日誌

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子どもたちも参加する学校保健委員会

 学校で行われる学校保健委員会は、保護者を対象に行います。しかし、今回の学校保健委員会がメディア関係の内容だったこともあり、保護者に加えて5、6年生も参加しました。講師は、都城市教育委員会生涯学習課の横田浩さんで、テーマは「オンライン社会の中で、君はどうすべきか。~心と体は大丈夫?~」でした。講師の横田さんには、事前に子どもたちが参加することを伝えていたので、子どもたちに分かりやすい内容構成になっていました。今、オンライン社会の中で生きている子どもたちに、SNSを使わせない、オンラインゲームをさせないというのは難しいと思います。だからといって、時間制限などのルールもなく、すべて子どもに任せてしまうのは危険です。オンライン社会の中で子どもが加害者にも被害者にもならないように、また子どもが心身ともに健康な状態でいられるように、各家庭において子どもと話し合いながらルールを作って、そのルールをしっかり守ってオンラインゲーム等を楽しむことが望まれます。

 

全校朝会~世界平和について考える~

 本校の11月の全校朝会は、毎年、「世界平和について考える」がテーマになっています。それには理由があります。本校出身の井ノ上正盛さんが、外交官としてイラクを立て直すために世界の国々の方々と協力して尽力していましたが、2003年11月29日に銃弾に倒れ、志半ばにしてこの世を去ってしまったからです。今日の全校朝会では、井ノ上さんが5年生の時に書いた「報道番組『アフリカ飢餓地帯を見て』」という作文を紹介して、井ノ上さんが弱い人を助けたい、人の心の痛みを自分の心の痛みとして感じることができる、日本だけでなく世界の平和を考える、そんな小学生だったのではないかと伝えたところです。2003年の6年生が卒業にあわせて、井ノ上さんのことを語り継ぐために運動場の一角に桜の木を植えています。その桜の木は「平和の木 井ノ上桜」と名付けられて、毎年春になると、きれいな花を咲かせています。子どもたちには、世界の平和のために外交官として活動した先輩が本校にいたことに誇りをもち、世界のことを考え、例えば、SDGsに取り組むなど自分の身近なところから世界のために何か行動に移せる人に成長してくれることを願っています。

 

音楽大会リハーサル~4年生~

 11月11日(火)に都城市の音楽大会がMJホールで行われます。その大会に本校から4年生が参加します。今回の発表曲の仕上がり状況の確認と、多くの人に見守られながら歌ったり演奏したりする経験を積ませるために、今朝、来年度この大会に出場する3年生と4年生の保護者が見守る中、体育館でリハーサルを行いました。合唱曲「エール」は、体を左右に揺らしながら、透明感のある歌声で表情豊かに歌っていました。また、合奏曲「マリーゴールド」は、いろんな楽器を使って、パートに分かれてリズムや演奏スピードに気を付けながら演奏することが出来ました。子どもたちはかなり緊張していたようで、今朝は練習の成果を十分に発揮するまでには至らなかったようです。本番は、より多くの人に見守られながら体育館よりもかなり広いMJホール(大ホール)で歌ったり、演奏したりすることになります。4年生には今朝のリハーサルの経験を生かすとともに、これまでの練習の成果を十分発揮して、会場の皆さんに元気と感動を与えてほしいと思います。頑張れ、上っ子!

教育実習生が授業デビュー!

 今、本校には南九州大学の教育実習生が来ています。その実習生が5年生の算数の授業をしました。内容は、「平均とその利用」で、子どもたちに平均の意味や求め方を理解させるものです。教育実習生は、今日の授業のために指導教員や算数専科の先生と相談しながら授業の組み立てを考えるなど十分準備してきたことでしょう。それでも、先生方に見られながら授業をするのは、かなり緊張したことと思います。(※ベテランの先生でも緊張します。)もちろん、100点満点の授業とは言えませんが、これからの伸びしろを十分感じさせる授業でした。来年度は、ぜひ本県の教員採用試験に合格して、私たちの仲間入りを果たしてほしいものです。早いもので教育実習期間が、残すところあと7日になりました。その間、子どもたちと学校生活を共にして一緒に遊んだり、たくさん話をしたりしてほしいと思います。そして、教育実習最終日を迎えた時、先生になりたいという気持ちが実習前よりも強くなっていれば、今回の教育実習の所期の目的が十分達成できたと言えるのではないでしょうか。

都城市小学校陸上運動教室(6年)

 3連休明けの今日、山之口陸上競技場で都城市小学校陸上運動教室が行われました。これは都城市内の小学6年生が一堂に会して実施されるものです。本年度の陸上運動教室の競技は、午後に国スポ・障スポのプロモーションビデオ撮影が行われる関係で、例年とは違って午前中のみになりました。実施種目は、全児童による80m走、選抜種目として100m走、400mリレーでした。子どもたちにとって新しくできた世界基準の広い競技場で走ることは、貴重な経験になったと思います。子どもたちが歯を食いしばって一生懸命、走る姿を見ていると胸がポッと温かくなりました。午後の国スポ・障スポのプロモーションビデオ撮影では、子どもたちがオレンジ色のTシャツを着て楽しそうに踊っていたので、とてもよい出来になったのではないかと思います。編集されて仕上がったプロモーションビデオを早く見てみたいものです。

 

SOSの出し方について学ぶ!

 全国的に自殺者が右肩上がりで増えてきています。自殺する理由はさまざまだと思われますが、とても悲しいことです。親から授かった命です。命ある限り、生きてほしいと思います。自殺者は大人だけでなく、残念ながら子どもも例外ではありません。このような危機的な状況から、今、学校には、子どもたちのかけがえのない命を守るために、「命を大切にする教育」を推進していくことが強く求められています。その一環で、昨日、本校の5、6年生を対象に都城市障がい福祉課が企画した「SOSの出し方に関する授業」を行いました。主な内容は、①心や体のサインや行動、ストレスの解消法の紹介、②「SOS」について、③友だちや家族、先生に相談する時の声のかけ方、④電話、窓口、SNSの相談機関の紹介です。今回の授業をとおして、子どもたちはSOSの出し方を学びました。これからも自分の命を守り、将来に向かって強く生きていくためにも、万が一の時には今日学んだ「SOSの出し方」を実践してほしいと思います。

どんぐりや落ち葉を使って作ったお面

 この間、1年生が近くの公園に行きました。その目的は、お面づくりの材料にするどんぐりや落ち葉を見つけて持って帰ることです。子どもたちは、たくさん見つけることができたようで、とても満足していました。残念ながら、子どもたちがお面を作る様子を見ることはできませんでしたが、今日は完成したお面を見ることができました。子どもたちは完成したお面をタブレット端末のカメラ機能を使って撮影して、その画像をクラウド上(インターネット上にあるデータ保管場所)に保存していました。これにより、自分のタブレット端末で友だちのお面を自由に見ることができるようになりました。先生から、「友だちの作ったお面を見て、いいなと思ったところを見つけてください。」と指示があって、子どもたちはクラウド上の友だちのお面を一つ一つ確認していました。友だちのお面を見て、どんなよいところを見つけたのでしょうか。どのお面も個性があってよくできていました。一般的に、このような活動を「他者参照」と言いますが、今、本校では、授業の中でこの「他者参照」という活動を積極的に取り入れていこうとしています。

 

南九州大学の学生さんのアイディアを生かして・・・

 11月30日(日)は、上小まつりです。あと1か月になりました。午前中の授業は、オープンスクールという形式で実施します。今回、1年生から5年生までの授業のテーマは、「地域人材を生かした体験活動」です。どのような体験活動に取り組むかは、学年の先生方で話し合って決めてもらうことにしました。2年生については、なかなかよいアイディアが浮かばず、南九州大学の学生さんも地域人材なので、学生さんたちのアイディアを生かした体験活動を実施してはどうかという考えでまとまったようです。そこで、大学の先生を通じてこの企画に協力してくれる学生さんを募ってもらい、その学生さんたちが話し合った結果、親子でクリスマス・リースづくりをしてはどうかという提案がありました。先生方や子どもたちがクリスマス・リースづくりのイメージがもてるように、当日、ボランティアで協力してくれる学生さんたちが、わざわざクリスマス・リースの見本を作って届けてくれました。その見本が今、2年生の学年掲示板に展示されています。当然のことながら、今回、2年生は南九州大学の学生さんのアイディアを生かしたクリスマス・リースづくりに親子で取り組むことになりました。親子で楽しそうにリースづくりをしている姿が目に浮かびます。

南九州大学の教育実習生が来ました!

 5年生の教室の後に座って、ノートに記録をとっている人がいます。この人は、南九州大学3年の教育実習生で、将来、学校の先生を目指しています。5月に1週間(5月25日~30日)、前期の教育実習をしているので、今回、後期の2週間(10月27日~11月14日)の教育実習になります。指導教員の先生や子どもたちとの顔合わせが5月の時点で終わっているので、今回はスムーズに教育実習に入っていけたようです。今回の教育実習の主な内容は、生徒指導や特別支援教育に関する講話、授業参観、実習授業などです。大学の授業とは違う学びがあるのではないかと思っているところです。今、教師のなり手が不足しているので、教育実習生には今回の教育実習をとおして、さらに先生になりたいという気持ちが強くなってくれることを願っています。そのためにも、教育実習の内容すべてを指導教員任せにするのではなく、全職員で教育実習に関わって支援していきたいと思います。

運動場のいちょうの木

 運動場には、いろいろな木が植えられています。その一つにいちょうの木があります。寒くなると、葉が黄色く色づき、ひらひらと運動場の内外に落ちていきます。道路に落ちた葉っぱが風で近隣の住宅の敷地内に飛ばされるので、毎年、掃除時間に子どもたちと一緒に落ち葉集めをしてきました。と言うのも、この時期になると、毎年、地域住民の方から「今年も落ち葉集めをお願いします。」と書かれた葉書が学校に届くからです。葉書はご高齢の方からです。子どもたちと一緒にいちょうの葉が落ちきるまで、毎日毎日掃除時間に落ち葉集めをしていたので、正直、負担になっていました。そこで、この度、都城市教育委員会に相談して、強剪定をしていただいたところです。強剪定とは、木の枝葉を大幅にカットする方法で、特に成長し過ぎた木に効果的だと言われています。いちょうの木にはかわいそうな気がしますが、これで本年度から落ち葉集めをしなくてもよくなり、近隣の住宅の方々に迷惑をおかけすることがなくなります。

自分の考え方を説明できるかな?

 3人が集まって、先生と一緒に考えています。何の授業か気になったので、黒板を見てみると「かけ算」の学習をしていました。子どもたちが考えていた問題は、「お菓子の箱が3箱あります。1つの箱には、お菓子が5個ずつ入っています。お菓子は全部で何個ありますか。」です。この学習で子どもたちに身に付けさせたい力は、なぜそのような式と答えになるかを説明する力です。子どもたちの手元には、お菓子の箱とお菓子の代わりにブロックが準備してありました。それを使って、自分の考えを説明していました。単に、式と答えが合えば良いのではなく、答えの導き方を説明する力は、子どもたちにとって間違いなく、これから先、必要になる力だと思います。教科を問わず、あらゆる場面において子どもたちに自分の考え方を説明させる経験を積ませてほしいものです。残りの時間、子どもたちは、タブレット端末に入っている「キュビナ」というソフトを使ってかけ算九九の習熟を図っていました。

 

いも掘り ~2年生~

 最近、寒くなってきましたね。今年の秋は例年に比べて、短そうです。ここ最近の寒さで子どもたちは朝、布団から出るのがつらくなってきているのではないでしょうか。それでも、布団から出て、着替えて、朝食を食べて、歯を磨いて元気に登校しています。自ずと子どもたちに「耐性」、我慢する心が育ってきているのではないかと思います。さて、秋と言えば、「読書の秋」「スポーツの秋」「食欲の秋」などを思い浮かべますが、2年生では「実りの秋」ということで、いも掘りを行いました。畑の中を覗いてみると、立派な紅色のいもができていました。収穫したいもは持って帰って、おうちの人と食べることになると思います。いもは、焼きいもや大学いも、いも天などいろいろな調理法があります。自分たちで育てて、収穫したいもは、どのように調理しても美味しく、子どもたちの頬が緩みそうですね。

算数の時間、自分で解決したい方法で!

 今日の算数の目標は、「自分が決めた学習計画に沿って、台形やひし形の面積の求め方を考えたり、公式を導いたりすることができるようになる。」です。授業の様子を見てみると、1人でじっくり考えている子ども、先生に質問をしている子ども、友だちと相談しながら考えている子ども、ヒントカードを見ながら考えている子どもが見られました。子どもが自分で決めた学習計画に沿って、自分に合った方法で学習に取り組んでいて、誰一人考えていない子どもがいません。学級全体に、自分が決めた学習計画の通り、この時間の学習を終えたいという子どもたちの気持ちが満ちあふれていました。予定していた学習課題を解決した子どもには、説明ミッションというものが示され、友だちや先生に対して自分がどのように考えたかをワークシートや図形を使って説明していました。説明ミッションは、この時間の学習の定着状況を把握できるので、とても効果的だと思ったところでした。

修学旅行の学びのあしあと・・・

 先週の水曜日と木曜日の2日間、6年生は鹿児島県に修学旅行に行ってきました。1日目の班別研修の時に少し雨の影響を受けましたが、その時間帯を除くと天気に恵まれて絶好の修学旅行日和でした。1泊2日の修学旅行は子どもたち一人一人にとって、思い出に残るものになったものと思います。修学旅行の目的は、友だちや先生との思い出づくりとともに、鹿児島県の歴史や文化等に触れることで、見聞を広め、今後の学習に役立てることです。今、6年は総合的な学習の時間を使って、鹿児島県を訪問して学んだことをプレゼンシートにまとめています。分かりやすいシートにするために、6つのコツ(①1枚に1つのことを書く。②大きな文字で書く。③シンプルなデザインにする。④図や写真を使う。⑤大切なポイントは目立たせる。⑥読みやすい配置にする。)を頭において、集中してまとめていました。子どもたちが修学旅行で何を学び、それをどのように整理してまとめていくのか、とても興味があるので、発表会等があれば、ぜひ参加してみたいと思います。これらの取組をとおして、子どもたちには修学旅行の学びのあしあとをしっかり残してほしいものです。

子どもが学び方を学んで、子どもが主役の授業を!

 5年生の教室に行ってみると、算数の授業をしていました。みんな黙々と問題を解いています。先生の説明がありません。黒板に目をやると、左側には「マイペースプラン学習の流れ」、その右側には「ラーニング・マウンテン」というものが貼ってありました。子どもたちが黙々と問題を解いていたのは、この時間の学習の流れが分かっていて、自分のペースで学習を進めているからだと分かりました。みんな集中していて、とてもよい雰囲気でした。このような流れで毎時間の学習を進めていけば、子どもたちは自ずと学び方を学んで、自分で学習を進めていけるようになります。もう一つの「ラーニング・マウンテン」という山の絵を見れば、子どもたちがすべての学習が終わった時にどのような力を身に付けなければならないのかが分かるようになっています。また、その力を身に付けるためにどのような学習(ステップ1~ステップ4)に取り組んでいくのかが理解できて、ある程度、子どもたちが見通しをもって学習に取り組むことができます。5年生の算数の授業でも、子どもが主役の授業を目指して、試行錯誤しながら取り組んでいます。

国スポ・障スポ看板設置

 スローガン「紡ぐ感動 神話となれ」をもとに、2027年9月26日(日)から宮崎国スポ・障スポが開催されます。宮崎県では、昭和54年(1979年)の「日本のふるさと宮崎国体」以来48年ぶり2度目の開催となります。国民スポーツ大会(国スポ)とは、都道府県の持ち回り方式で毎年開催されている国内最大のスポーツの祭典です。また、全国障害者スポーツ大会(障スポ)とは、国民スポーツ大会終了直後に同じ都道府県で開催される障害者スポーツの祭典です。今、県や市町村を挙げて、宮崎国スポ・障スポが「県民総参加型」による“おもてなしの心”あふれる大会になるように、機運を高めようとしています。その一環として、先日学校の正門の脇に看板が設置されました。子どもたちや地域の方々の目に留まるようになっています。少しずつ国スポ・障スポに向けて気持ちが高まっていくのではないかと思います。11月の都城市陸上教室では、都城市内の6年生が宮崎国スポ・障スポのプロモーションビデオの撮影に参加して、大会を盛り上げるお手伝いをすることになっています。

これからのみなさんに期待しています!

 「おかえりなさい。」と声をかけると、「ただいま。」と口々に応える子どもたち。5年生が1泊2日で青島青少年自然の家に宿泊学習に行って、戻ってきました。2日間、天気に恵まれ、5年生は予定していた活動を無事終えることができました。1日しか経っていませんが、最後の閉会式の様子を見てみると、子どもたちは多少疲れているものの、少したくましくなっていたような気がしました。きっと充実した2日間になったのでしょう。今回の宿泊学習では、集団生活やすべての活動の中に、「規律・友愛・協働・奉仕」の心を育む場面がありました。これらは、5年生が来年度6年生として学校を引っ張っていくうえで必要となる心で、それを学ぶために青島青少年自然の家に行ったところです。その4つの心を育んで学校に戻ってきたかどうかは、これからの5年生の言動で分かると思います。さて、いかに・・・。

1年生を招待!おもちゃまつり

 2年教室や廊下から楽しそうな声が。何をしているのだろうと近づいてみると、2年生ではなく、1年生が手作りおもちゃで遊んでいます。2年生の生活科の授業「おもちゃまつり」をしていました。これは2年生が1年生を招待して1年生に自分たちが作ったおもちゃで遊んで楽しんでもらおうというものです。作ったおもちゃを見てみると、迷路や釣り、パッチンジャンプ、ぴょんコップなどいろいろなおもちゃができていました。1年生は順番にいろんなおもちゃで遊んでいました。1年生がおもちゃで遊ぶ前に、2年生が1年生におもちゃの遊び方を優しく説明していたところが心に残りました。この様子を見て、2年生がすっかりお兄さん、お姉さんになっていてびっくりしました。今回の「おもちゃまつり」は、2年生と1年生のとてもよい交流の場になったようです。来年度の今頃は、今回、おもちゃで遊んだ1年生が、新しく入学してくる1年生に手作りおもちゃを作って、おもちゃの遊び方を説明していることでしょう。

 

いざ、青島青少年自然の家へ!(5年生)

 今日から1泊2日で5年生が青島青少年自然の家に宿泊学習に行きます。今日と明日の宮崎市の天気は良さそうです。子どもたちは青島青少年自然の家で、学校では体験できないフィールドアスレチックやキャンプファイヤー、しおかぜ追跡ハイキングに取り組む予定です。子どもたちは山に囲まれたところを生活拠点にしていますので、今回のプログラムは海を身近に感じられるものを中心に編成したところです。5年生には、集団生活やさまざまな体験活動をとおして、「規律・友愛・協働・奉仕」の心を育んで学校に戻ってきてほしいと思います。そして、来週からさらに成長した5年生の姿が見られることを期待しています。

アクションカード(危機管理マニュアル)

 学校生活の中で起こり得る事故や災害を予測して、学校は適切な判断と迅速で安全な行動が取れるようにしておかなければいけません。しかし、いざ事故等が起こると、気が動転してしまって、どう対応して良いか判断に迷うことが出てきます。そこで、本校では判断に迷うことがないように、保健室の先生がアクションカードを作成して、学級の入り口にかけるようにしました。アクションカードには、職員の役割が書いてあって、管理職、第一発見者、救急車要請者、記録者などがあります。そのカードを渡された人は、自分が何をすれば良いかがすぐ分かります。8月にこのアクションカードを使った緊急時のシミュレーション研修を行いましたが、職員でアクションカードの効果を確認することができました。子どもの命を守るためにも、学校は常日頃から危機管理をしっかりしておく必要があります。