日誌

活動報告

東郷中学校にて対話型プログラム「ひなた場」を開催しました

日南市立東郷中学校にて、3年生向けに対話型キャリア学習プログラム「ひなた場」を開催しました。

「ひなた場」は、生徒と地域の大人がお互いに人生を語りあう「対話」
を通して、人と人をつなぐプログラムです。

生徒と大人が1対1で話す「対話」と、大人がこれまでの人生を紙芝居形式でプレゼンする「人生紙芝居」の2つのプログラムで構成されています。
1対1の対話を実現するため、生徒27名に対し、参加した大人の数は15名。
コーディネーターの羽田野が人選や事前の打ち合わせ、当日の大人向けの研修などを担当しました。

生徒たちは1班3人のグループとなり、交代で対話をしながら、空いた時間で人生紙芝居を聞きます。
最後に元のグループで振り返りを行い、その場を終えました。

 
体育館に散らばり、1対1で対話(左) 待っている間に人生紙芝居を聞く(右)

(生徒たちの感想)
・対話では悩みについて一緒に考えくださったり、すごく声をかけてくださり、安心して話すことができました。
・対話の大人の方がたくさんほめてくださり、自分に自信を持つことができました。
・自分とは違った意見で物事を見ていて、これからの人生で大切なこと、役に立つことを教えてもらいました。
・コミュニケーションが苦手という悩みがありましたが、対話を通じて自分の長所を伸ばすといいと分かりました。
・学校生活で人に言えないことも相談することができ、心に余裕ができました。
・どの大人の方も過去のことを後悔しておらず、楽しんでいると感じたので、自分の好きなことをしたり、楽しむことが大事だと思いました。交流をして、色々な人生を聞くことができたので、自分も選択肢はたくさんあると感じることができました。
(文責:羽田野)

妻高校にて探究活動「さいと学」の審査員を務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」の最終発表会に審査員として参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、私たち2人も約5ヶ月に渡って担当するグループの活動を支援してきました。

今年は新型コロナの影響があり、スタートが遅れたり、イベントが開催しにくかったりと思うように行かないことだらけでしたが、その中でも仮説を立て、試行をし、迷いながら学んできた様子を感じることができました。
発表会で一旦区切りとはなりますが、審査員の方々からのアドバイスを受けて、さらに活動は続きます。

(文責:羽田野)

延岡市立延岡南中学校2年生の「よのなか教室」で講話をしました

延岡南中学校では、本年度の「総合」の時間の取組みが、本格始動しました。
その皮切りとして、11月19日(木)、2時限を使って、2年生(131人)を対象に「よのなか教室」が行われました。

トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか」と題して、次のような内容の講話を行いました。
<君たちが漕ぎ出す社会は可能性に満ちている>
<社会には多様な働くすがたがある>
<自分にとって幸せとは何か? を考えることが大事>

途中で2回のグループワークを行いました。
1.何故、勉強するのですか?  何故、働くのですか?
2.自分にとって幸せとは何だろう?

何人かの生徒たちに発表してもらいましたが、実に様々な意見を述べてくれました。
このような多様な意見を、聞き・話し・考えることは、とても大事なことだと思います。
 
(文責:水永)

西都市立三財中学校にてセンター通信の取材をしました

10月16日に西都市立三財中学校3年生の総合的な学習の時間で実施された、職業人リモートインタビュー。
宮崎日日新聞や広報さいとにも掲載され、反響も大きいため、この取り組みのプロセスを振り返りながら取材を行いました。



センター通信に掲載されますので、楽しみにしていてください。

詳細内容のダウンロードはこちらからできます。
三財中リモートインタビュー研修センター通信記事.pdf

(文責:福島)

南郷中学校のプロジェクト型学習の最終発表会を行いました

今日は日南市立南郷中学校にて、「プロジェクト型仕事体験」の最終発表会でした。
取り組んだプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
新型コロナの影響を受けて中止となった職場体験に代わるものを、とのご相談をいただき、コーディネーターの羽田野が企画をして先生方と一緒に進めてきました。

・ファミリー層をターゲットに、親子で楽しめるアクティビティを
・アクティブシニアの方をターゲットに、日南のグルメを
・野球ファンに向けて、それぞれの球場近くの観光スポットを
と、どの班も様々な工夫を凝らして制作していました。
発表も素晴らしく、班で話し合い、試行錯誤をしながら最後までやりきったことで学んだ様子がとても伝わってきました。

発表会には南郷プリンスホテルの西川支配人にお越しいただき、審査と講評をしていただきました。
選ばれた作品は12月からホテルのロビーで実際に上映・配布されます。
(文責:羽田野)

延岡市立延岡中学校1年生に「よのなか教室」を実施しました

11月12日(木)の2時限を使って、延岡中学校1年生(97人)では、宮崎大学医学部附属病院 「救命救急センター」の金丸勝弘医師による講話が行われました。

1年生では、9月から、「なぜ僕らは働くのか」(池上彰監修)をもとにした授業が4回実施されています。 「仕事って何だ?」 「どうやって働く? どうやって生きる?」 「好きな仕事に? 仕事を好きに?」 ・・・といったテーマで学びを広げてきました。
その仕上げとして、11月5日に「ライフプラン研修」、そして今回の講演会につなげられています。トータルコーディネーターの水永が、講師依頼などをお手伝いさせていただきました。

金丸さんは、医師をめざそうとした思いや、宮崎の人たちの命をつなぐためにドクターヘリが必要であることに思いが至ったこと。そして救命救急医療の先進地である千葉県の病院へ、5年間学びに行かれます。その後、宮崎県でのドクターヘリの導入に至るまでの経緯を詳しくお話になりました。

Doc-Heli for all 、 All for MIYAZAKI という話はとても感動的でした。
ここまで宮崎のことを思っていただいていることに心底から感謝したいと思いました。
そしてこのことは子供たちに伝えるべき大事なことだとあらためて感じました。
宮崎で、様々なハンディキャップと闘いながら、新しい価値創出に挑戦されている大人の姿を見て、生徒たちは大きな刺激を受けたことと思います。
(文責:水永)

田野地区3校合同のキャリア教育研究協議会に参加しました

宮崎県キャリア教育コーディネーターの活動として、西立野、稲田、福島の3名が宮崎県田野町にある七野小学校で、キャリア教育研究協議会に出席しました。
2部制となっており前半は授業見学、後半は協議会でした。
後半は、パネラーとして参加させていただき、テーマは「キャリア教育の視点を取り入れた授業の在り方とは」でした。 

 授業見学は、七野小学校の1・2年生の生活科と5・6年生の道徳でした。どちらの先生も生徒も、大人数の見学に緊張することなく授業をされていました。
後半の協議会では、授業見学を通してどの様にキャリア教育の視点を各授業に導入するかという話をしました。
先生たちが主体性を促す様な授業設計を普段行っていることが印象的でした。 
 引き続き、宮崎県のキャリア教育推進に尽力いたします。

(文責:稲田)

「グッジョブフェスタinにちなん」にスタッフとして参加しました

「グッジョブフェスタinにちなん2020」が開催され、コーディネーターの羽田野がスタッフとして参加しました。

グッジョブフェスタとは、日南市内の小学5年生から中学2年生を対象に、地元の仕事を体験型で学ぶというもの。今日は70名程度の参加者が15の事業ブースに分かれ、一回25分の4ターンで様々な仕事に触れました。

短い時間ながらもどのブースも体験と学びの要素が入るよう工夫され、子どもたちはとても楽しそうでした。
 
(文責:羽田野)

延岡市立延岡中学校1年生で「ライフプラン研修」を実施しました

延岡中学校1年生(3クラス、97人)の「総合」の時間では、2学期のテーマを「何故僕らは働くのか?」と題して、池上彰氏監修の同名の本をもとに、9月から延べ10回の連続した授業が実施されています。

その中で、将来必要になる「お金」のことについて詳しく考えてみようと、11月5日(木)に「ライフプラン研修」を実施することになりました。トータルコーディネーターの水永が、先生からのご要望などを踏まえて、講師のお願いなどのお手伝いをさせていただきました。

ソニー生命から3名の方々を講師としてお迎えして、普段は高校生向けに行われている授業を、中学生向けにアレンジしていただいて実施しました。生徒たち同士で意見を出し合ったり、生徒たちに問いかけたりしながら、様々な条件でのシュミレーションも映像に映しながらの興味深い授業になりました。

現在13才の中学1年生たちに、16年後の30才を想定してもらい、どんなライフプラン(人生計画)を立てるのか。人生のどんな時期に、どんなイベントがあり、それにはどんな費用が掛かるのか?を考えていく内容でした。

標準的な働き方だけではなく、これからは新しい働き方も生まれることも紹介されました。
大事なことは、普段はあまり考えることのないお金のことを想像することで、「今の自分にとって、何が大切か、考えるきっかけにしてほしい」という最後の言葉は、きっと生徒たちにも響いていたことと思います。
(文責:水永)

延岡市立北浦中学校3年生 連続「よのなか教室」

北浦中学校3年生(22人)の「総合」の時間では、2学期のテーマを「自分を知る」と定めて、様々な視点や社会人講話を織り交ぜて、延べ8回の連続した授業が実施されています。
自分の将来の生き方について、幅広い視点を持たせることで、自分自身を振り返り、目標(夢)をもって学習に取り組むことができるようになることがねらいです。

最後の仕上げの2回は、地域を超えて幅広く活躍されている社会人をお迎えして「よのなか教室」が開催されることになりました。トータルコーディネーターの水永が、先生から構想や希望をお聞きし、講師探しとお願いのお手伝いをさせていただきました。

10月30日(金)には、現在東京にて建築設計の会社を経営され、東京と延岡を行き来しながら仕事をされていて、延岡駅前複合施設エンクロスを設計された建築家の山根俊輔さんに講話をしていただきました。

今回の「よのなか教室」では、「つくること“やりがい”のつくり方」という演題でお話をしていただきました。
 <8年間 ~ かけた時間(努力)>
 <自分で決めた ~ 決定・決断>
 <喜んでもらえた ~ 結果が見える>
という内容を中心に、エンクロスを設計した時の実際の図面や、3Dを用いた完成予想図などの映像を用いて、つくることの意味について分かりやすく話をされました。

 
(文責:水永)

「幸せ」をテーマにした職業講話を行いました



今日は、新富町立新田学園中学部生徒111名に向けて、職業講話が実施され、トータルコーディネーターの水永が導入講話として「自分にとっての幸せ」について講演いたしました。


事前学習として「自分にとっての幸せ」についての動画を見ていただき、今日を迎えた生徒たち。

仕事を通しての幸せや、自分の幸せを通してキャリアを逆算する大切さを考えるきっかけになれば幸いです。


他、葬祭場でのお仕事や作業療法士のお仕事、海上自衛隊のお仕事についても、社会人の方からお話しいただいた後に、パネルディスカッションを実施。生徒たちから上がった質問をベースに、展開して行きました。


1年生から3年生まで積極的に質問の挙手があり、中には、「仕事を辞めようと思ったことはありますか?それはどんな時ですか?」という質問も。


社会人からそのエピソードを聞いた2年生の一人からは、自身も部活を辞めようと思った時期があったが、現在はバスケ部のキャプテンになっていることをお話ししてくれる場面もありました。


西都・児湯エリア担当の福島コーディネーターは講演者がリラックスして話せる空気の作り方を生徒と練習した後、パネルディスカッションのファシリテーターとして登壇しました。
(文責:福島)

宮崎工業高校2年生の保護者向けセミナーで講話をしました

宮崎工業高校では2年生の保護者を対象に、セミナーが開催されました。これは、宮崎市(商業労政課)の主催により、「就職活動状況の変化や、宮崎で働く魅力等を知ってもらうために」企画されたものです。

この日は、修学旅行の説明会が行われており、その後の時間を活用して実施されました。約80人の保護者の方々が参加されました。

最初に、ハローワークプラザ宮崎の方から最近の県内の求人・就職状況の説明があり、その後に、トータルコーディネーターの水永が、「育むということ -未来を担う人財育成」と題して講話を行いました。
 <若者の働く現場では、静かに静かに、大きな変化が起きている>
 <宮崎の若者たちが、やりがいのある仕事が見つけられない、と苦悩している>
 <中高生の時から、自分にとって幸せとは何だろう? と問いかけることが大事>
 <子供たちに、未来の可能性をこそ語ることが必要!>
 <若者定着は、産業界の役割と責任>
というお話を、約40分行いました。

「宮崎県企業ガイドブック」(左) 「宮崎のまち・ひと・しごと」(右)

(文責:水永)

にちなん起業体験プログラムの第五回を開催しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第五回のプログラムが実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラムです。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、商品を準備してオンラインショップを経営するプログラム。

10月1日にオープンしたオンラインショップの運営も折り返しで、第五回となる今回は、中間振り返りとして現状の確認と残り1ヶ月どう販売していくかの戦略立案を行いました。
3グループに分かれた中高生たちが、それぞれ以下のようにショップを運営いています。

●苔テラリウム制作キットを販売する「Mosstore(もすとあ)」
https://mosstore.thebase.in/
●主婦をターゲットに親子の会話のきっかけとなるようなTシャツやトートバックを販売する「ChouChou(シュシュ)」
https://chouchouncn.thebase.in/
●気軽におそろいを楽しめるをコンセプトにしたTシャツを販売する「AM’」
https://amnichinan.thebase.in/

プログラムの詳細は
こちら


(文責:羽田野)

飯野高校のグローカルアントレプレナーシッププログラムに参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が県立飯野高校でのグローカルアントレプレナープログラム(E-GEP)に参加しました。
9人の生徒さんがそれぞれ2年間かけてえびの市の未来を創るビジネスモデルを作るというプログラムで、9月からスタートしているのですが、この度サポートメンバーとして加わることになりました。

プログラムの設計・運営は、 ㈱次世代共創企画代表取締役、NPO法人JAEファウンダー/理事、大正大学地域構想研究所関西・淡路支局長/特別研究員、ミライ企業プロジェクト全国事務局代表など様々な肩書をお持ちの山中昌幸さんが遠隔で実施。
羽田野は生徒さんたちへの個別のフィードバックやお悩み相談、成長の振り返りなど、学びの面でのサポートを担当します。

今日は事例研究の授業を見学後、生徒さんと座談会形式で課題に思っていることなどについて話し合いました。


(文責:羽田野)

川南町国光原中学校で、キャリア教育プログラムの支援活動を行いました

今日は、児湯郡川南町立国光原中学校にて、コーディネーターの福島がワークショップを行いました。


対象は同校1年生。

今後ますます地域の方との活動を予定されており、今年度のSST計画の中で9月に実施したコミュニケーション講話に続く10月は「他の人の視点を借りて自分について見つめ直してみよう」というテーマで実施。


自己分析のフレームワーク「Will Can Must」をアレンジしたワークシートを活用し、同級生とシェアしながら新しい自分を発見することにチャレンジする時間となりました。


「自分がやっていて嬉しいことが人の役にも立つ」ということは、幸せにはたらくためにとても大切な考え方の一つですが、いざ自分のCan-できること・得意なこと-を出そうとしても、ついつい「できていないこと」に目を向けがちです。


しかし、クラスメイトなど「他者」から

「あの時にとても楽しそうだったよね」

●●の時、すぐ気が付けていたよね」

「みんなを笑わせるのが得意だよね」

など率直なフィードバックをもらうことで、
他者から見た自分について考えてみるきっかけになることがあります。

次年度以降の地域活動の中で、様々な役割や、やりがいの可能性が広がるタネになってくれるといいなと思います。

(文責:福島)

オンライン・ライフプラン発表会をサポートさせていただきました

 



小林市立須木中学校3年生のオンライン・ライフプラン発表会で、コーディネーターの稲田と福島がゲストティーチャーとして対話を促すファシリテーターをさせていただきました。

こすもす科「夢をつかもう!」の単元の中で、それぞれが今現在で考えているキャリアプランに、グループの生徒たちからの質問や意見を交えてブラッシュアップしていきます。

小林市教育委員会訪問もあり、20名以上の大人に囲まれての発表の中、生徒たちはイキイキと表現をしていました。

これから進路選択の準備が本格化してくる時期。自分を見つめ直すことで、より自分を知り、様々な選択に向けてのサポートとなれば幸いです。

(文責:福島)


南郷中学校のプロジェクト型学習でサポートを行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業のサポートを行いました。

南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。優秀作は南郷プリンスホテル様で実際に活用されます。

前回に引き続き、今回もパソコンを使っての制作作業。少しずつ作業にも慣れてきて、レイアウトや色味、アニメーションなどこだわって作りこむ様子が見られました。
最終的にどんなリーフレットや動画になるのか、とても楽しみです。


(文責:羽田野)

西都市立三財中学校で、オンライン職業講話を実施しました







西都市立三財中学校にて、オンライン職業人インタビューが実施され、企画・実施サポート、事後のフィードバックを福島が担当しました。


オンラインの場合、地域の大人の働く現場に触れるという点では限界がありますが、メリットも様々あることを関係する全員で共有ができ、また、今後のキャリア教育の広がりや可能性を探ることのできた1日になりました。


これを一つのきっかけに、今後県内で検討したい学校へのサポートもできればと思います。

<生徒たちからの感想一例>

・職業人から若者への一言が、10年、20年後に若者に言えるように、僕も頑張りたいです。

・心の中に残っている言葉が2つあります。1つ目は、「大人がこうやっていっているからこうしよう」ではなくて「大人はこうやっていっているけど、私はこうしよう」と言う言葉です。大人が言うことは全て正解と思わずに、自分で考えて行動していこうと思いました。

・自分の中での失敗ということに対して悪いイメージだったけど、今日の話を聞いてチャレンジしているから失敗するといって、良いイメージのことを聞けて、自分の考えが広がったのでよかった。

・今回お話をしていただいた人達のように「上手くいかない時こそ成長できる!」とポジティブに生活していきたいです。

・仕事での達成感については、私なりに回答をまとめると、相手がいるから達成感が生まれるのだなぁと思いました。確かに感謝された時や教え子が選手になった時など、結局皆さん同じことで達成感を感じているんだと感じました。


<職業人からの感想一例>

・話すことで自分にとっての再確認にもなりましたし、他の方の意見を聞いて自分でも気づく部分があった。

・子どもたちの気持ちを育てる、異議のある時間。

・学生さんに少しでも、お役に立ちたいと同時に自分の為にも、異業種の方々とのお話しが聴けて、勉強になりました。

・とても良い授業だと感じましたので、ぜひ協力したいと思っています。

・お話しさせてもらうことができて、とても楽しかったです。話す側も自分の仕事に誇りが持てるように感じたので、園の職員にも話して欲しいなぁと思いました。


(文責:福島)

妻高校の探究活動「さいと学」でプレゼン講座を行いました

本日はコーディネーターの羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にてプレゼンテーション講座を行いました。11月に最終発表会が予定されており、そこに向けて発表の準備をする段階になります。
また、コーディネーターの福島も引き続きメンターとして参加し、生徒たちの活動をサポートしました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

講座ではメッセージを絞り、内容を付せんに書き出し、順番を並べ替え、という手順をワークをしながら一緒に進めていきました。

(文責:羽田野)

南郷中学校のプロジェクト型学習でサポートを行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業のサポートを行いました。
南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
優秀作は南郷プリンスホテル様で実際に活用されます。

7月から企画を考え、情報を集め、今回はいよいよパソコンを使っての制作作業。
PPTソフトを使って動画もリーフレットも制作をしていきます。

パソコン作業自体に慣れていないため、キーボード入力に時間がかかったり、操作方法に戸惑ったりという場面もありましたが、フォントや色味にこだわり、少しずつ形になっていく様子が見られました。(文責:羽田野)

都城泉ケ丘高校2年生への「職業講話」を実施しました

都城泉ケ丘高校では1、2年生を対象にした「職業講座」が行われました。
今年はコロナ禍で開催が一時危ぶまれていましたが、無事実施できたことを生徒たちも先生方も大変喜んでおられました。

講座に先立ち、2年生(260名)を対象に全体講演を、トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか -激変する時代にこれから求められる人財」と題して行いました。
<君たちが漕ぎ出す社会は可能性に満ちている>
<世の中には多様な働く姿がある>
<自分にとって幸せとは何か?を考えることが大事> という話をしました。
講演後に本質を突いた質問がいくつも出され、講師の私にとっても刺激的な対話 の場になりました。

このあと、1,2年生を対象に「職業講座」が行われ、17名のOBや地域の 方々が講師として来校されお話をされました。弁護士、旅行業、メディア、製造業、銀行、医師、看護師、臨床心理士、航空大学校、小学校教師、特別支援学校教師、県・市職員など多様な職業の方々から、生徒たちは2人ずつを選んで、入れ替わって詳しく話を聞きました。

(文責:水永)

西都市立三財中学校でのオンライン職業講話に備えた練習会を行いました

本日は、10月16日に予定している「オンライン職業人インタビュー」に備え、西都市立三財中学校の3年生の生徒19名と先生方3名でオンラインで練習会を行い、コーディネーターの福島がファシリテーターをつとめました。

 

まず最初に、クイズ形式でZoomの使い方をお伝え。
ミュート機能や、画面のON/OFF切り替え、チャット機能について、アイコンを頼りに、チームメンバーや、他のチームと助け合いながらボタンを探しました。

声を出したりジェスチャーで伝えることがとても上手な三財中3年生のみんな。オンラインだからこそ、対面している時よりもとても大事なことなので、本番でも同じように対応できると、インタビューをされる職業人の方も話しやすくなるだろうと思いました。

次に、チームごとにブレイクアウトルームを作り、そこにお一人ずつ先生に入っていただいて、インタビューの練習を実施。実施後の振り返りでは、生徒や先生からこのようなコメントがありました。

<生徒から>
・リモートだと、遅れて聞こえてきたりして焦ってしまった。
 落ち着いて質問できるように備えたい。
・ちょっと緊張した。
・相手の(今回は先生の)意外な一面を聞くことができて
 楽しいと感じた。

<先生から>
・たくさん質問できたことが、素晴らしかった。
・リアクションをしっかり取れていたところが素晴らしかった。
・質問する前に「質問していいですか?」や終わった後に
 「ありがとうございました」と伝えられていた。

改善のポイント:
・1つの質問について回答をもらったら、そこから深掘りしていくのもいい。
・その人が仕事に就くまでの道のりや、必要な資格、
 どうやって取得するのかという質問があると、より仕事について
 理解が深まるのでは。

3名の先生から、励ましと改善点としてのアドバイスがありました。

本番は10月16日。インタビューには、県内外の様々な職業の方が関わってくださる予定です。(
文責:福島

妻高校にて探究活動「さいと学」のメンターを務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にメンターとして参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

新型コロナの影響を受けながらも何とか6月からグループでの活動を始め、いよいよ大詰め。
自分たちが考えた施策を具体的に実行に移すため、地域の方々に話を聞きに行ったり、協力のお願いをしたりという活動が進んでいます。
メンターの方に教えてもらいながら初めての企画書作りに取り組む様子も見られました。
(文責:羽田野)

延岡星雲高校の総合的な探究で、社会人メンターによる指導開始

本日、延岡星雲高校フロンティア科1年生(40名)の総合的な探究の時間(「フロンティア学」)で、社会人メンターによる指導がスタートしました。
トータルコーディネーター(兼延岡市キャリア教育支援センター長)の水永がサポートさせていただき、メンターと先生方との事前打合せも行いました。

昨年までは2年生でメンター指導を行ってきましたが、「探究学習」を実りあるものにするためには、もっと早くから取り組んだ方がいいということで、今年から初めて1年生に、メンターによる指導を導入したものです。

企業と行政から4名の方々にメンターとして来校いただきました。先生の方から「介護福祉」「観光」「環境」「安全」という4つのジャンルが示され、それぞれについて具体的な「課題テーマ」を2つずつ、メンターの方々に提示いただきました。生徒たちは、この課題テーマに取組みを開始しました。

これから来年3月までの半年間で12回の授業が予定されていますが、この内毎月1回程度(合計で5回)メンター指導日を設けて、来校いただきアドバイス指導を受ける予定です。

 
(文責:水永)

延岡商業高校1年生に職業講話を行いました

延岡商業高校1年生(3クラス、90名)に、トータルコーディネーターの水永が職業講話を行いました。

延岡商業高校では、全学年で取組む「桜マーケット」(延岡駅前周辺店舗にての販売実習)を、毎年12月に行っています。1年生は、卒業生や協賛企業の方々と共に販売実習を行う予定です。
それに備えて、「働くということ」「商売とは何か」「企業の実態」などについて学ぶ一環として講話が企画されました。

1年生の2クラス(60名)については既に、7月8日(水)にリモートでのオンライン講話を行っています。今回は残りの3クラスの生徒たちを対象に行われました。

講話は「君たちはどう生きるか -君たちの未来は可能性に満ちている」と題して行いました。「自分にとって幸せとは何か」を考えること。「未来は可能性に満ちた時代であること」そして、「何のために働くのか、多様な働き方があること」を語りました。最後に「失敗や挫折を恐れずに挑戦してほしい」と生徒の皆さんに心からのメッセージを送りました。

(文責:水永)

延岡市立旭中学校1年生が、農漁業の魅力を発表

旭中学校1年生(2クラス、67名)が、「第一次産業から再発見 延岡の魅力」について発表会を実施しました。 

1学期に、延岡市内の農業と漁業の現場をバスで訪問する予定でしたが、コロナ禍で訪問できなくなったため、ビデオメッセージを作成して欲しいとの依頼がありました。
そこで、トータルコーディネーター(兼延岡市キャリア教育支援センター長)の水永の方で、サポートさせていただき、農業者2名、漁業者2名のビデオメッセージを作成しました。

その4名のビデオメッセージ(各人7分)を、6月5日(金)に1年生全員でクラス毎に視聴し、その後6月から9月までの4ケ月間にわたって、延べ8回の調べ学習や社会人講話等が行われました。その間、個人毎に課題を設定し「調べてわかったこと」「皆に伝えたいこと」「感想」などをまとめました。

発表会には、ビデオメッセージを寄せていただいた田口さん(果樹園)、中西さ
ん(ひむか本鯖養殖)のお二人が来校され、発表を聞いた後に、生徒たちの質問に
答えながら、対話が行われました。
生徒たちはビデオに登場されたご本人が教室に
来られるというワクワク感と、調べ学習を通じて得られた気付きや疑問を直接本人に聞いてみたいという期待で、「興味津々」の様子でした。

1時限目の発表会の後行われた2時限目の質疑応答と対話の時間は、圧巻でした。
35分の時間があっという間で、次々に質問が出され、様々な角度からの質問や意
見で実りある対話となりました。この4ケ月間の先生方のご指導のもとで、生徒たちの主体性が引き出されたのだと思います。
このように、つながりのあるキャリア教育を行うことによって、間違いなく子供たちの「主体性」が引き出されるのだということを実感する機会となりました。

  
(文責:水永)

高鍋高校・探究科学科報告会に、伴走者として出席いたしました

本日午後、県立高鍋高校にて、探究科学科1年生の「探究I」報告会が開催され、コーディネーターの福島が伴走者として出席しました。

探究科学科は、昨年度より普通科探究科学コースから変更され、従来の教育活動に加えて、探究心の育成を目的とした学科です。「協働的・批判的・創造的思考力」を備えた人材の育成を目指し、学校設定科目として「探究I」を開講しています。

本年度1学期をとおしてフィールドワーク演習Iでまちづくり学習を実施。
期間中は、課題を見つける、深掘りする、仮説を立てて、実際に高鍋町内を歩く、発見したことを共有するなど地域を題材とした課題解決型学習を進めてきました。

また、高鍋町に本店を構える株式会社日向利久庵の弓削社長にもご講演いただいたり、一般社団法人Global Academy 岡本代表からの中間フィードバックありという、大きな支援の下、1グループ4名に分かれ、観光や、文化財、商店街の利活用の課題、安心安全な町について歩行者の交通安全の視点で検証したチームなど計6チームが発表を行いました。

探究コースが始まった時から関わらせていただいており、当初と比べると、生徒たちの成長・変貌をとても感じました。2学期、そして2年生でも熱量高く取り組んでほしいと思います。

(文責:福島)

延岡市立岡富中学校2年生が社会体験バスツアーを実施

9月18日(金)に岡富中学校2年生(84名)が、社会体験学習として職場訪問バスツアーを実施しました。
トータルコーディネーターの水永が、延岡市の有志で活動している「産業観光研究会」のメンバーと一緒に支援しました。

生徒たちは3グループに分かれて、大型バスに分乗して、2社ずつを訪問しました。
訪問先は、岸上蒲鉾冷蔵株式会社、有限会社亀山工業、株式会社中園工業所、株式会社田口ファミリーファーム(果樹園)でした。

訪問先では、責任者の説明・現場見学を行いましたが、生徒からはたくさんの質問が出されて活発な対話が生まれていました。
生徒たちはこの様子をタブレットで写真撮影し、3学期に行われる予定の「働く姿 写真コンテスト」に向けてさらに学びを深めていくことになります。

  
(文責:水永)

妻高校にて探究活動「さいと学」のメンターを務めました

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」にメンターとして参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

写真は終了後のメンターの振り返りの様子。各グループの進捗を共有し、メンターとして関わる上での課題や疑問点について意見交換をしました。

(文責:羽田野)

川南町国光原中学校で、キャリア教育プログラムの支援活動を行いました

今日は、コーディネーターの福島がサポーターとして関わっている児湯郡川南町の国光原中学校で、1年生の調べ学習の中のプログラム「共創的コミュニケーション 体験して使ってみよう」が実施されました。

12月の発表までに、地域の方と関わり進めていくことを計画されている中、地域の方から様々な角度で深くヒアリングするスキルを身につけることを目指しています。

まずは2人でペアになり、「否定」「肯定」のワークを実施しました。
一人が「〜しよう」と声をかけ、もう一人が「やだ」「いいね」を返し続けます。「やだ」と言われ続けた時、言い続ける時の気持ち、そして「いいね」と言われ続けた時、言い続けた時の気持ちに目を向け、覚えておいてもらいました。

次に、「Yes, And」のワークを実施し、一人が「〜しよう」と声をかけたら、もう一人には「いいね。じゃぁ、〜しよう」とさらに提案を乗せてもらいます。

それぞれのワークをやってみて、どんな風に展開して行ったか、どんな気持ちだったかを共有する時間をとりました。

・やだ、っていうときは申し訳なくなった。
・やだ、と言われ続けるのは苦しくて途中で言えなくなった。
・いいね、と言われると受け入れられていると感じた。
・いいね、の後に提案が出てくると、さらにアイディアが発展すると感じた。といった感想が出てきました。

最後に、「間違ってもいい」を体感できるワークも実施し、生徒たちも大変盛り上がりました。

同校には、コミュニケーションのワークのため、フェイスシールドのご準備もいただきました。おかげさまで安心してワークも楽しんでいただけました。

講話の様子
(文責:福島)

日南高校の探究活動の研究発表会に審査員として参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が、日南高校の探究活動「未来戦略課」の研究発表会に審査員として参加しました。

日南高校の「未来戦略課」は日南市のまちの課題について研究し、グループごとにテーマを設定して解決策を政策として提案します。
1年生の11月頃~2年生の7月にかけて行われているもので、最終発表会を経て選ばれた5グループが今回の研究発表会に臨みました。
今回の審査員には、日南市長、日南市教育長も参加し、最も優秀な発表に「市長賞」が贈られました。

また、例年は大きな会場での実施なのですが、新型コロナの影響を受けて教室を会場に、いるのは審査員と一部の先生、あとは発表の生徒さんたちが入れ替わり立ち代わり。これから活動を控える1年生たちは同時配信している動画を各教室で見る、という形でした。

(文責:羽田野)

延岡高校「課題解決型学習」メンターとの第一回会合が実施されました

今日は、トータルコーディネーターの水永が支援をしている延岡高校の「課題解決型学習」にて、メンターとの第一回会合が実施されました。

延岡高校では、MS(メディカルサイエンス)科ならびに普通科で、今年4月からSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)の認定を受け、取組みが始まっています。
MS科1年生(80名)では、1学期での学びを基に、2学期から本格的に「課題解決型学習」に取組むことになりました。
そして、先生方の指導に加えて、社会人メンターにも継続的に関わっていただくことで、実践的な深い学びをめざしていきます。
当センターでは、メンターの人選や依頼などについて支援させていただきました。

9月14日(月)5時限に、メンター(地元企業の若手研究者・ベテラン技術者5名)から「課題テーマ」が提起されました。
生徒たちは、この中から希望するテーマを選び、来年3月まで、折々にメンターの指導を得ながら学びを深めます。

テーマは自然科学に関するもので次の通りです。
 1.延岡の川の水を使って美味しい飲み水を作る。
 2.ジャガイモ・フルーツ電池を用いたLEDライトの作成
 3.人工臓器用高強度ハイドロゲルの開発
 4.バークペレット(バイオマス燃料)の発熱量向上
 5.新型コロナウイルス感染症の流行を数理モデルにより解析し、対策を提案する

(文責:水永)

にちなん起業体験プログラムの第四回を開催しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の第四回のプログラムが実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラムです。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、商品を準備してオンラインショップを経営します。
第四回となる今回は、オンラインショップで扱う商品をショッピングセンターサピアで試験的に販売するテスト販売会を行いました。

参加者は学校等を通じて知り、申込みをしてくれた中高生14名。3グループに分かれ、それぞれに商品を企画し、販売を行います。
第一回~第三回を通じて、以下の3つのショップができました。
苔テラリウム制作キットを販売する「Mosstore(もすとあ)」
気軽におそろいを楽しめるをコンセプトにしたTシャツを販売する「AM’」
主婦をターゲットに親子の会話のきっかけとなるようなTシャツやトートバックを販売する「ChouChou(シュシュ)」

今回のテスト販売の結果を踏まえ、10月1日よりオンラインショップBASEにて本格的な販売を開始します。
プログラムの詳細はこちら


(文責:羽田野)

南郷中学校のプロジェクト型学習にて特別授業を行いました!

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立南郷中学校でキャリア教育の授業を行いました。
南郷中学校では、中止になった職場体験に代わって2年生全生徒を対象に「プロジェクト型仕事体験」を行っています。
取り組むプロジェクトは、日南市に宿泊する観光客に向けて、日南市の魅力をPRする動画もしくはリーフレットを制作する、というもの。
近くにある南郷プリンスホテル様のご協力により、制作したものの中で優秀なものは、ホテルのロビーで放映&配布をしていただけることになっています。

今回はこのプログラムの一環で、映像制作などを手掛けるメディアクリエイトクリエイトあんばらんすの三輪洋平さんと、WEBデザインやライター、カメラマンなど様々な制作を行う企画制作はるうた商店のよしだなほさんにお越しいただき、特別授業をしていただきました。

まず5時間目はメディア制作のプロであるお二人から「伝える」仕事をする際に大事にしていることや良いものを作るために取り組んでいることなどのレクチャー。私がインタビュアーとなってお二人に質問をする形で進めました。
6時間目は、リーフレットを制作するグループと、動画を制作するグループに分かれ、それぞれ制作する上での具体的な手順や注意点を学びました。

このプログラムでは、全体の授業デザインからワークシートの作成、協力企業である南郷プリンスホテル様の紹介や今回の講師の調整など、あらゆる面でコーディネーターとしてお手伝いをさせていただいています。
(文責:羽田野)

三郷町3校の修学旅行の事前学習に動画で参加しました

今日はコーディネーターの羽田野が、三郷町の3つの中学校(美郷南学園、美郷北学園、西郷中学校)が合同で行う修学旅行の事前学習会に動画で参加をしました。

新型コロナウィルスの影響で修学旅行先が県内になったことを受け、新しい修学旅行の形を模索されている三郷町の中学校。日南市に行ってまちづくりの事例を学ぶ予定とのことで、日南市にどんな取り組みがあり、どんな特徴があるのか、今回はキャリア教育のコーディネーターというより、日南を選んだ移住者の一人としてお話をさせていただきました。

本来であれば現地でお話したかったのですが、どうしても都合がつかず、事前に動画を撮影して流していただく形での講話となりました。


(文責:羽田野)

東郷中学校の3年生によのなか先生の授業を行いました

今日はコーディネーターの羽田野が日南市立東郷中学校の3年生にキャリア教育の授業を行いました。
日南で活躍されている4名の社会人の方をよのなか先生としてお招きし、「人生の転機」をテーマにパネルディスカッション。コーディネーターは企画&進行役です。

お越しいただいたのは、児童発達支援に取り組むNPO法人HappyCrayonの事務局長であり、障がいを持つ人の働く場としてconys caféを昨年立ち上げられた齋藤美奈子さん、日南市役所の健康福祉部長寿課で行政の立場から医療福祉を支える中田歩さん、永野建設株式会社代表取締役の永野伸弥さん、いちごがり写真館「くらうんふぁーむ」の運営を始め、農業や地域づくり、大道芸人と幅広く活動されている渡邉泰典さんの4名。

5時間目にパネルディスカッションを聞いた後、6時間目はさらに話を聞きたい人を囲んでの質疑応答。20分×2ターンでじっくりお話を聞きました。

・同じ質問に対して、4人それぞれの考えがあっておもしろかった。
・今の自分と違った考え方ばかりで、そのときにできた目標に向かって努力していることが参考になりました。
・夢のとおりにいかなくてもどう考えていくかが大切で、悩みすぎないことも大切だと思った。
・AI等が発達・普及してきても人にしかできない仕事がある。と言われて納得した
・どこで働いているかではなくてどうやって働いていくのかが大事なんだと思いました。
など様々な感想が聞かれました。

多様なゲストの方それぞれのお仕事に至った経緯ややりがいなどを伺うことで、進路への向き合い方や仕事の捉え方について考える機会になったのでは、と思います。


(文責:羽田野)

妻高校の探究活動「さいと学」へ行ってきました!

本日はコーディネーターの福島、羽田野が県立妻高校の総合的な探究の学習「さいと学」に参加をしてきました。

「さいと学」とは、妻高校独自の課題解決型学習で、2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心の基づいて課題を設定し、解決策を実行に移すまでを行っていきます。
各グループには、地域の大人や大学生がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。

私たちもメンターの一人として担当する班へのアドバイスを行う他、学校のご要望に応じて全体向けのワークショップを実施したり、ワークシートの作成をしたり、「さいと学」自体が教育目標を達成できるものになるよう、お手伝いをしています。

  
(文責:羽田野)