日誌

写真日記

予告なし避難訓練

 

地震は、いつ発生するか分かりません。それはもしかしたら、下校中や昼休み時間等、先生が側にいない時かもしれません。

 

本校では昼休みの終わりに、震度4以上の強い地震が発生し、津波の恐れもあるという状況を想定し、予告なし避難訓練を実施しました。

 

校長は、児童の避難の様子を見て、「落ち着いて行動できていた」「運動場にいる児童も真ん中に集まって座ることができていた」と褒めていました。

 

地震が収まったという放送が流れると、本校の児童は2階のオープンスペースに集まりました。頭を守るために本を持って移動する児童もいました。

 

指導の中で、一番守らなければならないのは頭であること、本等で頭を守っていると、ガラスが落ちてきても頭を守ることができること、今日のような訓練をくり返し、くり返しすることで、みんなの命を救うことができること等の話をしました。

 

地震が起きたとしても、児童が今日学んだことを生かして、自分の命をしっかりと守ることができることを願っています。






空調設置

近年の温暖化等による熱中症等への配慮から、空調が設置されました。

 

本校では1学期終わり頃から、夏休みの間も継続して空調の工事が行われてきました。工事関係の方々は、毎日汗を流しながら、重い機材を運んだり、空調設置の工事をしたりと、一生懸命がんばってくださっていました。当初は秋の終わり頃に設置が完了すると聞いていました。しかし、2学期から始まる運動会練習に間に合うように多くの方々がご尽力してくださったおかげで、9月最初から使用することができるようになりました。

 

空調のスイッチを入れると、児童は、とても喜んでいました。これから、涼しい環境で学習ができるので、精一杯勉強をがんばってくれることと思います。

美々津おきよ祭り

美々津には、地域の伝承行事である「おきよ祭り」があります。本校の児童が、早朝真っ暗な中、4時位に集まります。そして、美々津の家々を巡りながら、「起きよ!起きよ!」と言って、各家庭を起こして廻る行事です。児童は、元気に各家の玄関をささでたたいて起こしていきました。

 
1時間ほど活動した後に、みんなでお船出団子を作りました。みんなで作ったお船出団子は、とても柔らかく甘くておいしかったです。

 

最後に代表でお礼のことばを述べた児童は、「6年生が参加できるのは、今回が最後だったけど、これから先も美々津の伝統行事を下級生が引き継いでほしいです」と述べていました。

 

約2700年も続いている美々津の「おきよ祭り」は、特色ある地域の行事です。



交通安全見守り隊

交通安全監視員の方々の姿が見えると、美々津の児童は元気よく、「おはようございます」とあいさつをしていました。

 

美々津の児童の登校の様子を見守ってくださる方々は、毎日、雨の日も寒い日も、同じ時間に同じ場所に立ってくださっているそうです。長い方では、10年近くも立ってくださっているのだそうです。

 

この写真の場所は、細く道が曲がっているため、車の見通しがあまりよくありません。これまで大きな事故がなく、美々津の児童が安全に登校できているのは、ボランティアでがんばってくださっているこのような方々のおかげだと思います。

いつも、美々津小学校の児童のためにご尽力いただき、本当にありがとうございます。


運動会に向けて

運動会で、多くのお客様が「すばらしかった」「感動した」等と褒めてくださるのは、児童のゴールを目指す一生懸命な姿や、みんなで1つの表現運動を完成させようとする姿等です。

 

学校では、夏休み期間中に運動会について話し合い、準備を進めてきました。運動場には、児童が立つ位置やリレーゾーン等の印となるポイント打ちをしました。


巻き尺を使って丁寧にポイントを打ち、途中で長さが少しでもずれると、そのラインは全部やり直しをしました。

本校の運動会は、10月13日(日)です。美々津小の児童は、これから暑い中、いっぱい汗を流しながら練習をがんばることと思います。先生たちと共に創り上げる美々津小の運動会を、ぜひ楽しみにしていてください。

2学期始業式


2学期始業式では、1年生と4年生の作文発表がありました。

「勉強をがんばりたい」「運動会をがんばりたい」「時間内に給食を残さず食べるようになりたい」「立腰を心がけ、正しい姿勢で勉強をがんばりたい」と、2学期にがんばりたいこと等を具体的に発表しました。

全校みんなの前で発表をするのは、とても緊張したと思います。しかし、2人は作文発表の後、全校みんなからたくさんの拍手をもらって、少しホッとした表情でした。

校長からは、「運動会で体を鍛え、心も鍛えよう」「勉強をがんばろう」という話がありました。また、美々津の花火大会や立縫の江戸時代を思い浮かべるような灯籠等、美々津の魅力的な地域の行事についての話もありました。

いよいよ2学期スタートです。2学期は、たくさんの行事もあり、行事を通して児童の成長も多く見られることと思います。学びの多い2学期になることを期待しています。



ワックスがけ

児童が帰った後、先生たちはみんなでオープンスペースのワックスがけをしました。

オープンスペースに置いてある物を片付けた後、きれいに掃いてからワックスがけをしました。他校の廊下に比べて、本校はとても広いオープンスペースがあります。それだけに、ワックスがけをする広さも広かったのですが、先生たちは、みんなで協力して全部きれいにワックスがけをしました。

夏休み中には、教室のワックスがけもしました。ワックスがけをした場所は、ピカピカに輝いていました。本校は、昭和63年に校舎が改築され、平成16年にオープンスペースの改修を行ったそうです。それから長い年数をかけて、このように先生たちがワックスがけをし、校舎を大事にしてきているのだと思います。

みんなにとって大事な学校は、みんなから大切にされているのですね。


卒業生の発表

本校の卒業生が、学校説明に来てくれました。

パソコンを使って、小学校とは違う中学校の様子を写真を交えながら、具体的に教えてくれました。説明を聞いたのは、4~6年生です。わらじ作りや、遠足、茶摘み、田植え等、小学校とは違う特色ある教育活動があり、みんな熱心に話を聞いていました。

その卒業生は久しぶりに小学校に帰ってきて、とても嬉しそうでした。本校は、田の原分校や幸脇小学校が一緒になった学校です。それだけに、たくさんの方々の卒業生の想いを受け継ぐ学校でもあります。

これからの夏休み中は、そういう卒業生が故郷である小学校に足を運んでくれるかもしれません。本校が、いつまでも卒業生にとって足を運んでみたい思い出のいっぱいあふれた学校であることを願っています。

夏休み中の登校日

久しぶりに、美々津小学校に児童の元気のよい声が戻ってきました。

本校では、8月の登校日に平和学習を行っています。宮崎県で戦争を経験した方の話をDVDを通して学びました。

DVDでは、現在では想像できない戦争の悲惨さが語られていました。戦争で大事な家族を失っても、みんなうつむいて泣くこともできなかったそうです。「国のために亡くなったんだから悲しんではいけない」という当時の状況が語られていました。

校長先生は、戦争を経験した方々がだんだん少なくなっているからこそ、繰り返し繰り返し戦争がどれだけ大変な悲しみを生んできたかを伝えていかなければならないと話していました。

平和な時代に生きている私たちは、その当時の人たちが願っていた「平和な時代にしたい」という願いを、これから先も受け継いでいかなければなりません。

登校日に登校した児童は、みんな元気いっぱいでした。これからも命を大事にし、楽しい夏休みを過ごしてほしいと思います。

1学期終業式

1学期の終業式が行われました。

終業式では、3年生と5年生の作文発表が行われました。勉強をがんばったことや立腰、字を丁寧に書いたこと、水泳や友達と協力してがんばったこと等を、全校みんなの前で上手に発表することができました。

校長先生からは、「子どもたちの仕事は勉強」と1学期の最初に話したことを取り上げ、夏休みにも勉強をしっかりがんばってほしいとう話でした。また、「心のブレーキ」という話もありました。子どもだけで「海に行こう」と誘われた時に断れるかどうか、それが生きるかどうかの境目になり、ほんのちょっとしたことで大きく変わることがあると話しました。

終業式では、いのちについて考える集会も併せて行っています。子どもたちが、夏休みを安全に楽しく過ごしてくれることを願っています。