日誌

2023年10月の記事一覧

新生徒会発足!

 10月19日(木)、新しい生徒会が発足しました。6校時を使って現生徒会の解任式と新生徒会の任命式を行いました。初めに現生徒会の解任式を行いました。これまで、全校生徒のため、庄内中学校のために一生懸命努力してきた執行部5名と専門委員会10名に校長先生から感謝状が手渡され、全校生徒を前に一人ずつあいさつがありました。1年という任期は長く、大変なこともたくさんあったと思いますが、振り返るとあっという間の1年だったと感じているのではないでしょうか。みなさんは生徒会活動を立派にリードできる人に成長できました。これからも自信をもって行動してください。これまで本当にありがとう。

 

 引き続いて任命式を行いました。生徒会選挙で当選した1、2年生で互選した執行部と別途に編制された専門委員会の役員に一人一人校長先生から任命状が手渡されました。メンバーには現生徒会役員として経験を積んで再任された生徒も多くいます。その表情は、堂々としていました。また、初めて役員に選ばれた生徒の表情は緊張して強ばっていました。表情はそれぞれでしたが、これからの1年でメンバー全員がどんどん成長していくことでしょう。

 最後に、生徒会選挙管理委員会を務めてくれた生徒たちは、生徒会選挙の公示から立会演説会、投開票、そして解任式・任命式の運営まで、大変立派な働きぶりでした。

 

 10月20日(金)、新生徒会発足初日となりましたが、早速、生活・美化委員会で新旧生徒会のコラボが実現しました。オンライン会議の形式で清掃指導集会が行われました。とてもわかりやすく庄内中学校の目指す「三心清掃」を説明してくれました。また、現在の清掃の様子を分析し、気づき清掃の視点を示して積極的に臨む清掃を提案してくれました。

 

 これから各専門委員会で引き継ぎが行われ、新生徒会へと順次移行していく庄内中生徒会。次の1年が楽しみでなりません。

戦没者慰霊祭&県中秋体壮行会

 10月18日(水)、庄内地区戦没者慰霊祭に生徒会役員2名が出席しました。会場には来賓、戦没者遺族会、ご遺族の皆様が来場され、黙祷、献花、千羽鶴献納、平和へのメッセージの発表がしめやかに行われました。千羽鶴は、庄内小学校、菓子野小学校、乙房小学校の6年生がそれぞれの学校で丁寧に作り上げ、代表2名ずつが献納しました。平和へのメッセージでは、本校生徒会2年の外山瑠菜さんが「日本を戦争のない平和な国にしていきたいです」、多田悠士朗さんが「戦争はいけないことだと発信し続けていきます」と締めくくり発表しました。式典終了後、数名のご遺族の方が2人を呼び止め、「いい発表でした」「涙が出てくるが…、ありがとうね」などと声をかけてくださいました。

 1年生はSDGsに関わって、2年生は修学旅行に向けて平和学習を進めています。3年生もこれまでに同様に学習してきました。これからも計画的に平和学習に取り組んでいかねばならないなと改めて考えさせられました。

 

 同日、午後は、宮崎県中学校秋季体育大会と都城地区駅伝競走大会の壮行会を行いました。県大会に出場する男子ソフトテニス部(団体・個人)、女子ソフトテニス部(個人)、陸上競技部、柔道(個人)、地区駅伝に出場する駅伝部(男女)の主将から力強く抱負が述べられ、生徒会の松浦 茜さんと校長先生から激励の言葉がかけられました。陸上競技部主将の外山瑠菜さんが選手宣誓を行い、全校生徒から大きな拍手が贈られました。学校と地区の代表として、堂々と戦ってきてほしいと思います。

3年実力テスト&1年国際理解

 10月12・13日(木・金)、3年生は実力テストに臨みました。先週まで文化発表会を中心となってがんばっていましたが、進路に関わるテストとあって一生懸命に取り組んでいる様子でした。試験範囲も3年の内容にまで拡がり、内容も難しくなっています。がんばれ3年生!

 

 10月13日(金)、5・6校時を使って1年生が国際理解講座を実施しました。講師として、都城市の国際交流員3名に来校いただき、アメリカ、中国、モンゴルの3カ国について言葉や文化、気候の違いを学習しました。スライドを使って説明を受けたり、クイズ形式で生徒が想像しながら考えたり、伝統楽器の体験をさせてもらったり、趣向を凝らした学習に終始笑顔の生徒たちでした。送迎、進行、お礼の言葉を担当した生徒たちだけは、ドキドキだったのでしょう。終了後にはホッとした表情を見せていました。

 一方、2年生は、修学旅行に向けての準備を着々と進めています。庄内中学校の生徒たちは、今日もそれぞれの立場で学びを深めます。

第77回文化発表会~ステージ発表の部

 10月8日(日)、文化発表会を行いました。会場となる体育館の暑さ対策を心配していましたが、朝から雨が降っており、気温は肌寒いくらいでした。今年度は、家族限定ではありますが、4年ぶりに観覧者の入場制限を設けずに実施しました。早朝からたくさんの保護者の皆様にご来場いただきありがとうございました。

 生徒玄関のカウントダウン・ホワイトボードも「0」になり、早朝から文化委員会や吹奏楽部が登校して最終確認や音出しなど忙しく動いていました。朝自習は、4年ぶりに復活する合唱の練習。朝から歌声の響く文化発表会の朝は、やっぱりいいものでした。朝の会を終えて、体育館に移動して開会行事からスタートしました。

 プログラム1番は、吹奏楽発表「輝奏~Let's enjoy musuc」。宮崎県吹奏楽コンクールで4年連続金賞を受賞しているサウンドはやはり素晴らしいものでした。1曲目は喜歌劇「チャルダッシュの女王」セレクション。演奏に手拍子の演出も入り、聴き応えのある演奏でした。他にもヒットメドレーや体育大会での思い出の曲、アンコールの宝島まで会場が一体となる演奏でした。

 

 プログラム2番は、英語暗唱の発表が行われました。タイトルは「I hate manju」。都城地区英語暗唱・弁論大会で最優秀賞を受賞した時任紗楓さんが、身振り手振りを交えて表情豊かに発表してくれました。

 

 プログラム3番は、1年生の学習発表「HEIWA」。第二次世界大戦末期の沖縄戦についてスライドと寸劇を交えながら発表し、SDGs17の目標のうちの「16 平和と公正をすべての人に」についての発表してくれました。発表のしめくくりに「HEIWAの鐘」を学年合唱として披露してくれました。

 

  プログラム4番は、「僕たちはどう生きるか」というタイトルで、職場体験学習の学習成果をスライドやパフォーマンスでプレゼンテーションしてくれました。発表した4組は、学年予選を通過しただけあって堂々とした発表でした。しめくくりの学年合唱は「14~fourteen~」。練習の成果がみられる素晴らしい歌声を響かせてくれました。

 

 プログラム5番は、3年生の学年劇「Happy birthday」。長い台詞も多かったですが、笑いも交えてしっかりと演じられ、観客は劇の世界にどんどん引き込まれていきました。文化発表会に向けて学年全体がチーム分けされ、舞台では劇チームの発表が行われました。それ以外のチームは、SDGsの実験や実践を展示発表しました。また、劇のPRチームはポスターや動画を制作し、本番前から劇の予告で盛り上げてくれました。しめくくりの学年合唱は「ぜんぶ」。しっかりと音が出る男性パート、伸びのあるソプラノ、アルトの響き、さすがは3年生でした。

 

 プログラム6番は、全校合唱「窓の外には」。200名を越える全校合唱は圧巻でした。ボリュームもさることながら、手話を交えた合唱は動きもそもそろって素晴らしいものでした。

  「破顔一笑~Let's make happy memories~」をスローガンに開催した今年度の文化発表会も、これまでの練習の成果が十分に発揮された文化発表会でした。閉会行事の講評でも、校長先生から全学年が賞賛を受けました。また、閉会のことばで壇上に上がった全校文化委員長の平野杏莉さんも全校生徒の協力を称えてくれました。

 たくさんの笑顔とともに大切な時間を共有できた素晴らしい文化発表会でした。感動をありがとう!

第77回文化発表会~展示発表の部

 文化発表会は、体育館で行われるステージ発表の部と展示発表の部があります。まずは、展示発表の部をご紹介します。1年生の展示は、国語の授業で取り組んだ書写「相互扶助」、理科の自由研究、美術はレタリング作品とファンシークレイです。中でもファンシークレイは、細部まで作り込んだ作品がいくつもありました。2年生の展示は、国語の授業で取り組んだ書写「開拓精神」、理科の自由研究、美術はゴム判子です。ゴム判子には、それぞれの個性が出ていて自信作揃いでした。

 

 3年生の展示は、国語の授業で取り組んだ書写「虚心坦懐」、美術の色紙フレームとオリジナルタンブラー、SET(総合的な学習の時間)で取り組んだSDGsに関連する様々な提案を紹介した作品や資料、動画などです。中でも自分たちでも取り組めるSDGsの提案では、再生チョークや再利用作品、エコ・レシピの紹介など面白い発想での挑戦が見られました。

 出来上がった展示作品は、1週間ほど展示を続け、全校生徒がゆっくり鑑賞できるようにしています。学校をあげて学習しているSDGsの学びがさらに深められることでしょう。また、多くの作品を鑑賞することで、さらに素晴らしい作品を生み出すきっかけやヒントにしてほしいと思います。