お知らせ

学校からのお知らせ

入学式に向けて

 1学期2日目がスタート。今日の短歌は、

 

 「白鳥は 哀しからずや 空の青 海のあをにも 染まずただよふ」

 

子ども達にもなじみ深い短歌らしく「あっ、今日は『白鳥は』だ!」と嬉しそうに口にする声が聞かれました。教頭先生も「そうだね。1周回って今日が1番に戻ってきたんだね。」とこれまた感慨深げです。今日も子ども達の高らかに詠む声が校庭に鳴り響きます。この歌は、情景が鮮やかに目に浮かんできて青と白のコントラストと言葉の響きがとても心地よいです。空も海も青一色に広がる中にきわだつ白い鳥の姿に旅人(牧水先生自身)の姿を重ねて詠んだ歌とも言われています。平成二十年の「短歌研究」十二月号の「わが青春の一首」のアンケート調査でも第1位に輝いた短歌で、現在もなお愛され続け親しまれている歌と言えるようですよ。

 

 さて、今日は来週火曜日に迫った入学式に向けての予行練習が行われました。オンとオフの切り替えが素晴らしく、練習が始まると緊張感が体育館に張り詰めました。予行練習に一生懸命に取り組む子ども達、一通り練習が終わった後、進行の先生の「皆さんが1年生の入学を歓迎する気持ちは、どんなところで表すことができますか?」の問いに「入退場の時の拍手」「呼びかけ」「歌」と的確な答えが返ってきます。そこでもう1度、拍手や歌の練習に取り組むと20人に満たない子ども達の大きな拍手や歌声にさらに熱が入ってきました。12日(火)には、3名の新入生が入って来ます。当日は、新しい「つぼやっ子」を歓迎する気持ちで体育館があふれんばかりになることでしょう。

 

 給食を食べたら、昼休み、広い運動場で子ども達と先生が思いっきり走り回って遊んでいます。これも小規模校ならではのよさですね。

 

令和4年度がスタート

 暖かな春風そよぐ中、令和4年度第1学期の始業の日を2年生から6年生まで全員そろって迎えることができました。

 校門の前で朝から元気なあいさつで入ってくる子ども達、玄関前まで来ると「今日の短歌」を高らかに朗詠する子ども達の声に坪谷小学校の1日が始まったと、とてもさわやかな気持ちにさせてもらいました。

 新任式では6名の新しく来られた先生方のあいさつをみんなとてもよい姿勢で聞いていました。

 始業式では3名のお友達がこの1年でがんばりたいことの作文発表をしてくれました。新しい学年のスタートにあたって意気込みが感じられる発表でした。校長先生のお話では、この1年のスローガンが伝えられました。

 ○ 一人一人が輝いて 活気あふれる坪谷小学校

 ○ 坪谷地区・坪谷小のよさを知り、よさを引き出し、よさを生かす

 このスローガンのもとに一人一人がしっかりとがんばりぬく1年にしていきたいですね。始業式が終わり、いよいよ学担発表、子ども達もドキドキ、先生方もドキドキの瞬間でしたが、担任の先生が発表されると子ども達は歓迎の意味の温かい拍手で迎えてくれました。そして担任の先生と一緒に大掃除、学級活動の時間とあっという間に帰りの時間に。今日は集団下校の日。玄関前で子ども達と先生方全員が元気に「さようなら」とあいさつを交わした後は先生対子どものじゃんけん大会がスタート! ひとしきりじゃんけんをしおわると、桜の花が舞い落ちる中、帰って行く子ども達、また家の人を待ってる間、先生と遊んで過ごす子、舞い落ちる花びらをキャッチしようとする子、ほほえましい光景に牧水先生もきっとほほ笑みを浮かべてらっしゃるんじゃないかなと思える時間でした。

 さあ、いよいよ令和4年度がスタートしました。20名の「つぼやっ子」の笑顔と成長のために職員一丸となって頑張っていきます。このブログで、子ども達の頑張る様子と坪谷地区・坪谷小のよさを少しでも多く紹介していきたいと考えています。皆様のご理解・ご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

        

       

 

卒業式

 3連休が明け、何かと慌ただしさがあり、ホームページの更新が滞ってしまいました。申し分けありません。昨日は、第113回卒業式を行いました。新型コロナの影響で、通常であれば30名前後の来賓にご臨席を賜るところを市内統一で来賓を日向市代表とPTA代表の2名に規模を縮小しての実施でした。

 ただ、今回本校の卒業生は、1名でしたが、保護者席には、親戚の方々を含め、たくさんの元本校職員や地域の方にも参加していただき、卒業を祝っていただきました。心より感謝申し上げます。ありがとうございました。規模は、縮小されたもののアットホームで家族的な温かい雰囲気のとても素晴らしい卒業式だったと思います。

 卒業生の卒業証書授与後の涙の短歌朗詠では、自然に在校生を含め、会場内に涙を流す姿が見られ、とても感動的でした。中学校からは、学校生活にさまざまな変化があると思いますが、本校で培ってきた力をしっかりと出し、おおいに活躍してくれることを期待しています。がんばれ卒業生!

 

   

   

  

校内牧水かるた大会

 今日は、本年度最後の牧水かるた大会でした。今回は、グループを分けず、全校児童で体育館を会場として一斉に行いました。教室に分かれて実施していた時に比べ、本格的な大会の雰囲気があり良い意味で緊張感がありました。マイクを使った音響、最初から最後まで1名の先生によるタイマーを使った正確な札の読み上げ、各グループにイスに座った審判員等、まさに本物の大会という感じでした。

 多くの子どもたちが上の句の段階で札をとる姿を見ていて、2学期からさらにレベルが上がったことを感じました。全てのグループを順に見ていきましたが、枚数に差はあったものの全員が札をとることができていることがとても嬉しく思いました。子どもたちは、それぞれが牧水先生の短歌で1番好きな短歌があります。さすがにその札は全員がとることができていました。大会といっても1番の目的は、牧水先生の短歌に親しむことです。その目的をしっかりと達成できた本日の大会でした。来年度からは、日向市での大会も復活すると思います。本校の子どもたちの活躍を期待したいと思います。

 がんばれ!坪谷っ子!

   

   

   

  

 

卒業式練習&表彰

 今日は、卒業式最後の全体練習で明日は、予行練習です。何となく実感がわかないのですが、来週木曜日は、卒業式当日となります。今日は子どもたち様子に体育館に集合した段階から自然に緊張感が漂い、充実した練習ができたように思います。いつもは厳しい行事担当の先生からも、子どもたちはたくさん褒めていただきました。確かに姿勢、礼のタイミング、よびかけ全ていつ本番を迎えても良い状況だったと思います。

 本番では、涙声になり、うまくセリフが言えないような状況も予想されますが、心から全校児童・全職員で卒業生の旅立ちをお祝いしたと思います。なお、練習後は、短歌と俳句で入賞した子どもたちの表彰を行いました。卒業式の練習の後だったので、あえて写真のようにステージ上で表彰を行いました。いつもより表彰される子どもたちの表情に緊張感を感じました。この純粋さがまた本校の子どもたちの「よさ」でもあります。