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2025年11月の記事一覧
11月28日(金) 2年生「おもちゃまつり」に1年生を招待②
昨日に引き続き、「おもちゃまつり」の記事をお届けします。
2年生が生活科の学習で準備を進めてきた「おもちゃまつり」を開催しました。1年生を招待し、自分たちが作った「うごくおもちゃ」で一緒に遊び、交流を深めました。「どうしたら1年生に喜んでもらえるかな?」と考えながら、2年生は3つの楽しいコーナーを企画しました。今日は、3つ目のコーナーを紹介します。
【③空高く「ぴょんカップ」】
◆どんなおもちゃ? 紙コップに好きな絵を描き、片方のコップの口に輪ゴムをかけて、もう一つのコップでゴムごと蓋をします。手を離すと、下のコップがバネの力で勢いよく飛び上がります。
◆楽しかったね! まずは、コップに可愛い絵やかっこいいマークをデザイン。写真のように、2年生が1年生の描いた絵を見て「わあ、上手にできたね。」と笑顔で声をかけています。そして、いよいよジャンプの瞬間!1年生が紙コップを手に持ち、「せーの‼」と手を離すと、「わっ、飛んだ!」とびっくり。高く飛ぶと、みんなで笑い合っていました。
【交流を通して成長】
今回の「おもちゃまつり」は、2年生にとって単におもちゃを作るだけでなく、「相手に教える難しさ」や「一緒に遊ぶ楽しさ」を学ぶ貴重な機会となりました。1年生に寄り添って、丁寧に作り方を教える優しいお兄さん、お姉さんの姿は、とても頼もしかったです。これからも、こうした交流を通して、思いやりの心を育んでいってほしいと思います。1年生のみんな、また一緒に遊ぼうね!
11月27日(木) 2年生の「おもちゃまつり」に1年生を招待①
11月25日(火)に、2年生が生活科の学習で準備を進めてきた「おもちゃまつり」を開催しました。1年生を招待し、自分たちが作った「うごくおもちゃ」で一緒に遊び、交流を深めました。「どうしたら1年生に喜んでもらえるかな?」と考えながら、2年生は3つの楽しいコーナーを企画しました。
【3つの楽しいコーナーを紹介】
2年生が作ったおもちゃは、身近な材料を使った工夫いっぱいのものばかり!
【①磁石で進む「めいろ」】
◆どんなおもちゃ? 紙に描いた迷路の裏から、磁石をつけた割り箸でクリップ付きのキャラクターを動かしてゴールを目指すおもちゃです。
◆楽しかったね! 1年生に優しく迷路の書き方を教えたり、キャラクターの作り方を手伝ったりする2年生の姿が見られました。「ねこのキャラクターの裏にクリップを貼るんだよ。」、「そーっと、裏から磁石で動かしてみて。」と声をかけると、1年生も真剣な表情で挑戦。無事にゴールできた時には、「やったー!」と歓声が上がっていました。
【②飛び出す「パッチンジャンプ」】
◆どんなおもちゃ? 牛乳パックの折り目を利用して切り込みを入れ、輪ゴムをかけることで、床に置くとゴムの力で「パッチン!」と勢いよく飛び上がるカードです。
◆楽しかったね! 2年生が「こうやってゴムをかけるとね、ほら。」と実演すると、1年生から「おー!」という驚きの声が。みんなで一緒にゴムの付け方を確かめながら、完成したカードを床に置いて、勢いよく飛び上がる様子に大喜びでした。「もう一回やってみよう!」と夢中になって遊ぶ姿が印象的でした。
さて、2年生が用意したおもちゃは、まだまだあります!
残りの「ぴょんカップ」と、交流を通して成長した子どもたちの様子は、また明日ご紹介します。お楽しみに!
11月26日(水) 職人技に挑戦!~6年生「ものづくり体験教室」でオリジナルのネームプレートづくり~
【広告美術のプロが教えるカッティング技術】11月20日(木)、5年生の印鑑づくりと同時進行で、6年生は宮崎県職業能力開発協会主催の「ものづくり体験」事業で「ネームプレートづくり(広告美術)」に挑戦しました。この体験は、ものづくりの楽しさや大切さを肌で感じ、理解を深めることを目的に行われます。当日は、広告美術の分野で活躍されている「ものづくりマイスター」の講師3名が来校し、私たちを指導してくださいました。
【緊張の一瞬!カッターナイフで文字を切り出す】
体験はまず、講師の先生方からネームプレートづくりの手順と、カッターナイフの安全な使い方についての説明から始まりました。ネームプレートは、3色のカッティングシートを組み合わせて作る本格的なもの。特に文字や背景の模様を切り出す作業は、集中力と正確さが求められます。
◆線の通りに慎重に
◇子どもたちは、自分の名前などの下絵が描かれたカッティングシートをカッターマットの上に置き、慎重にカッターナイフを動かし始めます。
◇「わあ、まっすぐ切るのが難しい。」、「曲線がガタガタになっちゃう!」
◇普段、あまり使わない道具と細かい作業に苦戦しながらも、ものづくりマイスターの先生方が一人ひとりの席を回り、持ち方や力の入れ方を優しく指導してくださいました。
◆集中力が生み出す美しい文字
◇だんだんとカッターの扱いに慣れてくると、切り出すスピードも上がり、集中して作業を進める様子が見られました。
◇切り抜いたシートを台紙に貼り付ける作業も、シワやズレができないように、ヘラを使って丁寧に空気を抜きながら行います。
【ついに完成! 世界に一つだけのネームプレート】
そして、色とりどりのシートを重ね、背景の模様も工夫した世界に一つだけのオリジナルネームプレートが完成しました。自分のアイデアと技術で形にしたプレートを手に、子どもたちは大満足の笑顔を見せていました。
今回の体験で、6年生はカッターナイフを使った繊細な作業を通して、集中力と正確な技術を学びました。また、私たちの周りにある看板や表示が、このような職人さんの手によって丁寧に作られていることを知り、ものづくりへの興味と感謝の気持ちをもつことができました。ものづくりマイスターの皆様、本当にありがとうございました。
11月25日(火) 篆刻(てんこく)に挑戦✨ ~5年生「ものづくり体験教室」で印鑑づくりに夢中~
【伝統の技と歴史を学ぶ「ものづくり体験」】
11月20日(木)、5年生が宮崎県職業能力開発協会主催の「ものづくり体験」事業に参加し、日本の伝統技術である「印鑑づくり(印章彫刻)」に挑戦しました。
この体験は、ものづくりの大切さや楽しさを伝えることで、子どもたちにものづくりへの理解を深めてもらうことを目的に実施されています。当日は、ものづくりのプロである「ものづくりマイスター」の講師3名が学校にお越しくださり、丁寧に指導してくださいました。
【印鑑の歴史はメソポタミア文明から】
体験の始まりは、印鑑(印章)の深い歴史についての説明からでした。講師の先生からは、印鑑のルーツが紀元前4000年頃のメソポタミア文明にまでさかのぼり、シルクロードを経て中国から日本へと伝わってきたという壮大な話がありました。子どもたちは、普段何気なく目にしている印鑑が、そんなにも古い歴史と文化の流れを持っていることに驚きながら、熱心に聞き入っていました。
「えっ、6000年も前から使われてたの!?」、「日本にもシルクロードを通って伝わったんだ。」
歴史と文化が詰まった印鑑について学んだ後、いよいよ石を使った本格的な印鑑づくりに挑戦です!
【真剣勝負!石を彫る集中力】
子どもたちの前に置かれたのは、印材となる石と、細い彫刻刀、そして印材を固定するための道具です。まずは、自分の名前を篆刻するための隷書の辞書を使って調べます。普段書いている文字と異なり、びっくりしている子どもたちもいました。次に、調べた名前の文字を紙に写し取り、印材に反転させて下書きします。この時点で左右逆になるため、子どもたちは頭を悩ませていました。そして、いよいよ彫刻の作業に入ります。
◆集中力が試される一瞬
◇慣れない篆刻刀で石に刃を入れる作業は、まさに真剣勝負。
◇「力加減が難しい!」、「もう少し深くほった方がいいよ。」、「きんちょうする~。」
◇細かい作業に集中し、真剣な眼差しで石に向き合う姿が見られました。先生のアドバイスを受けながら、一刀一刀丁寧に彫り進めます。
◆作品に個性が光る
◇篆刻刀の入れ方や、字体のデザインによって、一つとして同じものがない、自分だけのオリジナルの印鑑が完成していきます。
【最後の仕上げと感動の捺印】
彫り終えたら、朱肉をつけて紙に押す「捺印」の工程です。初めて紙に自分の作品を押す瞬間は、期待と少しの緊張が入り混じります。講師の先生が、朱肉を丁寧に付けて紙の上にくっきりと自分の彫った文字が浮かび上がると、「やったー!」、「きれいにできた!」と歓声が上がりました。なかには、捺印をしてもらう前に講師の先生に仕上げの確認をしていただく場面も見られました。
今回の体験を通して、5年生は伝統的なものづくりの技術を学ぶとともに、一つひとつの作品に込められた職人の技と集中力、そして何よりも「ものをつくる楽しさ」を実感することができました。ものづくりマイスターの皆様、貴重な体験をありがとうございました。
11月21日(金) 鬼が増えていく!~第2弾「鬼ごっこ」で持久走練習~
今朝も、持久走練習に楽しみながら取り組むための工夫として、前回に引き続き「鬼ごっこ」を行いました。今回の第2弾は、捕まると鬼が増えていくというルール。体育委員さんが中心となって考案した、ドキドキ感とスリル満点のバージョンです。スタートの合図で、まずは数人の「鬼」から逃げる子どもたち。広大な校庭を目一杯使い、鬼の目をかいくぐって走ります。追いかける鬼も、逃げる子も、みんな真剣な表情です!
時間が経つにつれ、次々と捕まる仲間たち。鬼の数はみるみるうちに増えていき、フィールドは鬼だらけに!子どもたちは、迫りくる鬼の集団から身をかわし、必死に走り続けます。
「うわー、こっちにも鬼がいるぞ!」「はさみうちだ~」
逃走ルートを瞬時に判断したり、仲間と連携したり、みんな生き生きとした表情で体を動かしていました。これはまさに、「楽しく持久力を高める」ための最高のトレーニング!集中力と判断力も養われます。
次々と増える鬼の猛攻をかわし、最後までフィールドを走り続けた子どもたちは、たったの5人でした!息を切らしながらも、達成感に満ちた彼らの笑顔は、今日の頑張りを物語っていました。仲間からの温かい拍手が、その努力を称えました。
11月20日(木) 1年生が大変身!~夢と工夫がいっぱい「つくって へんしん!」ファッションショー~
1年生の図画工作の時間は、「つくって へんしん」というテーマで、子どもたちが夢を形にする楽しい学習に取り組みました。画用紙やスズランテープ、モールなどの材料を使い、自分がなりたいものや、空想の生き物に変身するための衣装やアイテムを制作。「このツノはギザギザにしよう。」「足に大きな布をつけたいな。」と、切ったり、貼ったり、つなぎ合わせたりしながら、思い思いに工夫を凝らしていました。そして、ついに待ちに待った「ファッションショー」の開催です。自作の衣装を身にまとい、一人ずつ前に出て大きな声で発表します。
「わたしは、かっこいいアイドルです。みんなを笑顔にします。」と自信たっぷりにポーズを決める子。
「ぼくは、強いヒーローだ。悪者をやっつけるぞー。」と剣を掲げて雄叫びを上げる子。
「私は魔法使い。このステッキで、なんでも変身できます。」と微笑む子。
ファッションショーでは、次の発表者がタブレットで撮影し、記録に残している姿が見られました。友達の発表を聞きながら、「それ、かっこいいね。」「どうやって作ったの?」と、自然と会話も弾みます。教室は、工夫と笑顔があふれる、創造的な空間となりました。図工を通して、自己表現の楽しさと、ものづくりの喜びを感じることができた1年生。みんなが最高の笑顔で変身を楽しみました。
11月19日(水) 3年図工「ふわふわ空気つんでかさねて」~大空に舞う、夢いっぱいの造形遊び!~
3年生の図工では、「ふわふわ空気つんでかさねて」というテーマで、ビニール袋を使った造形遊びに取り組みました。
【空気を抱きしめて、やわらかさを楽しむ】
子どもたちが用意したのは、思い思いの絵を描いた大きなビニール袋。 色とりどりのサインペンで、ケーキや楽器、キャラクター、そして大きな鯉のぼりなど、個性豊かな作品が完成しました。袋の口を広げて空気を入れ、ぎゅっと閉じると…
「わあ、やわらかい!マシュマロみたい。」、「抱きしめたら気持ちいいね。」
と、子どもたちは、パンパンに膨らんだビニール袋を優しく抱きしめ、その「ふわふわ」とした独特のやわらかさを全身で味わっていました。
【仲間と協力して、夢を大空へ】
さあ、次はグラウンドに出て、空気いっぱいの袋を「つんでかさねて」造形にチャレンジです。
「もっと高く積み上げて、大きな雲のタワーを作りたい。」
「それなら、勢いよく投げて、風で飛ばしてみよう!」
仲間と協力して袋を投げ上げると、描いた絵が透けた巨大な風船が、ふわりと大空へと舞い上がります。
「すごい飛んでる。」、「楽しいね。」
青空に浮かぶ白いビニール袋は、子どもたちの豊かな発想と、友達と協力し合う楽しさそのもの。この造形遊びを通して、3年生は素材の面白さを感じながら、友達とアイデアを出し合うことの楽しさを再発見することができました。
11月17日(月) 5・6年合同体育 バスケ学習~ みんなで話し合いながら進める楽しいゲーム~
5年生と6年生が合同でバスケットボールの学習に取り組みました。
【作戦会議でゲームプランを共有】 まず、チームに分かれて作戦会議を行いました。前回の学習で上手くいった「攻めの作戦」や「守りの作戦」を振り返り、「今回はどんな作戦でゲームを進めるか」を真剣に話し合います。話し合いには先生も加わり、活発な意見交換が行われていました。
【自分たちでルールを守り、自分たちでゲームを運営】 作戦会議と準備運動が終わると、いよいよゲーム開始です。
試合をしないチームは、審判としての役割を担います。審判が手に持っているカードには、「どのような理由で笛が鳴ったのか」が書かれており、ゲームに参加していないチームも真剣にルールを学びながら、公平な試合運営を心がけています。
「今のプレイはどっちのボール?」、「ファウルかな?」といった難しい判断に困ったときには、審判チーム同士で集まって協議をし、みんなが納得できるような進行を目指していました。
【6年生の優しさあふれる「かけ声」】 この日の学習では、特に6年生の優しい行動が光っていました。5年生にパスが渡ったり、シュートを決めたりした時には、「ナイスパス!」、「いいね、攻めてるよ。」、「どんどん打っていこう。」 といった温かい「かけ声」をかけ、5年生のプレーを後押ししていました。
自分たちで話し合い、自分たちでゲームを進め、そして仲間への優しさも忘れない。5・6年生が協力して作り上げた、笑顔があふれる楽しいバスケットボールの学習となりました。
11月14日(金) 「絶対つかまえろ!」「やばい、スキップだ!」~ 鬼ごっこで持久走練習がさらに進化!~
先日もお伝えした通り、子どもたちは「寒さに負けない強い身体づくり」と「自分のペースで走りぬく力」を目標に、持久走練習に励んでいます。寒さが増す中でも、白息を弾ませながら校庭を力走する姿は、本当に素晴らしいものです。そして本日、その持久力アップの練習に、子どもたちが大好きな遊びの要素を取り入れた特別メニュー「全校鬼ごっこ」が登場しました。全員で準備運動をして始まります。
【白い帽子が鬼の印!必死の追いかけっこ】
今日の持久走練習は、白い帽子が「鬼」、赤い帽子が「逃げる側」というシンプルなルールです。しかし、その熱気は本物。校庭のあちこちから、子どもたちの真剣な声が響きます。
「よーし、あそこ狙うぞ。」「絶対つかまえろー。」(鬼の白い帽子の子)
「うわっ、鬼が来た。もっと逃げろ~。」(逃げる赤い帽子の子)
タッチされた子は帽子を入れ替えてすぐさま再開。ただ走るだけでなく、「捕まらないぞ!」という緊張感と楽しさが加わることで、持久力を高めるための長い距離を、ゲーム感覚で走りきることができました。
【スキップ逃走!?変化するルールに大盛り上がり】
さらに、練習は後半に入ると一気に難易度アップ。4~6年生には「スキップで逃げる」という特別ルールが追加。各学級で選ばれた第2弾の「鬼」が2倍に増員!子どもたちは、思わぬ変化球に大盛り上がり。
「見て、スキップでめっちゃ速い!」
「やばい、鬼が増えたから協力して逃げよう!」
「疲れてきたけど、捕まるわけにはいかない!」
最後まで逃げ切った子どもたちには、みんなからの大きな拍手が送られました。楽しみながら夢中で走り続けることで、知らず知らずのうちに、長い距離を走り切る粘り強い持久力が養われています。子どもたちの活き活きとした表情と、走り終えた後の達成感が、今日の練習の充実度を物語っていました。
全校一丸となって、冬の寒さに負けない元気な体をつくっていきましょう!
11月12日(水) シェフ直伝!味覚のフシギを大発見‼~4年生「五味の授業」~
4年生を対象に、福元洋食店の福元シェフを講師にお招きし、食の奥深さを学ぶ『味覚の授業』が行われました。黒いコックコート姿のシェフは、黒板に「五味」と書き出し、味を感じる仕組みについて熱心に説明してくださいました。
【舌の上で体験 「甘・塩・酸・苦・うま」の五味】 授業では、実際に調味料をテイスティングしながら、味の基本である『五味(ごみ)』の確認をしました。小さなカップに分けられた砂糖、塩、お酢などを、子どもたちはスプーンで真剣に口に含みます。「甘い!」「すっぱーい!」と、舌の上で広がる味の感覚を、友だちと確認し合いました。 そして、5つ目の味の正体は『うま味』。細く切られた昆布を味わい、「これまでの味と全然違う!」「深い味だ。」と、日本独自の特別な味に感動の声を上げました。
【鼻をつまむと味は消える?!】 「味はどこから感じる?」という問いに「舌!」と答えた子どもたちを待ち受けていたのは、驚きの実験でした。鼻をつまんで甘いお菓子を口にすると...「あれ?」「甘さが全然しない。」と、教室中が驚きと笑いに包まれました。 この体験から、味覚は舌(味蕾)だけでなく、「香り」が決定的な役割を果たしているということを学びました。さらに、美味しいという感覚は、舌だけでなく、記憶や脳ともつながっているという奥深い話に、子どもたちは目を輝かせました。
【今だけの特別な感覚を大切に】 福元シェフからは、「子どもたちの舌には、大人よりも味蕾(みらい)がたくさんある」という貴重なお話がありました。この時期にしか感じられない敏感な味覚を大切にし、多様な食に触れることの重要性を学びました。
授業の最後には、全員で記念撮影。子どもたちはシェフからいただいた特別な帽子をかぶり、今日の学びを最高の笑顔で締めくくりました。 福元シェフ、子どもたちが食に対して新たな興味を持つ、貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。
11月11日(火) 負けるな寒さに。朝の持久走練習、みんなで目標に向かって力走中!
秋の深まりを感じる今日この頃、10月28日(火)に始まった持久走練習が、ついに中日を迎えました。今朝は一段と冷え込み、子どもたちの白い息が、澄んだ青空の下で力強く弾けていました。そんな寒さも吹き飛ばすかのように、校庭には元気いっぱいに走る子どもたちの姿があふれています。
【目標は「寒さに負けない身体」と「自分のペース」】 この持久走練習期間を通して、子どもたちは2つの大きな目標に取り組んでいます。「①寒さに負けない強い身体をつくること」、「②自分の目標を決め、自分のペースで走りぬくこと」練習は、1~3年生が内側のレーン、4~6年生が外側のレーンを使用し、学年ごとに自分の速さを維持しながら走ることに挑戦しています。苦しいときも、自分との戦いに挑みながら、一歩一歩、確実に前へと進むそのひたむきな姿は、見ている私たち大人にも感動を与えてくれます。
【全校で一丸!がんばりが目に見える「持久走がんばりカード」】 さらに、全校で一丸となって練習に取り組むための工夫があります。それが、「持久走がんばりカード」です。子どもたちは、一生懸命に走った後、走った運動場の周回数に応じてカードに色をぬっていきます。色が増えていくたびに、自分の努力が目に見える形で積み重なっていき、大きな達成感と次の練習への意欲につながっています。
持久走練習も残りわずかとなりました。子どもたちは、友だちと励まし合い、時には教員も一緒に走りながら、自分の限界に挑戦し続けています。朝の冷たい空気の中で、目を輝かせながら走り抜ける子どもたち。この練習で培った「頑張りぬく力」と「目標を達成する喜び」が、今後の学校生活における大きな自信となることでしょう。
みんな、ファイト! 最後まで走り抜けよう!
11月10日(月) 楽しいクイズに大熱戦!集会委員会主催「秋の児童集会」開催
11月7日(金)、集会委員会の企画・運営による「児童集会活動」が体育館で行われました。全校児童が一つになって楽しめる、笑いと熱気に満ちた最高の1時間となりました。
【1集会委員会クイズに挑戦!ドキドキの◯×ゲーム】 集会のスタートは、集会委員会が考えたユニークなクイズに答える「◯×ゲーム」 集会委員のメンバーが、マイクを持って堂々と問題を出題しました。
集会委員:「次のうち、正しいのはどっちでしょう? 『フルーツのにおいのする魚がいる』。〇か×か!」
「えーっ、いるの!?」「まさか!」とざわつく子どもたち。5年生:「〇かな?パイナップルみたいなにおいの魚、聞いたことあるよ!」、「僕は×だと思う。魚は魚のにおいでしょ!」難しい問題に悩みながら、〇か×のエリアへ一斉に移動します。ユニークなクイズのおかげで、一気に体育館が盛り上がりました。
【2全校が一つに、長〜いジャンケン列車】 次に全校児童が楽しんだのは「ジャンケン列車」です。最初はお互いにジャンケンをして負けた人が勝った人の後ろにつながり、どんどん長い列車を作っていきます。「わーい。また勝った!どんどん長くなるよ!」ジャンケンが進み、体育館には長蛇の列車がいくつも誕生しました。そして、いよいよ最後の2チームでの対決!最終戦は、なんと6年生が先頭の列車が勝利しました。「やったー!最後のジャンケン、緊張したー。」全校児童が一つにつながり、体育館全体が一つの大きな、長~い列車になりました。
【3白熱のドッジボール大会】 そして最後は、4つのチームに分かれての「ドッジボール大会」。コートの真ん中や外野で、ボールを巧みに投げたり、受けたり、逃げたり。チームメイトと声を掛け合い、勝利を目指して白熱した試合が繰り広げられました。「こっちに投げて。ナイスキャッチ!」、「大丈夫だよ。外野からなげるからね。」どのゲームでも、集会委員会の分かりやすい説明と、子どもたちによるルールを守って楽しく行うマナーのよさが見られました。全校で心から楽しめた、大満足の1時間でした。
11月7日(金) 最高の舞台で躍動!~6年生都城市陸上教室レポート~
11月4日(火)、都城市内の6年生が一堂に会し、今年初めてとなる「都城市陸上教室」が、2027年宮崎国スポのメイン会場となる山之口陸上競技場(KUROKIRI STADIUM)で開催されました。
【国際基準のスタジアムに大興奮!】 KUROKIRI STADIUMは、日本陸上競技連盟の第一種公認を受け、国際大会も開催可能な全天候型ウレタン舗装のトラックと天然芝のフィールドを備えた最新鋭のスタジアムです。こんな素晴らしい舞台で走る経験は、子どもたちにとって忘れられない最高の思い出になったことでしょう。
【一生懸命に、ゴールを目指して!】午前中は陸上競技が行われ、特選種目の100m走や400mリレー、そして一般走80mに参加しました。トラックを駆け抜ける子どもたちの姿は、まさに真剣そのもの。バトンをしっかり握り、前を向いて懸命に走る姿からは、目標に向かってひたむきに頑張る6年生のエネルギーが伝わってきました。また、リレーでは、仲間と心を一つにしてバトンをつなぐ姿も見られ、チームワークの大切さも学べたようです。
【仲間と過ごす特別な時間】競技の合間や休憩時間には、観客席やトラックサイドで、友だちとリラックスした笑顔を見せる6年生たち。特別な場所で一緒に過ごす時間は、きっと友情を深める貴重な機会になったことでしょう。
【午後は国スポPRダンスで一体感!】午後は、宮崎国スポPR動画撮影のためのダンスが行われ、スタンドを埋め尽くしていた1600人の6年生が一体となって緑一面のフィールドで踊りました。走ること、踊ること、そして仲間と楽しむこと。未来のメイン会場で、たくさんの思い出を作った一日となりました。
11月5日(水) 未来へつなぐふるさとの舞!~庄内ふるさと祭りで輝いた子どもたち~
11月2日(日)に開催された『庄内ふるさと祭り』は、子どもたちの情熱と誇りに満ちたステージとなりました。オープニングを飾ったのは、庄内中学校吹奏楽部の皆さんによる躍動感あふれる演奏です。日頃の練習の成果が響き渡り、会場に集まった庄内地区の皆さんは、思わず聴き入ったり、手拍子をしたりと、大いに盛り上がりました。一人ひとりの真剣な表情からは、音楽にかける熱い想いが伝わってきました。庄内中のみなさん、感動的な演奏をありがとうございました。
次に披露されたのは、菓子野小校区の千草地区に伝わる伝統芸能『千草奴踊り』です。華やかで可愛らしい着物に身を包んだ子どもたちは、この日のために2週間に1回の公民館での練習を積み重ねてきました。地元の方々による生演奏のもと、凛とした表情で、上体を起こしたまま手足を使い踊る奴踊りの特徴をしっかりと表現し、伝統の舞を披露してくれました。
さらに、力強いかけ声とともに登場したのは、子どもたちによる『今屋俵踊り』です。運動会でも披露したこの踊りを、今回は『今屋俵踊り保存会』の皆さんと一緒に、息を合わせて踊りました。俵を担ぎ、持ち上げ、会場に向けて勢いよく放つダイナミックな動きは、豊作を願う人々の喜びを表しているかのようです。保存会の方々が加わることで、踊りは一層華やかで迫力あるものとなり、地域の伝統をしっかりと受け継ぐ子どもたちの姿がまぶしく輝いていました。
最後に、会場の外、体育館前の芝生では、都城市の指定無形民俗文化財である『熊襲踊り』が披露されました。鬼のような面をつけ、わらの衣装をまとい、竹編みの大きな輪(バラ)を操りながら、野性的かつユーモラスに舞う姿は圧巻です。鐘の響きに合わせ、大地を踏みしめて踊るその姿に、観客も引き込まれていました。
今年も、子どもたちの活躍によって、庄内地区に伝わる豊かな伝統芸能が生き生きと披露された一日となりました。未来へ、郷土の宝を大切に受け継いでいく子どもたちに、大きな拍手を送ります。
11月4日(火) 地面の下の「縞模様」の秘密を探れ!〜6年生、タブレットを手に大地に迫る〜
【授業の始まりは、「しま模様はどうできた?」】 6年生の理科は「大地のつくりと変化」の学習が始まりました。授業の冒頭、先生から提示されたのは、道路沿いの崖の切り通しの写真。そこには、まるでミルフィーユのように重なった地面の下の縞模様(地層)がはっきりと写っています。「この地面の下のしま模様は、いったいどのようにしてできたのだろうか?」この大きな謎が、今日の学習問題です。
【班で予想!自然の力を考える】 すぐに各班で熱い話し合いがスタート。子どもたちは、この縞模様ができた原因をめぐって、活発に意見を交わします。「ねえ、これ、水の力が関係してるよ。流れてきた砂とかが積もったんじゃない?」、「この前の修学旅行で桜島を見たように、火山の噴火で灰が積もったのかも。」話し合いの結果、黒板には、地層の「でき方」についての3つの有力な予想がまとめられました。
予想される原因
1班:火山の噴火によって積み重なった。
2班:風や水の力で石などがぶつかり合い、しま模様になった。
3班:台風や水の力で、石や砂、土が交互に積み重なった。
こうして、大地の縞模様のことを「地層」と習い、それをつくったのは「自然の力」だという共通の認識のもと、それぞれの班が「より妥当な考え方」を追求する学習へと進んでいきました。
【タブレットを活用!自分の考えを深める時間】 友達の様々な予想を聞いた後は、いよいよタブレットの出番です。子どもたちは、教科書やインターネットで集めた情報、そしてこれまでの友達の発表を参考にしながら、「地面の下のしま模様(地層)はなぜできているのか」について、自分の考えを整理し、スライドにまとめていきます。
「やっぱり、水の流れで、粒の大きさが違うものが順番に積もったのかな?」
「『地層の様子』の画像を調べてみたら、大きく曲がっているところもある。これはどういうことだろう...」
「自然の力って本当にすごい!」
ただ調べるだけでなく、「どうやってできたのか?」、「何でできているのか?」を多面的に考え、自分の言葉で説明できるようにまとめる活動を通して、子どもたちは知識や技能だけでなく、主体的に問題を解決しようとする態度を育んでいました。
この「大地のつくりと変化」の学習では、単に地層の知識を覚えるだけでなく、「土地のつくりやでき方にしっかりと着目し、観察・実験などの技能を身に付けること。」、「様々な情報や考え方を比較し、より妥当な考え方をつくりだす力を育むこと。」を大切にしています。
子どもたちは、この学習を通して、私たちの足元にある「大地」に刻まれた壮大な歴史を読み解く力を着実に身に付けています。次回の記事では、子どもたちが実験で地層のでき方を検証する様子などをご紹介する予定です。お楽しみに。
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30   | 1 2 | 2 3 | 3 3 | 4 2 | 5 3 | 6   |
7   | 8 3 | 9 3 | 10 3 | 11 3 | 12 3 | 13   |
14   | 15 2 | 16 2 | 17 2 | 18 2 | 19 2 | 20   |
21   | 22 1 | 23 1 | 24 2 | 25 1 | 26 1 | 27 1 |
28 1 | 29 1 | 30 1 | 31 1 | 1 1 | 2 1 | 3 1 |
菓子野小保護者の皆様へ
11月28日(金) 学校参観日があります
2校時 参観授業(1~3年)、学級懇談(4~6年)
3校時 参観授業(4~6年)、学級懇談(1~3年)
★3・4年生の参観授業は、「宮崎県動物愛護センター」の先生による「いのちの授業」が行われます。ぜひご参観ください。(動物愛護センター見学は、10月27日の記事に掲載しています。)
★2校時開始時刻 9:25~
★車は、運動場芝生の上に駐車をお願いします。
宮崎県都城市菓子野町9555番地
0986-37-0527
FAX
0986-37-0591
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