日誌
7月19日(金)えびの学 1年生
1年生は「自分にできることを考える」を目的として「防災」「SDGs」「福祉」をテーマに、それぞれの学級で学んでいます。今回は1年3組にゲストティーチャーとして市議会議員・遠目塚文美様をお招きし、えびの市の取組について、授業の一部で話していただきました。遠目塚様ご自身がボランティアで関わっておられる、こども食堂の活動をとおして、えびの市のフードバンクやフードドライブのことをお話いただいたり、多くの生徒たちもカレーを食べたことがあると言っていた「子ども食堂」の仕組みについても説明をしていただいたりして、生徒は身近な話題に興味津々の様子でした。この夏、1年生は「周囲のために・社会のために、自分たちにできること」を考えていきます。地域に根ざした活動は、近くの飯野高校が得意としている探究活動ともリンクします。今後、先輩方にアドバイスをいただくことがあるかも知れません。その前に「Thinnk Globally.Act Locally.~地球規模で考えて、身近なところで行動する」中学1年生ができることを考え、実践し、悩み、改善しながら活動していきます。お忙しい中、授業に来ていただいた遠目塚様、ありがとうございました。
1学期前半終了式
22日(月)の1時間目に1学期前半終了式を実施しました。初めに1学期を振り返って4人の代表生徒(1年:谷口慧悟さん、2年:大正水流凜花さん、3年:松田陽希さん、生徒会:横山漣さん)が発表をしてくれました。それぞれが4月からの3ヶ月間を意欲的に過ごしてきたことが伝わってきました。特に3年生の松田さん、横山さんの発表は姿勢といい、内容といい素晴らしかったです。これまで自分が取り組んできたこと、周りの人への感謝の気持ち、同級生や後輩達への呼びかけ等、飯野中全体を見て今後の方向性を示してくれるような内容でした。その後、表彰等を行ったところです。明日から35日間の夏休みに入ります。「命」を大切にした行動をとりながらも充実した時間を過ごしてほしと思います。
防災教育
18日(木)の午後に、全校生徒で防災について学びました。災害が発生した際に適切な方法で身を守ることができる力を育成することや、災害時に自助(自分のことは自分で行う)、共助(地域住民同士で支え合う)の考え等を学ぶことが主な目的です。生徒は前半に各教室で、市役所の方や地域の方々に防災についてのお話を聞き、
(校長室からの配信を学級で聞く生徒)
(防災の現状と課題について配信)
後半は、川内川堤防に移動し、2班に分かれて国土交通省の方や防災士の資格を取得され、災害時に備えておられる地域の方々の説明を聞きました。
(地元の麓地区の下別府さんからのお話)
(ドローンで河川を撮影:協力 安藤商事)
(国土交通省 川内川河川事務所(荒武所長)の説明)
(永山教育長から生徒へのメッセージ配信)
最後は学校に戻り、えびの市教育委員会教育長永山先生からお話をいただきました。先生は、「災害はいつでもどこでも起こり得ます。自助と共助の考えを大切にしながら、もしもの時は『中学生の力』を発揮して、大人の人たちをカバーできる中学生であってほしい」と話されました。
飯野地区内には、数年前に大雨等で家屋の浸水等を経験した地域もあります。生徒には、今日の学びを各家庭や地域に持ち帰り、話し合うきっかけとしてほしいと思います。
最後に今回の防災教育では、多くの方々の御協力をいただきました。えびの市基地・防災対策課、川内川河川事務所京町出張所、飯野まちづくり協議会、飯野中学校運営協議会、安藤商事その他、多くの関係者に御協力をいただきました。ありがとうございました。
薬物乱用防止教室
18日(木)の4時間目に、えびの警察署 刑事生活安全課 警部補 矢野様を講師にお招きし「薬物乱用防止教室」を開催しました。矢野警部補は、プレゼン等を使用して、現在のえびの市や宮崎県、全国の薬物類の現状と課題について、zoomで生徒に伝えてくださいました。宮崎県内においても、20代未満の薬物(大麻等)使用者が増加傾向にあること、また、喫煙は身体に悪影響を及ぼすこと等を知り、これから成長していく生徒にとって有意義な時間となりました。
情報教育(メディアリテラシー」学習
11日(木)の4校時に全校生徒を対象に情報教育『メディアリテラシー』学習を行いました。生徒は、各教室でモニターを見ながら授業を受けていましたが、真剣に取り組んでいました。
生成AI時代に入り、情報を上手に活用する力やリスクに対応する力等の情報活用能力が必要とされています。メディアからは、沢山の情報が日々流されますが、「本当にこの情報は正しいのか?」「他の見方はないか?」「発信している人の目的は何か?」等、「メディアに出ていることだけが全てではない。」といった見方や考え方を大切にして、情報を自分自身で上手にコントロールしながら生活ができるようになってほしいものです。
(ペア学習をする生徒) (別室で全体指導を行う教師)
学びに向かう力を育む「ひなたの学び」ひなたの学び(県教委).pdf
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