学校日誌

2023年10月の記事一覧

授業風景 ~3年理科・5年算数~

 31日(火)に、3年生は理科の授業で、子どもたちは鏡を使って日光をはね返し、どのように進むのか確認した後、みんなではね返した日光を一つの的に集めていました。子どもたちは、まっすぐ進むことは感覚的に理解しているのですが、的に当てるはなかなか難しいようです。次の時間は、はね返した日光を重ねたとき、明るさや温度にどんな変化があるか学習するため、的に当てる必要があるのですが、練習を重ねるうちに徐々にはね返した日光が小さな的に重ねられるようになっていました。

  

 

 また、5年生は算数の授業でひし形の面積の求め方について考えていました。子どもたちは、自分で考えた方法を式で表したり、言葉で説明できるようにまとめたりしていました。子どもたちからは、ひし形を分解したり、求めやすい形に変えたりと全部で4つの方法が出てきて、子どもたちの柔軟な発想に驚きました。その後の発表でも自分の言葉で分かりやすく考え方を説明することができていて日頃からしっかり学習に取り組んでいる様子がうかがえました。

 

 

 

味噌づくり体験 ~4年・総合的な学習の時間~

 30日(月)に、4年生は味噌づくり体験をしました。講師として、ケンコー食品工業株式会社の吉田様にお越しいただきました。今回の味噌づくりには、都城に自生していた在来種の大豆「みやだいず」を使いましたが、子どもたちは吉田様の話を聞きながら、大豆のほとんどが輸入品に頼っていることを知って驚き、吉田様が日本の食文化や地域の食を守り続けるために取り組まれていることを興味深そうに聞いていました。

 

 味噌づくりでは、子どもたちは、みやだいずをつぶして、麹や塩、水と混ぜて、班で交代しながら一生懸命にこねていました。出来上がった味噌は、各学級で保管して発酵する様子を観察していきます。

 

 

 

 

 子どもたちは、吉田様の話を聞き、そして実際に味噌づくりに取り組んだことで、さらに興味・関心を高めることができたようです。次は11月9日(木)に、みやだいずに関わる地域の皆様に来ていただき、お話しいただいたり、子どもたちからの質問に答えていただいたりしながら、子どもたちは、日本の食文化についての調べ学習を進めていきます。

 今回、子どもたちのために貴重なお話や体験をさせていただきましたケンコー食品工業株式会社の皆様に心から感謝申し上げます。

授業風景 ~2年国語・4年総合的な学習の時間~

 27日(金)は、2年生の国語の時間に教科書を読みながら、馬のおもちゃを作っていました。教科書には、必要な材料や道具から作り方までの手順が書かれてあり、子どもたちは、それを一つ一つ読み取りながら、楽しそうに作っていました。子どもたちには、実際に作りながら分かりやすく説明するためには、どのような工夫がなされているか感じてもらい、これから説明の工夫に関する学習につなげることが目的です。

  

 

 

 また、4年生は、総合的な学習の時間に「日本の食を知ろう」をテーマに学習していました。子どもたちは、豆腐や醤油、味噌など日本の伝統料理に欠かせない食物の原料となる「大豆」について調べ学習をしていました。2種類の加工された大豆の違いについて、色や匂い、どんな食べ物に味が近いかなど試食しながら考えていました。

 

 

 30日(月)には、地域の方の御協力で味噌づくり体験を行う予定になっており、今日の学習でより体験が楽しみになったようです。

授業風景 ~3年学級活動・1年生活科~

 26日(木)に、3年生は学級活動で「目を大切に」をテーマに学習を行いました。子どもたちは、自分の姿勢を確認したり、目のストレッチを行ったり、食事で気を付けることなどについて学習した後、これから目の健康を守るために取り組むことを考えていました。子どもたちには、自分で決めたことにしっかり取り組み、自分の目を大切にしてほしいと思います。目の健康を守る授業は、保健室の先生が昨日から明日まで3年生全学級を対象に行います。

 

 

 また、1年生は生活科の時間に「探した秋を紹介しよう」をテーマに、自分で撮影した写真をスライドに取り込んでいました。初めての作業であったため、なかなか上手くできない児童に友だちが教える姿も見られ、子どもたちの優しさが感じられました。これから、紹介文の文字入力などがありますが、子どもたちは協力しながらスキルを身に付けていくことと思います。

 

 

 

模範授業 ~算数科メンター班~

 25日(水)の2校時に、5年生の算数科において初期研修の模範授業が行われました。図形の学習で「直角三角形の面積を手際よく求めるためにはどうしたらよいのだろう」という問題に、子どもたちは、これまで学習した内容を思い出しながら、一生懸命に考えていました。そして、自分の考えた方法について友だちと話し合ったり、発表したりしながら解き方を練り上げていました。

 

 

 

 

 授業を見ていると、日頃から先生が解き方を教えるのではなく、自分たちで考えるという習慣が身についている様子がうかがえ、最後は子どもたちの達成感が感じられました。本校では、「自ら学びに向かう子どもの育成」を研究テーマに日々授業実践に取り組んでいて、初期研修者だけでなく、参観した先生方にも学びの多い時間となりました。