学校のできごと(高等部)
芸術の秋
高等部にも芸術の秋がやってきました。
まずは9月30日(水)、高等部の生徒6名が小林市文化会館で行われた「第42回宮崎県高等学校総合文化祭」の「郷土芸能部門」に参加しました。一時は開催が危ぶまれましたが、関係者のご尽力の下、出場者のご家族のみの観覧でしたが、実施することができました。初めは緊張で手足が震えたようですが、夏休みからこつこつと練習してきた成果を発揮することができました。大きな舞台を経験した後はすがすがしい笑顔が見られました。
10月19日(月)には世界を舞台に活躍されている宮崎県出身のギタリスト大萩康司さんが来校されクラシックギターのコンサートを鑑賞しました。
「さくらさくら」や「禁じられた遊び」など、耳になじみのある曲からアルゼンチンタンゴの曲まで、時には優しく、時には情熱的に奏でられるギターの美しい音色、そして華麗な指使いに生徒達は魅せられていました。
演奏のお礼に神楽を披露した後、最後にギターの伴奏で嵐の「ふるさと」を歌うことができ、素晴らしいひとときを過ごすことができました。
第1回現場実習
9月14日(月)~9月18日(金)までの5日間、第1回産業現場等における実習が行われました。高等部1年生は、校内での実習を行い、ガーゼ縫い、緩衝材カット、農業、シール貼りなど様々な作業に挑戦しました。校外班は、2,3年生がそれぞれの場所実習を行いました。高等部2年生は、初めての校外での実習ということもあり、緊張や不安でいっぱいだったことと思います。実習先では、初めての仕事や初めての人との関わりを通して多くのことを学ぶことができたようです。実習を終えて、自信をもてた点、改善点をしっかりと分析して、第2回の実習に向けて頑張ってほしいと思います。
高等部ミニ体育祭が行われました。
風田の神楽
高等部では、風田地区の伝統芸能を学び始めて4年目になります。さとねり作りの見学を行ったり、「日南陽祭」での風田盆踊りや、風田神楽保存会の方々に教えて頂いた神楽を披露したりしました。昨年は神楽をベースに各学年創作ダンスを作って踊りました。また、秋には県高等学校総合文化祭の芸能部門に参加し、保存会の方々に演奏してもらい発表しました。雅な和楽器の演奏と優雅な舞いは、観客を魅了しました。一部の生徒は、2月に風田公民館で行われる神楽にも参加して、地域の方々との交流を深めながら伝統の継承も担っています。
そして、今年度初めての神楽を学ぶ体験として、22日音楽の授業に保存会の歌津さんと田村さんに来ていただきました。生徒達は、五穀豊穣を祈願して奉納される神楽が年々早い時期になったことを聞いて、田植えが早いこの地区ならではと納得していました。その後、田村さんの太鼓に合わせて歌津さんの舞が始まると、全員が見入っていました。1年生の多くは初めて神楽を観るので、「踊りがすごい!」「カッコイイ!」「太鼓の音が響く!」「太鼓がカッコイイ!」と大喜びでした。歌津さんと一緒に舞うことができて、神楽の難しさや楽しさを感じながらも興味をもった様子でした。新型コロナウイルスの影響で、大勢の人の前での神楽の披露は難しいですが、これからも学び続けていきたい学習です。
新年度がスタートしました!
新年度がスタートしました。久しぶりの学校でしたが、生徒達みんな元気に登校して、友達との再会を喜び合っていました。新型コロナ対策で、始業式は各学部ごとに体育館で行われました。新しい学級での1年が始まりました。
入学式は、時間を短縮しての実施でしたが、無事入学生を迎えることができました。高等部2年生の生徒が、ホワイトボードに新入生を歓迎する絵を描きました。1年生から「すごい!」「うまい!」と感激の声がたくさん聞かれました。早く高等部生活に慣れて、楽しい毎日を過ごしてほしいです!
高等部お別れ会
3月13日(金)の卒業式を前に、高等部でお別れ会を開催しました。
会では3年生14名が、一人ずつ卒業後の進路や頑張ることなどを発表してくれました。高等部の思い出を話しながら感極まる生徒や笑顔で就職先での目標を話す生徒、高校生活をどう過ごしてほしいかと後輩たちに話す生徒たちに在校生たちは聞き入り、温かい激励の拍手を送っていました。
在校生から3年生一人一人を想いながら作ったステキなメッセージ集のプレゼント贈呈の後は、RADWIMPS(ラッドウインプス)の「正解」という曲を全員で大合唱しました。
最後は、高等部恒例の大量の紙吹雪での送り出しにみな歓声をあげ、プレイルームには笑顔の花がたくさん咲きました。
学生生活を終え、いよいよ社会へ飛び立つ3年生、それぞれの場所で自分らしく輝いてほしいと思います。
王子製紙日南工場に見学にいきました。
工場へは、生徒達だけで路線バスを使って行きました。
工場では、紙を作る機械を見ることができました。中は大きな音がして、びっくりしましたが、木などの材料やリサイクルで作る紙もありました。工場の中は写真撮影禁止だっため、機械などの写真を撮ることができませんでしたが、生徒は本物の機械を関心をもって見ていました。見学後は工場について質問をして工場の歴史や内容を知ることができました。とても有意義な見学になりました。
3学期になって
体育では長距離走を頑張っています。自分の目標を決めて毎時間一生懸命、運動場を走っています。
体育が終わると半袖になって教室へ戻ってきます。
新年の誓いを書道で表す学級もありました。何度も練習を重ねて、いざ清書!気持ちを一文字一文字に込めて書きました。
お正月の遊び「福笑い」に挑戦する学級もありました。ひょっとこやおかめの顔があまりにも面白くて、思わず大声で笑いました。
たくさんの福を呼びそうです。
高等部の参観日がありました。多くの保護者に日頃の授業の様子を参観していただきました。カレーを作った学級もありました。
家族みんなでおいしく食べたそうです。
県立福島高等学校との交流
12月5日(木)に福島高等学校1年生との交流がありました。
本校の2年生が司会進行を務めました。交流では、2年生が考えた日南市や串間市の観光名所や歴史上の人物(飫肥城・小村寿太郎・都井岬等)の写真をパズルにしたものを組み合わせて、両校の生徒が協力して作り上げて発表しました。
また、「やってみよう」の曲に合わせてハイタッチをしたり、じゃんけん列車では、グループのリーダーにつながって全員で大きな輪を作ったりしました。その後、各グループでフライングディスクの枚数を競いました。
短い時間でしたが、お互いに打ち解けて笑顔があふれる交流になりました。
第二回 現場実習
2・3年生は、卒業後の進路を見据え、福祉事業所や企業等で実習をさせていただき、それぞれ意識の高い実習になったようです。
1年生は、校内で委託作業、農作業(作物の収穫や販売など)、メンテナンス(校内美化など)に取り組みました。委託された仕事の全てをやり遂げた達成感は、生徒たちにとって大きな経験になったと思います。
今回の実習で学んだことを、これからの学校での生活や家庭での生活に生かしてほしいと思います。
。
日南陽祭!!
10月26日、日南陽祭がありました。
ステージ発表の最初は、高等部でした。今年の発表は「ぼくらの色 Ⅱ」。自分たちで考えた動きを入れた「風田神社神楽くろしおバージョン」と風田地区の方の演奏に合わせて伝統ある鬼神舞を舞いました。全体で踊る時も学年別の踊りも、練習を重ねてきた成果がよく表れて、踊りも演奏も大好評でした。
鬼神舞は、9月に行われた「県高等学校総合文化祭」で発表した演目です。息の合った踊りに、観客の皆さんは魅了されていました。
午後からは、木工班、手工芸班、農業班の販売活動が行われ、どのブースもお客様でいっぱいで大盛況でした。
修学旅行へ行ってきました。
福島高校との交流会
7月12日に福島高校2年生と本校高等部との交流会が福島高校体育館でありました。今回は福島高校の皆さんが考えたプログラムで会が進められ、ジャンケン列車、自己紹介に、ボウリングと1時間の短い交流でしたが、すっかり打ち解けて楽しい時間を過ごすことができました。最後は笑顔で写真を撮りました。
第1回現場実習!!
6月10日(月)から6月21日(金)の2週間にわたり、産業現場等における実習が行われました。2・3年生は、将来の進路を見据え、主に福祉事業所や企業等で実習をさせていただきました。初めは、不安や緊張感で戸惑うことが多かったと思いますが、日が経つごとに仕事を覚え、自信をもって取り組むことができたようです。実際に働く方々に混じって仕事を体験する生徒たちは、普段の学校での様子とは違った表情をしていました。日頃の作業学習で学んでいる「挨拶」、「身だしなみ」、「報告・連絡・相談」といったことが働く上で重要であることを、身をもって学んだのではないでしょうか。
一方、1年生は校内で委託作業と農作業(草取り)に取り組みました。1年生にとって2週間の実習は初めてで、細かな作業を長時間続けることは大変な様子でしたが、委託された仕事の全てをやり遂げた達成感は、生徒たちに取って大きな経験になったと思います。
今回の実習で学んだことを、普段の学校生活や家庭生活にもいかしてほしいと思います。
体育祭が開催されました!
雨のため、22日(水)に延期になりました。
この日は、土曜日の雨が嘘のように晴天となり、
生徒たちも気持ちよい青空の下、
精一杯力を発揮できる一日になりました。
高等部生は、徒走、リレー、団技(つなひき)、全校ダンス(日南音頭)
に出場!特にリレーでは、生徒たちのデッドヒートに
児童生徒はもちろん、会場の皆さんも
大盛り上がりでした。
高等部生として、小・中学部生をリードしている姿は
とても頼もしいものでした。
この体育祭を通して、一つの目標に向かってみんなで取り組む
楽しさや充実感を味わうことができました。
平成31年度 スタート!
式では、校長先生が今年度は元号が平成から令和に変わること、今年度の課題として「自分の良(よ)いところを広めよう」とお話しされ、生徒たちは一生懸命聞いて、新年度へ向けての決意を新たにしたようでした。
4月10日(水)には、前日までの大雨も上がり、入学式が行われました。
高等部には12名の新入生が入学し、新入生の代表が、「友達と仲良く、楽しく、そして力を合わせて過ごしていきます。」と元気に誓いの言葉を述べると、生徒会長が、「最初はわからないことや、不安なこともあるでしょうが、上級生や先生に相談してください。」と歓迎の言葉を述べました。
これから1年間で、いろいろな経験を通して、たくさんの成長が見られるのを楽しみにしています。
卒業式
3月15日金曜日に卒業式が行われました。証書授与、式辞祝辞、送辞、答辞、歌、全てがとても素晴らしい卒業式でした。体調不良で高等部の生徒2名が式に参加できませんでしたが、卒業式終了後、校長室で証書授与を行いました。ゆかりの先生たちがたくさん集り、にぎやかな雰囲気の中で行われました。高等部の卒業生は企業や事業所、支援サービスなどそれぞれの道を進んでいきます。日南くろしお支援学校で学んだ日々を糧に卒業後の人生を力強く歩んで行ってくれると思います。
高等部3年生卒業制作活動!
2月の中旬から高等部3年生は、卒業制作活動として小中学部前の手洗い場を清掃し塗装する活動を行っています。小学部6年間、中学部3年間、そして高等部3年間お世話になった校舎へ感謝の気持ちをこめて活動しています。
高圧洗浄機やたわしで汚れをきれいに落とし、ペンキで塗装します。仕事を分担、協力しながら自分たちで汚れを見つけては磨き、塗装していく姿は本当に頼もしく感じます。
残りの学生生活も楽しく元気に過ごし、将来につなげていきたいと思います。