菓子野っ子ダイアリー

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9月2日(火) 自分の命は自分で守る!~全校地震避難訓練~

 9月2日(火)、全校児童を対象に地震の避難訓練を実施しました。今回は、地震の発生と同時に停電が起きたという、より実践的な状況を想定した訓練です。 

【災害を「自分ごと」として学ぶ】 訓練の始めに、各教室で地震による被害の様子を記録したDVDを視聴しました。子どもたちは真剣な表情で映像を見つめ、いつ起こるか分からない災害について学びました。 

  

【ハンドマイクを頼りに安全な場所へ】 「大きな地震が発生しました。先生の指示に従い、落ち着いて避難を開始してください。」 訓練の合図とともに、廊下からハンドマイクで避難を促す声が聞こえてきました。停電のため放送設備が使えないという状況の中、先生たちがそれぞれの持ち場から声をかけ、安全な避難経路へと子どもたちを誘導します。子どもたちは「おはしも」(おさない・はしらない・しゃべらない・もどらない)の約束を守り、静かに廊下を進みました。避難の途中では、足を怪我した児童を想定した救護訓練も同時に行われました。他の先生方が協力して支え、安全に避難場所まで運ぶ様子は、助け合いの大切さを改めて教えてくれました。

  

【命を守るための学びを家庭へ】 避難場所の運動場に全員が避難を完了した後、暑さの影響を考慮し学級に戻りGoogle Meetを通して校長先生からのお話がありました。「自分の命は自分で守る。そのためには、日頃からの備えが大切です。」校長先生は、今日学んだことを家庭でも話し合い、非常持ち出し袋の中身を確認することや、地域にある一次避難所を家族で確認しておくことの重要性を伝えました。

 今回の訓練を通して、子どもたちは災害が起きたときにどう行動すれば良いのかを真剣に考え、学びを深めることができました。この経験を忘れず、日頃から「もしも」の備えを怠らないようにしてほしいと思います。

  

  

9月1日(月) 5・6年生 水泳学習、9月も実施‼

 今年度は梅雨時期の長雨と気温上昇の傾向を考慮し、7月で終了していた水泳学習を9月も継続して実施することにしました。これまで6月に始めていた水泳学習を、今年は7月から開始。そして本日、夏休み明けのプール学習が再開しました。強い日差しと高い気温の中、子どもたちは約1か月ぶりのプールにもかかわらず、とても意欲的に学習に取り組んでいました。

  

 ビート板を使って平泳ぎの足の動かし方を一つひとつ確認したり、クロールの手のかき方や足のバタ足、そして息継ぎのタイミングなどを練習したりと、様々な泳法に挑戦していました。友だちと教え合ったり、先生のアドバイスに真剣に耳を傾けたりする姿も見られました。最初は少し緊張した面持ちだった子どもたちも、すぐに水に慣れ、いきいきとした表情で泳いでいました。

  

 授業の最後には、自分の課題に向き合って泳ぎを極める子や、友だちと水しぶきをあげながら楽しむ子など、それぞれが思い思いの時間を過ごしました。子どもたちの笑顔がまぶしい、充実した学習となりました。

  

8月29日(金) 2年生2学期の目標発表会 ~頑張る気持ちがあふれてる!~

 2学期が始まり、2年生が先日立てたそれぞれの「2学期の目標」を発表していました。 「学習、運動、生活」の3つの項目に分けて、一人ひとりが自分の目標を力いっぱい発表してくれました。 【みんなの目標を見てみよう!】みんなの目標は、どれも2学期への頑張りたい気持ちが伝わってきました。いくつかの目標を紹介します。

   

【学習】:かけ算九九や計算を頑張るという目標が複数見られました 。また、国語の宿題を頑張る子や、難しい算数や色々な勉強を頑張りたいという子もいました 。読書やタイピングに挑戦する目標も見られました 。

  

【運動】:縄跳びや前回り跳び、スイミングなど、具体的な目標を立てている子がたくさんいました 。ダンスを楽しく踊りたいという目標や、好き嫌いをなくして色々なものを食べられるようになりたいという目標も挙がっていました 。 

  

【生活】:友達と仲良くするためにけんかを減らしたい、という目標が複数見られました 。また、新しい係活動を頑張る、みんなで楽しく学校生活を頑張りたいという目標や、早寝早起きをしたいという目標もありました 。

 大きな声で堂々と発表する子、少し緊張しながらも頑張って発表する子、みんな本当に立派でした。目標に向かって頑張る2年生を、これからも応援していきたいと思います。

   

 

8月28日(木) 学びと心を育む、清掃班会

今朝は、朝の活動の時間を利用して、全校児童が参加する清掃班会が開かれました。本校の清掃活動は、全学年の児童が協力して行う縦割り班が特徴です。上級生が下級生に掃除の仕方を教える中で、責任感とリーダーシップが、下級生は上級生の姿から協調性や規律を学び、自然と思いやりの心が育まれます。つまり、上級生が手本となり、下級生に優しく寄り添うことで、信頼関係が築かれます。ともに汗を流し、協力することで、清掃の技術だけでなく、相手を思いやる温かい心が育まれています。

  

 今回の清掃班会では、担当の先生の指導のもと、各班で新しい班長さんが決定されました。子どもたちは、班員同士で自己紹介をしたり、協力して清掃場所の確認をしたりと、早速チームとして動き始めていました。上級生が下級生に優しく声をかけ、掃除の手順を熱心に確認する姿は、まさに縦割り班の良さを象徴しています。子どもたちは、班長さんを中心として生き生きと活動し、今後の清掃への意欲を高めているようでした。これからも、子どもたちが力を合わせ、学校をきれいにしながら、心も豊かに成長していくことを期待しています。

 

8月27日(水) 2学期スタート!~ 笑顔で迎える始業式~

 長い夏休みが終わり、26日から2学期が始まりました。始業式を終え、子どもたちはそれぞれの教室で元気に活動していました。各学年の様子をのぞいてみましょう。

 4年生 は、夏休みの思い出を絵日記風に丁寧に書いていました。楽しかった思い出を振り返り、文章と絵で表現する子どもたちの真剣な眼差しが印象的でした。

  
 2年生は、2学期に頑張りたいことを「学習」「運動」「生活」の3つの項目に分けて目標を立てました。子どもたちは、早くもやる気に満ちた表情で目標を書き出していました。

  

 6年生の教室からは楽しそうな声が聞こえてきました。3人グループで「NGワードゲーム」に挑戦していました。一人が自分の前に置かれたタブレットに表示されたNGワードを会話の中で言ってはいけないゲームです。他の二人から指示を受け、その言葉を出さないように考えながらスピーチする姿は、静かな教室で頭の中がフル回転している心理ゲームでもあります。NGワードには、例えば「まじ?」「うそ!」「へぇー」といった、思わず会話で使ってしまうような言葉が設定されているところもありました。会話力や注意力、そして相手の言葉を予測する力が試されるため、コミュニケーションを活性化させるレクリエーションとして友達と協力しながら楽しそうに取り組む姿から、最高学年らしい活発な雰囲気が伝わってきました。 どの学年も、2学期に向けて新たな気持ちでスタートを切ったようです。目標に向かって頑張る子どもたちを、これからも応援していきます。

  

8月26日(火) 2学期始業式:新たなスタートを切る

 2学期が始まり、子どもたちの元気な声が学校に戻ってきました。体育館では始業式が行われ、子どもたちは少し緊張しながらも、これからの学校生活への期待に胸を膨らませているようでした。始業式では、2年生の代表児童が2学期の目標を堂々と発表してくれました。発表された3つの目標は、「①習い事の空手で、白帯から次の黄色帯になるために、練習を休まずにがんばりたい。②かけ算九九を、スラスラと間違えずに言えるようになりたい。③家のお手伝いで、重たいお布団をたたんで片付けられるようになりたい。また、妹のおむつを替えたり、お世話をしたりしたい。」でした。日常の生活を振り返り、自分の苦手なことに挑戦し、自分を成長させたいという力強い決意を語ってくれました。

  

 次に校長先生は、心と体を大きく成長させるための土台として、「睡眠」と「朝食」の重要性について話しました。まず、「睡眠」については、夜更かしが原因で授業中に眠たくなり、学習が身につかなくなる例を挙げました。睡眠には体を休めたり、成長ホルモンを出したり、学習したことを記憶させたりする大切な役割があることを伝え、小学生には9~11時間の睡眠が必要だと強調しました。次に、「朝食」については、朝食を抜いたせいで体調が悪くなってしまった男の子の例を挙げました。朝食には体温を上げたり、考えたり体を動かしたりするためのエネルギーになったりする役割があることを伝え、一日を元気に過ごすためには朝食が不可欠であると話しました。校長先生は、子どもたちに健康な生活を心がけ、2学期に大きく成長してほしいと締めくくりました。

  

  

 式の最後には、全校児童で校歌を元気よく歌いました。体育館中に響き渡る歌声は、新しい学期が始まる喜びと、目標に向かってがんばろうという子どもたちの前向きな気持ちで満ち溢れていました。 

8月4日(月) 庄内地区小中一貫教育全体研修会で「子ども主体の学び」を考える ~宮崎市立檍小学校 増岡亜衣子スーパーティーチャーによる教育講演会を開催~

 7月31日(木)に、庄内地区小中一貫教育第2回全体研修会として、宮崎市立檍小学校の増岡亜衣子スーパーティーチャーをお招きし、「子ども主体の学級経営と授業改善」と題した教育講演会を開催しました。庄内地区の小・中学校の教員が一堂に会し、2学期からの教育活動に活かそうと熱心に耳を傾けました。講演では、まず、子どもたちが生き生きと学びに向かうための土台となる学級づくりと人間関係の重要性について、具体的な事例や活動を交えながらお話しいただきました。活発な話し合いや「問い」を立てることから始まる探究的な学びは、安心できる人間関係があってこそ花開くというメッセージは、参加した先生方の心に深く響いたようです。

  

 また、国語科における学力向上のための授業改善の視点や、子どもたちが主体的に学習に取り組むための学習集団づくりの工夫など、明日からの授業で実践できる具体的なヒントを豊富にいただくことができました。増岡先生からは、「子どもは、教師が仕掛けた小さな変化に必ず気づきます。その変化を大切にし、子ども自身が学びを調整する姿を引き出すことが重要です。」という言葉が送られました。

  

 講演後、参加した先生方からは、「子どもが主役となる学びの場を創り出すための具体的な手立てを得ることができた」「2学期からすぐに実践したいと思える内容だった」といった感想が聞かれました。

今回の研修で得られた新たな視点や学びを活かし、庄内地区の小・中学校では、子どもたちが自ら考え、他者と対話し、深く学び続ける「子ども主体の学び」を一層充実させてまいります。

8月1日(金) 子どもたちが触れる戦争の記憶 ~平和への一歩~

 7月31日(木)、子どもたちは夏休み中の登校日に元気に登校しました。今回の登校日では、オンラインでの全校集会が行われ、校長先生のお話に真剣に耳を傾けました。また、集会後には戦争に関する貴重な資料の見学も行われ、平和について考える貴重な一日となりました。

【戦争の遺品から平和を学ぶ】 全校集会後、子どもたちは遺族会の方々からお借りした戦争に関する遺品を見学しました。展示された資料の中には、戦時中の人々が身につけていたとされる貴重品袋や、緊急招集令状(赤紙)などが並べられていました。

  

 低学年の子どもたちは、初めて目にする戦争の遺品に興味津々で、一つ一つの展示物を食い入るように見つめていました。特に、赤紙の説明を読みながら、当時の人々の生活や戦争の過酷さを感じ取ろうとしている様子が見られました。高学年の子どもたちは、戦争に関する資料を熱心に読み込み、友人同士で意見を交わしたり、先生に質問したりするなど、深く考察する姿が見られました。彼らは、戦争がもたらす悲劇を肌で感じ、平和の尊さを改めて心に刻んでいるようでした。

  

 今回の登校日を通じて、子どもたちは夏休みの目標を見つめ直すとともに、戦争の歴史と平和の重要性について深く考える貴重な機会を得ました。この学びが、これからの学校生活や夏休み期間中の過ごし方に生かされることを願います。

  

7月31日(木) 夏休み登校日:平和を学び、目標を胸に

 子どもたちは夏休み中の登校日に元気に登校しました。今回の登校日では、オンラインでの全校集会が行われ、校長先生のお話に真剣に耳を傾けました。また、集会後には戦争に関する貴重な資料の見学も行われ、平和について考える貴重な一日となりました。 

【校長先生のお話:目標達成と平和への願い】 オンライン全校集会では、校長先生から夏休みの目標と平和についてのお話がありました。校長先生は、夏休みが始まって8日間が経った今、立てた目標を振り返り、「決心した見えない心を大切にすること」を伝え、「夏休みの終わりには、『目標をよく頑張った』と自分に言えるようになることを願っています」と激励しました。

  

 次に、8月6日の広島原爆の日、9日の長崎原爆の日、15日の終戦記念日が日本にとって大切な日であることを説明し、80年前の戦争、特に都城への空襲について語りました。当時の都城が標的になった理由や甚大な被害に触れ、空襲後の写真(都城市HPより参照)も共有されました。さらに、「沖縄慰霊の日」(6月23日)に毎年朗読される「平和の詩」について紹介があり、今年は6年生の城間さんの詩の映像を全校で見ました。続いて、絵本「へいわってすてきだね」(詩: 安里有生、画: 長谷川義史、出版社: ブロンズ新社)が紹介され、この絵本は12年前、当時小学1年生だった安里有生さんの詩がもとになっていることが説明されました。校長先生は絵本を読み聞かせ、戦争で失われた尊い命を大切にするためにも、「小さな平和」をたくさんつくることの重要性を強調しました。「小さな平和」は「人を大切にする力」と「自分の考えをもつ力」でつくられると述べ、子どもたちに「笑顔いっぱいのかしのっ子になれることを願っています」と伝えました。

  

 

7月22日(火) 1学期終業式:成長と学びを振り返り、実り多き夏休みへ!

 本日、1学期終業式が執り行われ、子どもたちはこの4か月間の成長と学びを振り返りました。式では、4年生と5年生の代表児童が、1学期を振り返っての発表を行いました。二人は、発表力や計算力の向上、そして「キーボー島アドベンチャー」でのタイピング練習に粘り強く取り組み、目標級を達成できたことなど、「最初は難しかったけれど、諦めずに練習したらスラスラ打てるようになったんです!」と努力の成果と達成感を生き生きと発表しました。また、「夏休みには、もっと色々な本を読んでみたいです。」といった、これから始まる夏休みへの大きな期待と希望が感じられ、聞いている児童たちも真剣な眼差しで耳を傾けていました。
   

 次に、校長先生からは、1学期の子どもたちの代表的ながんばりとして、以下の3点が挙げられ、惜しみない称賛が送られました。 【運動会の表現活動】 高学年は、旗を用いた集団の美を意識した表現運動で、その力強い一体感で観客を魅了しました。中学年は、地域に伝わる「俵踊り」を堂々と発表し、伝統文化の継承に貢献しました。低学年は、玉入れ競技の途中に披露した可愛らしいダンスで、会場の高齢者の方々の心を癒やし、笑顔を咲かせました。 これらの表現活動は、子どもたちの創造性、協調性、そして地域との繋がりを育む素晴らしい機会となりました。

  
 【6月の全校あいさつ運動】 全校で取り組んだあいさつ運動では、子どもたち一人ひとりが友達や先生方に気持ちの良いあいさつを交わし、学校全体に温かく活気ある雰囲気が広がりました。この活動は、コミュニケーション能力の向上と豊かな人間関係の構築に繋がりました。【「キーボー島アドベンチャー」への挑戦】 子どもたちは「キーボー島アドベンチャー」に取り組み、タイピングを繰り返し練習することで、自分の目標に近づこうと粘り強く努力しました。この取り組みは、情報活用能力の基礎を培うだけでなく、目標に向かって努力し続ける大切さを学ぶ貴重な経験となりました。校長先生の温かい言葉に続き、全員で元気よく校歌を歌い上げ、1学期終業式は感動のうちに幕を閉じました。

  

 式の最後には、生徒指導の先生から、夏休みを安全に過ごすための大切な5つのキーワード「火・水・車・お金・人」について、具体的な事例を交えながらお話がありました。児童たちは真剣な表情で聞き入り、元気で安全な夏休みを過ごすことを全員で確認しました。この貴重なアドバイスは、子どもたちが事故なく、充実した夏休みを過ごすための大切な指針となることでしょう。子どもたちが1学期に培った力を存分に発揮し、実り多き夏休みを過ごしてくれることを願っています。