日誌

学校の様子

先生たちもがんばっているから「3」!

先生たちも大変ですね。

掃除や、ワックスかけ、ありがとうございます。

ホームページを見たお子さんから、応援メッセージをいただきました。

ありがとね。

がんばるね。!(^^)!

 

ところで。

先生たち、こんなこともしているのですよ。

消防点検の日の恒例行事。

先生方、今年もよろしくお願いします!

続々集まる先生たち。

おー。一年たったのですね。

では、今年も、盛大に、行きますか!

おりゃ!オーケーですよ!!

はじめチョロチョロ!

 

ドカッとね!

いやあ、こんなに迫力だったかな。

女性先生も、ぜひ、経験しておいてください。

おー、私より、様になっている・・・。!(^^)!

次!交代!!

ふー、力使いました。

火事になったら、この力強い放水で、火を消すのです。

これが、消火用放水の威力です。

ほら、交代!

え!え!

こんなすごいの、持てるかな・・・。

はい、離しますよ。

え!え!え!

ひやー!見た目より、すごい。迫力!

おりゃー。ひやー!

ふむ、今年も、無事に夏休みが来そうですね。

明道小、夏の風物詩。

消火栓点検、というお話でした。

 

・・・('◇')ゞ

皆さんも、熱い夏に負けず、がんばってくださいね!

 

by 校長

 

先生たちもがんばっているから「2」!

先生は、「研修ばかり」で、大変ですね。

というお話をいただきました。

 

いやいや。先生は、研修ばかりをしているわけではありません。

え?何してますか?

子どもを守ってくれた、扇風機さん。随分、汚れてしまいました。

ていねいに洗って、ありがとうを捧げます。

机、いすが、廊下にびっしり。

何してますか?

きれいにお掃除して。

床にワックスをかけます。

エアコンのフィルターが外されて。

 乾かし中なので。

なんと。

猛暑の中、がんばっています。

傷つき、白っぽくなっている床も。

なんてことでしょう!

ピカピカに生まれ変わります。

みんなで、子どもたちのために。

力を合わせてがんばります。

扇風機の取り付けが、これまた、大変

若い先生も。

ベテラン先生も。

みんなで力を合わせて。

がんばります。

チーム明道。

 

先生たちの熱い夏休み

というお話でした。

 

・・・ね!(*´Д`)

先生たちもがんばっているから!

 

君たちも、宿題、キュビナ、がんばろうね!

 

!(^^)!

 

by 校長

先生もがんばるから・・・。

昔は、「先生っていいですね。夏休み、休みなのでしょう?」

と、よく、揶揄されたものです。

 

最近は、そのお話をされる方はおられなくなりました。

 

それも、「ブラック企業」と、マスコミさんが騒ぎ立てられたので。

夏休みも先生たちは、ゆっくりできないんだ、という概念が。

世間に住み着いたからでしょうか・・・。( ;∀;)

 

ということで。

「夏休み、先生方、何してますか?」

登校後、すぐに、全職員で、お掃除をします。

でも、朝から、汗ばむ暑さですよね。

もちろん、お花の水やりも、今は先生のお仕事です。

校門前のボランティア植栽にもていねいにお水をあげます。

芽つみをして、大切に育てます。

・・・見る人がいなくても・・・

先生方の清掃の間をぬって、フレンドのお子さんが

「先生、おはようございます!」と、元気よくあいさつして。

登校していきます。

清掃後は、

びっしりと。

「研修会」が開催されます。

先生方は、「教育公務員特例法」によって、「他の公務員よりたくさん」研修を受けることが法的に義務付けられているのです。

ですから。

朝から。研修。

昼も研修。

夕方も研修。

ずっと研修。

まあ、だいたい、こんな感じです。

全員で話し合ったり。

少人数で話し合ったり。

 

でも、とにかく、子どもたちのために。

すこしでも、良い先生になるために。

先生たちは、日夜、がんばっています。

 

だ、か、ら・・・・。

子どもたちも。

宿題。

がんばってくださいね!

('◇')ゞ

 

by 校長

 

「あゆみ」配付の型「百景」

今も昔も変わらず、終業の日に大きな存在感を示す、

「あゆみ」

 

子どもたちには、みんなが頑張った「表彰状」だよ、と伝えています。

保護者の皆様には、ぜひ、子どもさんの頑張りを褒めてあげてください、とお願いしてます。

 

「あゆみ」

その配付形態は、学級毎に、少しずつ、異なります。

3年生。

一人ずつ、担任先生から「頑張ったね」と声がかけられ、

みんなの拍手の中、あゆみをいただきます。

まだ、開けないよ・・・。

みんな、一斉に開封の儀式が訪れます。

・・・では、あゆみを開きましょう。

みんなが、がんばった結果が書いてありますよ。

校長、ここで3年生に声かけ。

「あのね。先生は遅くまで学校に残って」

「心を込めて、あゆみを書いてくださいましたよ。」

3年生・・・。

「ありがとうございます。」とみんなで言ってくれました。

なんて、素直な子供達でしょう!

みんな、楽しみに、あゆみに目を通しました。

へーこんなこともあったなあ。

先生、よく見てくれるなあ。

みんな、微動だにせず、読み込んでいます。

あゆみを、食い入るように見つめる子。

1学期を振り返っているのですね。

先生、ありがとう、たくさん褒めてくれて。

そんな、子どもたちの心が伝わってきます。

3年生。

名付けて「じっくり読み込み型」。

しかし。

高学年になってくると。

随分、ムードが変化します。

5年生。

「よく頑張りました」

ありがとうございます。

さて。

この風景までは、3年生と同じ。

 

違いは、ここから始まります。

 

「おー、二重丸がいっぱいよ」

「えー、3個しかないぞ」

「君は、どうだった?」

「うん、3がいっぱいだよ」

「えー、あんまり3がないよ」

ワイワイガヤガヤ・・・・。

5年生、なんともフランクな会話が飛び交います。

昔の子供って、あゆみ、

隠すように見て、お友達には、見せなかったように記憶しているのですが・・・(^^;;

これが、今の子どもたちの「時代の反映?」

みんなで、包み隠さず、シェアしてました。

名付けて「みんな仲良くシェア型」٩( ᐛ )و

 

6年生。

ここまでは、5年生と同じです。

みんな仲良く、お友達とシェア。

しかし。

中学進学を控える6年生には、また、一味違う時間が組まれていました。

6年生には、一人ずつ、呼び出しがかかります。

担任曰く。

「ここ、すごく頑張ったね。すごいと思います。」

「さらに、ここをもっと頑張れば、君は伸びるぞ。」

「ありがとうございます。」

という、個別指導が行われるのです。

なるほど・・・6年生。

名付けて「カウンセリング型」。

 

「あゆみ」配付の型「百景」と言うお話でした。 

\(^o^)/

 

by 校長

 

明道っ子、見事也。

凛とした明道小。

終業式前、子どもさんたち、入場。

5年生、先頭で入り、体型を整えます。

完全、無言で行動します。

1年生、5年生が無言で迎えますので、おりこうに、完全無言行動です。

5年生と1年生が完全無言で、出迎えますので。

凛としたムードの中。

6年入場です。

完全無言行動です。

その中に、2年生が入ります。

3年生も入場。

4年生入場。

集会時。

明道っ子は、5つの無言の場のお約束を守り、無言で行動します。

200名の人間が、呼吸をして、動いているのに、

「誰も声を出さない風景」

ある意味、すごいことでは、あります。

全員、起立!

一斉に、無言で立ち上がります。

戻ってきた、市民憲章朗誦。3年ぶりに聞く、子どもたちの朗誦。

もう、かなりの子どもさんが、セリフを忘れています。

・・・"(-""-)"・・・再指導せねば・・・。

戻ってきた、明道館学生三唱朗誦。

代表朗誦者、200名の前に立つ!

元気よく、人倫・礼儀・躬行の学制三唱が朗誦されました。

227年前に作られた、学制三唱です。

 

代表児童、実に元気よく、明道っ子をリードしてくれました。

 

さあ、緊張の、代表児童反省発表

200名の視線を感じつつ、昇る壇上。

足の震えを抑えつつ・・・。

3年生、立派に発表!

5年生、発表。

落ち着いた、立派な発表でした。

重職を無事に終え、降壇する二人。

この経験を、おそらく、この二人は、生涯忘れないことでしょう。

3年ぶりの、自由な声での、校歌斉唱!

少しずつ、少しずつ、4年前に戻していこうね。

教頭先生、終わりの言葉。

一同、礼!

明道っ子、見事也!

200名の、

「凛とした」

「静寂の中で行われた」

終業式

無事・終了 !(^^)!

 

・・・え?

お帰りはどうだったか、ですって?

・・・では、リクエストにお応えして。

 

6年。

5年。

4年。

3年。

2年。

そして。

1年。

もちろん、お帰りも。

誰も一言も、おしゃべりしませんでした・・・。

という、お話でした。

( ゚Д゚)

 

by 校長

「SOSの出し方」というお勉強

本日、朝から全校一斉に、「SOSの出し方」についてのお勉強を行いました。

ビデオを全校一斉に視聴させました

1年生。

2年生は、チャイルドラインのカードを配付しました。

子どもさんも、真剣に見ています。

これが、私たちの命を救ってくれるんだ。

3年生。

5年生。

6年生。

4年生。

あやめさん。

みんな、真剣にビデオの訴えを聞いています。

自分を大切にしよう。

子どもの世界は、単純に見えて、複雑です。

一人一人の悩みは、小さいかもしれませんが。

一人ひとり、真剣なストレスや悩みと戦っています。

それを上手に、解決できる子。

お友達に愚痴って解決できる子。

でも、上手に、解決できない

お子さんもいます。

 

ですから、今、大人は、「SOSの出し方」を教えてあげないといけないのです。

 それが、「SOSの出し方教育」なのです。

 

Beatlesは、名曲、「Help!」で歌っています。

Help! I need somebody

助けて!誰か必要なんだ 

Help! Not just anybody

助けて!誰でも言い訳じゃないんだ

Help! You know I need someone

助けて!分かるだろ、誰か必要なんだ

Help!

助けて!

(lyrics  by Lennon-McCartney in 1965)

 

こんな、子どもたちの叫びを、

私たちは、聞いてあげられるか

聞いてあげる、耳を持っているか

聞いてあげる、心を持っているか

・・・社会は問うているのです。

 

そんな、親であっているのか。

そんな、先生であっているのか。

子どもが、信頼する大人であっているのか。

 

昨年度の児童生徒の自殺者 514名。(全国)

夏休み明けに、若年者の自殺者急増

 

【 HELP! 】 by beatles

♪ https://youtu.be/2Q_ZzBGPdqE ♪

※ beatles 公式HP

 

 そして、校長は、子どもたちに何度も、次のメッセージを投げています。

今日、学校で、一斉に見せたビデオは、このビデオです。

子どもたちが、今日、真剣に、見つめていた、ビデオレターです。

 

【大きな「悩み」をもつ「あなた」を【救う】ために】

 

まず、次の動画を見てください。

ぜひ、最後まで見てください。

https://tokyodouga.jp/VF9rq5I5sIY.html

(「自分を大切にしよう」(東京動画へリンクします。))

 

次に、この歌を聴いてください。

https://www.youtube.com/watch?v=ObMAh1WmKYg

(2011年の内閣府「いのち支える(自殺対策)プロジェクト」のキャンペーンソング)

 

そして。

信頼できる大人に、相談してください。

近くに信頼できる人がいなければ、遠くのプロを頼りましょう。

電話でも、SNSでも、名前を話さなくても、相談にのってくれます。

※真夜中でも、相談のプロが、電話を受けてくれます。

【子どものSOS窓口】

https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/seitoshidou/06112210.htm

 

きっと、誰か、あなたの気持ちを楽にしてくれる人が現れるから・・・。

あきらめないで。

 夏休み明け、みんな、元気に登校するんだぞ!!(^^)!

 

by 校長

清掃は床を磨く「だけ」のものなのか

いつもは、校長室清掃班と校長室を磨いているのですが。

今日は、少しだけ、お外に出て、

久しぶりに、明道っ子の清掃を外側から見てみましょう。

事務室。

低学年時から鍛えられた、雑巾の使い方、見事です。

力を込めて、ていねいにたたまれた雑巾で、床をしっかり、磨ます。

校長室。

みんな、もくもくと、無言清掃。見事です。

自分の受け持ちをていねいに磨きます。

保健室。

小人数が割り当てられていますが、それがいいのかもしれません。

手を抜く暇はありません。

33度の猛暑の中。外ほうきさんも、がんばります!

一年生もがんばります。

あやめさんの水道もていねいに磨きます。

みんな、もくもくと磨きます。

ただただ、磨きます。

トイレの水道。

まあ、なんてことでしょう!

排水口の中の部品まで。

磨きます。

おかげで。排水口の部品は。

いつもピカピカ!これも。

縦割り清掃の、先輩が、後輩に教えるから、なのです。

ありがとう、先輩!

黒板も、磨きます。

全てのものを。

美しく。

時間が余れば、清掃場所を見つけて。

磨きます。

徹底して、磨きます。

だから、レールも、いつもきれいです。

磨きます。

徹底して、磨きます。

清掃できるところは、全てを磨きます。

教室の入り口のドアの下のレール。

磨きます。

先輩の教えを守り。

磨いた結果。

子どもたちは、清掃で、床を磨きます。

でも、この子たちを見ていると。

磨いているのは、床だけじゃないと。

感じさせられるのです。

そう。

そう、明道っ子は、清掃という、一連の先輩との活動を通して。

とても大切な。

心を。

磨いて。

・・・いるのです。

 

学校には、勉強をしに行くのです、と答えて。

何か、嘘をついたような気になりました。

学校には、いろんなことをしに、行くのです。

        ・・・by 小椋佳 !(^^)!

 

by 校長

子どもにとって「普通」のこと

6年生。

調べ学習。

社会の学習内容を自由に選択して、自由な切り口で作っています。

弥生時代のコメ作りをまとめる子。

国会をまとめる子。

弥生時代と縄文時代の違いをまとめる子。

平和について訴える子。

内閣についてまとめる子。

面白いなあ。同じテーマは、ほぼ皆無

はにわについてまとめる子。

校長が注目したのは!

この基本データを何から得るか、ということです。

昔でしたら、資料集、教科書、図書でしたね。

でも、今は、一人一台端末の時代です。

もう・・・。

これは、子どもにとって「普通」のことなのです。

自然に、googleから情報を得る子どもたち。

検索技能も、インプットもとても速いです。

この姿を見る校長も、もう、まったく違和感を感じません。

世界中の資料が、あっという間に、目の前に展開されるのですから。

それは、それは、便利なものです。

子どもたちにとって、

「はい、調べて」と言われたら。

google(ぐぐる)のは、もう、ナチュラルなことなのです。

しかし。

こんな時代になるとは。

10年前には、想像もできませんでしたよ。

子どもたちの新聞づくり。

googleの力を借りて、スイスイ進みます。

 

ところが・・・。

いるんですね。

クロームブックを開かない「使わない」子どもさん。

それは、それで、すばらしいと思いますよ。

デジタルにはデジタルの。

アナログにはアナログの。

すばらしさがある。

・・・すごく、いい感じですね!

この日常が。

もう、子どもにとって「普通」のことなのです。

 

クロームブックは、子どもたちにとって。

単なる「文具」になっているのです。

 

まとめる「テーマ」を「自分で選択」する。

まとめる「方法」を「自分で選択」する。

 

これが、ある意味、究極の個別最適な学び」なのです。

 

もう、この世界観は、子どもにとって、実に「普通」のことなのです。

 

by 校長

夏深し。隣は何をする人ぞ

気温。30度を遥かに超えました。

昼休み時間

なのに。

運動場は空っぽ。

?????

そうです。

熱中症 危険領域直前につき。

安全のために、運動場、外出制限です。

 

さあ。子供たち、さぞ、がっかりしてるかな・・・。

と、思いきや。

 

1年生。ご本を読んだり、お絵描きをしたり。

それなりに、みんな、趣味の世界にいました。

読書はいいよ、たくさんご本を読むんだよ。

お絵描き好きなんだね。

あやめさん。

先生の上手な読み聞かせ。楽しく過ごしています。

けやき1さん。静かに楽しく仲間と過ごしています。

けやき2さん。

クロームブックに熱中!

けやき3さん。

二人で、静かに、涼しく過ごしていました。

???2年生???

子どもさんがいない・・・

と、思ったら。

みんな、椅子を机代わりに、お絵描きでした。

3年生。お友達とお話したり、クロームブックでお絵描きしたり。

クロームブックがあって、良かったね。4年生。

みんな、クロームブックに集中中でした。

お絵描き上手ですね。

5年生。3つくらいのグループに分かれています。

先生、取り囲みグループ。

先生、とっても人気です。

6年生。給食台に集まり、クロームブック。もくもくと作業中。

ソロ活動の子どもさんも多いです。

廊下にはさわやかな風が吹いており。

廊下で、静かに読書する女子もいました。

 

夏深し。隣は何をする人ぞ。

熱中症指数「厳重警戒」下での、明道小。

 

みんな、それぞれに、楽しく、コミュニケ、読書、クロームブック、お絵描き。

趣味の世界に生きていました。

 

という話でした。

「昼休み、お外で遊べないとつまらない?」

と聞くと。

昼休み。あるだけマシですよ。校長先生。」

とのこと。

コロナ禍を乗り越え、ある意味、たくましくなった、子どもたちが、そこにはいました。!(^^)!

 

by 校長

イヌマキさん 瀕死状態につき

「閲覧注意になりますので」

 

「そのもの」は掲載しません

安心してご覧ください。

 

ある日。

下校時、このような道を通ることになりました。

体育館前の犬走。

みんな、恐る恐る、帰っています。

そして、みんな、右側の木(イヌマキ)を眺めています。

こんな声も聞こえます。

「校長先生、ここにもいますよ。」

「さわるんじゃないですよ。」

「あとで、取っておきます。」

そして・・・。こんな方も。

真夏に、防護服・・・

なんと。

教務主任先生でした。

 

さて。

もう、皆さん、何が起こっているか、理解されましたね。

すでに、明道小の「イヌマキ」さんは、瀕死です。

およそ、一週間で、あっという間に、立ち枯れしてしまいました。

一週間前まで、青々としていた、葉っぱは壊滅状態です。

全て、食べられてしまいました。

 

・・・キオビエダシャク・・・

都城、各地区で、大発生しているようですね。

 

明道小のイヌマキさんは、シルバーさんにお願いして。

消毒していただきました。

消毒の後。

語るも恐ろしいことになり。

 

子どもたちは、体育館横を通って帰ることになったのでした。

 

いかに、動植物を愛する、明道っ子も、この。

キオビエダシャクさんとは、仲良しになれないようです。

 

イヌマキさんが、元気を取り戻してくれることを祈ります。

 

by 校長

食育先生の贈り物と女の子の願い

食育先生。

またしても、たくらんでますね。

ふふふ・・・。

 

七夕と絡めて・・・。

お!

何ですか?これは???

かぶと?

校長先生。かぶとが好きなもの、何ですか?

「・・・ゼリーとか、甘いものですよね。」

そうです。甘いものが大好きなかぶとにかけて

砂糖の取りすぎ注意、大作戦です!

まあ!

凝った設営ですね。

実物のアイスの袋が飾ってあったり・・・。

※ 画像は修正してモザイクしています。

うわ!

これ、迫力ですね。

アイス一本で、スティックシュガー13本ですか!!(^^)!

校長も、このアイス、大好きで、よく食べますよ。

「食べるのは、いいのです。」

食べすぎに注意、と、子供たちに、教えたいのです。」

な、る、ほ、ど。

さあ、子供たち。

かぶとや、アイスに引っ張られて、寄ってきましたよ・・・。

 

どんな反応するかな?

 

校長先生、すごい、これ。

かぶと、本物ですか?

やはり、まずは、かぶとに、注目だな・・・。

触る。

あ、お人形だわ。

そして、やはり、13本に注目が集まります。

こんなに、お砂糖が、たくさん入っているんですか・・・。

友達も集まってきます。

どうしましたか?

あのね、お砂糖がね・・。

でも、最初に触るのは・・・。これ!

おーかぶと。

リアルだなあ。

触る。

触る。

そして。

見る

めくって見る

へー、お砂糖が、17gも入っているんだ!

届かないところは、男の子がサポート。

へー、こんなに、お砂糖がはいっているんだ。

この男の子。じっくり、読んでくれています。

一枚一枚、めくって、グラム数チェック

砂糖の取りすぎ、気をつけなきゃなー。

食育先生。

先生が相当な労力を使って、作られた、この掲示。

たくさんの子どもさんの「心に残るもの」に仕上がっようですよ。

 

それにしても、そのお隣にある、七夕。

・・・いい言葉ですね。

ある2年生の女の子の願いです。

「楽しい一年になりますように。」

 

by 校長

 

 

 

 

 

 

子どもの不思議な超能力(閲注)

夏シーズン到来です。

 

夏になると、あるモノが人気者になります。

ほら、今朝も、見つけたようですよ。

 

・・・苦手な方は、閲覧注意!

 

「校長先生、いましたよ!」

 

ですね。

最近、雨が続いたからね。

セミさん、雨の時は羽化しないの。

今日は、雨が上がったから、一気に羽化したんだね。

やった!これで。

今日の収穫は。

2個目です。٩( ᐛ )و

よかったね・・・。

セミが羽化始めたら、夏シーズン到来だなあ・・・。

 

女子さんも。嬉しそうに・・・。

「校長先生、ほら!」

 

そんな、セミ騒動の最中。

 

ある1年生男子くんが、校長先生の手を引っ張りました。

「校長先生、珍しいものがありますよ。来てください。」

なんだろう・・・。

ん?学校の外壁????

通学路逆走につき、すぐに、人だかりとなりました。

なんだ・・・?なんだ・・・?

「校長先生、これです。見てください。」

ほー!

これは珍しい!

何が「珍しいか」分かりますか?

よく、観察してみてください。

 

通常の、セミの抜け殻は。このように。

背中が割れて、セミさんは、羽化して、中にいませんよね。

ですから、セミの抜け殻は、目が白くなっています。

 

ところが・・・。

1年生男子くんが見つけた、このセミさんは。

なんと。

まだ、中におられるのです・・・。

基本的に、セミの幼虫は、地面の中で数年間過ごし。

ある日。夜間に、土を抜け出して。

木によじ登り、朝方頃、羽化します。

 

・・・ですから、この状況で、幼虫がうろついていのは、奇跡です。

この1年生男子くん、その奇跡を発見したのです。!(◎_◎;)

 

お友達。ツンツン。

あ、柔らかいよ。生きてるよ。

みんなで、ちゃんとセミになるように、応援しようね!

バイバイ、セミさん。頑張ってね!

 

その後も、たくさんの子どもさんが、登校してきました。

校長は、珍しい現象をみんなに知らせました。

「すごいよ。生きたセミの幼虫さんがいるよ!」

校長先生、初めて見ました。すごいです!

みんな、セミの幼虫さんに、驚きます。

生きた幼虫さんですよ!

へー、珍しいですね。

ふむ、校長先生、すごいですね。

へー。目が黒いですね。

珍しいですね。

校長先生、これ、すごいですよ!

この男子くん、感動しながら、「元気に育ってね」と、手を振ってくれました。

校長は、思います。

子どもの頃の、視力って、すごいなあ、と。

だって。

大人が、ここを通っても、決して、セミさんには気づかないでしょう?

だって、単なる、壁ですよ。

どんな、超能力を使うと。

このセミさんに、気づくことができるのでしょう?

 

そして。

この大発見を、校長に伝えた、この子どもさんの、感性の素晴らしさ!

子供って、こんなに、素敵なんですよね。

 

そんなこんなで、素晴らしい子どもの感性に、感動していたら・・・。

次が・・・。

 

「校長先生。」

「はい?」

「校長先生、歩いてたら。

四葉のクローバー見つけました。」

「歩いていて?見つけたの?」

「はい!\(^o^)/」

 

・・・歩いていて。

四葉のクローバーを探し出せる。

・・・子どもの不思議な超能力

 

どんだけ〜(*_*)・・・というお話でした。

 

by 校長

 

 

 

全員 お水が怖くなくなったよ

1年生・・・。

 

初めての大きなプールは、怖かったよ。

お水が冷たいし。

保育園のプールよりずっと大きいし。

 

でもね。全員、お水が怖くなくなったよ。

 

今日はね、晴れていてね、とても気持ちよかったよ。 

今日はね。1年生だけプールがあったの。

 

あのね。最初の頃はね。

お水が怖い人が多かったの。

でもね、担任先生が、ていねいに、ていねいに、教えてくれて。

ろんな工夫をして、練習したらね。

今日、みんな、お水に顔をつけて、泳げるようになったの。

みんな、みんな、プールが大好きになったよ。

さあ、みんなの前で、泳ぎを披露するよ。

よーい!

どん!

ほらね。みんな、上手に泳いでるでしょ!

お水が怖くて、顔が付けられなかった人も。

みんな泳いだよ。

ぼくたちは、10mに挑戦したよ。

泳いだら、みんなが拍手をくれたの。嬉しかったなあ。

私たちも10m、挑戦したよ。

きつかったけど、泳ぎ切ったよ。

泳げるようになるって、とっても楽しいね。

体がとっても軽くなって。

お魚さんになったみたい。

2年生になったら、もっともっと、練習して。

もっと、大きなお魚さんになるんだ!

 

夏休みに、プールに連れて行ってくれたら、

・・・ぼくの泳ぎ、見せてあげるからね。

 

(^o^)

1年生、本当に、水泳が上手にできるようになりました。

全員が、お水を怖がらず、泳いでいる姿、感動しました!

(^o^)

 

by 校長

ベテランの、味のある「子どもが主役」の授業

ベテラン先生

長年の歴史で培ってきた教育技術をお持ちです。

・・・。

久しぶりに見た、ベテランの小技

 

漢字の習得の時間でした。

ベテラン先生、板書がきれいです。

売買・・・「バイバイと読みますよ」

・・・ていねいに、読みづらい漢字・読み間違いの多い漢字を押さえて。

さあ。

始めるよ・・・。フフフフフ・・・

うわっ!

懐かしい・・・。

昔のベテラン先生、みんな、よくやってたなあ。

この方法。

ふりがなを。

読ませながら。

消していくんですよ。

いやあ、何十年振りだろう。

この学習指導法の現場を見るのは!

私も、よくやっていたなあ・・・。

子どもたち、必死に、唱えながら、覚えるのです。

あーあ。全部消えちゃった!

 

さあ。次に来るのは・・・。

そう、いつもの、ワンマンショー!

希望者、元気よく手を上げます。

「はーい!先生、当てて!!」

本日のスター誕生の瞬間。

はい。

先生から渡される、魔法のスティック

はい、どうぞ。

 

・・・ここで、先生の立ち位置が変わります。

 

子どもが主役。先生がわき役になる、瞬間。

スターが、読み、全員が復唱する。

「後ろの人」・・・「うしろのひと」。

「午後」・・・「ごご」。

全員が、魔法のスティックに吸い込まれます。

全員が、大きな声出しで、授業に主体的に参加しています。

スターが、エピローグにたどり着くと。

割れんばかりの盛大な拍手の贈り物。

次の友達の指名は、このリトルティーチャーが行います。

「はい!」「はい!」「当てて!」

みんな、自信があるんだね。すごいよ。

次のスターに、指名が飛びました。

魔法のスティックが渡されます。

頼んだわよ。「うん!」

ニュースター、登壇。

繰り返される、子どもが主役の漢字学習

脇で見守る、ベテラン教師。

みんな、それは、それは、大きな声で、漢字を「叫んで」いました。

盛り上がるんですよね。

お友達の授業。

「売買」・・・「バイバイ~!」

※ ん?さよならのバイバイでは、ないぞ・・・(^_^;)

「親友」・・・「しんゆう!」

そして。

スターに贈られる、拍手喝采!

昔気質の。

ベテランの授業。

ベテランが引き継いできた、味のある、子どもが主役の授業

 

本当に、久しぶりに、「黒板消去法

見させていただきました。

 

今日、昔の授業を夢に見そうだなあ・・・。(^o^)

 

by 校長

不安な子どもたちへの温かな贈り物

コロナ禍対応大変

インフル対応大変

熱中症対応大変

そして・・・。

大雨。

読みづらい不安定な天候は。

・・・本当に、対応大変です。

午前中に、大雨警報も発令!

刻々と変わり、読みづらい天気予報を、

どうにかこうにか、たどりつつ。

1時前後は少雨です!午後は大雨です。

という結論にたどり着きました。

 

校長、子どもたちの安全を守るために、即断

「4校時、カット!」

「給食後、集団下校」

 

給食後。

速やかに、体育館に集まる子どもたち。

不安な低学年を支えてくださいね。高学年。

 

さあ、下校開始!

フレンドの先生方が、フレンドの仲間を連れて行かれます。

さあ、遠方の地区(都島)から、集団下校開始!

高学年、頼むよ、低学年を守ってね。

校長先生、任せてください!

少雨の間に、急いで帰るのよ。

班長は、気を引き締めます。

都会部では見られない、集団登校班の制度。

いろんな意味で、残してあげたい。

うんと、アナログな、歴史ある、相互扶助制度ですよね。

 

1年生は、思っているのです。

僕が6年生になったら・・・。お兄ちゃんみたいに

かっこよく、みんなを守るんだ!」

 

校長は、車で全地区を見回り。

さて。

一番遠い、宮丸団地に着くと。

 

なんと、宮丸団地の子どもたちを見守る、

地区担当の先生発見

 

団地に入っていく、子どもたちを、温かく温かく見守ります。

見えなくなる頃。

先生は、大声で

「気をつけて帰るのよ!」

「さようなら~!また、明日ね!」

と、叫びます。

 

そして、愛情を込めて、大きく手を振るのです。

見送りを受けた子どもたち、

どれだけ、心強かったでしょう!

 

これが、明道の先生の、

不安な子どもたちへの、

温かな贈り物なのです。

(^o^)/ (^o^)/ (^o^)/

 

・・・先生、遠くまで見送ってくれて、ありがとう。

   嬉しかったよ。明道の先生たち、大好きだよ!・・・。

 

by 校長

150周年「輝く銘板」と「最後の贈り物」

150周年では、様々なイベントを行い、大きな話題となりました。

その、全てのイベントに終止符を打つ時が来ました。

150周年、スーパーボランティア集団「塗魂ペインターズ」が

無償でリニューアルしてくださった、校門

白く光り輝いており、明道っ子の「誇り」となっております。

その校門に、企画委員会の方々の

お名前を刻んだ銘板が打ち込まれました。

150周年を成功に導いてくださった、

11名のスペシャルボランティア集団

これで、塗魂ペインターズのお名前と企画委員のお名前は、

およそ、今後、およそ、100年は、ここに残り続けることになります。

企画委員会の皆さん、本当に、お世話になりました。

この「銀色に光り輝く」銘板は、子供達の間でも大きな話題となりました。

これ、すごくかったいいよね。

何?何?

これ、お名前が書いてあるよ。

すごく高そうな、看板よね。

校長先生、すごくかっこいい看板が貼ってありますよ。

かっこいいなあ。

校長先生、この名前の方々はどなたですか?

この方々はね、明道小の「恩人」なのです。」

恩人ですか・・・。

すごいなあ!

みんな。みんな。

銀色に渋く光る、かっこいい看板に見惚れて、

登校していきました。

 

ところが・・・。

 

「その事件」は、

「突然の悲鳴」で、

校長に、知らされました。

 

校長先生、

た、た、たまごが、

無くなってる!!!

 

え???

 

明道っ子が、興味を持って、見つめていた。

校名看板の「謎のたまご」・・・・。

消えていました・・・。

あらら・・・。その代わりに、校名の文字が光り輝いていました。

ビフォー。

たまごさんが、くっついた、校門の校名看板。

 

校名文字は、汚れて、くすんでいました。

 

そして・・・。

アフター。 

なんてことでしょう!

校名が「光り輝く金文字」になっていました。

 

みんなが、気になっていた、卵さんは??・・・・。

優しき、明道っ子の皆さん、安心してください。

この「みんなが愛したたまごさん」は。

 

「塗魂ペインターズ」さんの最後のボランティア活動により。

金の校名塗り直しが行われ。

校門の前にある、「聖跡の麓に咲く、梅の木の枝」に。

大切に、優しく、移されたのです。

みんな、みんなの、優しい心

とても、ありがたいことです。

 

塗魂ペインターズの皆様。

最後の、明道っ子のための、

素敵な贈り物

 

ありがとうございました。m(._.)m

 

by 校長

洒落た 歯の妖精「様」

保健室先生。

別名。「歯の妖精【様】」

設営も妖精「様」級です。

 

ある日。

女子二人。

「これ、何かしら・・・。」

MDGS?

「聞いたような言葉だわ。」

あら?

裏に言葉があるよ。

ほれ。

まあ。

ふりがながあるから、読めますよ。

M:毎日食べよう朝ごはん!

D:どんな時も早寝早起き。

G:がんばろう 手洗い うがい 換気

S:水分補給も忘れずに!さすがです!

なるほど。

だから。

M

D

G

S

あら。

でも、先生がいつも言ってるのと、何か違うよね。

確か・・・。

先生は、SDGSと、言っていたわ・・・。

 

でも。明道小は。

MDGs???

あら。ここにちゃんと、書いてあるわ。

その名も。

めいどうジーズ!

٩( ᐛ )و

 

歯の妖精「様」

すごいです!

 

めいどうジーズ!

 

私たち、ちゃんと、守りますね。

持続可能な、めいどうっ子めざして・・・。

 

妖精「様」に拍手です。

あ。でも、先生、実は、「保健室先生」だから・・・。

 

じゃ、保健室先生、さようなら!

 

 

・・・明道小って、本当に、色々、面白いよね。

先生たち、色々、工夫してくれるよね・・・。

 

・・・二人は、感想を言い合いながら、お勉強に向かいました。

 

保健室先生。素敵な設営をありがとうございます。

たくさんの明道っ子が、喜んでますよ。

はははは・・・。

子供たちが、喜んでくれて、何よりです。

例えば。

健康観察を持ってきた子供達を迎える、キャラ。

 

・・・。

はははは・・・。

ハハハハ・・・。

歯歯歯歯・・・・。

(^^;;

 

洒落た 歯の妖精「様」

という、話でした・・・。

 

by 校長

参観日 校長が感動したこと

熱い、暑い一日でした。

 

なのに、とっても多くの方の参観をいただきありがとうございました。

教室はエアコンが効いていたのですが、参観者が多く、廊下で参観された皆様、暑かったですね。

申し訳ございませんでした。

学校保健委員会も、予想を超える多くの方に参観いただきました。

スクールカウンセラーの先生のお話。

とても大事なお話でした。

悩みがあったら、近くの信頼できる大人に話しなさい。

子どもたちも大きくうなずきながら聞いていました。

ストレス解消の呼吸法の学びあり。

ストレス解消のマッサージ法の学びがあり。

カウンセラー先生の熱い思いを56年生、保護者の皆様。

受け止められたことと思います。

 

皆様、30度を超える体育館での御視聴、ありがとうございました。

5・6年生、「暑かったでしょうに」。

集中してお話を聞く態度、素晴らしかったです。

 

さて。

3校時は、1・2・3年生は懇談会でした。

ここで、驚くことがおきました。

 

それは。懇談により、担任不在の学級で起きました。

 

3年生の自習。まじめにやってるかな?

3年生。校長が入室しても、だれも振り返りません。

もくもくと、静かに、集中して、「自習」していました。

 

2年生、さすがに、少し騒いでるかな?

いえ、いえ。

校長が入室しても、だれも振り返らず、自習に集中していました。

まあ、なんてことでしょう。2年生、立派です。

 

さて。1年生。さすがに、監督の先生がついていましたが・・・。

なんてことでしょう!

1年生が、担任先生がおられないのに。

黙々と、自習に集中していました。

 

ということで。

 

参観日。校長が一番感動したこと。

1、2、3年生の、まじめな自習態度

 

・・・という、お話でした。(^o^)

 

by 校長

木の長きを求むる者は必ず其の根本を固くす

応用は、基本がしっかりしておればこそ、育つもの。

基本無きところに、応用無し。

 

学習のきまり、約束事、基本的な動きの練習。

明道小では、この「基本」部分を大切に。

子供さんを育てています。

 

挙手の手は「天を貫くが如く、まっすぐに上げること」

 

お靴は、いついかなる時も、きれいに並べておくこと。

 

ご本をたくさん読むこと。

 

子どもがいない学級が、子どもの質を語ること。

 

2年生。けのびという基本を何度も何度も練習すること。

徐々に距離を伸ばしていくこと。

 

友達におへそを向けて発表を聞くこと。

お友達の発表にうなずくこと。

お友達の発表は最後までしっかり聞くこと。

黒板を正確にていねいに視写すること。

1年生、こんなに上手になりました。

先生もたくさんほめてくれます。

がんばってますよ。明道っ子

ていねいなノートがとれています。

 

基本をきちんと守れるようになると。

自然と、応用の学習が育ち始めるのです。

 

本が全ての始まりで有り、ゴールでもあるのです。

 

 

古の偉人はいいことを表現しました。

 

木の長きを求むる者は必ず其の根本を固くす。

水泳指導中の1年生の教室。着替えの乱れは一片もありません。

 

なるほど・・・。

 

by 校長

ある板書と「わさび」授業の深遠なる関係

子どもの主体的な学びを実現するためにわさび」の授業を実現すること。

都城市教委が都城市内の小中学生に求める授業スタイルです。

 

6年生。

いつもながらの、子どもさんの主体的な学びが展開されています。

算数。

速さと道のりと距離の関係。

とても難しい問題です。

6年生、協働的な学びで、課題に立ち向かいます。

自力で解決する時間。

 

解決の方向性が見えてきた子供達。

立ち上がり、動き始めます。

解決ができた子どもさん同士解法をぶつけ合います。

学習ペアによる協働的な学びが稼働していきます。

さて。

この後、子どもが主体となる授業が展開されていきます。

指名を受けた女子、解法を説明します。

1分で1/4km進みますから、関係図はこうなりますよね。

「はい!」

脇役に徹する担任が、ここで、初めて口を挟みます。

「ここまで、いいですか?皆さん」

「はい!」

多くの子どもさんが、手をあげ、意思表示をします。

一人の学びが、全員で、協働的に進められている瞬間です。

指名女子、多くの子どもさんの賛同を得て。

自信をもって、先に説明を続けます。

求めるのは、10kmにかかる時間ですよね。

それを( )分とします。

担任、遠くから、見つめます。

そこで、担任、一言。

「ここまで、皆さん。いいですか?」

「はい!」

このように、協働的な学びは、スモールステップで、微細な変化を見つめながら、進められます。

 

子どもたちのノートを校長が確認すると。

同様のことが。

しかし、それぞれに、個性をもって

まとめられています。

 

個別最適に学びが進んでいっています。

 

微妙に違う、ノートのまとめ。

しかし、多くの者が同様であるのは、10わる1/4という式にたどり着いているということ。

指名女子、説明を続けます。

上段。1/4を1/4で割ると、1になるのですから。

10kmも1/4で割ると・・・。

 

ここで、スパッと、担任が、女子の説明を止めます。

「そこまで」

「はい、隣の人に、今の説明を、リピートしてみて。」

全員が、隣を向き、女子の説明をリピートします。

協働的な学びが、個別最適な学びへと昇華する瞬間。

全員が、関係図の説明をリピートします。

思考が深まり、定着へと導かれるのです。

この時、一人一人が、主体的な学びに参加しているのです。

それは、熱心に、確実に、リピートされていきます。

記憶にきちんと残る、科学的な学習法が成立する瞬間でもあります。

 

指名女子。

ここで、発表を打ち切られます。

「ありがとう。次バッターに説明を続けてもらいます。」

指名女子は、納得して、次バッターに打席を譲ります。

さあ、誰が指名か。緊張が走ります。

指名を受けた、次バッター。

リピートを繰り返しているので、安定して、バッターボックスに立ちます。

関係図から。

1/4を1/4で割ると、1ですから。

その関係から、10わる1/4を計算します。

10を分数にして、10/1。

 

全員が、集中して、協働的な学びに、主体的に参加しています。

皆が、息を呑む、瞬間

指名女子が続けます。

10/1かける4/1で、40。

答えは、40分となります。

ヒロイン、誕生の瞬間。

「そうです。」「同じです。」

皆の慰労の言葉が飛び交います。

 

このようにして、本日の協働的な学びは、めでたくゴールを迎えました。

 

校長は、ここで、終わるかと、思っていたのです。

 

が。

担任、初めて、前に立ちました。

 

皆さん、よく学習できました。

ところで、一人、違うことを書いていた人がいたのです。

皆さん、わる1/4としましたよね。

 

ある男の子は、逆方向に矢印を書いて。

かける1/4としていたのです。

つまり、式は( )かける1/4ですから。

( )は、10わる1/4で、10かける4。

答え、40分が求められますよね。

「はい」

 

実は、ある男の子、みんなと真逆の関係図を作っていたのです。

担任は、この「微細な変化」に気づいていたのです。

校長は、男の子に、声をかけました。

「認めてもらって、よかったね。」

男の子は、嬉しそうに、うなずきました。

そこで、ちょうど、チャイムがなりました。

 

終わります。

「ありがとうございました。」

 

令和の日本型教育が求める。

主体的、対話的で、深い学び。

それを、協働的な学び・個別最適な学びを通して実現する。

言葉で言うと、とてもカッコよくって、簡単に聞こえますが。

 

実は、

一枚の板書の写真にも、

かくも雄大で、深遠な物語が、

隠されているのです。

 

都城市は、求めています。

 

子どもが主体となる、授業を実現してほしい。

そのためには。

 

:指導者が「脇役」に徹すること。

:指導者が、先を読んだ授業を実現すること。

び:指導者が、子供の「微細な変化」に気づく授業を展開すること。

 

6年生の算数の授業を見ると、いつも、「もっとみていたいな」。

そんな気分にさせられますし。

子供達も「もっと授業を続けたい」と。

発言するのです。

 

by 校長