学校の様子
第1学期終業式
7月20日(金)は終業式でした。校長先生のお話の後、児童代表の作文発表があり、1学期にがんばってきたことをみんなで確認しました。式の後、夏休みを前に「命を大切に」と題して「エンダン・アルピンさん」の話をしました。
エンダンさんは、インドネシア人で平成18年4月に来日し、細島漁協の漁業留学生として働いていました。海軍に入ることが夢で、そのための支度金を稼ぐためやってきたということです。当時は本校の神﨑勇輔さんの指導を直接受けていたとのことでした。ところが1年後の平成19年8月11日、休暇中に友人と訪れた伊勢ヶ浜海水浴場で、女子中学生2名が離岸流にさらわれているのを見てサーフアー達と救助に向かいますが、潮の流れが速くて、途中で波にのまれてしまい帰らぬ人となってしまいました。
エンダンさんが泳げなかったのに海に入った理由は、父親に子どもの頃から「困っている人がいたら助けてあげなさい。」という教えを受けていたからということでした。児童には、自分の命をかけたエンダンさんの尊い行動に対し敬意を払うとともに、かけがえのない命だからこそ大切にしていこうと話しました。何年経っても忘れてはならない出来事だと思います。当時の関係者の皆様方にとっても本当につらい出来事だったと思います。
海や川の事故だけでなく交通事故等にも十分に気を付けて、安全で楽しい夏休みにして欲しいと職員一同願っています。2学期の始業の日には全員が元気な姿を見せて欲しいと思います。【校長先生のお話】
【児童代表作文発表】
【エンダンさんの話】
プール納会
7月18日(水)の2・3校時に、5・6年生のプール納会がありました。5・6年生のプール納会が最後ということもあって着衣泳を行いました。
着衣泳の前に記録会があって、そこではスイスイと泳いでいた子どもたちも、衣服を着て、履物を履いて泳ぐとなると、とても勝手が悪そうで、「進まない!」を連発していました。
着衣泳で試したのは、ペットボトルが浮くのに役立つかどうかクロールと平泳ぎではどちらが泳ぎやすいかということでした。子どもたちは、口々に「平泳ぎの方が泳ぎやすい。」と言っており、より多くの泳法を身に付けていた方がよいことを実感をもって理解したようでした。
夏休みに起こりやすい水の事故に遭わないことが何よりですが、着衣泳の経験は、きっと事故防止につながっていくことだと思います。【着衣泳の様子】
高学年の発表
6月26日(木)の朝、全校集会で5・6年生が音楽の発表をしました。5年生は歌を歌った後に、リコーダーの演奏を、6年生は歌を歌った後に、器楽合奏をしました。息のあった演奏に児童はとても感心していました。
5年生も6年生も昼休みも返上で発表に向けて練習を続けてきました。今回の努力を学校生活の他の場面でも見せてくれることを期待しています。
【5年生の発表】
【6年生の発表】
PTAミニバレーボール大会
6チームによるリンクリーグ・トーナメント方式で試合が進められ、6年生チームが優勝、3年生チームが準優勝、4年生チームが第3位という結果でした。
誰一人としてけがもなく、楽しくプレーしていい汗をかき、親睦を深められ、大会の目的を十分に達成することができました。参加・応援してくださった皆様、ありがとうございました。
【競技の様子】
家庭教育学級開級式
第1回研修会では、校長先生に講話をしていただきました。講話では、いま求められている学力について、そして学力を高めるために必要な資質・能力について大変わかりやすく話していただきました。
参加した保護者の方たちも、熱心に話を聞き、これからの子育てに役立てていきたいと感想を話していました。
家庭教育学級は、今後年間計画にしたがって実施されていきますが、多くの保護者の方の参加があることを期待しているところです。
【校長先生の講話】
牧水交流学習
6月15日(金)に坪谷小学校(全校児童17名、教員5名)との交流学習を行いました。この交流学習は、若山牧水と親交のあった日髙秀子が縁となって実施されているものです。
第1校時に、全体での対面式を行いました。細島小学校の95名の児童を前に、坪谷小学校の子どもたちは、少し緊張気味でした。
第2校時・第3校時は、各学年の教室で、教科や学級活動の学習を一緒に行いました。
第4校時は、牧水カルタ大会で、体育館に集まって、4人1組で競技を楽しみました。
給食・昼休みは、それぞれの学年に分かれて、仲よく楽しそうにしている姿が見られました。
終わりの会では、すっかり子どもたちも打ち解けて、交流学習の時間を延ばしてほしいという表情や別れを惜しむ姿も見られました。
11月には、4年生が坪谷小学校を訪問する予定になっています。さらに交流を深めてほしいですね。
【対面式】
【交流学習】
【牧水カルタ大会】
【終わりの会】
プール開き
【低学年】
【中学年】
【高学年】
運動会
【区長さんたちによる正門の飾り付け】
【開会式】
【東西地区対抗綱引き】
【地区住民グループ対抗競技】
【棒踊り】
【高学年の組体操】
【6年生の徒走】
【綱引き】
【全校対団リレー】
【閉会式】
ふれあい奉仕作業
今年は、昨年よりも参加してくださった方が多く、次のような参加者数になりました。
【参加者数】
○ 保護者の皆さま 49名
○ 児童のみなさん 45名
○ 地区の皆さま 55名
○ 小学校教職員 15名
○ 全体合計 164名
こんなに多くの方からの協力を得られるのが細島小ならではであり、学校としても心強く、地域の皆さまの学校に対する思いに応えられるように尽力していかなくてはならないと思っています。
心より感謝申し上げるとともに、今後ともご理解・ご協力・ご支援をいただきますようお願い申し上げます。
【草刈り作業の様子】
【除草作業の様子】
南極の氷を見よう
今回、細島港に海上自衛隊補給艦「ときわ」の寄港に合わせて、砕氷艦「しらせ」による人員・物資輸送で南極観測隊に協力している海上自衛隊が、教材として氷塊を提供してくださったもので、全児童96人が、手で触れたり氷が溶ける音を聴いたりしました。
児童が南極の氷に触れる前には、南極の位置や気候、生物、南極の氷のでき方について海上自衛隊の方からスライドショーを提示しながらのお話があり、極寒の地の様子について知ることもできました。
短い時間ではありましたが、児童には心に残る体験活動になったと思います。
【海上自衛隊の方々】
【南極についてのお話】
【南極の氷の贈呈】
【南極の氷の塊】
【氷の解ける音を聴き比べる活動】
【南極の氷にふれる活動】
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