都城市立 志和池小学校
新着情報
川の水を調べる
6月3日月曜日に、志和池小学校4年生51名が、宮崎県環境森林部環境森林課が主催している水辺環境調査に参加しました。
水辺環境調査とは、身近な川と触れあいながら誰でも水辺の調査ができるように、「自然の音」、「自然の風景」、「水の透明度」などの6項目をそれぞれ4段階で判定する本県独自の「五感を使った水辺環境指標による調査」です。
今回は、高崎川について調査しました。都城市の環境政策課の皆様の協力の下、体育館に高崎川の水を運び入れてもらい、においをかいだり、透視度計を用いて透明度を計ったり、川に住む水生生物の数の調査を行ったりしました。ガガンボやヘビトンボなど、あまり見慣れない水生生物を興味津々に見ていました。いずれの項目も4点中3点以上のものが多く、高崎川の水のきれいさを感じたようです。
子ども達は、これからも水を大切に使い、地球を守っていきたいという思いをもったようです。
これから、どのような学習に発展するのか楽しみです。
※志和池校区には大淀川が流れており、実際に現地で調査を行いところですが、人数的に川岸に下りることが困難のため、運んだ水で調査したとのことです。
(この記事は4年担任が書いたものです)
「ありがとう」って連鎖するんだ
昨日はこんな情報をもらいました。
給食の前に、1年生の男の子がトイレのスリッパを並べていたら、それを見ていた5年生の男の子が、「ありがとう」と声をかけたのだそうです。また、それを見ていた先生が、その5年生に「ありがとう」と声をかけてくれたことに「ありがとう」と声をかけたそうです。
その先生によると、「ありがとう」を言う5年生は、高学年らしい自信のある頼もしい表情をしていて、「ありがとう」と言われるときは、うれしそうな笑顔だったそうです。当然、それを話すその先生もうれしそうです。
これを読んでいる方も笑顔になっていることでしょう。
「ありがとう」は連鎖するんだ。
学び合うのは楽しい
6年生の算数の授業をのぞいてみました。
小数と分数の混じったかけ算の方法について話し合っています。
おや、立って発表している子がいるのに、他の子も話し始めたようです。
指名された子が立って説明していると、別の子が、「えっ、小数を分数にどうやって直すの。」と質問しました。
すると、他の子がその子にその方法をまた説明し始めました。
そうそう。そこがわからないと次に進めないので、みんな真剣です。
みんなでわかり合おうとします。次の写真です。
発表は中断され、説明し合っています。
さらに、
子どもたちは、いろんな場所で話し合ったり、自分で考えを確かめたりしています。
そして、
再度、整理した考えを説明しあいます。
最後に、みんなが納得した答えにたどり着きました。
笑顔が見えます。
何がいいかって…。
わからないことを素直に「わからない」とか「なぜ」とか質問できる雰囲気。そして、それを教え合おう、話し合おうとする雰囲気。
ただ、話し合うだけではなく、しっかり答えを導き出せたということ、そしてそれに達成感を味わっているということ。
この話合いで威力を発揮したのがこのツール。
友だちの説明が理解できたかどうかを示すスケールです。
これをもとに、わからないという友だちに説明に向かうようです。
さて、翌日、感想を聞いてみました。
・自信がなかったけど、発表したら意外にみんなが賛成してくれてうれしかったし自信になりました。
・いつも発表しない人も発表するようになって、話合いが盛り上がって楽しかったです。
・とってもよくわかりました。(学習内容が)
子どもたちが生き生きとしていた授業でした。
研究授業ではなく、普段の授業です。
子どもたちが主役の授業を目指しています。
1年生だってしっかり発表できるよ
1年生でもこんなに上手に発表でき、また聞けるようになっています。形式的に体を向けているだけではありません。「聞きたい」という気持ちが表情にも表れていますよね。
「○○だから・・・です。」なんて、理由も言えているんですよ。
そして、聞いている子どもたちは、発表に対して「これがよかった」等の反応(レスポンス)があります。その反応が次の発表につながっています。
大したものです。1年生!
一生ものの体験! 「ものづくり体験」
5月21日(火)は、6年生が「ものづくり体験教室」に取り組みました。県職業能力開発協会主催によって、都城市内の板金と造園業の方々が来校され、ものづくりの体験を提供してくださいました。中には、現代の名工と言われる方も来られ、ものづくりの楽しさとともに仕事の魅力についても考える機会になりました。
銅板による表札づくりや、箱庭づくりに取り組みました。
子どもたちの感想です。
・ものづくりにあこがれをもった。
・将来の仕事の候補として考えたい。
・2時間の作業で一生もの(表札)ができるぜいたくな時間だった。
・センスがないとできない仕事だと思った。
・これから大切に(箱庭を)育てていきたい。(箱庭)
・家に持って帰ったら、お母さんから、「えっ!すごい! かざっておこう」て言われ飾ってます。
※ このとき、お母さんのびっくりした表情を再現して話してくれました。
感想を聞いたときの子どもたちの生き生きとした表情から、学びの大きさを感じ取りました。
今回の体験活動が、子どもたちの職業選びに少しでも影響を与えるというのは決して大げさではないように思えました。
このようなすばらしい時間を提供していただいた県職業能力開発協会の皆様、ありがとうございました。
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