日誌

2024年3月の記事一覧

令和5年度の修了式&離任式

 3月26日(火)、1、2年生の修了式を行いました。式に先立って、ソフトテニスの1年生大会で3位に入賞した高橋・牧之瀬ペアの表彰が行われました。

 心地よい緊張感の中で始まった修了式では、1年生代表の中村野々花さん、2年生代表の別府伽恵来さんに、校長先生から修了証が手渡されました。その後、学年と生徒会の代表による3学期の反省が発表されました。1年生代表の清水篤基さん、2年生代表の田中柚子さん、生徒会代表の折田大雅さんの3人が、能登半島地震や思い出とともに涙で卒業した3年生のことにふれながら、それぞれがこの一年間を振り返り、次の学年でも頑張りたい、後輩の良い手本になるんだと、力強く発表してくれました。

 校長先生からは、4月と比べて顔つきや態度が明らかに違い、「研鑽・剛健・敬愛」の校訓の元でずいぶん成長しましたと、1、2年生全員を評価してくださいました。3年生が卒業し、少しボリュームが下がるかと思われた校歌斉唱でしたが、先生方も一緒に歌い、体育館いっぱいに響き渡りました。

 こうして、令和6年度も全ての教育課程を無事に終えることができました。保護者、地域の皆様のご理解とたくさんのご協力に支えていただいたおかげです。一年間本当にありがとうございました。

 

 

 3月28日(木)、離任式を行いました。今回の定期異動では、学校長をはじめ8名の職員が転出することになりました。これまで、本当にお世話になりました。 

 なお、転出する職員については、生徒が持ち帰ったプリントやSigfyでの配信でご確認ください。

 

感動の卒業式

 3月16日(土)、第77回卒業式を行いました。朝の気温は0度まで下がりましたが、雲一つないすっきりとした天気でした。前日準備で、後輩たちの手によって飾り付けられた教室や式場となる体育館は、朝から3年生と保護者を待っているかのようでした。

 保護者と在校生の入場が完了し、19名の来賓も着席。いよいよ卒業生入場です。卒業生の入場を迎えるのは大きな拍手ではなく1、2年生の合唱でした。静まりかえった体育館に響くハーモニーは、あたたかな雰囲気で卒業生を迎えてくれました。

 厳かな雰囲気でオルゴールの音色が流れる中、校長先生から卒業生79名に卒業証書が授与されました。学校長式辞では、「研鑽・剛健・敬愛」のことばが贈られました。都城市立美術館長の湯田裕香子様から教育委員会告辞を拝聴し、PTA会長祝辞では、宮島大介様から「努力の成果は成功ではなく成長」と、あきらめずに努力することの大切さを教えていただきました。

 在校生代表送辞では、城村向日葵さんがこらえきれない気持ちを涙とともに伝えてくれました。卒業生代表答辞では、ピアノによる生伴奏の流れる中、児玉百幸さんが3年間を振り返ってくれました。最後は涙を流しながら、自分たちを叱ってくれた先生方や保護者に向けて感謝の気持ちを伝えてくれました。

 そして、卒業式の歌。3年生の合唱の後、4年ぶりとなる全校合唱が体育館いっぱいに響きました。保護者代表謝辞も含め、2時間に及ぶ卒業式はとっても感動的なものでした。

 卒業式を終えた3年生は、それぞれの学級で最後の学活。3年間の思い出や保護者へ向けた感謝の言葉を語る生徒たちは、義務教育修了を実感し、涙と笑顔に包まれながら保護者とともに巣立っていきました。本当に卒業おめでとう!これからも優しさいっぱいで、立派な社会人に成長してほしいと願っています。

 こうして令和5年度の卒業式も、全校生徒と先生、保護者、来賓の皆様で作り上げられ、すばらしいものとなりました。

義務教育最後の給食

 3月15日(金)、午前中に卒業式の予行練習を終え、卒業式を明日に控えた3年生は義務教育最後の給食をいただきました。今日のメニューは、牛乳、ミルクパン、春巻き、ワンタンスープでした。思い出の給食を、コンテナ室から「いただきます」まで写真でご紹介します。

 午前中に最後の学年集会があり、学年主任にサプライズを決行したり、思い出ビデオを視聴したりして、涙をたくさん流した3年生。予行練習もバッチリ決めて、迎えた給食。給食当番は、いつも無言で配膳しているのですが、今日はカメラ目線もお許しください。

 いよいよ明日は卒業式。明日も思い出に残る一日となるはずです。しっかり休んで、有終の美を飾ってくれることでしょう。全校生徒と先生、そして保護者、来賓の皆様ですばらしい式を作り上げましょう!

卒業期講話&命の授業

 3月12日(火)、3年生を対象に卒業期講話として性教育を行いました。『大切なあなたの今と未来のために』という演題で、助産師の伊豆恭子様にお話しいただきました。講話では、まず、恋愛について考えたり、性の二面性というテーマで生と性について考えたりしました。また、提示された場面設定の中で「自分ならどうするか」を考え、周囲の生徒同士とも意見交換をしました。自分の気持ちとパートナーの気持ちを理解し合うために日頃からよく話し合い、同意がとても大切だとまとめていただきました。他にも、子宮頸がん予防や性感染症についてもお話しいただきました。伊豆様、お忙しい中、子どもたちのためにありがとうございました。

 

 3月13日(水)、都城市教育委員会が主催する『命の授業』が行われました。講師は、テレビ番組「奇跡体験アンビリーバボー」でも特集されたことのある腰塚勇人様でした。腰塚様は、元中学校の体育教師。スキーの大事故で首の骨を折り、奇跡的に一命は取り止めたものの全身麻痺の体になりました。その後、周囲からの励ましと懸命のリハビリで社会復帰できるまでに回復されました。本日の講演では、ご自身の体験から「いのち」を大切にする心を育む貴重な機会をいただきました。講演の終わりに、腰塚様から「祝題(しゅくだい)」が2つ出されました。

 命を喜ばす幸動(こうどう)を1つ

 友達・家族の命を喜ばす行動を1つ

 お礼の言葉を述べた生徒代表の外山瑠菜さんは、この祝題に答えるように「自分も誰かのドリー夢メーカーになります」と、力強く腰塚様に伝えてくれました。腰塚様、本日はありがとうございました。

 

 

 そう言えば、本日、3年生の教室の窓に「ありがとうございました!」という文字が現れました。入試前に1、2年生からもらった応援の気持ちに答えたのでしょう。学校にも、ドリー夢メーカーはたくさんいました。

笑顔いっぱいの送別遠足

 3月8日(金)、全校生徒で送別遠足が行われました。天候は快晴。ひんやりとした空気が絶好の遠足日和となりました。健康観察を終え、グラウンドで出発式。説明を受けた後、元気いっぱいで出発しました。

 3年生は県立高校の一般入試を終え、卒業式の練習も始まりました。卒業を間近に控えた3年生との思い出づくりのために、生徒会が主体となって計画を進めてくれました。移動からレクリエーションまでは各学年の生徒数名ずつで作ったグループで行動し、おしゃべりやゲームを楽しみ、笑顔いっぱいのひとときでした。

  ゲームが終わり、いよいよ楽しみにしていた昼食タイム!今日は手作り弁当の日。自分で作った自信作のお弁当を友達と見せ合いながらおいしそうに食べていました。口をいっぱいにして食べる様子に、こちらも笑顔いっぱいになりました。

 来週末には、3年生も卒業を迎えます。最後まで立派な先輩として後輩たちに背中を見せてくれることでしょう。また、1、2年生はそれを見送るための頑張りを見せてくれることでしょう。

 今日は、心があたたかな一日となりました。