お知らせ

学校からのお知らせ

脱穀

 今日は、五色米の脱穀を行いました。千歯こぎと足踏み脱穀機を使った脱穀でした。両方ともこつが必要ですが、初めて挑戦する子どもたちも先生や経験豊富な子どもたちに教えてもらいながら、時間がたつにつれ上手に脱穀ができるようになっていました。脱穀が終わると昭和25年製造と書いてある歴史ある「とうみ」を使って、米の選別を行いました。千歯こぎもですが、使ってみて昔の人の知恵の素晴らしさに驚かされるばかりでした。
 脱穀の最後には、田主の地域ネットワーク会長より所有されているコンバインの内側を見せてもらいました。すると、何と足踏み脱穀機の一部がそのままコンバインに活用されていたのです。子どもたち以上に先生方から驚きと感動の声が聞かれました。今日も子どもたちはもちろん先生方も貴重な経験をさせていただきました。会長さん今日もありがとうございました。
 なお本日の脱穀の様子については、本日16時10分からのNHKニュースで放映されます。都合がつかれる方は、ぜひご覧ください。また、宮崎日日新聞にも来週記事として紹介されるそうです。

           

短歌発表集会

 昨日の朝の活動は、月1回の短歌発表集会でした。今回は、2年生、3年生、4年生の3名の発表でした。転入して初めて短歌を発表した子どももいましたが、きちんと朗詠をしながら自作の短歌を発表することができました。これからも短歌作り、朗詠をしっかりとがんばってほしいと思います。それでは、今回も3名の子どもたちの作品を紹介します。
【2年生】
 ● いねかりだ ザクザクいねが キラキラと ざっくざっくと かっていく
【3年生】
 ● あそんでて 雨のにおいが したんだよ まだあそびたい でもぬれるかな
【4年生】
 ● ひがんばな 庭先一輪 さいている 秋の最初は 友だちふやし

   

茶道教室

 和心会の方々6名を講師に招き、昨日10月19日(火)の午後、3~6年生が茶道教室を行いました。和服に身を包まれた講師の方に、教室の初めに立つ姿勢、座って行うお辞儀の作法について指導していただくと、子どもたちの姿勢が瞬く間に美しい姿勢に変化しました。腰を伸ばす、お辞儀は必ず止めるという2つだけの指導でしたが、写真のように効果が抜群でした。日本の礼儀という伝統の素晴らしさを肌で感じた思いです。
 姿勢が整うと、茶道の歴史について教えていただき、お茶入れからお茶をいただくまでの作法のお手本を見せていただきました。その後は、和菓子をいただき、それぞれが茶立てに挑戦しました。姿勢を保持したまま茶立てを行い、とても落ち着いた雰囲気の中で茶立てが進みました。中には、泡立てがとても上手でおいしそうなお茶が完成している子どもがたくさん見られました。本来は、立てたお茶を人に振る舞うことが基本なのですが、新型コロナの感染防止を考慮し、今回は、自分の立てたお茶は自分でいただきました。ただ、講師の方に「もう一杯飲みたい人。」と聞かれると全員が迷わず挙手をし、全員が二杯目もおいしくいただきました。作法だけでなく、お茶のおいしさも十分に味わった茶道教室でした。
 講師の方が最後に子どもたちに伝えられた茶道の精神である「和・敬・清・寂」に基づいた日本に受け継がれている礼儀という素晴らしい伝統をぜひ今後の生活にも生かしてほしいと思いました。和心会の皆様、貴重な体験をさせていただき本当にありがとうございました。

               

短歌オペラ

 日曜日の宮崎日日新聞の一面でも紹介されていましたが、10月16日(土)に本校の4年生児童3名が出演した短歌オペラ「若山牧水 海の声 山の声」が県民文化センターアイザックスターンホールで上演されました。プロの出演者と子どもたちが競演できるということで、この日をとても楽しみにしていました。ところが、プロの出演者方々の歌声に魅了されているうちに出番が近づくと楽しみより不安が勝ってくる感覚を味わいました。
 ところが、出演前の楽屋で、緊張のあまり落ち着かない様子だった子どもたちが、本番になると実に堂々とした態度で登場し、しっかりとそれぞれの役を演じていました。子どもたちの歌唱や短歌朗詠が終わると、会場からは惜しみない拍手が鳴り止みませんせした。オペラ終了後のカーテンコールでも子どもたちに大きな拍手が贈られ、何ともいえない心地よい気分を味わいました。3名の子どもたちこれまでの練習を含め、本当にご苦労様でした。そして素晴らしい演技をありがとう。もう一度拍手を贈ります。「パチパチパチ」
 ところで、今朝登校してきた子どもたちと会話をしましたが、みんなとても良い経験になったようです。ただ、牧水の長男「旅人」役で独唱を行った児童に「素晴らしい歌だったね。もう一回やってみたくなったんじゃない。」と声をかけると即答で「もういいです」の返事が返ってきました。さすがに当日は、子どもながらに私たちの予想をはるかに越えるこれまでに経験していない緊張状態を味わったようです。この気持ちが、子どもの表情から何となく理解できる朝の会話でした。
 なお前回お知らせしたように、上演中の撮影は予想通り一切禁止でした。そこで、事前のリハーサルや楽屋の様子。そして、上演後の記念写真撮影の様子を紹介しています。

       

いよいよ明日が本番!

 国文祭グランドフィナーレの前日である明日10月16日(土)13時30分に県民文化センターで「短歌オペラ」が上演されます。先日テレビや新聞でも紹介されましたが、このオペラに本校の4年生3名が若山牧水の長男「旅人(たびと)」と村の子どもたちの役で出演します。今週は、昼休み時間を利用して、学校でも練習しています。子どもたちの歌声がかなりきれいな声で声量のある本格的な歌い方になっていて、感心しました。これまでに作曲家の仙道先生からの指導でしっかりと力をつけてきたのでしょう。いよいよ明日が本番です。子どもたちより私たちの方が緊張してきました。子どもたちは、今日の夕方から、本番で出演する舞台で通し練習に臨みます。「坪谷小の代表としてがんばります。」という出演する子どもたちの力強い言葉を頼もしく思うばかりです。3名ともがんばってください。本部より職員用としてチケットを2枚準備していただいたので、担任と私の2名で明日のオペラを観させてもらうことになりました。おそらく当日の画像を紹介することはできないと思いますが、雰囲気などを来週文章で紹介したいと思います。今から明日の本番がとても楽しみです。

 

牧水タイム

 本校は、週2回、朝の活動で牧水タイムという学習活動を行っています。主な内容は、短歌作りと牧水かるたの練習です。今日の牧水タイムは、牧水かるたの練習でした。1・2年生もこの時期になると、全ての札ではありませんが、自分の好きな短歌は、上の句を読み上げる段階で素早く札をとる姿が見られます。そして、3・4年生になると多くの子どもたちが、上の句を読み上げる段階で札をとったり、探したりする姿が見られます。子どもたちのかるたをしている様子を見る限り、仮に私が本気で勝負を挑んだ場合、1・2年生にやっと引き分けられるかどうか微妙な所です。3年生以上は、自信をもって言えます。「必ず負けます。勝てる気がしません。」
 なお、5・6年生は、様子を見に行くと、まだ準備の段階でした。ただ、5・6年生については、正式ルールにそって、札を写真にあるように円形状にきれいに並べていました。本校の子どもたちは、こうして牧水先生への思いを育んでいきます。

         

愛情たっぷり!

 本年度も運動会に昨年度に引き続き、家庭教育学級長さんのアイデアで、子どもたちを応援する掲示物が児童玄関と子どもたちのテントに飾られました。児童玄関には、今年の東京オリンピックを素材に、大きな五輪。また、子どもたちのテントに飾られた万国旗の裏には、子どもたちの名前を使った保護者がつくられた短歌が子どもたちを応援していました。自分の名前の入った短歌を子どもたちは、うれしそうに読んでいました。全ての短歌に目を通しましたが、保護者の方々の子どもたちに対する何とも言えない温かく愛情たっぷりの思いが伝わってきました。本校の子どもたちがすくすくと成長している理由が何となく分かるような万国旗でした。ただ、今回の短歌には、子どもたちの名前が使われているため、短歌の紹介は控えたいと思います。また、画像の方も文面が読めない程度の画像にしています。ご了承ください。万国旗については、現在も写真のように廊下に掲示しています。

 

坪谷っ子運動会

 前日準備からの雨で、当日開催が心配されましたが、10月10日(日)に無事運動会を開催することができました。前日準備も小雨の降る中、地域の方々や保護者の方々のご協力のおかげで、無事終了することができました。ただ土曜日の夜からかなり強い雨が降ったため、当日の朝の運動場にはたくさんの水たまりができていました。ただ早朝より多くの保護者や地域の方々に来ていただき運動場の整備をしていただいたおかげで、予定より15分遅れましたが無事開催することができました。本当にありがとうございました。
 開会式では、両団団長による短歌朗詠から始まる誓いの言葉に身が引き締まる思いでした。本校ならではの素晴らしい誓いのことばだったと思います。競技が始まると例年通り明るさいっぱい温かく楽しい運動会が繰り広げられました。本校の運動会は、笑顔が常にあふれています。今日は、その様子をたくさんの写真で紹介します。なお閉会式における6年生の最後の運動会に対する思いを涙ながらに伝えた児童代表あいさつは、参加者の心に響く感動的なものでした。
 子どもたち・保護者・地域が一体となった運動会の雰囲気が今日のホームページから少しでも伝えられるとうれしいです。

                                   

素晴らしい学び

 今日の朝の活動は、全校集会を行い言葉遣いについて全校で考えてみました。言葉については、言った人、言われた人、聞いていた周りの人の3者があります。一番将来影響を受けるのは、どの人でしょう。そうです。「言った人」です。全ては言った人にかえってきます。そのことをマザーテレサの残した言葉からみんなで学びました。今日の学習がとても素晴らしかったので、子どもたちが学んだその言葉を紹介することにしました。
 ● 思考に気をつけなさい。それはいつか言葉になるから
 ● 言葉に気をつけなさい。それはいつか行動になるから
 ● 行動に気をつけなさい。それはいつか習慣になるから
 ● 習慣に気をつけなさい。それはいつか性格になるから
 ● 性格に気をつけなさい。それはいつか運命になるから
 相手を思いある気持ちをもつと優しい言葉につながり、最終的には、運命まで素晴らしいものになる。とても考えさせられる言葉です。今でも十分に優しい坪谷っ子たちですが、今日の学習を終え、さらに人を思いやる温かい言葉の飛び交う坪谷小になることを期待しています。

 水曜日に臼太鼓踊りの2回目の練習が行われました。今回は、矢旗もつけての練習になりました。本番は衣装もつけますので、さらに楽しみです。今日の全校集会の写真のあとに練習の写真を紹介します。なお、今回とってもかわいい応援者が来てくれたので最後にその写真も紹介しておきます。

           

稲刈り

 昨日は、午前中3時間を使って、稲刈りを行いました。今年は、観賞用稲刈りの際に紹介したように初めて稲刈りを体験する児童が多かったのですが、時間が経つにつれ、上手に鎌を使う様子が見られました。そのおかげで、途中午後も稲刈りをしないと終わらないような雰囲気がありましたが、何とか午前中で、稲刈りから竿がけまでを終了することができました。ちなみに刈り取った稲で、今後は、千歯こぎや足踏み脱穀機を使って脱穀を行い、精米したもち米の販売体験も実施します。さらに12月には、収穫したもち米を使って、もちつき大会も行う予定です。本校では、このように毎年5月の種まきから12月のもちつき大会まで米作り学習を満喫します。稲刈りの様子については、市の広報誌、夕刊デイリーで紹介される予定です。わいわいTVについては本日の18時30分をスタートにしばらく紹介されます。さらに10月3日に国文祭の「牧水オペラ」に出演予定の本校4年生児童が明日18時9分からのUMKスーパーニュースで放送されます。都合のつかれる方は、ぜひご覧ください。
 なお本日は、運動会に向けての予行練習を行いました。ただ予行練習の様子や写真については、本番までの楽しみにとっておきたいと思います。ご了承ください。