日誌

2025年1月の記事一覧

子どもたちは元気です!

 最近、昼間でも気温が上がらず、寒い日が続いています。それでも、子どもたちは毎日昼休みになると、運動場に出て友だちと楽しそうに遊んでいます。ドッジボールをしたり、おにごっこをしたり。遊んでいるうちに体が温まってきて、寒さを感じなくなってくると思いますが、それでも外が寒いことは間違いないと思います。今、子どもたちの運動不足が心配されていますが、寒さに負けず外で元気よく遊んでいる子どもたちは、問題なさそうです。校長室から子どもたちが遊ぶ様子を眺めながら、できれば室内でじっとしておきたいと思う自分が少し恥ずかしくなりました。

てこの働き~「力点・支点・作用点」

 今、6年生は理科で「てこの働き」を学習しています。今日の学習のめあては、「てこを利用した道具は、どんな仕組みになっているのだろうか。」でした。私たちの生活の中で、てこの働きを利用したものがあります。例えば、はさみやホチキスなどです。てこの働きを生かした道具には、力点、支点、作用点がありますが、それがどこにあるのか分かりにくいものがあります。その一つが書類に穴を空けるパンチです。子どもたちは先生が実際に紙に穴を空けている様子を観て、力点、支点、作用点を考えていました。パンチを使って紙に穴を空ける様子をじっと見ている子どもたちの顔が印象的でした。手前みそになりますが、6年生の理科は、いつも質の高い授業が展開されているので、本校の6年生は、理科が好きな子どもが多いのではないかと思います。

今日の子どもたちは何をしているのかな?

 今日も2時間目に校内を回って、トイレのスリッパがきちんと並んでいるかを確認しながら、各教室を回りました。校内を回りながら、私がつい足を止めてゆっくり観てしまうのが、子どもたちが自分の考えを発表していたり、ものを作ったりしているところです。今日は、4年生の理科で試験官に水を入れて温める実験や、1年生の生活科で風車を作っているところをゆっくり見ました。今日の友だちと協力して実験をしている時の真剣な子どもたちの顔、そして、はさみを使って紙コップを真剣に切っている子どもたちの顔は、とてもよかったです。このように、生き生きと学習に取り組む子どもたちの姿を見るのが、毎日の楽しみです。いつも子どもたちの真剣な顔や楽しそうな笑顔から元気をもらっています。

昔の遊びにチャレンジ!

 中庭から、パチン、パチンと心地よい音がするので行ってみると、1年生が楽しそうに羽子板遊びをしていました。おそらく、ほとんどの1年生が羽子板遊びをしたことはないと思います。その他、どんな昔の遊びをしているのか気になったので、教室に行ってみると、廊下に机やいすが出してあって、あやとり、だるま落とし、けん玉、ヨーヨー、おはじき、こま回し、竹とんぼ、お手玉など地域の人が先生になって教室ごとに違う昔の遊びをしていました。1年4組の教室は、けん玉コーナーになっていて、私は子どもからけん玉を借りて2回チャレンジしましたが、2回とも失敗しました。子どもたちは根気強く何回もチャレンジしていました。その姿からけん玉ができるようになりたいという強い熱意のようなものを感じたところです。デジタル機器を使ったゲーム遊びが主流の今の子どもたちにとって、このような遊びはある意味、新鮮だったのではないかと思います。そこで、給食時間の放送の中で、私から1年生に宿題を出しました。それは今日、昔の遊びを体験して楽しかったことを家に帰って、おうちの人に伝えるです。さて、1年生はきちんと私からの宿題をしてくれるでしょうか。

トイレのスリッパを見れば、学校の様子が分かる?!

 毎日、2時間目になると、「〇」と「△」のカードを持って校内を回ります。その時にいつもチェックしているのが、トイレのスリッパがきちんと並んでいるかどうかです。その学年が落ち着いた状況にあるかどうかは、トイレのスリッパを見ればひと目で分かります。トイレのスリッパがきちんと並んでいない状況が見られるようになったら、その学年は要注意だと思っています。そこで、子どもたちや職員に2時間目のトイレのスリッパの状況を知らせるために、トイレの入口に「〇」又は「△」の表示をしています。5年生の学年主任は、危機感をもち、トイレの状況を見て、子どもたちへメッセージを作って掲示してくれています。ありがたいですね。たかがスリッパと決して甘く見てはいけません。

避難訓練(火災)

 今日の3時間目に家庭科室から出火した想定で避難訓練を行いました。子どもたちは、避難訓練の約束事「お(おさない)・は(走らない)・し(しゃべらない)・も(もどらない)」を守って、放送による避難指示の後、担任の先生の引率のもと、運動場に避難することができました。全校児童の避難完了にかかった時間が、放送後3分55秒だったので、落ち着いてすばやく非難できたと思います。講評の中で、子どもたちに火は料理ができたり、寒い時に体を暖かくしてくれたりして便利なものだけれど、使い方を一つ間違うと、人の命や、家や大切なものを奪ってしまう恐ろしいものにもなることを伝えたところです。また、火遊びは絶対しないこと、そして火を使う時は必ずおうちの人と一緒に使うように話したところでした。御家庭でもマッチやライター等の管理とともに、保護者同伴で火を使用するように話をしていただけると助かります。講評の後、都城市南消防署の方から正しい消火器の使い方を教えていただきました。この日は、消防車が体育館前に停めてあったのですが、日頃、消防車を間近で見ることがないので、低学年の子どもたちは、先生と一緒に消防車の周りを1周してから教室に戻っていました。

奨励賞、おめでとう!

 1月16日(木)に都城市教育委員会主催の奨励賞表彰式が都城市総合文化ホールで行われました。本校6年の男子児童が善行部門で表彰されました。表彰された理由は次の4つでした。まず、毎朝のボランティア活動で率先して環境美化に取り組む姿から、下級生のボランティア活動の輪が広がっていること。次に、ボランティア活動に限らず、無言での廊下歩行、時間を守る、清掃をしっかり行うなど他の児童の手本となる姿が観られていること。そして、普段の学校生活や授業態度が大変よく、責任感も強いこと。また、誰にでも分け隔てなく優しく接し、友だちを大切にすることです。

 

 この受賞を契機に、さらに本校のよい見本として活躍してくれることを期待しています。奨励賞、おめでとう!

どれくらいできたかな?

 今日、本校では、国語科のテスト(標準学力検査)を行いました。このテストは、今の学年でこれまで学習してきた内容がどれだけ定着したかを観るためのテストです。毎年、子どもたちは1月にこのテストを受けています。このテストは、日頃、受けているテストと違って、問題の出題範囲が広く、別の解答用紙に答えを書くようになっています。このようなこともあり、どの学年の子どもたちも先生の説明をしっかり聞いて、真剣にテストに臨んでいました。

 

 結果が戻ってきて、できていないところがあれば、今の学年のうちに授業や家庭学習で復習をして、できるようになってから、次の学年に進級あるいは卒業してほしいものです。先生方には結果を基に学級の子どもたちの定着状況、特に課題となっている所を分析して、日々の授業の中で補充する、いわゆる「学びの見届け」をお願いします。明日は、算数科のテスト(標準学力検査)が実施されます。

ごみ減量作戦、展開中!

 ごみ問題を考える時、忘れてはいけないものがあります。それが、SDGsです。SDGsは、「Sustainable(サステナブル)Development(デベロップメント)Goals(ゴールズ)」という英語の頭文字をとった言葉で、「持続可能な開発目標」という意味をもつ、世界共通の目標です。SDGsは、地球のさまざまな問題に取り組むものです。そのため、ごみ問題ともたいへん深いつながりがあります。

 2学期の終わりから4年生の学年掲示板や教室の廊下にごみ減量に関するポスター等が貼ってあります。

 

 4年生は総合的な学習の時間の中で身近なごみ問題について学習し、地球環境をよくすることが求められている中、自分たちにできることとして、定期的に各学級から出されるごみの量を確認し、学級間で競争しながらごみ削減に取り組んでいます。小さなことの積み重ねが大きな成果につながっていくものと思います。頑張れ4年生!

私たちだけで頑張ります、給食当番!

 今日から給食が始まりました。2学期まで給食のご飯やおかずが入っている食缶等が重いことから、1年生は6年生から給食の準備をしてもらっていました。つまり、1年生は静かに席に着いて待っておけば、給食が食べられたわけです。しかし、2年生になったら、自分たちですべて準備や配膳、後片付けまでしないといけません。その練習も兼ねて、今日から1年生だけで給食の準備を始めたところです。3学期は今の学年のまとめの学期でもあり、次の学年への準備の学期でもあります。

 1年生の給食の準備の様子を見ている私も少しひやひやしましたが、1年生はどの学級も自分たちで協力して配膳まで終わらせることができました。初めての給食当番としては、100点でもいいかなと思っています。これから限られた時間の中で配膳をしたり、後片付けをしたりして、いつ2年生になってもいいように準備してほしいと思います。頑張れ、1年生!

 

3学期がスタート!

 明けましておめでとうございます。

 昨年末に本校のおやじの会の方々が正門の両脇に、門松を作って飾ってくださいました。その門松が飾られた正門を通って、子どもたちが元気に登校してきました。

 

 3学期の始業式では、3年生女子児童と5年生女子児童が3学期に頑張りたいことを発表してくれました。2学期の終業の日に「1年の計は元旦にあり」と言う話をしましたが、2人はこれまでの自分を振り返りつつ、しっかり目標を立てていました。3学期はその目標に向かって頑張ってほしいと思いながら、話を聞いたところです。

 子どもたちには、友だちから自分がしてもらって嬉しかったことは友だちにする。逆に、友だちからされて嫌だったことや悲しかったことは友だちにしないようにしましょうという話をしました。これがしっかり守られれば、きっと子どもたちの笑顔がたくさん見られて、「子どもたちが今日も学校に来てよかった」と思えるようになると思います。

 今年がすばらしい1年になりますように・・・