗室を借りて、実験を行っています。
マイクロプラスチック班は、採取したプラスチックの撮影を行っていました。
スライム班は、新たに配分を変えてスライムを作っています。
研究ノートにもデータが溜まってきたかな?
太陽電池研究班です。
ソーラークッカーとフレネルレンズで何かのデータを取っています。
5分毎の記録…忙しいですね。
それぞれの班が、毎週課題を見つけ、その解決に奮闘しています。
このスモールステップが大切です。
すでに、以前ブログで紹介した様子とは大きく異なり進化をしています。
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研究に使えるData Science!
学校設定科目Data Science(DS)の進捗を報告します。
1年サイエンス科では、DSを週2時間学んでいます。
PBL課題を配布され、自力で学び解いていくスタイルの授業。
課題が解けても、先生は一人ひとりに質問をぶつけてくるので
本当に理解していなければクリアできません。
現在は統計学を学んでいます。
本校教諭の作成したオリジナル教材。
しっかり読めばわかるように作られています。
しかし、自力で統計学が理解できるようになるのでしょうか。
・・・なっています。
データのばらつきに関してのPBL課題。
問題を解くだけならすぐに出来る生徒も多いです。
「先生、課題ができました!!」
「よくできたね~!確かに、数値は合っているよ。
では、不偏標準偏差って何だろう。説明してみて。」
「・・・。ええと、勉強してきます。」
このようなやり取りを、2回、3回・・・それ以上に繰り返して
本当に説明できるまでに成長します。
DSでは、科学探究で実験を行った際に、適切にデータ処理ができるよう
様々なPBL課題が配布されています。
彼女は、与えられたデータをもとに誤差グラフを作成しています。
完成したグラフをチェックしてもらっています。
しかし・・・う~ん残念!あと一歩!
どこが違うのか考えながら、再び勉強をします。
指導する先生は2名です。
それぞれの学習ペースに差があるため、きちんと課題チェックは回っています。
しかも、全員が着実にPBL課題を進めています。
早い生徒は、もうすぐ相関分析そしてT検定に入っていきます。
1年生の1学期には、データ分析の手法を一通り学び終えます。
彼らの行う科学探究が楽しみですね!!
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海洋実習事前学習その3
6月13日(土)に行った
海洋実習の事前学習(1年サイエンス科)の最終回です。
さて、今回の海洋観測の目玉のひとつが水深200m海域の採水です。
海水温や、pH測定、塩分測定などを行い、表層の海水との違いを調べます。
これがバンドーン採水器です。
ワイヤーロープにセットしたこの採水器を海中に沈め、採水を行うのですが・・・
水深200mとなると、沈めて引き上げるまでに時間がかかります。
やりなおしはできませんから、各班ともミスが無いようにしっかりと使い方を学びました。
で、このゴム蓋が難しい。
セットの仕方を間違えると、採水器が開きっぱなしのまま上がってきます。
コツがあるのです。
このように、筒の両サイドのゴム蓋を引っ張り、金具に固定します。
沈めた後に、「メッセンジャー」と呼ばれるおもりをワイヤーに沿って落とすと…
(写真右にメッセンジャーを持った手がありますね。)
バンッ!
金具が外れ、海中でゴム蓋が閉まるのです。
よくできていますね~!
これで水深200mの海水を採取します。
いかがでしたか。
これ以外にも、生徒たちは様々な課題を与えられ、実習までにしっかりと考えています。
海洋実習などのフィールドワークは、研究者の卵として得るものが非常に多いです。
これらの経験が、やがて始まる科学探究ACT-SIに活かされるのですね。
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海洋実習事前学習その2
6月13日(土)に行った
海洋実習の事前学習(1年サイエンス科)の続きです。
砂浜の砂をふるいにかけると、マイクロプラスチックがたくさん見つかりました。
さて、観察で必要な技術がスケッチです。
見つけたものの特徴をしっかり捉え、記録を残すために
実際に取り出したマイクロプラスチックのスケッチをしてみます。
綺麗に書けていますね。特徴もしっかり書き込んでいます。
スケッチには、線で描く、色を塗らない…などの基本があります。
先生が書いたスケッチの見本を見せてもらいながら、基本を学びます。
さて、海洋実習では採集したプランクトンを、後日顕微鏡観察してスケッチを行います。
そのプランクトンはどうやって捕まえるのでしょう?
これがプランクトンネットです。
海水面近くや、池などの微生物を採集する道具です。
1班に1つ配布され、実習船でプランクトンの採取を行います。
先端には採水器がついており、ここに濾しとられたプランクトンが集まります。
コックの形状を確認し、現場でミスをしないように備えます。
このネットを海水面で引きながらプランクトンを集めるのですが、
引く速さや引き上げる向きにもコツがあります。
その後、採取したプランクトンは現場でアルコールに保存し、持ち帰ります。
プランクトンといえども、命を持っています。
その重さに応えるべく、きちんとスケッチの練習を行いました。
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海洋実習事前学習その1
6月13日(土)の報告です。
この日は、午前中の4時間を使って1年サイエンス科が
海洋実習の事前学習を行いました!
その様子を数回に分けて報告します。
海洋実習の本番は、7月10日(金)です。
宮崎県立宮崎海洋高校の実習船「進洋丸」と連携し
海洋観測や、プランクトンの採集、マイクロプラスチックの採集などの
海洋実習を通して、海洋研究の重要性を学びます。
実習船に乗せていただくので、しっかりとした事前研修が必要です。
実習のしおりをもとに、事前学習を進めていきます。
実はこのしおり、様々な課題が詰まっています。
まずは、マイクロプラスチックについて学びます。
ここに、宮崎市のある海岸の砂が2リットルあります。
この砂を各班に配布します。
パッと見た感じ、どのくらいのプラスチックが入っていると思いますか?
5mm以上の大きさは?
3~5mmの大きさは?
「10個くらい?」「7個くらい?」いろいろな意見が出ます。
実際に、ふるいを使って調べてみましょう!
まずは5mmのふるいにかけてみましょう。
ザーッとふるいにかけてみると…
あれれ!?思った以上に大きなプラスチックが多いですね!!
流木や石などを取り除いても、結構な数のプラスチックが入っていました。
では、5mmのふるいにかけた砂を、3mmのふるいにかけてみましょう。
結構な量の小さなプラスチックが入っています!!
各班協力して、プラスチックの数を数えました…。
結果がこちら。
2リットルの砂に含まれるプラスチックは…
5mm以上が平均して28個!
3mm~5mmが平均32個!
思った以上に入っていました。
それより小さいプラスチックとなると…まだまだありそうです。
これらが海洋を漂っているのですね。
今回の海洋実習では、全長約3mのニューストンネットを用いて
海洋のマイクロプラスチックを採集する予定です。
大きなプラスチックでさえこの量です。
さらに小さなマイクロプラスチックは一体どれほど取れるのでしょう…。
プラスチックによる海洋汚染は深刻な状況です。
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マリンチャレンジプログラム採択!
本校生徒の研究がマリンチャレンジプログラムに採択されました!
マリンチャレンジプログラムとは、日本財団と株式会社リバネス主催の研究助成プログラムです。
海・水産分野・水環境などの分野を研究する中高生を対象に、
最大5万円の研究資金助成や、研究アドバイザーによるオンライン面談での研究コーチが行われます。
今回採択されたのは、本校科学部の生物班です。
研究テーマは
「ハクセンシオマネキのウェービング~画像解析と信号処理による分類~」
です。
ハクセンシオマネキが発しているシグナルを解析し、縄張りの構造を明らかにしようとしています。
先日、初めてのオンライン面談が行われました。
株式会社リバネスの担当者の方と
アドバイザーとなる京都大学の先生に
研究の説明を行いました。
慣れないWeb会議システムに四苦八苦していましたが
何とか自分たちの研究を伝えました。
アドバイザーの先生からは、いろいろな質問がありました。
今後もオンライン面談を重ね、研究を深めてください!
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科学探究を見守る先生
これまで、2年生の様々な研究班を紹介してきました。
今回は科学探究の指導をしている先生たちを紹介。
現在、サイエンス科2年生の科学探究は科学部顧問の先生たちで指導しています。
毎回、授業前には各班の進捗状況をまとめ、それぞれに質問するポイントを議論しています。
科学探究は2時間連続の授業です。
その時間、生徒は自由に研究活動を行っていますが、
先生たちは各班を見回りながら、その日の研究計画などを聞き取りしています。
先生たちは思います。
. 。○(こうしたら、うまくいきそうだよなぁ・・・)
. 。○(これよりも、あれを使えばいいのに・・・)
. 。○(この方法よりも、あの方法が適しているなぁ・・・)
でも、それを絶対に言いません。
生徒の成長を願いながら、質問をしています。
非常にもどかしい想いをすることもあります(笑)
でも、質問しなくとも、より良い方法に気づく班や、
我々では思いつかないユニークな実験を行う班も多いです。
やはり考えて動くということは大切なんだと、指導しながら実感します。
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太陽光発電の研究!?
今回は物理工学研究領域から、太陽光発電の研究を行っている班を紹介します。
この班にも、他の班同様に大きな目標があります。
しかし、まずはスモールステップでいろいろな実験を行っています。
最初の実験を経て、研究計画を練り直しています。
ホワイトボードを使って議論していますね。
ん?
太陽光発電なのに、この器具は何でしょうか。
おや?
器具に液体を入れたものを、ホットバスで温めています。
この班は、主体的に議論を重ねて、先生たちも思いつかない
ユニークな実験を考え出しました。
さて!うまくいくかな?
楽しみに見守っていきます。
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教育開発部員の励みになります♪
歯車を研究して・・・
今回は物理工学研究領域から、歯車の研究をしている班を紹介します。
この班は、最終的に「ある便利な道具」を作ろうとしています。
設計図を書き、必要な材料を購入しましたが、想定外の事態が続出?
購入した金属が、想定よりも大きかったのかな?
いきなり金属で加工をするのは難しいと判断したようです。
そこで彼らは、学校にあるレゴブロックに目をつけました!
なるほど!
金属の歯車で作る前に、より軽い材料で試行錯誤することにしたようです。
同時進行で必要な材料を整理しています。
頑丈なバネ。ちょっと長かったようです。
切断するために、ヤスリでゴリゴリ・・・気が遠くなりそうです。
写真では普通のバネに見えますが、ものすごく堅くて丈夫なバネです。
頑張りました!なんとかヤスリで切断成功!
とにかく試行錯誤で一つずつ解決していく。
そんな姿を見せてくれました。
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教育開発部員の励みになります♪
スライム研究
今回は物質機能研究領域からスライムの研究をしている班を紹介します。
彼らがスライムを何に使うのか・・・それはまだ内緒です。
現在はスライム作りをしています。
この班は薬品を使用するため、白衣・ゴーグル・手袋の着用が義務づけられています。
慣れない白衣はちょっと暑いかもしれませんが、これも事故を防ぐための決まりです。
スライム作りの材料です。
ホウ砂は取り扱いに注意が必要です。
ソーシャルディスタンスを保って研究を行うのも大変なようです。
それにしても、白衣を着るとグッと研究者の卵に見えますね。
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備品申請でアサリの飼育環境を整えよう!
以前、刺激応答研究領域からアサリ班の紹介をしました。
その彼らが、アサリがより快適に過ごせるように
水槽の改良を始めたようです!
足りない装置があり、カタログを見ながら
残り予算も考えて購入申請書を記入しています。
きちんと購入理由が記載できないと、購入許可も下りません!
厳しいですが、研究者として必要な経験です。
購入申請から届くまでは約一ヶ月かかります。
研究計画をしっかり立てて、やりたい実験を考えておかないと
このタイムラグで時間を無駄にしてしまうことも・・・。
さらに、新たに大きな水槽を2つ借りることができたようです!
丁寧に洗って、引っ越しの準備をしています。
毎日のお世話も大変ですが、環境を整える作業も一苦労!
頑張ってくださいね(^^)
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地学班の紹介
今回は物理工学領域から、星食観測班の紹介です。
彼らは、科学部地学班の2年生です。
「星食」と呼ばれる天文現象を扱っています。
昨年からコツコツと研究を行っていましたが、新型コロナウイルス感染症予防のために
参加予定の学会や大会が軒並み中止となってしまいました・・・。
※3月に参加予定だった日本天文学会ジュニアセッションホームページにて、研究予稿集が公開されております。宮崎北高校は講演番号23T「月に隠れていたのはふたご?」です。
現在は、今後の大会に向けて観測データの解析を行っています。
もちろん望遠鏡も使いますが、梅雨時期の最近はパソコンを使うことが多いようです。
観測データの解析方法を議論しています。
なかなか計算が複雑なようです。
自分たちで議論をしながら研究を進めており、
臨時休業中にも、画像解析や観測機材の制作を行っていたようです。
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クモの研究
今回は2年生の刺激応答研究領域からクモの研究班を紹介します。
彼らはクモの動きを制御したいようです。
いろいろと応用できそうですね。
捕まえてきたクモたち。
クモは動く餌しか食べないので、定期的に餌を捕まえて与えているようです。
このクモの名前はなんでしょうか?
自分たちで作った飼育ケースで飼っています。
どうやら、画像解析で研究を進めるようです。
カメラの準備が着々と。
なるほど!
水槽の中にクモを放って、その動きを観察するのですね。
・・・やってみたところ、まだまだ足りない装置や、必要な条件が見つかってきたようです。
どのように実験をしていくのか楽しみです。
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暖かい空気を届けたい!
今回は、物理工学研究領域から
暖かい空気を届けたい!という研究をしている班の紹介です。
冬場の寒い体育館などで、焼け石に水状態の灯油ストーブをよく見かけます。
あの暖かい空気を効率よく届けられたら、寒くない!
ぜひ実現していただきたい。
しかし、その道のりは甘くはありません。
暖かい空気を届けるためには・・・?
実験方法の検討や、必要になってきた知識の勉強が中心となります。
科学探究では、班のメンバーとの議論も重要です。
建設的に意見を出し合い、目標達成のために必要な実験方法を考えています。
何事もスモールステップです。焦らずに頑張りましょう
プログラミングを研究に活かそう!
今回は、物理工学研究班から「ある機械」を作ろうとしている班を紹介します。
詳細は研究の根幹に触れるので書けませんが、
彼らはマイコンでモーターを制御して、ある機械を作ろうとしています。
プログラミングの知識も必要で、日々頑張って勉強しています。
また、装置全体のイメージをつかむために、レゴを使って模型を作っているようです。
プログラミングは1年生の時にマニュファクチャリングで経験しましたし、Data Scienceの授業でも扱います。
今こそ、勉強した知識を発揮するときですね!
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マイクロプラスチック研究班
今回は、地球環境学研究領域からマイクロプラスチックの研究をしている班の紹介です。
マイクロプラスチックは、環境への深刻な悪影響が懸念されていますね。
マイクロプラスチックを採取・調査するために、まずは採取方法の検討をしているようです。
自分でマイクロプラスチックを作り・・・
実際に砂の中に紛れ込ませ、編み目の異なるふるいにかけて、
採取できるか試していますね。
さらに細かいプラスチックを取り出す工夫も考えているようです。
マイクロプラスチックの研究に関しては助成金が採択されており、
今後も研究がどんどん深まっていくことでしょう!!
※2021年3月24日追記
この記事から9カ月…。
現在彼女達は、海洋実習で採取した宮崎県沖の海水や
自分たちが住む地域の砂浜、宮崎市内の砂浜などから
マイクロプラスチックを多数収集。
プログラミングと画像処理を駆使して、数や大きさを分類しています。
その成果を携えて、各種研究発表や学会に参加しています。
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サクサク進む!?1年生のDS
1年生のDS(Data Science)の授業が順調です。
エクセルの基本的な使い方は終了し、
現在は統計学の内容がスタートしました。
教材は、本校教諭が作成したオリジナルのデジタル教科書です。
彼女は「代表値」の勉強に入っているようです。
2学期から始まる科学探究において、実験データをどのように扱うかは非常に重要になってきます。
何気なく見ていたアンケート結果も、様々な種類のデータに分かれているのですね。
彼は、グラフを作っています。
データの性質によって、使用すべきグラフは異なります。
与えられたデータをどのようにグラフにするべきか・・・悩んでいますね。
この授業は、PBL課題をクリアするごとに
あたらしい単元のデジタル教科書を受け取ることができます。
生徒は主体的に取り組み、どんどん進んでいきます。
そして、PBL課題のチェックのときに、先生にいろいろな質問を受けます。
これに答えられないとやりなおし・・・(汗)ファイトだ!
基本的にはパソコン画面で教科書を読み、提出課題のみペーパーで配布されています。
さて、早い人は8時間で不偏標準偏差を理解できました!
データのばらつきを考える・・・なんて初めての勉強ですね。
これからも頑張ってほしいです!!
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ST(Scientific Thinking)で英語論文を読む!
今回は、1年生のST(Scientific Thinking)を紹介します。
STでは、英語の科学論文を読解していきます。
内容学習と言語学習を同時に行うCLIL(Content and Language Integrated Learning)形式の授業となっています。
また、優れた科学論文を読むことによって、
研究チームのデザイン思考に触れることで、
自分たちが将来行う探求活動のゴールイメージも見えてきます。
さて、現在読んでいる科学論文のタイトルは
Migration of very long period seismicity at Aso volcano, Japan, associated with the 2016 Kumamoto earthquake
です。
2016年の熊本地震に関わる論文ですね。
15ページ程度の論文で、図表も豊富にあり、内容も非常に身近なものです。初めて科学論文を学ぶ1年生にうってつけです。
授業では、ALTの先生から
まずは「科学論文の構成」を学びました。
※ALTの先生はフェイスガードを着けています。
概要、序論、方法、本論、結論、まとめと展望・・・
この構成がわかることで、論文がずっと読みやすくなります。
続いては、いよいよ内容を読み込んでいきます。
今回は、Abstract(概要)の理解から。
ここでは「ジグソー法」を使って読解していきます。
まずは、Abstractの内容を3つに分割します。
生徒は3人1組の班に分かれ、それぞれの班にAbstractの3分の1の翻訳を割り振ります。
辞書を片手に一生懸命翻訳しています。
その後、班は分解。
それぞれの別の翻訳をした3人が集まり、Abstract全体の理解を行いました。
バラバラだった文章がつながるのですね。
この方法なら全員が責任者になるので、翻訳も人任せにできません(笑)
今回はAbstractでしたが、今後はどんどん論文を読み進めていきます。
科学論文を読むのは大変ですが、科学的な英語読解力が付くように頑張りましょう!
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インクの研究班
2年生の科学探究ACT-SI2の報告です。
本格的に研究活動が始まって、しばらく経ちました。
現在の状況はどうなっているのでしょうか。
不定期で、各チームごとの進捗を見ていきます。
こちらは、物質機能研究領域の班です。
彼らは、インクの改良をしたいと考えているようです。
そのために、まずはクロマトグラフィーで色々なインクの成分を
分離しようとしています。この段ボールは風よけかな?
科学探究では、先生たちはあえて答えを教えません。
安全管理や環境作りはしてくれますが、次の実験の指示はしません。
実験計画は生徒が作っていきます。
しかし、先生方は質問をします。
「この実験は何が目的なの?」
「この結果について予想したかな?」
だから、自分たちで研究計画を考えるしかないのです!
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科学部の新入生はテーマ決め中
今年度18名の新入生を迎えた科学部。
(6月3日現在、まだまだ増えています。)
オリエンテーションも終わり、いよいよ分野ごとに分かれて
自分たちの研究テーマを考えています。
さすが科学部に集まる生徒たち!
やりたいことが、しっかりとあるようです。
ホワイトボードを使って研究アイデアを議論しています。
じっくり考えていますね。
研究テーマの決定は非常に大切なプロセスです。
ここには、かなり時間をかけても惜しくありません。
一方で、こちらの4人は地学班。天文現象を扱うチームです。
天体画像の解析方法を先輩から習っています。
先輩が撮影した天体写真から、指定された星の等級を算出する作業。
天体の知識や、画像処理の知識が必要です。
基礎を習った後に、自分たちの研究対象を決めていくのですね。
科学部1年生、コロナ禍で活動が少なかったですが
滑り出しは順調です♪
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MSEC指導者ワークショップ「マンダラート」
5月21日(木)の報告です。
この日は、SSH指定校の延岡高校から先生が来校し
MSEC指導者ワークショップが行われました。
今回のテーマは「マンダラート」。
これは、本校の生徒が探究活動のテーマを考えるときに使っている
フレームワークです。
マンダラートは、日本人が考案したフレームワークで、アイデアをひねり出したいとき等に役立ちます。
写真のように、中心に核となるワード(コアワード)を書き、
その周囲8つのマスに、連想されるワード(サブワード)を全て埋めます。
それが埋まれば、さらにそのサブワードを展開させて、
そこから連想される8つのワードを埋めていきます。
ここでは、合計64個ものワードが必要です。
いずれも、連想しやすいように、具体的な名称などは避けます。
あとは、出てきたワードを組み合わせて、研究の計画のアイデアを作っていきます。
本校教員によるマンダラート完成例。
ざっくりと書きましたが、64ものワードを埋めるのは至難の技!
使いこなすのも、様々な注意点が必要です。
本校の教育開発部でマンダラートをしたことが無い先生も集まり、
皆でマンダラートを体験しました。
一度体験すれば、その大変さや、連想法としての威力も知ることができます。ぜひ、役立ててください!
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アサリ研究班の活動本格化
5月20日(水)の事です。
サイエンス科2年生の科学探究(ACT-SI2)で、アサリ研究班が準備を始めました。
アサリ班がスーパーで購入してきたアサリ。
食べるのならばこの状態で良いのですが・・・
元気に飼育しようとすると、このままではいけません!!
せっかく購入したアサリを死なせるわけにはいかない。
と言うわけで、朝礼前の時間に大急ぎで飼育の準備をしていました。
水槽に水を入れ、カルキ抜きの薬や、海水の素を投入します。
何リットル水を入れたか覚えているかな…?
生物の先生の協力の下、何とかアサリを飼う環境が整いました。
(この後、さらにフィルターなども設置しました。)
パック詰めされて冷蔵庫にいる時とは異なり、活発に動きます。
出水管と入水管をパクパクさせて、かわいらしいです。
この後は、毎日の温度チェックや餌やり、残念ながら死んでしまった個体の除去など
大変なお世話が続きます。
これからずっと研究でお世話になるアサリさん。
大事に育ててね。
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科学部1年生の活動開始
科学部に1年生が入部してきました。
5月25日現在で10名以上の入部希望者が集まりました。
さて、本校の科学部は、科学探究(ACT-SI)に先駆けて
自分の研究に取り組むことができます。
(サイエンス科の一般生徒は、2学期から研究開始。)
また、部活動として大会に出場するため
研究成果を発表する場も多くなりますし、部費から研究予算も出ます。
研究活動にどっぷり浸かりたい生徒には科学部がうってつけです。
そんな科学部に集まった新入生。
自己紹介などが終わった後は、顧問の先生や先輩の話をじっくりと聞き
自身の研究分野を決めています。
物理?生物?化学?地学?
色々悩んだ末に、テーマが決まってきたようです。
彼らの今後の成長に期待しましょう!!
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学校設定科目Earth Scienceの紹介
サイエンス科の2年生ではEarth Science(ES)を行っています。
ESでは、自然科学の知識を、英語の能力(読む、書く、聞く、発表する、対話する)を駆使して学ぶ事により、内容学習と言語学習を同時に行っています。
このような英語の学習方法を
「CLIL(Content and Language Integrated Learning)」
と呼ぶそうです。
また、学ぶ内容もSDGsの視座を踏まえたものとなっています。
プレゼンやディベート、フィールドワーク等を行い、
最終的には科学探究(SCT-SI)の内容を英語化し
英語ポスターセッションも行います。
さて、そんなES。
5月21日(木)に行った内容は、Water(水)について。
地球にとって、水はなぜ必要なのか…。
提示される資料と、英語から考えていきます。
様々な質問をされるので、ホワイトボードに英語で書き出しています。
※ALTの先生はフェイスガードを装着しています。
大気の温度変化は激しいけど、水の温度変化は穏やか。
と言うことは、地球における水の役割は・・・?
本校のALTの先生は地学が専門です。
地球環境についてこれからも興味深い授業が展開していきます。
(取材していて、ブログ担当者も英語を勉強し直そうと決意しました。)
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放課後活動が再開!
5月25日(月)より、放課後活動が再開となりました。
とはいえ、新しい生活様式を意識しながら、3密を避けての活動です。
サイエンス科でも、科学部の活動が活発に行われていました。
特に3年生は研究の大詰め!
コロナ対応で部活動ができなかった分の追い込みが始まっています。
化学班。
クリーンベンチで薬品を扱っています。
まだまだ実験データが足りないようです。
物理班。
実験結果をまとめるために、統計学が必要なようで
悩みながらエクセルで作業をしていました。
学校設定科目のData Scienceで学んだ統計学の知識をフル活用中です。
こちらは別の化学班。
手作りの暗室(暗箱?)で実験再開です。
「触らないで」の張り紙中。
科学部以外の生徒も、放課後のオープンラボの時間を用いて
科学探究に取り組んでいます。
2年生のキノコ班の男子。その後の経過はいかが…?
と言うわけで、もとの賑わいを取り戻しつつある
サイエンス科の放課後でした。
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MSEC指導者ワークショップ
5月18日(月)の報告です。
宮崎西高校からSSH担当の3名の先生が来校し
MSEC指導者ワークショップが行われました。
今回はSSHの事務作業に関わる事が中心でした。
研究開発実施報告書のまとめ方や、それに向けた宮崎西校の事業計画のポイントなどを確認していました。
今年から初めてSSHに指定された宮崎西高校。
少しでも宮崎北高校が力になれれば幸いですね。
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第1回MF紙飛行機コンテスト!!
5月18日(月)
宮崎県の緊急事態宣言も解除され、徐々に日常が戻ってきた登校日。
1年サイエンス科はマニュファクチャリング(MF)の授業を行いました。
MFでは"ものづくり"を通して、議論と試行錯誤を体験します。
3人1チームで課題に取り組み、競います。
今回のテーマは「よく飛ぶ紙飛行機を作れ!」
ただし、紙飛行機には主翼・尾翼・垂直尾翼の3つ以上のパーツで構成しなければなりません。
そう、ただの折り紙飛行機ではないのです。
設計と製作に与えられた時間は100分間。
飛ばして、作り直して…となれば、時間ギリギリです。
材料はA4の厚手の紙1枚のみ!(あと、セロハンテープ+α)
これだけではペラペラなので、工夫が必要です。
この班は円筒形の飛行機に翼をつけてみました。
しかし、上手く飛びません・・・。
試作して、飛ばして、さらに作り直したいときはチケットを使えば
新しい紙がもらえます・・・が、競技での記録を1秒ずつ減らされてしまいます。
考えすぎても時間切れ、考えなさすぎると材料切れ…。
議論と試行錯誤のバランスが要求されます。
そうこうしている間に時間切れ
各所から「もう1時間あればー!」「議論しすぎたー!」「全然試してないー!」という声が響きます(笑)
そして、13の班が自信作を飛ばします!
・・・が、やはり難しかった!!墜落する飛行機が多数。
2階から投げていますが、平均して1.5~2.5秒ほどの滑空時間となりました。
実は、材料や授業プリントの中によく滑空する飛行機のヒントが隠されていたのですが、中々気づけなかった様子。
でも、それで良いのです!
これは第1回目のMFです。
今回の経験を糧に、試行錯誤のバランスを鍛えていけば大丈夫!
その後、解説を聞いて改良した飛行機の中には、よく飛ぶものもありました。
と言うわけで、ものづくりを通して試行錯誤の大切さを学ぶマニュファクチャリングの報告でした!
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インターネット配線を整えました
4月下旬ごろの話です。
ご覧下さい!怪しい人影がラックの上に…!!(笑)
と、言うのは冗談で、教育開発部の模様替えに伴い、
昨年まで床を這っていたインターネット回線を天井に移動しました。
先の写真は、その作業をしている教育開発部の先生です。
広い部屋の天井を横断するケーブルを、三脚を使って丁寧に整えました。
生徒の活動を満足に支援するためには、まず我々の環境を整えなければなりません。
教材開発だけでなく、このような活動も先生は行っているのです…というお話でした(^^)
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教育開発部のおしゃれな掲示板
今回は、教育開発部の部屋の外にある掲示板を紹介。
国際交流掲示板です。
かわいい掲示板ですね!
教育開発部の先生が、デコレーションしています。
思わず目を引く掲示板には、国際交流の情報がずらり!
興味を持ったら、すぐに先生に声をかけてくださいね!
本校は4年連続で合計5回も科学技術振興機構(JST)の
さくらサイエンスプランに採択されており
今年度も活発な国際交流が行われる予定です。
残念ながら、新型コロナウイルスの関係で当初計画していた
一部の国は来日ができなくなりました。
しかし、ビデオ会議での交流の計画が進んでいます!!
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ACT-LI(地域探究)指導のために
少し前、5月1日(金)の話です。
本校ではサイエンス科だけでなく、普通科でもSSH事業として探究活動を行っています。
それがACT-LI(Local Inquiry/地域探究)です。
校内全体で取り組むためには、全ての先生方の協力が必要不可欠です。
そのため、この日の学年会において、
各学年の教育開発部の先生が、ACT-LIについて説明を行いました。
この活動の目的は、「地域社会への貢献」と「生徒自身の成長」と言えるでしょう。
情報収集力を鍛え、論理的な思考力と多角的な視点を持って考え抜き、地域社会へ貢献する。
ACT-LIに一生懸命取り組んだ生徒は、社会にとって有為な人材となるはずです。
・・その思いを、各先生達に伝えました。
また、探究活動のための備品や書籍購入の案内もありました。
これらの仕組みを活用し、今日も宮崎北高校の先生は生徒の探究活動を支えています!
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幻のキノコを探せ!その2
某日、市内某所でカンゾウタケを採取した後の話です。
いよいよ研究室にて、作業が始まりました。
まずは、採取したカンゾウタケの写真を撮影しました。
比較対象物の10円玉がポイントですね。
※生徒発表前につき、モザイク処理をさせていただきます!ご了承ください。
キノコを培養するための準備も、放課後の時間を使って以前から行っていました。
先輩からオートクレーブの使い方を学んでいます。
クリーンベンチ内でキノコを培養するための寒天培地を作っています。
そして、採取後は・・・
いよいよ、カンゾウタケに対して
クリーンベンチ内で無菌操作をしていきます。
ここからの作業は研究内容に大きく関わってくるので詳しくは記述できませんが、
カンゾウタケを採取できたことで彼らの研究は大きく動き始めました。
これからが楽しみです!!
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幻のキノコを探せ!その1
某日、宮崎市内某所。
2年生の科学探究でキノコを研究しているチームは、山にいました。
研究に使用するキノコを採取するためです。
その名も「カンゾウタケ」。
非常に珍しいキノコで、チームはこのキノコの培養を目指しています。
この日、一行は特別の許可を得て
宮崎県総合博物館の黒木修一先生達のご指導の下
この時期にしか生えないキノコを探しに来たのでした。
山の神様への参拝からスタート。
果たして、見つかるのでしょうか…!
山中には、沢山の珍しいキノコや植物が生えていました。
そして・・・先生方の案内で、ついに見つけたカンゾウタケがこちら!
先生方が驚かれたのは、彼らが自然に上記のような写真を撮影したこと。
フィールドで撮影する際は、大きさなどの情報がわかるように「撮影のルール」があります。
これらの技術は、昨年のフィールドワークで身につけたものです。
経験が生きていますね!!
さて、採取したカンゾウタケは、葉っぱと一緒に密閉します。
キノコが酸欠で、溶けてしまうのを防ぐためです。
※ここからのキノコの変化は、生徒発表前につきモザイク処理をさせていただきます。
無事、カンゾウタケを採取できた一行。
最後に、先生方と記念撮影をしました。
写真左が、宮崎県立博物館の黒木修一先生。
右が、「キノコのサトウさん」です。
本来なら、部外者に絶対に教えられない場所での採取を快諾してくださいました。
本当にありがとうございました!
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登校日!2年生の科学探究
5月12日(火)は2年生の登校日でした。
この日は通常通りの授業で、サイエンス科では久しぶりの科学探究(ACT-SI)が行われました。
前回から約一ヶ月…。
それぞれの班で、事前に相談してきたおかげで
スムーズに予備実験に入れた班も多かったです。
さて、その様子は…?
車いすの構造を研究しているチーム。
注文して届いていた道具の確認をしています。
想定外の大きさに戸惑ったり!?
こちらは屋上の校旗掲揚を自動化したいチーム。
機械の配置場所を考えていますね。
こちらは、科学部の天文チーム。観測データを基に
現在は論文の執筆を行っているようです。
アサリの研究をするチームは、計画ポスターを確認しながら
研究準備に入っています。
その他、合計12チームが久しぶりの研究活動を行いました。
コロナ対策のため教室を分けて、3密を避けながらの活動でしたが
それぞれ1年生の頃に研究計画を練っていたおかげで、やるべき事はハッキリ!
どの班も主体的に行動し、着実に次の課題を見つけています。
何事もスモールステップ!がんばれ~!!
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MSEC協議会を行いました
4月24(金)と、少し前の話です。
県内の探究活動を行っている学校が一同に会してポスターセッションなどを行う
「MSECフォーラム」が6月に計画されていましたが
新型コロナウイルス感染症対策の関係で、延期となりました。
そこで、開催時期の詳細を決めるテレビ会議が行われました。
MSEC加盟校14校と県教育委員会がZoomを用い、
4~5グループの分科会も行いました。便利です。
このような時期ですので、「中止」も考えられましたが、
これが最後の発表の場となる3年生の事を考えて意見を出しあいました。
その結果、
実施を延期して8月上旬に延期する。
その判断は6月中旬に行う。
という内容でまとまりました。
何とか開催出来るように、一刻も早い収束を願います。
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サイエンス科2年生でオンライン朝礼始めました
長引く休校の中、少しでも生徒の学びをサポートしようと、
県下でも多くの先生がインターネットの利用に踏み出しています。
そんな中、宮崎北高校ではSSH特例学校設定科目などでプログラミングソフトを導入するために
外部回線と学校独自ドメインを取得してきました。
また、サイエンス科2年生にはGoogleの「G Suite for Education」で、
学校独自ドメインの生徒メールアドレスを配布しています。
「G Suite for Education」には、教育に利用できる様々なツールが入っており、
このICT環境を活用したオンライン教育を研究することになりました。
まずは、5月11日の朝からGoogle Meetによるオンライン朝礼を行いました。
各生徒が、元気な顔を見せてくれて安心しました。
(この後ろで、数名の先生が見守っています。)
基本的に休校日は毎朝オンライン朝礼を行う予定です。
何事もスモールステップで進化していきます。
色々な課題が見つかっており、全員参加とは行きませんでしたが
今後も研究しがいのある取り組みです。
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あすの宮崎の教育のためのオンライン研修会
5月9日(土)
宮崎北高校の先生達が「あすの宮崎の教育のためのオンライン研修会」に参加しました。
この研修は、宮崎県新富町を拠点に活動する「こゆ財団」が主催し、
宮崎県内全域の先生や教育委員会の方約100名がWeb会議アプリZoomを用いて集まり、
宮崎でICT教育を広めていくための情報交換を行いました。
コロナ休校による学びの変容から、このようなICTの活用が注目され始めました。
ちなみに、右下のパソコンには参加者の先生達約100名の顔がいくつかのページに分かれて表示されています。
内容は、Zoomの使い方や、県内学校の事例紹介、
ワールドカフェ形式での話し合いなどが行われ、
充実した3時間(!)となりました。
コロナ禍が収束しても、ICTを活用した教育開発は続ける必要があると、改めて感じました。
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