日誌

写真日記

12月の全校朝会

12月の全校朝会は、美々津小学校で一番古いトロフィーの話で始まりました。

 

このトロフィーは、昭和47年に熊本郵政局長賞を受賞した時の物で、金銭教育の一環で当時の児童が子ども貯金をし、お金の大切さを学んでいたのだそうです。

 

当時の美々津小学校はプールがなく、石並川で水泳の授業がありました。今のプールの場所には、木造の校舎があり、体育館もなかったために、卒業式は校舎に紅白幕を飾り付けていたそうです。また、当時は焼却炉もあり、学校でゴミを燃やしていました。体育倉庫の近くには、その名残であるブロックが今でも残っています。

 

一方、当時から変わっていない物もたくさんあります。それは、遊具です。同じ場所に、同じブランコ等の遊具があります。同窓会で訪れた方々が本校においでになると、それらを見て懐かしんでいるのだそうです。

 

来週は、人権週間です。いじめや、人の嫌がることはしてはいけません。いじめや嫌な思いをした人は、何年経ってもそのことが頭から離れません。

 

同窓会等で本校においでになった方々が、美々津小学校時代を振り返って、友達や先生との楽しい思い出がいっぱい思い出される、そんな美々津小学校でありたいものです。

学習発表会

学習フェスティバルが行われました。

学習フェスティバルでは、学習発表の部と地域発表の部の2つがあります。

 

学習発表の部では、劇や歌、リコーダー演奏等がありました。地域発表の部では、太鼓の演奏や合唱、体操ダンスが行われました。

 

みんな、ドキドキしながらも一生懸命発表していました。「終わりのことば」を担当した6年児童は、「美々津小学校の児童会目標は、『みんなで協力し仲良く優しく、きれいな美々津小』とあるように、みんなが協力してがんばることのできた学習発表会でした」と発表していました。

 

地域と児童が一体になった発表会でした。









ぽかぽかタイム

運動場自分のペースで無理なく走ります。世界地図の記録用紙があり、そこに走った分だけ記録することができます。

 

初めてのぽかぽかタイムでは、とても青空がきれいで、走るには快適な温度でした。音楽も流れ、児童は一生懸命がんばっていました。

 

寒さに負けない体つくりは、病気の予防にもつながると思います。これからどんどん寒くなってくるので、たくさん走って、たくましい体つくりをがんばってほしいと思います。



みやざきシェイクアウト

みなさんは、「みやざきシェイクアウト」ご存知でしょうか?

地震に備える防災訓練で、不特定多数の参加者が、それぞれの場所で安全確保行動行うものです。

 

時間は1分間でした。2時間目に非常ベルが鳴り、放送で「これは訓練です。大きな地震が発生しました。机にもぐるなどして頭を守り、揺れが収まるまで動かないようにしましょう」とアナウンスが流れました。

 

安全確保行動は、(「1DROP!=まず低く!」、「2COVER!=頭を守り!」、「3HOLDON!=動かない!」が大事です。

児童は、放送の指示に従い、きちんと身守る行動ができていました。

 

 

大事な児童の命です。教室では、蛍光灯や「めざす児童像」の額縁が落ちることも考えられます。地震はいつどこで起きるか分からないからこそ、被害を最小限に抑えたいです。

 

咄嗟に、正しい行動ができるように、今回の訓練が活かされるといいですが、まずは何事も起きないことが1番です。


寒さに負けない体つくり

11月の生活目標は、「寒さに負けない体つくろう」です。全校朝会で、この話をしたのは、初任の若い先生でした。

 

「どうやったら、守れるかな?」と言って見せてくれたのは、1つの巻き物でした。その巻物広げていくと、寒さに負けない体つくるために、大切なことが書いてありました。

 

1つめは、「体力をつける」です。

体力をつけるためには、外で遊ぶこと、持久走の練習である「ぽかぽかタイム」をがんばることが大事だと話しました。

 

2つめは、「予防をする」です。

「これから寒い季節がやってくるけど、流行る病気は何?」と尋ねると、「インフルエンザ」と児童は答えました。

病気を予防するためには、「早寝・早起き・朝ごはん」、「手洗い・うがい」が大事だと巻物に書いてありました。

 

本校の児童が、寒さに負けない体をつくり、毎日元気に登校してくれることを願っています。


物を大事に

「運動会が終わり、勉強の秋です。ある物持ってきました」と言って、校長が見せたのは、1つの定規でした。

 

それは、校長が小学校2年生の時に買った定規だそうです。ひらがなで名前が書いてあるのですが、漢字を習ってから書いた漢字の名前も書いており、いつの間にか50年以上使っているのだそうです。

 

もう1つの定規も見せてくれました。プラスチックの割れた定規でした。36年間使っている定規だそうです。

 

だんだん使っていると、愛着が沸いてきて、物を大事にするようになります。買うというのは、前の物がいらなくなってから買わないと、必要ない物が机の引き出しの中に入れられて眠ってしまいます。

 

物を買って、長く使い続けることで愛着が沸いてきます。簡単に捨てられなくなります。大人になって仕事をするようになって、物を大事に使っていくためにも、小学校の時から物を大切に使う習慣を身に付けておかなければなりません。

 

最後の最後まで使いきる。そうすることで、自分の物も人の物も大事にする人になれると、校長は話しました。


日向市陸上大会

日向市内の6年生による陸上大会が、大王谷運動公園で行われました。

 

運動会練習から引き続いて、陸上大会の練習もがんばってきた6年生です。本校は他校に比べてそんなに人数は多くないので、次々に競技が始まると、応援席には2人しかいなくなることもありました。それでもみんな、自分の力を精一杯発揮してがんばっていたし、応援も一生懸命でした。

 

競技が終わり昼食の時に、校長が6年生の所に来ました。「聞こえなかったかもしれないけど、一生懸命応援したよ」すると6年の子たちは、「聞こえていました!」と答えていました。

 

実際、あれだけの大きな会場の中で校長の声を聞くことは至難だと思いますが、本当に大きな声援だったのか、校長先生の想いを受け止めての発言なのかは分かりません。

 

この陸上大会は、子どもたちのがんばりを、たくさん垣間見ることができた大会でした。


図書集会

「『3びきのこぶた』は、どこの国のお話でしょう?」

①イギリス ②エジプト ③ドイツ

 

「『くまもん』のほっぺが赤いのは、なぜでしょう?」

①照れているから

②熊本の赤い食べ物をたくさん食べているから

③赤くぬっているから

 

こんなクイズが、図書掲示委員会による読書集会でありました。

1つめのクイズの答えは①で、2つめのクイズの答えは②だそうです。

 

図書掲示委員会は、いろんな本を紹介するだけでなく、本の面白さを知ってもらうために、3択クイズを交えながら紹介しており、みんな楽しそうに聞いていました。

 

この他にも、各学年の多読賞児童を紹介したり、読書ビンゴを呼びかけたりしていました。読書の秋です。美々津の児童が、たくさん素敵な本に出合って、本が大好きになってほしいと思います。


美々津小学校の特徴

本校が他校と違って特徴的なことは、校舎の外観です。本校の校舎は、切り妻屋根であり、瓦葺きの玄関と庇(ひさし)、飛び石をあしらった中庭が設けられています。本校地区内には、国の重要伝統的建造物に認定された保存地区もあることから、このような歴史的町並みと調和した外観になっているそうです。

 

また、外観だけでなく、6メートル幅の広い廊下と普通教室間をいつでも取り外すことができる「スライディングドア」を設けています。これにより、クラス間の交流を深める様々な交流会等、多目的に利用することができます。

 

本校の校舎改築では、児童や地域のことを考慮して建築してくださった方々の想いがあるのかと思うと、感謝の気持ちで一杯になります。



鑑賞教室

「んまつーポス」によるコンテンポラリーダンス鑑賞教室が行われました。

 

もし、親指ぐらいの大きさになったら、どんな世界が見えるのでしょうか?

「いっすんぼうし」では、3人の男性が赤い大きなボールに乗ったり、飛び跳ねたり、転がしたりして、まるで一寸法師が、軽やかにボールで戯れているようでした。児童は、声を出して笑ったり、歓声を上げたり、「わー」と叫んだり、次々に繰り出される展開に、すぐに引き込まれていました。

 

「んまつーポス」は、スポーツマンを逆読みしたものだそうです。「逆さから物事を考えることで、どんな世界が見えるのだろう」とおっしゃっていた通り、絵本の「一寸法師」の物語の順番で展開される内容ではなく、とても独創的で、想像を膨らませるものでした。

 

ダンスワークショップでは、みんなで楽しくダンスをしました。「3人で電車ごっこをして!」「みんなで手をつなごう」等の声かけで、遊びながらダンスをしている感じでした。

 

鑑賞教室は、多様な文化や芸術に親しむことを目的に毎年実施しています。音楽や劇等、様々な内容が実施されます。今年の鑑賞教室は児童にとって、とても思い出に残る内容だったと思います。