日誌

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妻ヶ丘地区意見発表会・善行児童表彰

 2月25日(火)に、妻ヶ丘地区の学校に在籍する児童生徒の意見発表会と善行児童に係る表彰式が行われました。東小児童の意見発表の後、本校の6年生女子児童1名が登壇し人権について考えたことをテーマに意見発表を行いました。発表内容の柱は、自分がいじめる側にもいじめられる側にもならないように学校のきまりを守っていることや、家庭内外において言葉遣いに気を付けていること、そして推理作家として有名なアガサ・クリスティーの言葉を引用し男女平等や人権の大切さなどについて自分が考えていることでした。多少緊張していたものと思われますが、自分の人権に対する考え方を具体例を挙げながら自分の言葉で堂々と発表することができました。次に、善行児童表彰の部では、同じく6年生女子児童が、次の4つのことが評価されて、表彰されました。1つ目は、毎日清掃ボランティアに率先して取り組んでいること。2つ目は、あいさつボランティア活動に取り組み、学校のあいさつをよくしようとする姿が見られたこと。3つ目は、図工や習字などの学習の後、率先して教室や廊下を清掃し奉仕の精神で環境美化に取り組んでいること。4つ目は、算数などで友だちに分かるまで教えることができ、問題が解けると一緒に喜ぶなど人の役に立ちたいという思いが強いこと。このように、学校生活全般において下級生の手本となるような姿が多く見られたことが認められて表彰されました。今回、意見発表した女子児童も善行児童として表彰された女子児童も、中学校でのさらなる活躍が期待できるのではないかと思いながら、客席から二人の様子を眺めたところでした。

 

復活!上小まつり

 2月22日(土)は、本年度最後の参観日でした。今回は、上小まつりとの抱き合わせによる参観日ということもあり、午前中2時間(2時間目と3時間目)をオープンスクールにして自由に授業を参観していただきました。各学級では学習発表会をしたり、通常の授業をしたりして保護者の方々に子どもたちの成長の様子を観ていただきました。いかがだったでしょうか。多数の保護者の皆様に参観いただき、ありがとうございました。オープンスクールの後、常任委員、おやじの会の皆様等の御尽力により、5年ぶりにPTA主催の上小まつりが行われました。体育館でバザー、運動場では出店があり、子どもたちはお祭り気分を味わうことができたものと思われます。さらに、午後1時から学級対抗綱引き大会が行われ、かなり盛り上がりました。これも子どもたちにとって楽しい思い出になったものと思います。今回の上小まつりにかかわっていただいた皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。

いつもきれいに並べられています!

 校内を回る時に、チェックしているトイレのスリッパ。1年生のトイレのスリッパは、いつもきちんと並んでいます。どうすれば、1年生がいつもきちんと並べられるのでしょうか。もちろん、教室で担任の先生が「トイレのスリッパを並べましょうね。」と指導していると思いますが、なかなかそれだけでは徹底しないと思います。トイレの中に入ってみて、その理由が分かりました。トイレの壁に、きちんと並んでいる例と並んでいない例が掲示してあり、目で見てどのように並べないといけないのか分かるようにしてありました。しかも、いつも同じ場所に同じスリッパが並ぶように、トイレのスリッパに、文字が貼り付けてありました。左から順番に並べると、「きれいにならべてえらいね」となるようにしてあります。ちょっとした工夫で子どもたちは、きれいにトイレのスリッパを並べられるんですね。1年生の先生方の細やかな配慮に改めて感心したところでした。

読書バリアフリー体験セット

 バリアフリーとは、生活の中で不便を感じること、様々な活動をしようとするときに障壁になっているバリアをなくすことです。現在、このバリアフリーは図書の世界でも広がってきています。それがバリアフリー図書と言われるものです。そのような中、昨日、図書室に新しく、バリアフリー図書の体験コーナーができました。バリアフリー図書とは、「読める・読みやすい」「分かる・分かりやすい」を必要とする読者の特性やニーズを意識して作られた本のことです。例えば、点字付きのさわる絵本や大きな文字の本、布の絵本などがあります。これらの本は、誰もが本に親しむために工夫されて作られた本です。しばらくの間ですが、子どもたちが図書室に行けば、いつでも自由にバリアフリー図書を手にして読むことができます。まだまだ日常生活の中でバリアフリー図書を手にする機会は少ないので、ぜひこの機会にバリアフリー図書を手にして読んでほしいものです。

 

 

当たり前のことを当たり前に!

 2月は、修了式(卒業式)までの期間の中だるみが大きな原因となって、子どもたちが落ち着かない、授業に身が入らず私語などが増えるといった現象が起こりやすいと言われています。そのため、この時期に改めて「当たり前(学校生活のルール)」を徹底させていくことが大事です。5年生と6年生が主に使用する階段の踊り場に、「右一静歩」についてコメントを書いた椅子が置いてありました。右一静歩とは、廊下の右側を一列で静かに歩くという意味です。これも本校では、学校生活を送っていく上で「当たり前」になっています。最近の子どもたちの廊下歩行の様子を観て、6年生理科担当の先生が子どもたちに問いかけるように、自分たちの廊下歩行について注意喚起を促しています。ありがたいことです。ややもすると、注意喚起だけで終わってしまいますが、この先生は違います。きちんとその後の子どもたちの様子を観察して新たにコメントを追加して、子どもたちの頑張りや成長をしっかり認めてくれています。まさに、これが「褒めて伸ばす教育」です。