日誌

訪問教育部

日南陽祭 訪問教育学級 ミニミニ発表会


  
     
  
 

10月26日(土)に行われた日南陽祭ですが、訪問教育学級生の多くが体調不良で参加できませんでした。そこで、11月20日(水)に愛泉会日南病院で、訪問教育学級ミニミニ発表会を実施しました。会場となった療育訓練室には、訪問教育学級の保護者や中学部の生徒、病院のスタッフや卒業生など、多くの方に参観していただきました。今年の訪問教育学級の発表は、「令和」という新元号を迎えたことを受けて、「平成」、「昭和」と時代を振り返ることをテーマにしました。今回、欠席者が多かったBチームが「昭和」の時代を発表しました。練習の成果を大勢のみなさんの前で発表することができました。発表の後は、野球ゲームをしました。中学部生徒や卒業生、保護者の参加もあり、大変盛り上がりました。最後に、中学部生徒がダンスと歌をプレゼントしてくれました。とても元気なパフォーマンスで、訪問教育学級生も一緒に楽しんでいました。

日南陽祭がありました!

  
  

 1026日、本校体育館にて日南陽祭が行われました。残念ながら、体調不良で7名が欠席し、13名での参加となりましたが、参加した児童生徒は、みんな元気に練習の成果を出し切ることができました。今年のテーマは「時代~未来に向かって~」で、昭和と平成を代表するアニメに沿って発表しました。見てくださった、幅広い世代の方に楽しんでいただけたのではないかと思います。また、発表が終わった後の、児童生徒の充実した顔が印象的でした。

 欠席となった7名の生徒も、今まで一生懸命に練習に取り組んできました。いつか披露できる機会を作れるよう、訪問教育学級で話し合いを行っています。決定しましたらご案内いたしますので、是非見に来てください!

令和初の始業式


      
       
 9月2日(月)、愛泉会日南病院内にて訪問教育学級の2学期の始業式が行われました。
 校長先生から、「季節を感じてください。」と話がありました。
 生徒代表が3名、2学期に頑張ることを発表しました。「手作業を頑張る。」、「最後の日南陽祭(ひなようさい)で思い出を作る。」、「熱を出さない。」と3名それぞれの目標を話しました。
 2学期は、10月に病院で行われる「秋祭り」と学校で行われる「日南陽祭」が大きな行事で、発表の練習や作品作りで忙しくなりそうです。

夏のお楽しみ会

 7月9日(火)に実施した「夏のお楽しみ会」の様子を紹介します。
 午前中は集中療育室で、午後は療育訓練室で行いました。
 お楽しみ会の内容は「すいか割り」、「ピン倒し」、「メダル釣り」、「ガタガタ道」、「癒やしの空間」と、目や耳だけでなく、全身で賑やかさや夏らしさを感じられるように工夫したコーナーが設けられました。
 ふだんあまり触れることのない、丸い大きなすいかの重さや冷たさを感じたり、暗い部屋でブラックライトに照らされる星に囲まれたり、プロジェクターで映し出された水族館のような空間に癒やされたりしました。訪問教育学級の児童生徒だけでなく、病棟の患者さんもたくさん体験しに来てくれて、楽しい時間となりました。

   

   

  

「清潔で健康なからだ」~性教育の授業から~

 梅雨のまっただ中の6月19日(水)に病院の療育訓練室で合同学習を行いました。

「じめじめしたこの時期に、清潔で健康なからだを維持するためにはどうすればいいでしょう?」の問掛けに、元気良く手が挙がり、「手を洗う。」、「髭・・」、「爪。」などいくつかの発言がありました。さすが、3年生です!


  
 

 訪問教育学級では、高等部の生徒を中心に、性教育の合同学習を1年に3回実施しています。

主な年間目標は、以下のとおりです。

◇ 人間として、自他共に大切な存在であることや他者と関わる上でのマナーを知り、性   別や年齢の別なく仲良くしようという態度を育てる。

◇ 合同学習を楽しみながら、病棟での日々の生活が楽しくなるような手段を知り、日常 生活に生かしていくことができる。

◇ 自己肯定感を高め、卒業後も豊かな生活を送ることができる。

        
      
       

 今回は、「清潔で健康なからだ」を主題にし、一人一人手洗いや爪研ぎ、顔拭きを行ったり、身体を内側と外側から温めるために、足湯や温かい飲み物を体験したりしました。清潔にすることが大切だという学び以外に、友達と一緒に足湯を楽しんだり、温かい飲み物を味わったりするなど、他者と関わることの楽しさも十分に実感することができた貴重な時間になりました。




頑張った体育祭


 
 
 5月18日土曜日は体育祭の予定でしたが、あいにくの大雨で延期になりました。
 訪問教育学級の児童生徒は、延期日には全員が参加できないため、病院内でミニ体育祭を実施しました。病院の方々の協力をいただきながら、開、閉会式、徒競走、団技の種目に全員参加し、各自の役割を果たしたり競技を楽しんだりしました。病室や学習室の学習では経験できない雰囲気や歓声に普段と違う表情を見られたことが印象的でした。
 5月22日に実施された本校の体育祭にはリーダー2名が代表で参加し、青空の下、風を感じながらの徒競走や応援を楽しみました。

入学式が行われました

 桜も満開となり、時折ひらひらと花びらが舞い散る、春爛漫の4月10日に、本校体育館にて入学式が執り行われました。前夜の春の嵐が嘘のように、穏やかな天気に恵まれた入学式となりました。

 今年度の訪問教育学級の新入生は3名で、みんな緊張しながらも、元気に出席することができました。また、4月から、清武せいりゅう支援学校から1名の転入生を迎え、今年度の訪問教育学級の児童生徒は20名となりました。毎日の学習を頑張り、充実した1年間にしてほしいと思います。
 また、19日には歓迎集会が行われます。5月には体育祭に向けて合同学習も計画されており、みんなで活動できる機会が多くあります。親睦を深め、笑顔いっぱいの日々になりそうです! 
 
      

卒業式・修了式が行われました

  日に日に暖かくなり、桜のつぼみが膨らむ季節になりました。今年度の卒業生は三名です。3月13日には、病院で「卒業を祝う会」が開かれました。3年間の思い出ムービーを観たり、担任や保護者、そして病院の師長さんなどスタッフからお祝いの言葉をいただいたり、心温まる時間を過ごしました。そして、15日は卒業式でした。三名ともこの日に向けて体調を整え、ピカピカの正装で臨みました。学校中から「おめでとう!」の言葉が飛び交い、とてもうれしそうでした。4月からの新しい生活が充実したものになりますように。

 


 20日には、平成30年度修了式が行われました。校長先生から一人一人修了証書をいただきました。緊張した面持ちながら、みんな達成感でいっぱいのとてもよい表情をしていました。4月からは一つ上の学年になります。これからも健康で、楽しく学習に取り組めることを祈っています。
 






節分・身体を温めよう

 二月といえば「節分」ですね。節分は豆まきをして鬼を払い無病息災を願うものとして知られていますが、訪問教育学級の児童生徒も豆まきをしたり、鬼退治ゲームを行ったりして節分に関する学習に取り組みました。大豆や落花生など、いろいろな豆を触りながら、豆の感触を確かめていました。ゲームでは自分の番で頑張るのはもちろん、友達の番になると視線を動かして友達の様子やゲームの行方を見ていました。  


 
 また、寒い冬から暖かい春へ「季節を分ける」という意味がある節分ですが、まだまだ寒い日が続いています。集中療育室では手湯・足湯をしたり、友達とエアマットの上で動いたりして身体を温めています。寒さに負けない身体作りで冬を乗り越えていきたいと思います。

性教育

 年間3回計画している合同性教育のうち、最後の学習「家族に乾杯」の主題で行いました。自分と家族、自分と病院スタッフなど、毎日の生活を送るに当たり、なくてはならない存在である人々との関係を振り返り、改めて感謝の気持ちを表そうという内容でした。
 自分の名前の由来を知ったり、病院スタッフがどのような気持ちで児童生徒の皆さんに関わっているのかを知った上で、感謝状を作成しました。家族も、毎日一緒に過ごす病院スタッフもかけがえのない存在であることをしみじみと感じられる時間になりました。