2021年12月の記事一覧

今日の給食


〈麦ごはん 牛乳 かに豆腐 千切り大根の酢の物〉
 豆腐は暑い季節で食欲がない時には冷や奴などにして食べ、冬の寒い時期には湯豆腐など鍋の食材としても活躍する日本の食卓には欠かせない食材です。ところで、豆腐は腐らせて作られるものではないのに、なぜか「豆が腐る」と書いて豆腐と書きます。実は、「豆腐」という言葉は中国語が語源となっており、中国語では「腐る」という漢字は、「固まる」や「柔らかい固体」といった意味で使われているそうです。つまり、豆腐というものは「豆を固めたもの」という意味であることが分かりますね。

姉妹都市ランチの日


〈キムタクごはん 牛乳 大根の和え物 きのこのみそ汁〉
 今日は姉妹都市ランチの日です。長野県の料理です。キムタクごはんは、白菜キムチとたくあんが入っていることから、「キムタク」と名付けられたそうです。このキムタクごはんは、長野県の小中学校で大人気のメニューだそうです。また、長野県はりんごの栽培も盛んです。秋映、シナノスイート、シナノゴールドは長野県で生まれたりんごの種類です。他県の給食を調べてみるのも、いろいろな発見があっておもしろいですね。

今日の給食


〈麦ごはん 牛乳 ベーコンとじゃがいもの煮物 和風サラダ〉
 今日の煮物にはこんにゃくが使用されていますが、給食にはよくこんにゃくが使われています。こんにゃくは、昔から「おなかの砂おろし」や「胃のほうき」などと言われてきました。これは、食物繊維の豊富なこんにゃくを食べることで体に不必要なものを掃除する、という意味です。昔の人たちは、こういったこんにゃくの働きを知りませんでしたが経験的にきちんと分かっていたようです。みなさんも日頃からこんにゃくを沢山食べて体に不必要な物を排出し心も体もすっきりさせていきましょう!!

今日の給食


〈麦ごはん 牛乳 いわしの変わり揚げ・ブロッコリー 白菜と肉団子のスープ〉
 今日は、ブロッコリーのお話です。ブロッコリーは、ビタミンCが非常に豊富で、グラムあたりでみてもレモンより多いのが特徴です。現在は、外国から輸入されたり、国内においては収穫時期をずらしたりしていることで1年を通して流通しています。しかし、本来最も美味しい旬の時期は、11月頃から3月頃です。給食では良く、その時々の旬の食材を使用します。それは、その食材が1番美味しい時期にみなさんに食べてもらいたいという願いと、みなさんに旬の食材を知って欲しいという願いからです。もし給食で、最近これ多いなと思う食材があれば調べてみてください。きっとその食材は、その時が旬になっています。

今日の給食


〈麦ごはん かぼちゃのそぼろ煮 三色あえ〉
 今日使用しているかぼちゃは、高千穂高校からいただいた、伯爵かぼちゃと言います。みなさんが知っているかぼちゃは、皮が緑色ですが、伯爵かぼちゃは皮が白く、また一般的な緑色のかぼちゃと比較すると皮が硬いのが特徴です。貯蔵に優れているため、熟成をさせることでさらに甘みが増して美味しくなります。今日の下処理は、伯爵かぼちゃの硬い皮との戦いでしたが、調理員さん方が頑張ってくださりました!

高千穂高校から頂いた伯爵かぼちゃ                                             

今日の給食


〈麦ごはん 牛乳 ちゃんこなべ 酢味噌和え〉
  ちゃんこ鍋は、相撲部屋の力士料理に由来するものです。相撲は、手をつくと負けになることから、2本足で立ち、手をつかない鶏は大変縁起の良いものとされてきたそうです。そのため、現在でも相撲部屋では、場所が始まると前夜と千秋楽には四つ足の豚や牛は使われず、鶏を使うそうです。

ぬくもりランチの日


〈うなぎ混ぜ寿司 牛乳 千切り大根のおかか和え すまし汁〉
 今日は宮崎県産のうなぎが登場です。高級食材なので給食ではなかなか出せませんが、今回は宮崎県から無償で提供していただきました。実は養殖うなぎの水揚げ量は宮崎県は全国で3位です。宮崎県はきれいで豊富な地下水があり、暖かい気候なので、身がふっくらしていて脂がのったおいしいうなぎを育てるのにぴったりの環境です。昔からうなぎを食べると元気になると言われてきました。明日から12月、体調を崩しやすい時期でもあります。うなぎを食べて元気いっぱい過ごしましょう。