日誌

2023年6月の記事一覧

庄内地区小中一貫教育研修会&SDGs講演会

 6月21日(水)、午後から庄内小、菓子野小、乙房小の先生方をお迎えして庄内地区小中一貫教育合同研修会を開催しました。5時間目は参観授業でしたが、小学生の頃の先生が参観されるとあって、生徒たちもいつもよりも張り切って授業に取り組んでいるようにも感じました。

 参観授業の後は、体育館で全体会。その後は、各教室に分かれて分科会を行い、活発な意見交流が行われました。前半の学力向上部会では、昨年度までの取組を確認し、今年度取り組む「学力向上に結びつく家庭学習の推進」について協議しました。後半の共通実践部会では、昨年度までの共通実践事項を確認した後、「豊かな心」の共通実践事項について、今年度の具体的な取組を検討しました。

 庄内地区の子どもたちを、小中間で連携を図りながら9年間で育てていくイメージで、一丸となって取り組んでいきたいと思います。

 

 6月22日(木)の総合的な学習の時間に、SDGsに関する発表会及び講話がありました。まず3年生の代表者6名が、SDGsの17の目標の中から自分が興味がある目標1つを選び、その内容や課題、解決のために自分たちにできること等をタブレットを使ってプレゼンテーションにまとめ、オンラインで全校に向けて発表しました。
 どの発表もよく調べられ、自分の考えも盛り込みながら堂々と発表するなど聞きごたえのある内容でした。クイズ形式での質問もあり、聞き手が興味を持つ工夫も見られました。また、画面構成を工夫したり、絵や写真を効果的に配置したりするなど、わかりやすいプレゼン画面でした。

 後半は、宮崎県教育委員会が進める学校への「アシスト企業」として取り組まれているUMKテレビ宮崎の佐々木六華アナウンサーを講師にお招きし、テレビ宮崎が会社として取り組まれているSDGs活動について講話をしていただきました。たくさんの活動を紹介してくださり、普段何気なく見ているCMやニュースが、実はSDGsに関連していることがわかりました。SDGsの目標は大きなテーマですが、その解決のためには、身近なところから、できることから、得意なことを生かして取り組むことが大事であるということを教えていただきました。

 講話の最後の質問コーナーでは、生徒から佐々木さんのアナウンサーとしての仕事のことについても多くの質問が出され、一つ一つに丁寧に答えていただきました。働くことについてのキャリア教育にも大きな学びのある会となりました。

帰ってきたPTAレクリエーション!

 6月18日(日)、1学期最後の参観日は日曜参観日でした。

 参観授業、学級懇談の後は、4年ぶりの開催となったPTAレクリエーションを行いました。以前は、バレーボールを行っていたようですが、今年度は「帰ってきたPTAレクリエーション」と銘打ってアジャタ(全日本玉入れ)に変更して行いました。

 PTA保健体育部のみなさんは、「盛り上がるのか?」と計画の段階から不安要素もありました。2チームずつが対戦するトーナメント戦で、優勝をかけて戦う「勝ち上がりトーナメント」と負けたチーム同士が1勝を目指して戦う「親睦トーナメント」、そして記録にも挑戦!始めてみれば、程よく汗をかき、笑顔いっぱいの競技が繰り広げられました。

  コロナ禍を乗り越えて、帰ってきたPTAレクリエーション。アジャタの第1回大会の結果は次の通りです。

【勝ち上がりの部】

 優 勝 1年1組

 準優勝 3年1組

【親睦の部】

 優 勝 2年2組

 準優勝 1年2組

【最速タイム】

 記録 33秒(3年1組)

 保護者と先生方で楽しいひとときを過ごすことができました。お疲れ様でした。

 チーム庄内の絆がさらに深まった一日でした。

都城地区中学校総合体育大会が終了しました

 3年生にとって、部活動最大の挑戦である都城地区中学校体育大会。先週末、雨で順延となった屋外競技も本日で全ての日程が終了しました。

 平日開催となったため、観戦も写真を撮りに行くこともできませんでした。情報が少ないため、大会結果をお知らせします。

 

【ソフトテニス競技】

 男子団体 第2位(県大会)

  準決勝 庄内中 2-0 高崎中

  決勝戦 庄内中 1-2 沖水中 

 男子個人 内村・田中ペア ベスト4(県大会)

      福田・篠原ペア ベスト8(県大会)

 女子団体 惜敗

 女子個人 有馬・宮島ペア ベスト8(県大会)

 

【軟式野球競技】

 2回戦 庄内中 13-10 祝吉中

 準決勝 庄内中 8 - 0 三股中

 決 勝 庄内中 1 - 0 五十市中

 見事、優勝!

 秋夏連覇を果たしました。おめでとうございます。ちなみに、地区優勝は23年ぶりのようです。

都城地区中学校総合体育大会が行われています!

 6月10日(土)、11日(日)は、雨天のため屋内競技のみの開催となりました。どの競技も熱い試合が繰り広げられました。学校代表として出場した各競技の結果をお伝えします。

 

〈バドミントン競技~6月10日(土)〉

 本校からは、2年生の別府倫ノ生さんが女子シングルスに出場しました。2回戦で3年生との対戦となりました。フルセットまで粘る試合を展開しましたが、惜しくも敗退となりました。今後も大会は続きますので、更に練習を重ね、上位進出を目指してください。 

 

〈柔道競技~6月10日(土)〉

 本校からは、2年生の福永瑛士さんが出場しました。出場選手が最も多い階級で、予選リーグからの試合でした。惜しくも予選リーグで敗退となりましたが、試合時間いっぱいを使う粘りを見せてくれました。何度も投げを打つ姿勢と押さえ込みからの逃げ技は素晴らしかったです。今後も大会は続きますので、更に精進を重ねてください。 

 

〈バスケットボール競技~6月10・11・12日(土・日・月)〉
 女子バスケットボール部は、決勝リーグまで進出し健闘しました。試合前の円陣では、お互いのがんばりを約束するかのようにタッチをするなど、スタンドから見ていてもチームワークの良さを感じ取ることができました。戦績は次の通りです。
 〇予選トーナメント

  庄内中 87-36 西中
  庄内中 53-47 沖水中
 〇決勝リーグ
  庄内中 39-126 三股中
  庄内中 40-84 中郷中
  庄内中 62-67 小松原中

 最後の小松原中戦は、県大会出場をかけた試合となりました。第4クオーター終了間際に56対56の同点に追いつき3分間の延長戦に入りましたが、惜しくも敗戦し県大会出場は逃してしまいました。3日間にわたり粘りを見せてくれた女子バスケットボール部のみなさん、お疲れ様でした。

 

〈剣道競技~6月11日(土)〉

 剣道部は、女子は団体戦と個人戦に、男子は個人戦にのみ出場しました。大会では最初に団体戦が行われました。女子団体戦は、三股中との一騎打ちとなりました。優勝した三股中に手数では負けない粘りの剣道を展開しましたが、残念ながら敗戦となりました。県大会の出場権は得ることができたので、県大会での活躍を期待しています。個人戦は、男女とも上位に残ることができず惜敗となりました。

 

 6月12日(月)から、屋外の競技もはじまりました。これまでの結果をお知らせします。

〈ソフトテニス競技〉

 男子は団体戦が行われました。戦績は次の通りです。

 〇予選リーグ(2勝で決勝トーナメント進出)

  庄内中 2ー1 三股中

  庄内中 1-2 沖水中

  庄内中 2-1 五十市中

 〇決勝トーナメント 

  庄内中 2-0 中郷中

 団体戦は、現在、ベスト4に残っています。明日は個人戦が行われます。団体戦の残り試合は、大会3日目に行われます。

 

 女子は、個人戦が行われました。有馬・宮島ペアが順調に勝ち上がり、現在、ベスト8に残っています。明日は団体戦が行われます。個人戦の残りは、大会3日目に行われます。

 

 

〈軟式野球競技〉

 本日から試合が始まりましたが、組み合わせにより、本校の試合はありませんでした。いよいよ明日、第1試合の祝吉中戦が初戦となります。がんばってください。

人とのつながりを考える集会

 6月8日(木)、写真はありませんが、5校時に専門委員会が行われました。学級での討議の後に各学級からの意見を持ち寄って全校専門委員会を行い、来月の活動内容が検討されました。より良い庄内中を作り上げるために、生徒会を中心にがんばってくれるはずです。

 

 6校時は、「人とのつながりを考える集会」を行いました。講師に弁護士の宮本広志さんをお迎えし、いじめ問題についての講話をお願いしました。弁護士とは。法律とは。人権とは。生徒たちもなんとなくは知っていたと思いますが、講話のはじめに丁寧に説明してくださいました。

 いじめ事件の裁判で問われる責任は、民事責任と刑事責任があることなどをお話しいただいた後、実際に起こったいじめ事件の裁判で明らかになった事件の概要を紹介してくださいました。

 事件の話が進むにつれて、体育館は「シーン」と静まりかえりました。事件の残念な結末を聞き、涙を流す生徒もいました。

 宮本さんの「どんな感想をもったか発表してくれる人はいますか?」の問いかけに、しばらく沈黙が続きました。しかし、4名の3年生が勇気を出して手を挙げ、3名が指名され発表してくれました。発表が終わると、体育館には全校生徒の拍手が鳴り響きました。全校生徒が発表者の意見に共感しているのだとすぐに分かりました。

 人の心をコップに例えると、人が受けた心の傷は水。コップが水を受け止めるように、人は我慢をするのです。しかし、限界まで傷ついた心は、表面張力がはたらいていっぱいに水が入ったコップと同じで、あと1滴の水であっても受け止めることができなくなってしいます。悲しい事件はこうやって起きてしまいます。人の心は見ることができません。中身が見えないコップと同じなのです。

 人の心の状態をとても分かりやすく説明してくださった今日の講話で、生徒たちは、人とのつながりをしっかり考えてくれたのではないでしょうか。