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SSH&サイエンス科情報発信ブログ
普通科1年生がデザイン思考演習のまとめを行いました!
7月10日(水)の2・3時間目に、普通科1年生のACT-LI1を行いました。
今回のテーマは「デザイン思考演習」。実は、この活動は2週間前に行った演習の続きとなる活動です。
前回の活動では、1年4・5組の間にある使われていないスペースを有効活用できないか、自由な発想で考えてもらいました。
いろんな意見が飛び交う中で、現実的に考えると実行できないよね・・・といったアイデアもたくさん出てきました。
そこで、今回は前回よりも具体的且つ実行可能な範囲で有効活用できる案を提案しよう!ということで、企画書にまとめてみました。
文章でまとめる班もあれば、イラストで説明する班もあり、面白い企画書がたくさん完成しました!
どの班も、前回までの自由な発想を議論を通じて具体的且つ現実的な企画にまとめることができました。
今回まで行っていた活動は、2年生以降で行う探究活動の準備段階!
1年生の皆さんが実際に探究活動を進める際に、1学期のACT-LI1で取り組んだ様々な体験を活用してくれることを願っています。
普通科1年生 デザイン思考演習の様子をご紹介します!
6月19日(水)、普通科1年生のACT-LI1で1年1~4組がデザイン思考演習を行いました。
1学期のACT-LI1は「協創力」を身につけることを目的としています。
そのため、今回は多くのアイデアの中から多角的な視点に基づいた話し合いを通して、より良い結論を導くための手法を学ぶことを目的に本活動を行いました。
今回のテーマは「学校のとある空きスペースを有効活用できるプランを考えよう!」というものです。
では、実際の活動の様子をご紹介します!
今回の活動は4人グループで行います。
実は本校、1年4組と5組の間にほぼ使われていない空きスペースがあります。
そのスペースをどのように使えばいいか、まずはグループごとにとにかくたくさんのアイデアを出していきます。
机上で考えているだけでは物足りない・・・
ということで、実際に空きスペースを見に行きました!
どのグループも多様なアイデアを出しています!
続いて、自分たちの出したアイデアを整理・分類していきます。
別の色の付箋に分類したテーマを書いて、大きな紙に並べていきます。
次に、自分たちの出した多様なアイデアを踏まえて、より具体化するために文章にしていきます。
この時、自分たちなりの優先順位を書いてもらいました。
その後、「意思決定マトリクス」を用いて自分たちのプランを評価するべく数値化していきます。
この時「効果性」や「費用面での実現性」・「時間面での実現性」等の様々な観点を自分たちの物差しでウエイトを変えて数値化しました。
そのため、客観的な視点からプランを見直すことに繋がり、先ほど考えた自分たちなりの優先順位とは大きく異なる結果になったグループもありました。
最後は各クラスで自分たちの考えたプランを発表して今回の活動は終了となりましたが、どのグループも発想豊かで面白い、聞いていて驚くようなプランを考えることができました。
「話し合いを通してより良い結論を出す」という目的が十分達成された探究活動となりました!
ACT-LI2(2年普通科・リベラルイノベーション)の活動紹介
6/12(水)、2年普通科のリベラルイノベーション(=ACT-LI2)が実施されました。
4月からスタートしたACTの活動は、領域選択、メンバー編成を経て、アイデア出しからテーマ設定まで活動を進めてきました。
それぞれのグループで悪戦苦闘しながらも、皆で知恵やアイデアを出し合い、独創的で面白いテーマが設定されつつあります!
なかなかアイデアが出ず、テーマ設定に苦しんでいるグループも、何とかアイデアをひねり出すために、積極的に先生方に相談をする姿が見られ、活発な議論がなされていました。
宮崎北高校の探究活動では、今年度から先生情報シートを作成し、生徒と教員のコミュニケーション促進を図っています。
先生方にアドバイスをもらいながら、より良い探究活動にしていきましょう!
宮崎北高校の先生たちは、生徒の伴走者として共に探究活動を進めていきます!
皆、真剣に議論をしています。「ああでもない、こうでもない」と悪戦苦闘する姿が見られました。
この悩み、苦しむ時間が生徒の皆さんにとっての財産になります。
テーマ設定が終わったグループは、図書室で先行研究を始めています。
先行研究は主に文献調査になりますが、主体となるのは「本」です。
インターネットで調べれば大体のことが分かってしまう世の中だからこそ、本から得られる情報を大切にしてほしいものです。
もちろん、新聞も貴重な情報源です。最近の生徒たちはあまり新聞を読まないのでは…?
新聞に載っている情報も探究活動には必要不可欠です!
次回7/3のACTでは、外部から探究サポーターの方に来校していただき、様々な視点でアドバイスをしていただく予定です。より磨き上げられたテーマや探究計画が完成することを期待しています!
普通科1年生がコンセンサスゲームを行いました!
6月5日(水)、普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて、1年3・4組がコンセンサスゲームを行いました。
コンセンサスの意味は「合意形成」です。
この活動はブレーンストーミング・KJ法などのフレームワークを行い、ゲームを通して議論をする大切さを学ぶことを目的としています。
今回のゲームのテーマは「砂漠からの脱出!」
では、今回は1年3組がゲームに取り組む様子をご紹介します!
まずは、「砂漠で遭難した」という現状を把握するために、いつ・どのような環境にいるのか等の説明が書かれた文章を読みます。
なんと手元には12個のアイテムしか残されていない、、、という設定になっています。
今回のゲームは、この12個のアイテムに個人で優先順位をつけるところから始まります!
全員、とても真剣に考えています!
続いて、グループワークに入ります。
12個のアイテムの優先順位を決めるべく、付箋にたくさん意見を書いて紙に貼っていきます!
各グループ、非常に多くの意見が出ています!
この活動のポイントは、どのような意見でもオールOK!
自由に、誰の意見も批判することなく進めていくのがルールです。
最後に、先ほど個人で考えた12個のアイテムに対する優先順位を、今度はグループの意見としてまとめていきます!
どのグループもしっかり全員の意見を交換し、悩みながらもグループとしての答えを出していました!
では、いよいよ答え合わせです!
実はこのゲーム、専門家の模範解答があるんです。
個人で考えた順位と、グループで考えた順位。
どちらが正解に近かったか、全員一生懸命計算していました!
結果は・・・
半数近くの人がグループで考えた順位の方が模範解答に近くなりました!
実はこのゲーム、一人で考えるよりもグループで考えた方がより良い結果になるんだ!
と実感してもらいたいという意図があったんです。
どのグループも活発な議論が繰り広げられて、とても充実した活動になりました!!
普通科がマニュファクチャリングを行いました!
5月15日(水)は普通科1年生の探究活動「ACT-LI1」にて
マニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは、「ものづくり」を意味します。
1年生は、探究活動スキルを身につけるため、デザイン思考をはじめとする
さまざまな思考方法を身につけるフレームワークや、
困難に対して試行錯誤の経験を積む活動を行っています。
こうして1年間のプレ探究活動を終えて、2年生から本格的に自分のテーマに取り組みます。
さて、今回は試行錯誤を行うための「マニュファクチャリング」です。
ペーパーバランスを行いました。
さて、どんな競技でしょうか?
今回のチャレンジャーは1年3組&4組。
2つの部屋に分かれて活動しています。
2クラスで約80名。4人1組の20チームが戦います!
さぁ、始まりました!
与えられた課題を解決するための、プランを練っていますね。
ものづくりの時間は60分!うまく時間を使わないといけません…。
プランができたら、いよいよものづくり!
協力して作っていきます!
その様子を見ていたクラス担任の先生も、じっとしていられなくなり
ものづくりを始めました!(笑)
ある程度形ができたら、試技を行います。
あ、今回のペーパーバランスはこんな感じのゲームです。
2本の糸を転がる構造物をつくります。
制限時間ギリギリ!
各班とも、ものづくりが佳境に入りました!
というわけで、全20チームの競技です!!
実はこのコース、吹き抜けの2階に設置しており全長は15メートルあります。
ギャラリー見守る中、各班の挑戦は続きます…!
さきほどの担任の先生もちゃっかり参戦!!
先生の奮闘に生徒のみんなも応援していました。
…え?
競技の結果ですか?
実は、大半が思った通りに行きませんでした。
しかし、それが狙いなのです。
まだ終わっていないクラスがありますので、明言は避けますが
このものづくりの授業には、学んで欲しい試行錯誤の極意があります。
それは…全てのクラスが終えたらお話しましょう。
最後に探究担当の先生から、まとめのお話があって、終わり。
ちなみに、ゲーム自体は各クラスごとに変えています。
次回は1組&2組。違うゲームでものづくりに挑戦します!
サイエンスイノベーションで研究中!(サイエンス科2年生)
5月14日はサイエンス科2年生のサイエンスイノベーションが実施されました。
サイエンスイノベーションはサイエンス科の探究活動のことです。
サイエンス科2年生は,1年生の時に,マンダラートなどのフレームワークを行いつつ,自分たちの頭でオリジナルの研究テーマを考え,研究計画書を書き上げました。
2年生では,研究計画書をもとに研究を進めていきます!
ブログでは,生徒の探究活動の様子をお知らせしたいと思います。
〇ヘドロの活用を研究しているグループ
↑ヘドロの成分分析に使えそうな古いキットを発見!本格的な実験ができそうです!
〇恒星が小惑星に隠れる現象(恒星食)を研究しているグループ
↑専門書を片手に赤道儀の使い方を勉強中!道具の使い方も自分たちで学びます!
むかばき宿泊研修3日目(サイエンス科1年生)
3日目の様子です。
朝には自然の家を退所して、旧日之影町役場前河原、フクトが浦、権現崎にてフィールドワークを行いました。
みんな元気に帰ってきました!
むかばき宿泊研修2日目(サイエンス科1年生)
2日目の様子です。
本日は行縢山フィールドワーク(登山)、振り返り講座です。
無事全員で下山しました!
昨日はこんな写真も撮れたようです。
むかばき宿泊研修1日目(サイエンス科1年生)
1日目の様子です。
探究活動講座、野外炊飯、天体観測がありました。
全員元気に頑張っています!
自動観測カメラを作ろう!サイエンス科プログラミング教室
3月9日にサイエンス科1年生の土曜講座が行われました。
プログラミング教室のつづきです。
今回も探究活動に使えるデータロガー作りを行いました!
RaspberryPiを用いた自動観測カメラ作りです!
RaspberryPi専用のカメラモジュールは、小型ながら800万画素の性能を持ち
プログラミング次第で、画像サイズや露出時間、感度さえも自由自在です。
前回学んだセンサーと連携させれば、応用の幅がかなり広がります!
という訳で、今回もペアワークで学びます。
まずは、カメラモジュールに自分達の姿を映して楽しんでみました。
慣れてきたら、照度計がある値を越えたら撮影したり、動画を撮影したりと各自のペースで学んでいきました。
今回はもう一つ、機械学習も学びました。
まず、今回撮影した動画を、前回構築したサーバーに送信し…
その動画をGoogleドライブに保存します。
さらに、オープンソースの機械学習ライブラリである「TensorFlow」を使って解析を行います!
・・・という訳で、できました!
生徒が撮影した動画の骨格検出を行いました。
意外に簡単にできたことに驚く生徒たち。
大量の学習モデルによって、的確に人間を見分けていますね。
自分達の姿に骨格検出されるのは面白いですね。
集まってみんなで様子を見ています。
以上で、今年度のプログラミング授業は終了です。
センサーやカメラの使い方をマスターしましたから、
きっと来年度の探究活動に活用してくれることでしょう!
自作センサーを遠隔操作!サイエンス科プログラミング教室
1月20日はサイエンス科1年生のマニュファクチャリングを行いました。
マニュファクチャリングとは「ものづくり」という意味です。探究活動に必要な試行錯誤する力を鍛えます。
今回は、プログラミングによるものづくりの3回目。
前回までは「RaspberryPi」という小型コンピューターを使って様々なデータロガーを自作しました。
今回は、いよいよ自作したデータロガーをネットワークに繋ぎ、遠隔操作できるようにします!
こちらが、本日の目標。力学台車の上にRaspberryPiとモバイルバッテリーが載っています。
さぁ、まずはRaspberryPiをネットワークに繋ぎます。IPアドレスなどを入力してWi-Fiルーターに接続。
同じネットワーク上にあるサーバーに繋いでみましょう。SSHを使って他のコンピューターに侵入するのです。
次に、RaspberryPiを遠隔操作できるようにしましょう!今回は、アプリWebSSHを使用しました。タブレットとRaspberryPiが簡単に繋がる!
さぁ、いよいよ測定しよう!Pythonで加速度センサーのスクリプトを組みました。これをタブレットで遠隔操作して・・・
壁と衝突させて、加速度の変化を測定します。
トンネル、くぐらせたくなるよね(笑い)
さて、皆の測定データがどんどんサーバーに届いています。これをGoogleドライブに移動させます。
手元のパソコンで、データを分析できます。上手く衝突を捉えられたかな?
終了後のアンケートです。
今回は結構歯ごたえのあるプログラミングを行いました。なので、難しいと答える意見多いですが・・・その分できた時の充実感や試行錯誤が楽しかったとの意見も多数!
プログラミングって成功するととっても楽しいですよね!
良い学びとなりました。
「第2回わくわくサイエンス教室」開催しました!
12月23日(土)に「第2回わくわくサイエンス教室」が開催されました。今回も県内からたくさんの小中学生が参加してくれました。
こちらはマニュファクチャリングです。マニュファクチャリングとはチームの仲間と話し合いながら「ものづくり」を行うことです。
今回のマニュファクチャリングは「飛ばして届けろ!選手権」を行いました。内容は各チームで作った飛行物を飛ばし,落ちた場所に書かれている点数と滞空時間を掛けて合計点を出すというものです。点数の高いチームが優勝となります。ただし,試技をすると1回につき10点減点となります。
各チームとも試行錯誤しながら議論し,一生懸命作っていました。
いよいよ競技がはじまります。生徒実行委員が会場を盛り上げます。
優勝したチームには,生徒実行委員より賞状が授与されました。
こちらは実験教室です。
各班に配置された生徒実行委員がスムーズに実験が進むようにアシストします。
まず酢酸ナトリウムをビーカーに入れ,蒸留水をビーカーに加え,ガスバーナーで温めて溶かしていきます。その後,シャーレに移して冷まし,酢酸ナトリウムをガラス棒に付けて落とします。すると,過冷却状態が崩れ,一気に結晶ができました!
さて,ここからが本番です!今回は「繰り返し使えるカイロ」を作っていきます。
先程の結晶づくりと同様,まずは酢酸ナトリウムと蒸留水をビーカーに入れ,ガスバーナーで温めて溶かします。その後,発泡スチロールの箱の中でゆっくり冷やしていきます。そして,ヘアピンと一緒に袋に入れて,袋をとめたら,完成です!使うときはヘアピンで衝撃を与えて過冷却状態を崩し,使用します!また,袋に好きな絵を描いたりする自分だけのオリジナルカイロになります。自宅に持って帰って,湯煎で温めたら,繰り返し使えます!
パワーポイントスライドを使い小中学生に分かりやすく説明を行っている姿が印象的でした。
参加者の各講座に対する満足度も非常に高く,「また参加したい」というコメントを残してくださった参加者も多数でした。本校サイエンス科主催の「わくわくサイエンス教室」は全国的に大変注目されている催しになっています。次回は来年の6月に開催します。多くの参加者をお待ちしています。
令和5年度 九州生徒理科研究発表大会で『優秀賞』を受賞!
12月23日~24日にかけて熊本県の崇城大学にて
令和5年度 九州高等学校生徒理科研究発表大会が行われました。
九州各県から、理科に関する探究活動や科学部の研究が
100件(生徒約400人)集まりました!
宮崎北高校からは、化学部門、地学部門、ポスター部門に合計5作品を出展しました。
化学部門は1件です。
「ヒドロキシプロピルセルロース液晶の圧力応答性の数式化(2年生)」
圧力によって虹色に変化する液晶の研究を行っています。
地学部門には2件出ました。
「もっとたくさん流星を見たい!(1年生)」
ペルセウス座流星群の観測結果から、流星をたくさん見る方法を考察しました。
「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性(2年生)」
「太陽黒点が多い時に、渡り鳥が迷う」のは本当かを大量のデータから分析しました。
ポスターにも2件です。
「段差でこけない自転車(2年生)」
段差に乗り上げたときに自転車がコケない条件をモデル実験とプログラミングで研究しました。
「消しかすからPVCを効率的に取り出す(2年生)」
学校で大量に出る消しカスから、消しゴムを再生できないか研究しています。
そして今回…
見事、地学部門の「太陽フレアとヨーロッパコマドリの関係性」が優秀賞を受賞しました!
おめでとう!
この受賞作品の要旨はこちら。
さて、生徒達の研究は今後も続いていきます。
今回は、九州各県の代表作品を観覧できたうえ、活発な質疑応答も経験しました。
学び多く、次に繋がる大会となりました。
九州は理科の探究活動のレベルが高く、学生科学賞の上位受賞校の約1/3が九州の高校生であるほど
激戦区です。
今後も九州の高校生たちが切磋琢磨してほしいですね。
科学部の全国大会進出が決まりました!
11月3日に宮崎市にて行われた
令和5年度宮崎県高文連自然科学プレゼンテーション大会にて
本校の科学部が物理、化学、地学部門で最優秀賞に輝きました!
4分野のうち、3分野で最優秀賞を頂くのは初めてです。
これにより、来年8月に岐阜県で行われる
全国高等学校総合文化祭自然科学部門への出場が決まりました!
選ばれたのは以下の3作品です。
物理分野「段差でこけない自転車」
化学分野「ヒドロキシプロピルセルロースの圧力応答性の数式化」
地学分野「太陽フレアがヨーロッパコマドリに与える影響」
今後とも応援よろしくお願いいたします!
1年サイエンス科「県北フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第3回目の「県北フィールドワーク」を10月7日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
※第2回目はこちら→第2回「青島フィールドワーク」
雨が心配されましたが、この日も快晴の中、日向・日之影・延岡の地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生(植生担当学芸員)と福島先生(地質担当学芸員)に講師をしていただきました。
最初に「フクトが浦海岸」にて地質と植生の観察を行いました。
尾鈴山火山の噴火による溶結凝灰岩や柱状節理が作る景色について学びました。
また、前回に引き続き海岸性の植物の特徴などについて学びました。
次に「権現崎」へ移動し、照葉樹林などの観察を行いました。
スダジイ、盤根、イヌビワ、ギャップ、陰樹、・・・
「日之影町旧役場前の河原」へ移動し、地質に関する観察を行いました。
付加体、溶結凝灰岩、緑色頁岩、石灰岩、斑状花崗岩、チャート、・・・
「槙峰・梁崎橋」へ移動し、枕状溶岩の観察を行いました。
最後に「比叡山展望所」へ行き、地質と植生の観察を行いました。
前回のフィールドワークを生かして写真の撮り方やメモの取り方が良くなっていました。
後日振り返りを行い、プレゼン作成に向けて班でまとめて話し合う姿も見られました。
次回はいよいよ11/1(水)~3(金)で行われる「屋久島フィールドワーク」!!
1年サイエンス科「青島フィールドワーク」を行いました!
8月末から行っている1年サイエンス科の「宮崎・屋久島研修」、第2回目「青島フィールドワーク」を9月30日(土)に行いました。
※第1回目はこちら→第1回「博物館研修」
快晴の中、約2時間半かけて青島神社周辺を地質と植生に注目して観察しました。
今回も宮崎県総合博物館の岩切先生と福島先生に講師をしていただきました。
弥生橋手前の砂浜で、青島の地質や海岸性植物の概要などを説明していただきながら観察がスタートしました。
鬼の洗濯岩では地質に関する説明や観察を行いました。
砂岩・泥岩の違い、どうやってできたのか、コンクリーションとは、・・・
青島神社では2グループに分かれて、神社前の地質観察と、神社内の植物観察を行いました。
節理とは、クワズイモ、・・・
その後、神社を1周しながら地質と植生について観察を行いました。
初めてのフィールドワークでしたが、いろんなものに興味を持って観察することができました。
写真の撮り方やメモの取り方も実践しながらよい方法を模索中です。
次回は第3回「県北フィールドワーク」です。
県高文祭自然科学部門、3分野で最優秀賞!
9月30日に開催された
宮崎県高等学校総合文化祭自然科学部門にて
本校の科学部が3つの研究分野で最優秀賞を受賞しました!
宮崎市民プラザで開催された本大会。
県内の科学部が集い、日頃の探究活動の成果を発表します。
こちらは宮崎北高校の自転車班。
地道なデータ取得と、プログラミングによる解析を行いました。
本校の科学部は県内でも珍しいほどの大所帯です(笑)
今回は、下記のような受賞結果となりました!
【物理部門】
「段差でこけない自転車の研究」・・・最優秀賞!
「空間ノイズキャンセルによるカエルの鳴き声の消音」・・・生徒投票賞
【化学部門】
「セルロース誘導体液晶の圧力応答性の研究」・・・最優秀賞!
「消しかす中のPVCを効率よく集める方法」・・・優秀賞
【地学部門】
「太陽フレアの発生と生物の生起頻度の低い行動との関係」・・・最優秀賞!
「宮崎県沿岸の地形とマイクロプラスチックの分布」・・・優秀賞
ACT-SI3「3年サイエンス科 日本語論文」作成中!
2学期に入り,3年サイエンス科生は各チームで行ってきた研究を「日本語論文」にまとめ上げています。
各チームとも端末を使い共同編集するなど,論文執筆を加速させています。
論文が仕上がったら,各チームとも添削指導を受けて,論文の精度を高めていきます。
日本語論文が終わると,次は「英語論文」作成に入ります。3年サイエンス科生の活躍がまだまだ続きそうです。
フィールドワーク「博物館研修」を行いました!
1年サイエンス科はプレ探究活動としてフィールドワーク「宮崎・屋久島研修」を行います。
8月末から10月にかけて宮崎で地質と植生について学び、11月上旬に屋久島で地質と植生について学ぶという企画です。
全部で4回シリーズとなっており、今回は第1回目「博物館研修」を行いました。
8/26(土)午前中に博物館にて研修を行いました。
全体で挨拶を行った後、2グループに分かれて講座を受けました。
県総合博物館の岩切勝彦氏に植生の講座を行っていただきました。
県総合博物館の福島佑一氏に地質の講座を行っていただきました。
座学だけでなく、標本や展示物を見ながらの説明もあり、より深く理解できたようです。
また、フィールドワークの要である「見る」ということも意識できました。
次回は9/30(土)に青島にてフィールドワークを行います。
「理系女子支援講座」を農業試験場にて行いました!
8月4日(金)に宮崎県総合農業試験場にて第13回理系女子支援講座を行いました。
まず始めに農業試験場の概要を副場長に説明していただきました。
次に畑作園芸支場の與田 眞音(よだ まお)様に講演をしていただきました。
女性研究者としての歩みやご自身の研究内容についてお話をしていただきました。
その後、女性研究員10名と参加者でグループを作り、フリーディスカッションを行いました。
各女性研究員の紹介や参加者からの質問など、自由に話をしました。
細かいところまで聞くことができたようです。
最後に研究施設を見学させていただきました。
今回は土壌環境部の養液栽培やリアルタイム診断、生産流通部のおいしさ診断について見学しました。
今回の理系女子支援講座も参加者の満足度は高く、農学関係の研究について知る良い機会となったようです。
また、女性研究員がどのように進路選択をしたか、現在どのような生活を送っているかを知ることができ、女子生徒が研究職に進むことを大いに後押しすることができたようです。
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