日誌

活動報告

延岡高校SSH 2年生 課題研究ポスターセッション

2月4日(土)、延岡高校SSH事業の2年生(普通科・MS科 237名)による課題研究のポスターセッション発表会が行われました。

 

普通科では、「SDGs課題研究」として、物理(8班)・化学(6班)・生物(8班)・数学(5班)・人文社会(14班)に分かれて、この1年間探究学習をすすめてきました。8名の社会人アドバイザーに合計9回アドバイス指導を受けてきました。

MS科では、「STI課題研究」として、物理(7班)・化学(2班)・生物(6班)・数学(4班)に分かれて、この1年間探究学習をすすめてきました。5名の社会人メンターに合計6回指導を受けてきました。

発表会には、アドバイザーやメンターの方々等16名が審査員として参加いただきました。審査員や他の生徒たちからの質問や意見も活発に出され、活気ある発表会になりました。

 

この日の午後には、SSH運営指導委員会が開催され、3年目となる文科省の中間評価結果が報告されました。今回対象となった全国の27高校の中で、トップクラスの評価が得られました。                     

全校的な取組や、アドバイザー・メンター等の地元企業との緊密な協働が高く評価されたものです。

                                   (トータルコーディネーター  水永)

体育館で60班がポスター発表を行った

                  体育館で60班がポスター発表を行った

西都市立中学校1年生向け「キャリアみらいゼミ」が開催されました

  

 

 

 

 

 

 

 

西都で暮らし働くことの意義や魅力、その前段階としての
高校での学びの在り方などについての理解を深めるとともに、
将来における自己実現や社会貢献、進路実現について考える1日にと
企画をされた「キャリアみらいゼミ」が、午前・西都市民会館
午後・妻中学校にて9:20〜15:20まで開催されました。

参加者は、西都市立中学校(6校)に通う1年生。


ふるさと西都を見つめ直し、自分の今後を見つめるために
大切なヒントが見つかる貴重な1日だったのではないでしょうか。

最後のクロージングトークでは、
妻中学校 今藏屋先生✕中学生2名(妻中学校・三納中学校)のお二人に
1日を振り返っていただき、最後は24時間以内に実行することを宣言いただきました。

【当日の流れ】
〜午前中 場所:西都市民会館〜
●オープニング動画  ”ふるさとを見つめ直す”
 -優れた先人の業績をただ眺めるのではなく、体験してみよう-
●西都市 橋田市長よりご挨拶
 -さいと学=基礎づくり ふるさと、社会に貢献したいという意欲を育てたい
●オープニングトーク(妻中宮崎校長先生、穂北中門松先生、県キャリア教育支援センター疋田主幹)
 -西都市でさいと学に力を入れる理由、キャリア教育の理由、高校生から学んで欲しいこと
●ハイスクール・クエスト(三浦校長先生、妻高校の3年生3名)
 -高校とは何をするところ?中学校との違い 中学生のうちに何をしておくと良い?
 -高校生になって成長したと思うこと、どんな目標を持って進学したか
 -妻高校に進学してよかったこと、中学時代に戻れるとしたら何をやっておきたいか?
 -中学生からの質問:高校でのテストの頻度、テスト前学習、壁にぶつかったときの解決方法
●マイタウン・クエスト(穂北中学校FreeStaff2名)
 -デジタル紙芝居「江戸からの贈り物」読み聞かせ
 -デジタル紙芝居「コノハナサクヤヒメ物語 さいと記紀の道」一部英語翻訳入り読み聞かせ
 このクエストパートでは、穂北中学校3年生2名が登壇。デジタル紙芝居の朗読後
 紙芝居を作ったきっかけや、地域での読み聞かせを実施した後
 地域の方が病院や町に置きたいと絵本にしてくださったことや、
 江戸時代に作られ今なお西都市で活用されている用水路の技術の学びから
 実は海外でも干ばつ対策にこの技術が使われているという発見をしたことを
 誇りに感じながら伝えてくれました。

〜午後 場所:妻中学校〜
●ワーキング・クエストbb オープニングトーク
(大石プロパン 大石代表、TMKコーポレーション飯田代表、県キャリア福島)
 -世の中の変化、西都の変化、宮崎県外から見た宮崎の魅力、宮崎ならではの面白い仕事
●ワーキング・クエスト ブースセッション(20ブース)
 -20ブースのうち3ブースを回り、様々なお仕事について聞くことができました
●クロージングトークbb(妻中学校 今藏屋先生、妻中学校・三納中学校生徒2名)
 -今日1日を振り返って「自分にとって」どんなことを感じ、考え、思い出し、
 何が心に残りましたか?
 -「仕事とは●●」参加する前と、今日1日過ごしてみて思うことに変化はあるでしょうか?
  どんな変化があったでしょうか?
 -中学校を卒業するとき、どんな自分になっていたいですか?
 -今から24時間以内に最初の一歩を踏み出そう。何かアクションするとしたら
  どんなベイビーステップにしますか? 

<文責:福島>

美郷町・西郷義務教育学校で対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が行われました


天候に恵まれた2月2日、美郷町の西郷義務教育学校5年生〜中学1年生(7年生)を対象に
対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」が開催され、
コーディネーターの福島がファシリテーションを担当しました。

生徒数:37名
講師:16名(人生紙芝居3名 人生グラフ13名)

過去にもお話いただいた地域の大人の方々や、今回初めて準備してくださった大人の方の
子どもたちのまなざしがとても温かく、人も地域資源だと心から感じました。

西郷義務教育学校では、昨年に続き2度目の開催。
美郷町では今年度3回実施計画のうちの2度目の開催を2月2日に・・・
という偶然「2」の重なるタイミングでした。

<文責:福島>

 「中堅教諭等 資質向上研修」で 講話

 1月30日(月)に、令和4年度 中堅教諭等資質向上研修(参加者130名)で講話をしました。今回は「研修のまとめ」として行われ最終回の位置付けで行われました。

 演題は、「激変する時代にこれから求められる人財」として次のような内容でお話ししました。

   1)子供たちへの接し方を変えなければならない

   2)社会(将来)を考えさせきれていない学校と家庭の教育

   3)これからの時代に求められるキャリア教育

   4)次世代を担う子供たちに伝えていくべきこと

   5)人と組織のマネジメント

 

 講話の途中で、「LiveQ」というアプリを使って、スマホやタブレットで全員の皆さんから意見を出してもらいました。リアルタイムに匿名で意見や質問を受け付けられるものです。一般的な質疑応答とちがって、異見や意見を積極的に出していただける有効な方法になりました。

                                                                                                                         (トータルコーディネーター  水永)

西米良中学校 立志式で 「講話」

1月19日(木)、西米良中学校2年生(10名)による「立志式」が行われました。

生徒たちは、「宝地図」を使ってこれまで考えを深めてきた、これからの夢や目標を、生き生きと語ってくれました。

 

 生徒発表の後には、先生方や保護者の方々からの動画メッセージも紹介されました。先生や保護者お一人ずつから贈られた心温まる言葉は、生徒たちに間違いなく響いたことと思います。

 

講話では、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して語りました。

  1)社会(将来)を考えさせきれていない学校と家庭の教育

  2)君たちが漕ぎ出す社会は、可能性に満ちている

  3)多様な「働くすがた」がある

  4)自分にとって幸せとは何か?と、考えることが大事

  5)君たちへのメッセージ 「失敗や挫折こそ」

                                     (トータルコーディネーター  水永)

立志の誓いを堂々と述べる2年生たち

                       立志の誓いを堂々と述べる2年生たち

宮崎東高校定時制「総合探究成果発表会」が行われました

1月17日夜、県立宮崎東高等学校の定時制に通う生徒1〜4年生

各3名が代表として選ばれ、発表する「総合探究成果発表会」が開催されました。

探究活動に伴走支援されていた多数のゲストの方からの
愛ある質疑とともに公開型で開催され
ユニークに満ちた探究活動を生徒一人一人が進めている様子が感じられました。

また同時に、学年代表以外の生徒の活動も、各教室に展示され
学校外からの参加者が投票できる仕掛けもとても面白いものでした。

今年度、まだ過程重視の発表会も予定されている県立東高校定時制。
これからも楽しみです。

<文責:福島>

アシスト事業 「企業が考える人づくり」 講話

1月13日(金)に「企業の力を教育に! みやざきの教育 アシスト事業」オンライン講演会(県教委生涯学習課主催)で講話をしました。アシスト企業の方々をはじめ60名の方々がオンラインで聴講されました。

 

 演題は、「企業が考える人づくり」でした。

冒頭で、最近刊行された「先生どうか皆の前でほめないで下さい」という著書で、最近若者の特徴が、「目立つことを恐れる」「競争より協調 協調より同調」であると言われていることから入りました。しかしこれは、「大人たちがそう思っているからこそ若者に感染している」という著者のメッセージを紹介して、上の世代こそ人財育成のマネジメントを変えなければいけないと訴えました。 

 講話の内容は次の内容でした。

  ・高い「離職率」

  ・低い「県内就職率」

  ・地域・学校協働について考える

  ・育むということ

子供たちを育てるのに、「学校(先生)」と「親」だけでは難しい時代になっていること。そこにこそ「社会(とりわけて企業)」の力が求められていることをお話しさせていただきました。

 

 アシスト企業を中心として、コミュニティ・スクールの地域コーディネーターと、我々キャリア教育支援センターのコーディネーターとが、もっともっと協働していくことで、子供たちに多様で数多い大人たちの姿にふれさせてあげることができると、お願いしました。

                                                                  (トータルコーディネーター  水永)                                                                                                                   

高鍋高校第9回課題研究発表会(探究プレゼンテーション)が開催されました

令和4年12月24日(土)、高鍋高校探究科学科の課題研究発表会が体育館で開催されました。

探究科学科2年生28名がそれぞれ進めてきた課題研究について

前半後半で計2回、ポスタープレゼンテーション形式で、

地域の方や保護者、中学生、中学校の先生も来場される中の発表でした。

また同科の1年生も「探究」というネームカードをつけて運営しながら

先輩たちの研究を聞き、質問をする様子がありました。

テーマカテゴリーは教育、社会、地域、地域と教育、自然科学、保健家庭に分かれ

「助産師になる」という夢を持った生徒の初産婦における産後のストレスに着目した研究や

ゲームが好きな生徒によるプログラミングを使った研究、

町立高鍋図書館をサードプレイス論を元にした研究など多岐にわたりました。

最後の講評では探究アドバイザーの中山隆さんが今後の研究継続にエールを送りました。

<文責:福島>

 

 若手社員が語る「働く喜びと苦労」 IN 恒富中学校

延岡・日向地区の地元企業で働く若手社員(7社の8人)を対象にした「グループ・合同学習“コネクト”」が企画され、5回の研修を終えたあと、地元の中学生(恒富中学校2年生・81人)に「働く喜びと苦労」を語る授業(「よのなか教室」)が、12月22日(木)に行われました。

 

これは、地元企業の経営者の方々が企画運営されたもので、自分の会社や職場を超えて、同じ世代の仲間と異業種交流することにより、働くモチベーションと帰属意識を高めようと計画されたものです。          次のような研修が行われました。

第1回  8月24日  講義 テーマ:「 育むということ  ~チームをつくる~ 」

第2回  9月 2日  講義 テーマ:「仕事の喜び、失敗をどう乗り越えたか」

第3回  9月28日  講義 テーマ:「自社での役割、今後どうなっていきたいか」

第4回 10月14日  個人作業「自社分析と自己分析(中学生への話の内容)の紹介と共有」

第5回 11月11日  「よのなか教室」の本番を想定した模擬発表会と意見交換

研修でお互いを語り合う若手社員

                       研修でお互いを語り合う若手社員

質疑を含めて20分のお話を2回行い、生徒たちは入れ替わって4人の方から話を聞きました。

授業で話してもらったことは次のような内容でした。

 ・会社と仕事の紹介

 ・現在の仕事(会社)を選んだ理由、この仕事に就くまでの経緯

 ・働く喜びと苦労

 ・これまでに経験した失敗とそれをどう乗り越えたか

 ・これからやりたいこと、実現したい夢などについて

若手社員にとっては中学生に本気で語ることで、自らをふりかえりさらに深める機会になりました。

中学生たちにとっても、若い先輩たちが悩んでいることや目指していることを率直に語ってくれたことで、自分の将来を考えるうえで貴重なヒントを得る機会になりました。 

                                   (トータルコーディネーター 水永)

若手社員の質問に積極的に手を挙げて応える生徒たち  

  若手社員は緊張しながらも楽しく語った

 

 

 

 

 

 

 

  若手社員の質問に積極的に手を挙げて応える生徒たち      若手社員は緊張しながらも楽しく語った

延岡星雲高校 フロンティア科 「探究活動 中間発表会」

フロンティア科2年生(24人)は、4月から「フロンティア学」として課題探究学習に取組んできました。生徒たちそれぞれが設定した10のテーマに、1人~6人のグループに分かれて研究を深めてきました。    12月21日(水)に、1年生(37人)も参加して発表会が行われました。

 

生徒たちが自ら設定して取組んだのは次のようなテーマでした。

「延岡市の多文化共生について」

「日本語の乱れについて」

「若年者の投票率について」

3人のメンターの方々に、10月から5回訪問してもらい、指導・助言をいただきました。

この発表の後、研究をまとめて1月に最終発表が行われる予定です。

                                  (トータルコーディネーター  水永)

   ポスター発表を聞く生徒たち            発表を聞いた3人のメンターからアドバイスをもらう

ポスター発表を聞く生徒たち    発表後を聞いた3人のメンターからアドバイスをもらう

高城中学校1年生「未来COMPASS」高城の魅力を伝える(1)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。

9月から12月にかけて6名の高城町に関わりのある方に講話をいただきましたが、今回からは、生徒たちが高城の魅力を伝えるパンフレットを作製する活動へと進めていきます。

本日は2コマの時間をとり、宮崎日日新聞社読者室の黒木友貴さんに出前授業「学校に宮日がやってくる」をしていただき、魅力を伝える記事を書くことについて教えていただきました。

 

 

 

 

 

 

授業の中では、取材の練習や写真の撮り方について、構え方や構図の作り方、注意点を教えていただいた後に、実際に2人ひと組になってタブレットを用いて実際に撮影してみる体験学習もあり、生徒は夢中になって取り組んでいました。また、教材新聞を閲覧して、記事のスタイルや見出しについて解説していただき、新聞をあまり読んだことがなかった生徒も、新聞に興味を持ったようでした。生徒たちは、今回学んだことを活かして、冬休みの課題「高城について取材をしよう」に取り組む予定です。 (文責:長友)

五ヶ瀬町立三ヶ所小学校で「ひなた場」を実施しました

五ヶ瀬町立三ヶ所小学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなたば」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。小学校での実施は、11月29日に実施した鞍岡小学校に続き、2例目になります。

今回は小学校5、6年生(13名)を対象に、地域の大人7名(対話5名、人生紙芝居2名)での実施でした。小学生向けということで、班内での自己紹介のテーマトークのお題にカードを用いたり、人生グラフの代わりに改良したワークシートを使って自分について語る対話を行うなどの工夫をしました。また「どんな大人になりたいか」を最後に考える振り返りには、振り返りのキーワード(〜な大人)が書いてあるシート使って班内で話し合いました。

ちょうど寒波が到来してとても寒い中でしたが、地域の方々のご協力でとても有意義な時間になりました。小学生のひなた場、まだ事例が少なく課題もありますが、小学生に「どんな大人になりたいか」を考えるきっかけを作る場にしていきたいと思います。(文責 長友)

 延岡高校普通科2年「SDGs課題研究」へのアドバイス

「高千穂ムラたび」の飯干さんにヨーロッパ観光客のことをオンラインでインタビュー

                                        「高千穂ムラたび」の飯干さんにヨーロッパ観光客のことをオンラインでインタビュー

延岡高校普通科2年生(160人)は、41班に分かれて、それぞれに設定した研究テーマについて1年間をかけて探究学習に取組んでいます。その伴走者として、旭化成OBの8人がアドバイザーとして、月に1回(合計で9回)学校に出向いてアドバイス指導を担っています。

 

水永が担当している班のなかに、「外国人観光客を宮崎県に増やすために私たちにできること」をテーマにしている班があります。当初は、国や県の観光統計や報告書を丹念に調べていましたので、できればフィールドワークをした方がいいのではとアドバイスしました。

 そこで、延岡観光協会の方を紹介したところ早速訪問して話を聞き、さらに県観光協会の方とも接触を拡げていきました。宮崎県のインバウンド観光客のターゲットはアジアの国々が主ですが、メンバーの仮説と意見は、「ヨーロッパの観光客」でした。私は、高校生らしい新鮮な感性に感銘を受けました。

 そこで、たびたびヨーロッパを訪れて学び、ヨーロッパの人々を滞在型の観光客として受け入れつづけておられる、「㈱高千穂ムラたび」の飯干淳志さんに、12月7日、オンラインでお話を伺うことになりました。生徒たちは新しい指摘に刺激を受け、積極的に質問を重ねていました。

                                                                                                        (トータルコーディネーター  水永)

にちなん起業体験プログラムの最終報告会を実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の最終報告会が実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

今回はその中高生「起業家」たちが出資してくださった投資家向けに事業報告を行う最終報告会でした。
収支を計算し、どうしてその結果になったのか、上手くいったこと、上手くいかなかったことは何か、分析してプレゼンテーションを行いました。

  

プレゼンを聞いた大人の方からは
・3チームとも見立てが甘かっただけなのか、自分達に努力ではどうしようもなかったことなのかを考えることで、日々の生活に役立てるのではないか。
・収支にはこだわらずに、経験を通して何を学んだかを大切にしてほしい。
・以前の総会から最終的に商品になり、1回目から2回目の工夫もあったことを感じた。100点ということはなかったかと思うが、気づいて学び次に活かすサイクルをしていくことが大事にしてほしい。
・途中の試行錯誤・失敗から学んだことも多いと思う。これから些細な失敗もあると思うが、そこから多くのことを学んでほしい。
・学校では学べないことを経験できたと思う。学校の先生たち以外の大人から学べることは多かったのではないか。これからもこういう経験を積んでほしい。
・プログラムに参加しようと思った気持ちがまずすごい!興味を持った上で行動したことが大きな一歩。冒険しない方が楽なはずだけど、知らないところに足を踏み入れたことが素晴らしい。
大人がこれだけ多い中で自分なりに考え、答えた場面を見ることができて良かった。
といったコメントが寄せられました。

黒字で終えられたグループもあれば、赤字になってしまったグループもありますが、最終的には温かい言葉をかけていただき、ほっとした表情を見せていました。

(文責:羽田野)

高城中学校1年生「未来COMPASS」6連続講話(6回目)

都城市立高城中学校1年生のキャリア教育「未来COMPASS」は、「地域を知る・地域とつながる」をテーマに掲げ、高城町内の施設見学や地域の様々な大人から話を聞く機会を通して、ふるさと高城の魅力に興味、関心をもち、その良さを感じて発信したり、自ら地域に貢献したりする態度を育成する活動を行っています。9月から12月にかけては、6名の高城町に関わりのある方をお招きし、6連続講話を実施しています。

 本日は6連続講話の最終日で、高城町の観音池公園の近くにある石山観音寺の住職、松下勝冠さんがお話しくださいました。

勝冠さんから、石山観音の由来、今の観音寺の再興するまでの経緯や地域の方との想いをお話しいただき、生徒たちは歴史的な観音寺が地域の宝であることを改めて感じたようでした。また、勝冠さんから普段は近くで見ることのできない仏具を見せていただきました。恐る恐る仏具を手に取ってみて、綺麗な鈴の音に感動したり、長い数珠を数人で持って祈ってみたり、長いお経のページを広げて読んでみたり、普段できない体験に夢中になるとても貴重なお時間をいただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今回で6連続講話は終了です。次回からは、高城について興味、関心を持ったことを振り返り、それを伝えるためにパンフレットにして発信する活動をします。その第1弾として、新聞記者の方に出前授業をしていただき、高城の魅力を伝える記事の書き方について授業をしていただく予定です。 (文責:長友)

延岡市 「地域コーディネーター」の方々と意見交換

12月1日(木)に、延岡市の「地域コーディネーター」(地域学校協働活動推進員)の方々12名、延岡市教委(社会教育課)、はげまし隊事務局の方々と、延岡市キャリア教育支援センターコーディネーター3名との意見交換会を実施しました。

 

キャリア教育支援センターでの「よのなか教室」の取組結果と、今後の課題などを説明しました。地域COは「地域の人」や「民生委員」などとの接点が多いのが強みで、キャリア教育COは企業との接点が強みだということもわかりました。お互いの強みを活かし合うことで、子供たちに触れさせてあげる大人の層も充実していきます。

また、「よのなか先生」を出迎えたり案内したりするのを地域COにお願いできれば、先生方の負担を減らすこともできるのではないかという意見も出されました。キャリア教育の実施計画などを、その都度、地域COと共有していくことも考えられます。

このような具体的なコラボレーションを実現するためにも、地域COとキャリア教育COとの意見交換を今後とも続けていこうということになりました。

地域コーディネーターの方々に「よのなか教室」などの取組を紹介しました

                                                 地域コーディネーターの方々に「よのなか教室」などの取組を紹介しました

                                                                                                                  (トータルコーディネーター  水永)

妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました

コーディネーターの長友、羽田野が県立妻高校の探究活動「妻みらい学」にメンターとして参加をしました。

妻高校独自の課題解決型学習である「妻みらい学」、メンター来校日は今回で5回目です。2年生が複数のグループに分かれ、それぞれの興味関心に基づいて地域の課題を設定し、解決策を実行に移すまでの取り組みを行なっています。
各グループには、地域の大人がメンターとして一人ずつ配置され、高校生の活動を支援しています。
この日は12月22日に予定されている最終発表会のプレゼンの準備を行いました。

羽田野が担当しているグループのテーマは子育て支援。西都市内には日曜日に子どもの一時預かりをしてくれる場所がないということで、一時預かりのイベント※を2回実施しました。(※高校生だけでなく、保育士資格を持った方にボランティアで協力いただいています)

この経験を通じて学んだこと・気付いたことを聞いてみたところ、こんな答えがそれぞれから返って来ました。
・子供連れの人に対する見方が変わった。前はスーパーとかで見かけても何も思わなかったけど、大変なんだろうなと見るようになった
・経験する前は、泣いている子に対して何かすれば泣き止むのだと思っていた。実際には何をしても泣き止まないのだと知った。
・子どもへの対応について、ググればいいと思っていた。実際には検索する余裕なんてなかった。
・自分は子どもが好きで保育士に興味があったけど、子育て支援について調べていくと子育てに関して色々な見方や価値観を持つ人がいるということを知った。

どの気付きも素晴らしく、共感しかありませんでした。

(文責:羽田野)

五ヶ瀬町立鞍岡小学校にて、対話型キャリア教育プログラム「ひなた場」を実施しました

今日は五ヶ瀬町立鞍岡小学校にて対話型キャリア教育プログラム「ひなたば」(宮崎県版カタリバ)を実施しました。

通常は中学生に向けて実施しているプログラムですが、小学校5、6年生を対象にするという初の試みでした。
いつも使っているワークシートを改良したり、新しいワークシートを追加したりと工夫を加えて実施しました。

最終的にはお願いしていた地域の方々のチームワークと対応力に助けられ、無事に終えることができました。

 
(文責:羽田野)

「にちなん起業体験プログラム」の販売を宮崎市の街市で実施しました

今日はコーディネーターの羽田野が企画・運営に携わっている「にちなん起業体験プログラム」の2回目の販売が街市にて実施されました。

にちなん起業体験プログラムとは、中高生が「起業家」となり、本物のお金を使って自分たちで事業を立ち上げる社会体験プログラム。事業計画を立て、元手となるお金(模擬出資)を集め、宮崎市の一番街で行われる「街市」に出店をします。

この日は2回目の街市への出店で、前回の反省を踏まえて用意する商品や金額を変えたり、飾りつけを工夫したりとよりバージョンアップしたお店づくりができました。

  

(文責:羽田野)

日南市立飫肥中学校にて、よのなか先生による講話を行いました

今日は日南市立飫肥中学校にて、よのなか先生による講話が行われました。

講話をしてくださったのは日南市内でCafe&Bar GoodTimeを経営する河野孝志さん。
飫肥中学校の卒業生でもあります。

河野さんは大学在学中からヒッチハイクで全国をめぐり、さらには海外も含めて各地を旅しながら様々な価値観に触れ、最終的には地元日南に戻ってこられました。
そんな中での失敗や気付き、チャレンジすることの大切さなどについて語ってくださいました。

(文責:羽田野)