学校の様子
「奉仕作業に親子同伴」の意味を知る
1・3・5年生、保護者と児童による、奉仕作業。
実に、4年ぶりになります。
早朝から、たくさんの方に集まっていただきました。
「今日は、運動会に向けて、グランドの草取りをお願いします。」
運動場は、暑く長い夏休みに、草もぼうぼうとなり。
大変な状況に。
明道っ子保護者パワーで、ガッツです!
作業効率を考えたら、保護者の方のみの方が作業は進みます。
でも、保護者と児童で奉仕作業をすることは。
いろんな意味があるのだと、
皆さんのお姿を見ていて思いました。
子どもの一生懸命な作業風景を保護者が見ること。
保護者の頑張る姿を子どもが見ること。
兄弟姉妹が力を合わせる姿を保護者が見ること。
この明道小の奉仕作業には、いろんな、思いが込められているのです。
小1時間の作業でしたが。
みんな、黙々と作業を行なってくださり。
グランドからは、大方の草が無くなりました。
作業終了の宣言により、お帰りになるご家族のお姿に。
清々しい風を感じました。
皆さん、本当に、
ありがとうございました。
最後は、有志のお父さんに、コンテナをトラックで引いていただき。
まあ、なんてことでしょう!
きれいなトラックが姿を現しました。
ご協力いただいた皆様、子供達。
before
after
・・・ありがとうございました。
さあ、運動会に向けてGO!٩( ᐛ )و
by 校長
子どもが主役の「わさび授業」(実況1)
都城市内で話題になっている。
「子どもが主役となる授業」
そのためには。
「わ:先生脇役」
「さ:先を読む」
「び:微細な変化に気づく」
そんな授業を実現していく必要がある。
最近、「明道小5・6年生の授業」が随所で話題になっています。
今後の展開が予想できない社会に生きる子どもたちは
「身につけた知識だけでは、解決できない回答」を。
自ら、考え、発見し、解決していかなくてはなりません。
そのためには、どんな授業が大切になるのか。
これから、5年生が答えを示します。
ある学校の校長先生、授業参観に来られました。
みんな、何となく、緊張気味。
校長「心配ないよ、いつもの君たちを見せてあげなさい!」
明道っ子「はーい!」・・・少し元気になってくれました。
さあ、担任先生、頼みますよ!
「子どもが主役の授業」スタートです!
担任先生、さらっと板書。
子どもは、指示なく、決まりごと(ノート写)に反応します。
机の上には、約束事の鉛筆2本と赤青ボールペン、消しゴム、定規。
学習の約束事をきちんと守ることが、お勉強の基本ですね。
担任先生。「今日はね。カード取りゲームをしましょう。」
子どもたち・・・???
担任、早速、歩き回ります。
「ここに貼られたカードを、二人で取り合うのです。」
取ったカードが多い方が、勝ちです。
「先生、それ、簡単です。」
「そうかな・・・・・」
子どもたち、担任の挑戦に、すでに、いろいろ、考えているようです。
でも、ここは、じっと我慢。
じっくり、個人思考する時間です。
担任、子どもを焦らします。
子どもは、内心、「早くやってみたいよ!」と、意欲を高めます。
担任「このカード。実は、仲間分けができます。」
子ども「2で割れる数」と「3で割れる数」に分けられます。
担任「そうだね・・・。」
まあ、やってみましょう。
ある子どもさん、指名を受けます。
やった!
ジャンケン!ポン!
さあ、取るよ!
負けませんよ!
全員が注目する中、試合が進みます。
5枚対6枚。
・・・あら、先生が勝っちゃった。
次の人、誰か?・・・はい!はい!
先生、わたし、先に取りたいです。
どうぞ。
試合が進みました。
参観する子どもたち、ぼちぼち、囁き始めました。
「あのさ、このカード・・。こうじゃない?」
あ、先生。また、勝っちゃった!
はは・・・・。
何か、意見がある人、いますか?
さっきから、ウズウズしていた子どもたち、発言を求めます。
男子が、指名を受けました。
さあ、指定席で、説明を始めます。
が・・・我慢できない子どもたち、友達と回答を協議し始めました。
「2で割れるカードとさ、3で割れるカードとさ。」
「両方割れるカードとさ・・・・。」
なるほど・・・。教室ざわつき始めました。
男の子、主役席に到着。
ビデオ撮影の校長先生。
子どもたちが、主体的に動き始めた姿に、熱い視線を投げています。
さあ、やってみましょう。
30、12、24・・・。
この子どもさん。
気づいているようです。
子どもさん、発言します。
「つまり、2で割れる数と・・・」
担任「ストップ!」
回答を見つけた子どもさんに。
決して、最後まで、回答を言わせないのが、この担任先生の憎いところです。
主役は、たいてい、途中交代となります。
子どもさん、微笑みながら、次の選手に主役の座を譲ります。
担任「次にどのカードを取れば勝てるのか、分かる人?」
担任は、子どもの微細な変化を確認します。「はい!」
分からない人も多いようですね。
では、今日の学習のめあては、何にしますか?
子どもたちは、声を揃えて、今日の目当てを発言します。
「カードゲームで勝とう!」「カードゲームで勝つ方法を見つけよう」
担任は、最も中庸な言葉を板書します。
ここまでのステップで。
子どもは、自ら課題に気づき。
課題を解決する意欲に満ち。
すでに、ワクワクして、回答を得る瞬間を楽しみに待つのです。
さあ、いよいよ、全員が主役になる、
待ちに待った瞬間がやってきました!
担任が、先を読んだレールの上を子どもたちは走り始めます。
担任「カードを配るから、ゲーム、やってみましょう。」
子どもさん「わーい!」「負けないよ!」
子どもたち、素早く、ゲーム体制へ。
このステップで、誰とがいいとか、誰とは嫌だとか、そんなムードは微塵もありません。
誰とでも仲良くできる学級を作ることから、この学習は成立しているのです。
「良いお勉強は、学級経営から」と言われる所以です。
さあ、いよいよ、随所で、カードゲームが始まりますよ。
もう、多くの子どもたちは、ある「仮定(回答)」を自分の中に持っています。
まだ、全く持っていない子も多くいます。
そんな、まだ、不揃いの学習状況の子どもたちが。
協働的な学びをする中で、「子どもが主役」の活動の中で、
自ら「回答」を見つけていくのです。
その様子を、ご覧ください。
24から、取りますか。
ふむふむ。
この2人の対決に注目してみましょう。
担任は、笑顔で、見守ります。
どれどれ。
なるほど。
もう、二人は、気づいていますね。
先行の男子君、勝利!
各集団で、協働的な学びが、進められています。
女子、勝利!
説明が始まります。
私が、このカードを取ったから。
こうなって。
つまり、キーカードは、この15だよね。
熱い協議が繰り広げられています。
皆、かなりデッドヒートして、勝利の方程式を見つけ出そうと躍起になっています。
各所で。
微細な変化が起き続けているのです。
この微細な変化の瞬間が、最も、子どもたちの学び、喜び、成長が大きくなる瞬間です。
勝利の方程式に辿り着く者が増えてきました。
なるほどね。
なるほどね。
今、子どもたちは、とっても「カオス」な瞬間に立っています。
さあ、教師の出番です。
「さあ、そろそろ、話し合いを始めようか。」
「答えを説明できる人!」
「はーい!」
ほ、ほー、ここまで増えていましたか。
このクラスの特徴は、ともかく、「主体的に語る」子どもたちが育っていること。
「間違えたって、怖くない」
「なぜなら、誰かが助けてくれるで!」
そんな、学習に最適な仲間意識が育っているのです。
間違いを恐れず、みんな、発表に挑むよう、育てられているのです。
ただし、校長は、分かります。
手をピンと挙げている子どもさんと、
手を半分ほど挙げている子どもさんの。
自信の違いが。
これに気づくことが、「微細な変化に気づく」ということなのです。
担任、指名します。
あなたと、あなたで、やってみてください。
わーい!
ジャンケン!
ゲーム、スタート!
これは、熱い戦いになりますね。
一瞬の気の迷いで、勝負は、逆転します。
熱い戦いです。さあ!
ところで、今。
担任先生はどこにいるでしょうか?
担任は、脇役に徹します。
・・・ここにいます。
担任、ここで、試合を止めます。
「さあ、次に何を取ったら良いのでしょう?」
子どもさん、素早く、反応します。
さあ、ゲームの行方は、クラスみんなの知恵に任され始めましたよ。
担任「つまり、どうまとめれば、この試合に勝てるのでしょうか?」
一斉に、子どもたち、反応します。
協働学習がクラス全体に広がり始めた瞬間です。
みんなで、カードを進めます。
さあ、ゴール。
息を呑む展開の中、勝敗がつきました。
何をどう取れば(取らなければ)ゲームに勝てるのか。
担任「もう1組、ゲームに挑んでみましょうか」
希望者、多数。
ゲーム開始!ジャンケン!
なるほど。
ある特徴が、顕著になり、カードゲーム終了です。
さあ、ここからが正念場。
担任の立ち位置が変わります。
担任「さあ、このゲーム、どうすれば勝てるのか、説明してもらいましょうか」
一気にエネルギーが弾けます。
主体的、対話的で、深い学びが始まる瞬間です。
キーワードは、この5枚のカードだと思います。
担任「はい、そこまで。」
担任「この友達は、次に何を言うつもりなのでしょうか?」
ゴール前に、主役交代です。
一人の子どもに、
全回答をさせないことは、
大切な学習原則です。
このカードは、2でも3でも割れますよね。
担任「ストップ!」
今、友達が言ったこと、みんなで、ささやいてください。
「2でも3でも割れる」
なるほどね。
ここまで、分かりましたか?
「はい!」
「先生、まとめます!」
子どもたちから主体的に発言が始まります。
子どもたちの発言は、机の前では行われません。
主役ポジション(黒板前)が、子どもたちの活躍の場なのです。
そして、主役ポジションの子どもは、学級全体と協働学習を進めるのです。
担任は、脇役に徹します。
「2でも、3でも割れるカードを先に取らなくてはならないのです」
担任「今、話してくれたことをもう一度言える人?」
「はーい!」
この瞬間。
子どもたちに
「分からないことが、分かる」
微細な化学変化が生じ続けているのです。
「皆さん、カードを取っていきますよ。」
「2でも3でも割れるカードを先に取ります。」
「これが勝つ方法です。」
皆さん、どのカードか、分かりますか?
30、24、そして・・・。
こうです。
先にこのカードを取った方が勝ちになります。
ヒーロー、胸を張って。
自席へ戻ります。みんな、大きな拍手で迎えます。
担任「さあ、みんな、カードゲームに勝つ方法、分かりましたか」
はーい!
さあ、ここからが、協働的な学びの真骨頂。
友達の学びを自分の学びにしていきます。
誰一人取り残さない学習の始まり、始まり。
担任「さあ、お友達と、
カードゲームに勝つ方法を説明し合って
ください。」
さあ、最も騒がしい時間が始まりました。
皆、自席で「協働的な理解の確認」が始まりました。
まず、2でも3でも割れるカードから取る。これが大切。
身を乗り出して、友達に理解してもらおうと、懸命です。
全員が、自分の強い意志で、めあての回答を仕上げていく瞬間です。
この5枚のカードがキーワード。
全く何も知らなかった子どもたちが。
30分後には、全員が、主体的な学びを通して、同じまとめを行っている。
先生が教えた訳じゃない。
友達との協働的な学びにより、主体的に、自ら近づく。
気持ちがいいくらい、みな、まとめを語りあっていますよ。
この授業。
見ている者も、実に気持ちが良いものです。
さあ、前半部の授業展開。
以上です。
カードゲームに勝とう!という具体的なめあての解決に向けて。
子どもが主役の授業が展開されました。
わ:教師は脇役に徹しました。
さ:教師は先を読んだ授業展開を仕組み子どもたちを回答に導きました。
び:教師は常に微細な子どもの反応・変化に気づき授業にその感動を取り込んでいました。
しかし。
この授業、実は、さらに、具体から理論に展開していったのです。
この後の展開は、校長の想像を超えていました。
記事が長くなりましたので。
パート2でお話しします。
ああ、ここまで長いと。
流石に、「まとめも疲れ」ました。
しかし、長文を、ここまで、読んでいただいた、貴方様に、心より、感謝です。
明道っ子、こんなに頑張っているのです!
by 校長
GTの皆さんがおっしゃる言葉
GT:外部指導者、またの名をゲストティーチャー。
明道では、機会があれば、専門的な知識や指導力のある方を、外部指導者としてお招きしています。
さあ、今日は、プレバトで有名な、「短歌指導」をお願いしましたよ。
今日のGTは、「しきなみ短歌の会」の皆様です。
しきなみ短歌の会の皆さんは、子どもとの触れ合いが大好き!
楽しそうに、打ち合わせを行っておられます。
5年生の指導者、専門家4名!
6年生の指導者、専門家4名!
皆さん、短歌指導の免許皆伝の専門家です。
まずは、短歌とは何か、というお話や。
短歌の構造についてのお話。
そして、しきなみ短歌の会の皆様の指導の特徴である。
歌を歌いながら、短歌に親しませる、という手法を紹介いただきました。
もしもし、かめよ、かめさんよ~の音程で歌ってみましょう!
なぜなら、もしもしかめよ、かめさんよ ♪ の歌詞は。
「57577」で、できているのです。
・・・なるほど~。♪
さあ、次は、グループで一首を書き上げる、協働学習です。
先生方の個別指導もナイスサポートです。
みんな、楽しく、短歌を仕上げていきました。
次々に、グループ作品が仕上がります。
グループで作り上げたとは思えない、まとまり感です。
さあ、最後は、個別に自分の作品に挑みます。
友達と相談したり。
作品を鑑賞し合ったり。
先生方の優しいサポートの下、作業が進みます。
先生方、ご指導、ありがとうございました。
短歌学習、とっても、楽しかったです。
出来上がった作品、しきなみ短歌コンクールに応募します。
さあ、今年は、入選者が出るか、楽しみにしています。
明道っ子、とても大切な学びをいただきました。
GTから、たくさんのことを教えていただきました。
でも、GTの皆さんがおっしゃる言葉は、
いつも同じです。
「私たちが、
明道っ子から、
素敵な時間を
いただいたのです」
明道っ子との触れ合いの時間は、
GTから見ると
そんな魅力にあふれているのです。
とっても、ありがたい言葉です。
さて、みんな!
・・・めざせ、文部科学大臣賞!
by 校長
職員感激!大人の味覚の授業
明道小は、本年度、「食から始める健康「元気なみやざきっ子」食育推進事業に取り組んでいます。
さて、夏休みのある日、ビッグイベントが開催されました。
なんと、テレビ、マスコミで大活躍の、あこがれの、あの有名な、料理研究家「杉松泰子先生」が、指導者です。
市内の職員先生がサポートでご参加です。
さらには、明治生命様も、「健康チェックコーナー」を開設し、特別参加です。
杉松先生は、料理番組、料理コラムはもちろん、CMにも出場中の有名な料理研究家です。
※ 食べKID宣言(UMK)
味覚の授業の準備は、ばっちり!
さあ、杉松先生の登場です。
先生の味覚の授業は、「先生の体験談、経験談、家族のお話」を交えながらとても滑らかに進められました。
先生の豊富な経験を交えたお話は聞いていても飽きることがありません。
笑いあり、涙あり・・・。
料理の専門家ですから
味覚に関するお話もとても理解しやすくわかりやすいものでした。
食育先生が準備された、試食物を順番に味わって、味覚を確認していきます。
鼻をつまんで、味わってください。
その後、においを嗅ぐと、味がガラッと変わります。
嗅覚は味覚に大きな影響を与えているのですね。
・・・なるほど。
塩の話になりました。
先生は、塩に相当なこだわりをおもちでした。
これは、雪塩。
これは、伯方の塩。
次々に珍しい塩が並んでいきました。
塩の大切さが、とてもよくわかりました。
60分ほどの講義でしたが、先生のお話もとっても印象的で。
大変ためになる、思い出深い時間を過ごすことができました。
・・・味覚の授業後は、「健活プロジェクト」として、明治安田生命さん提供の。
血管年齢、ベジチェック、ヘモグロビンを専用の機械で測定する活動に職員が参加しました。
保健室先生、血管年齢は、いかに?!!
わくわく、どきどき。
ベジチェックはいかに?!
おかげさまで。
職員も、今後は、健康に気を付けた食生活を志すことでしょう。
明治安田生命の皆さん、ご協力、ありがとうございました。
もちろん、杉松先生の食に関するお話は、専門家らしく、とてもすばらしいものでしたが。
そのお話を飾る、周りの、「PTA活動論」「家族論」など、とっても心に残るお話でした。
また、別の機会に、たくさんお話を聞いてみたい、と、思わせるお話でした。
・・・杉松先生、今度は、ブラウン管の中でお会いしましょう。
あっ・・・もう、ブラウン管テレビは、ないですね。
・・・・・「液晶の中でお会いしましょう。」
※杉松先生からは、お名前、お顔の掲載OKの承諾を得て、HPに掲載しています。
by 校長
姫城ブロックの先生が本気で挑む「わさび」授業
姫城中校区の先生方は、仲良しです。
姫城中、南小、明道小の全先生方が、明道小に集まって、勉強会を行ったのです。
まずは、猛暑の中、体育館で、県教委の先生のお話の講話です。
講演の内容は、コンプライアンスです。
交通事故、違反、体罰、パワハラ、セクハラ防止について、みっちり1時間、お勉強でした。
先生方、子どもたち、保護者様の信頼を大切に。
気を引き締めていきましょう!
さて。
次のコマは、
先生が本気で挑む、「わさび授業」への挑戦!
何度もお知らせしています通り。
市教委は、都城市内の学校に、「子どもが主役」の授業の実現を求めています。
そのためには、
「わ:先生が脇役になる」
「さ:先を読みながら授業を行う」
「び:子供の微細な変化に気づく」授業
を行うことが必要だと言われます。
では、どうすれば、小中学校で、「わさび」の授業が実現できるのか。
それを、求める「協議会」が行われました。
先生方、本気モードで協議中です。
ところで。
この、協議には、
現代風の工夫が
取り入れられました。
まず、先生方は。
「わ」「さ」「び」それぞれの授業づくりのポイントを、
カードに手書きで書き出します。
わ:は、黄色枠コーナーに置かれます。
さ:は、緑色枠コーナーに置かれます。
び:は、赤色枠コーナーに置かれます。
まずは、「わ」のカードを先生方にランダムに配ります。
先生方は、順番にカード内容を発表します。
「あ、それ、わたしが書いたカードです」
そのカードの執筆者が、その真意を詳しく説明します。
これは、KJ法という協議手法です。
強制的に発言の機会が回ってきますので、
全員真剣モードで協議が進むのです。
今回の大きな工夫点は。
協議内容を、リアルタイムに、ジャムボードに書き込み、
デジタル画面で意見を整理することでした。
発言が、その場で、pcにま打ち込まれます。
わ、さ、び、毎に、色分けされたカードにまとめられます。
さすが、ICT先進校の姫城ブロックの先生方。
インプットも手慣れたものです。
先生方の視点は、お互いを見合ったり、PCモニターに行ったり。
とても張り詰めた、真剣な意見交換が行われました。
それぞれの机には、グループ分けされた、小中の先生方が入り混じって座っています。
つまり、小中の先生方が、真剣に「わさび授業」の実現に向けて協議したのです。
「小学校ならでは」のカードもあれば、
「中学校ならでは」のカードもありました。
その度、先生方は、
「へえ、なるほど」「そうですね」など、相槌をうって、
お互いの意見を認め合いました。
ほぼ、カードの全ての発表が終わりました。
様々なカードが出されました。
主なカードはデジタル化されました。
意見は、色分けされ、分類されました。
短時間で、実に効率的な協議が行われました。
題して、「みんなで作る姫城スタンダード」
いいですね。みんなで考えたスタンダード。
こんなに素敵なカードになりました。
みんなの力が一つにまとまった瞬間です。
教室に、とても穏やかで、知的な風が流れています。
多くの先生方は、
このジャムボードでの協働作業が効果的である
と指摘しました。
わさび授業に向けて、今後の方向性がまとまりました。
素晴らしい!
どうぞ、先生方。
今日の協議結果をもとに。
2学期からの授業を変えていってください。
時代が求める令和の日本型教育。
主体的、対話的で、深い学びの実現。
そのためには、子どもが主役となる授業を実現すること。
わ:先生が脇役に徹すること。
さ:先を読みながら授業展開すること。
び:微細な変化に気づくこと。
暑い夏休み。
熱い協議により、
生み出された、
わさび授業、具現化のポイント。
先生方。
本当に、お疲れ様でした。
さあ。
姫城ブロック。
わさび授業に向けて、GO!٩( ᐛ )و
by 校長