今日の給食

2023年1月の記事一覧

「がね」って何ですか?

 

【麦ごはん ぶた汁 がね ほうれん草の磯香和え 牛乳】

 タイトルにもある通り、子ども達にも、「がねって何ですか?」とよく聞かれます。宮崎の郷土料理といっても、確かに川南町付近ではあまり馴染みがないですね。鹿児島、都城の郷土料理です。おいしいですよ。ぜひ覚えてください!

 今日の給食放送一口メモは、がねについてでした。

がねは、宮崎県の西の方、都城市あたりの郷土料理です。その地方の方言で、カニのことを「がね」といいます。さつまいもやにんじんなどを細く切ってかきあげにした形が、カニが足を出しているように見えることから、この名前がついたそうです。冷めてもかたくならないように、豆腐をつぶしていれたり、米粉を衣に混ぜたりして作ります。お盆やお祭りなど人が集まるときに食べたり、少し砂糖を入れて甘い味つけにして、おやつに食べられたりしていたそうです。宮崎県の郷土料理、味わって食べましょう。今日の川南町でできた食べ物は、米、豚肉、大根、にんじん、ねぎです。

久しぶりの食パン

 

【食パン 白花豆のポタージュ みかんサラダ メープルジャム 牛乳】

 今日は、食パンにメープルジャムがつきました。スプーンを使って塗り広げたり、ジャムの切り口を細くして、きれいに線を書いたりと、塗り方1つとっても人によって差があり、面白かったです。

 今日の給食放送一口メモは、食べる姿勢と消化についてでした。

今日は、人間の体についてのクイズを出します。問題です。人間の腸の長さは、どれくらいでしょう?  ①身長と同じ長さ  ②身長の2倍くらい  ③身長の5倍くらい   答えは・・・・③の身長の5倍くらいです。 大人の人だと、7メートルから8メートルくらいあるそうです。それだけ長い腸を通る中で、食べ物は消化され、栄養を体の中に取り込みます。さて、みなさんが、今、給食を食べている姿勢はどうですか?背中を丸めておわんを持たずに食べている人はいませんか?背中を丸めていると、おなかの中の胃や腸が圧迫されて、食べたものがうまく消化できません。せっかく食べた食べ物の栄養が体の中に取り込まれないと、もったいないですね。背中をのばして、腰を立てて、よい姿勢で食べましょう。今日の川南町でできた食べ物は、じゃがいも、にんじん、パセリ、キャベツ、きゅうり、ポタージュに入っている牛乳です。

筑前煮

 

【麦ごはん 筑前煮 ブロッコリーのマヨネーズ和え 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、カルシウムについてでした。

食べ物には、色々な栄養があります。その中で、普段食事でなかなか摂りにくい栄養があります。それは何だと思いますか?・・・・・正解は、カルシウムです。カルシウムは、骨や歯のもとになる大切なもので、子どもの時に足りないと、骨や歯が弱くなってしまいます。そのまま年をとると、骨が弱くなって、折れやすくなったり、変形したりする「骨そしょう症」になってしまいます。このような病気にならないように、カルシウムをしっかりとることが大切です。カルシウムは牛乳に多く入っています。牛乳が飲めない人や苦手な人は、海藻や小魚などを食べるようにするといいですよ。今日の川南町でできた食べ物は、米、にんじん、きゅうりです。

みそおでん

 

【麦ごはん みそおでん お豆腐シューマイ(2こ) 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、みそについてでした。

みそは、微生物のこうじ菌、にゅうさん菌、酵母の働きで作られる発酵食品です。中国で作られていた、穀物を発酵させた「しょう」や豆を発酵させた「し」という食べ物をもとに、500年代終わりから作られるようになりました。作り方は、大豆を蒸したり煮たりした後、こうじ菌を混ぜた米や麦、塩を混ぜてつぶし、容器につめてねかせます。九州では、麦を使った麦みそを使うことが多いようです。今日の川南町でできた食べ物は、米、大根、にんじんです。

外国の給食はどうでしょう?

 

【麦ごはん さんまの甘露煮 はくさいの塩昆布和え けんちん汁 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、外国の給食についてでした。

日本の給食は、ただの食事ではなく、食事の準備や片付け、食事のマナー、生産者や調理する人への感謝の気持ちなど、勉強の場として考えられていて、海外からも注目されています。外国の子ども達は、どんな給食を食べているのでしょうか?たとえばアメリカでは、日本と違い、食堂で自由に食べたいものを選ぶことができます。チキンやフライドポテト、ハンバーガーなどが人気ですが、サラダも一緒にとらなければいけません。メニューが人によってバラバラなので、栄養価が計算されていないのも、日本と違っています。いろいろな種類の飲み物が用意してあり、自動販売機がおいてある学校もあるそうです。国によって違っていて面白いですね。今日の川南町でできた食べ物は、米、大根、にんじん、ねぎ、白菜です。

川南町の給食の始まり

 

【麦ごはん 豚肉と厚揚げのみそ炒め かぼちゃのいももち汁 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、川南町の給食の始まりについてでした。

今日は、川南町の給食がいつ始まったのか、お話します。昨日の放送で、学校給食は戦争が終わってから全国に広まったとお話ししましたね。川南町では、昭和31年、戦争が終わってから11年たった頃に小学校の給食が始まりました。このころは、今のように給食センターから給食が運ばれてくるのではなく、それぞれの学校に小さな給食室があり、そこで給食を作っていました。14年後の昭和45年には、給食センターが完成し、中学校の給食も始まったそうです。今、川南小学校のお隣にある給食センターは、平成13年に立て直されたもので、21年くらいたっています。川南町の給食だけ見ても、歴史がありますね。今日の川南町でできた食べ物は、米、豚肉、にんじん、大根、白菜、根深ねぎ、にらです。

給食の始まりはいつでしょう?

 

【くろパン ミートボールシチュー ほうれん草サラダ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、学校給食週間についてでした。

1月24日から1週間は、毎年、全国学校給食 週間です。今では当たり前になっている給食ですが、その始まりは明治22年、今から130年以上前です。山形県鶴岡市の小学校で、初めて給食が出されました。貧しい子どもたちのために無料で提供され、献立は、「おにぎり・焼き魚・漬物」というシンプルなものでした。その後、全国で給食が始まりましたが、戦争による食糧不足で、一時中断せざるを得なくなりました。やがて戦争が終わり、昭和21年12月24日に東京・神奈川・千葉の3都県の学校で試験的に給食が再開されました。それ以来、12月24日を学校給食感謝の日としていましたが、冬休みと重なるため、1月24日から30日までの1週間が「全国学校給食週間」となりました。今の日本には、食べ物がたくさんあり、困ることはありませんが、世界を見てみると、食べるものやきれいな飲み水がなくて困っている人がたくさんいます。食べ物を大切にする気持ちを忘れないでくださいね。今日の川南町でできた食べ物は、じゃがいも、にんじん、キャベツです。

川南の豚肉で、豚丼♪

 

【麦ごはん 豚丼 土佐酢和え 牛乳】

 給食では、1年をとおして川南町産の豚肉を使っています。今日の豚丼もとてもおいしかったです3ツ星

 今日の給食放送一口メモは、土佐酢和えについてでした。

「土佐酢和え」とは、かつお節のうまみを加えた合わせ酢の「土佐酢」を使った和え物をいいます。「土佐」は昔の地名で、現在の高知県にあたります。高知県はかつおがよくとれ、質の良いかつお節が作られることから、「土佐揚げ」、「土佐煮」など、かつお節を使った料理には「土佐」という言葉がつけられます。よくかんで、かつお節を味わってみてください。今日の川南町でできた食べ物は、米、豚肉、にんじん、根深ねぎ、きゅうり、しょうがです。

残食が少ない日が続いています

 

【麦ごはん マーボー豆腐 ばんさんすう 牛乳】

 最近、残食がかなり少ない日が続いています。今日は、学校全体で1Lと、カレーの日並に少なかったです。3学期になり、体の成長とともに食べる量が増えてきたのかもしれません。寒いですが、よく食べて元気に運動して、丈夫な体を作りましょう!

 今日の給食放送一口メモは、マーボー豆腐についてでした。

マーボー豆腐は、どこの国の料理か、知っていますか?答えは、中国です。中華料理の中でも、マーボー豆腐は「四川省」という地域の郷土料理です。四川省は中国の中ほどから少し西寄りの場所にあり、広さは日本全体の面積よりも大きく、8000万人もの人が住んでいます。四川料理といえば、他にも、タンタンメン、ホイコーロウ、バンバンジーやチンジャオロースなどがあり、唐辛子、山椒、胡椒などの香辛料を使った辛さが特徴です。給食にもよく登場する料理ばかりですね。給食のマーボー豆腐には、ソラマメと唐辛子で作られる「トウバンジャン」という辛い味噌をほんの少しだけ入れて作っています。今日の川南町でできた食べ物は、米、豚肉、にんじん、根深ねぎ、きゅうりです。

タラのゆず風味揚げ

【麦ごはん タラのゆず風味揚げ 大根の味噌汁 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、大根についてでした。

いつも給食に使っている大根は、白い根の部分ですが、今日のみそ汁には、白い大根だけでなく、葉っぱの部分も入っています。葉には、口や鼻の中のねんまくや皮ふをじょうぶにしたり、病気を予防するカロテンやビタミンC、歯や骨をじょうぶにするカルシウムなどが多く含まれています。油揚げやちりめんといっしょに炒めたり、ゆでて小さく切ってごはんに混ぜたりしてもおいしいですよ。今日の川南町でできた食べ物は、米、じゃがいも、だいこん、にんじんです。

むらくも汁

【麦ごはん むらくも汁 五目豆 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、共同調理場についてでした。

 今日は、給食を作っている調理場のことを紹介します。調理場では、川南町内の小学校と中学校の給食を作っています。その数は約1400人分で、それを15人の調理員さんで作っています。お肉や魚、野菜を使って、煮たり、焼いたり、炒めたり、揚げたりと色々な料理が登場します。また、苦手な食べ物も皆さんに食べてもらえるように、味付けを工夫しています。給食では沢山の食べ物との出合いがありますので、野菜の名前も覚えていってくださいね。食べることは、皆さんの体と心を作ってくれます。苦手なものも、まずは一口頑張ってみましょう。今日の川南町でできた食べ物は、米、じゃがいも、にんじんです。

豚肉とマカロニのトマト煮

【チーズパン 豚肉とマカロニのトマト煮 ごぼうサラダ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、おやつについてでした。

 今日はおやつの話をします。学校から帰って、夜ご飯の前におやつを食べている人は、その量に要注意です。おやつを食べすぎて、ごはんが食べられなくなったということはありませんか?1日のおやつの適量は、エネルギーでいうと、200キロカロリー程度です。ポテトチップス1袋、アイスクリーム1つで300キロカロリー以上あるので、量を考えながら食べましょう。おやつを食べすぎてしまうと、ごはんが食べられなくなって、必要な栄養がとれなくなってしまいます。おやつはたまに、少し楽しむくらいがちょうどいいですね。今日の川南町でとれた食べ物は、豚肉、にんじん、ピーマン、きゅうりです。

じゃがいものベーコン煮

 

【麦ごはん じゃがいものベーコン煮 カリフラワーのサラダ 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、じゃがいもについてでした。

じゃがいもは、たまごのような形をした「メークイン」と、丸い形でくぼみのある「男爵いも」が有名です。男爵いもは、明治時代に川田男爵という人がアメリカから取り寄せたことから、この名前がついたそうです。男爵いもは煮くずれしやすくホクホクしているので、コロッケや粉ふきいも、ポテトサラダを作るのに向いています。メークインは煮くずれしにくいので、シチューやカレーに向いています。じゃがいもがたくさん作られている北海道では、夏の終わりから秋が収穫の時季です。長崎県など九州では、冬に植え付けたものが春に収穫されてお店で売られます。今日の川南町でできた食べ物は、米、じゃがいも、豚肉、にんじん、きゅうりです。

リクエストメニュー

 

【(減)わかめごはん キムチうどん もやしのナムル チョコタルト 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、もやしについてでした。

今日は、通山小のリクエストメニューです。もやしは、豆の種の芽を発芽させたもので、カイワレ大根や豆苗と同じスプラウト(発芽野菜)のひとつです。緑豆、ブラックマッペ、大豆のもやしが主に作られていて、豆の状態ではほとんど含まれないビタミンCなどの栄養が、芽が出たことによって増えます。一年中売られていて、価格が安いのも魅力です。傷みやすいので、お店で買ったら早めに使いましょう。シャキシャキした食感を生かして、さっとゆでておひたしや和え物にしたり、スープなどの汁物や炒め物にするのもおすすめです。昔は温泉やわき水を利用して作られていましたが、今は工場で生産されるものがほとんどです。青森県や山形県では、今も温泉を利用して作られているそうです。今日の川南町でできた食べ物は、米、豚肉、にんじん、キャベツ、ねぎ、きゅうりです。

正月料理

 

【麦ごはん 雑煮 さんまのゆずみそ煮 紅白なます 牛乳】

 今日の給食放送一口メモは、正月料理についてでした。

今日は、少し遅いですが、年明けということで、お正月によく食べる定番料理にしました。なますは、むかし、生の魚、大根、にんじん、酢で作られていました。このことから、「なます」という名前になったそうです。にんじんの赤、大根の白の色がお祝いのときに使う水引のようなので、おいわいのときに食べられる料理のひとつになりました。みなさんは、今年はどんな1年にしたいですか?「一年の計は元旦にあり」と言われるように、スタートが大事です。まだ今年の目標を決めていない人は、早いうちに目標を決めて、すてきな一年にしましょう。今日の川南町でできた食べ物は、米、はくさい、にんじん、根深ねぎ、大根です。

お家でも麦ごはんにしてみては?

 

【麦ごはん 色どり野菜のメンチカツ きゅうりのおかか和え つみれ汁 牛乳】

 学校のごはんは、新米が入る8・9月や炊き込みご飯の日以外、毎日麦ごはんです。弾力があり、プチっとするので、白ご飯より噛む回数が増えます。大人にとっても健康にいいので、ご家庭でやってみてくださいニヒヒ

 今日の給食放送一口メモは、麦ごはんについてでした。

給食のご飯は、ほとんど毎日麦ごはんです。米と大麦を混ぜて炊いています。麦は、米に比べて火が通りにくく、大正時代に蒸気をかけながら押しつぶし、火が通りやすくした「押し麦」が開発されて食べやすくなりました。おなかの中をきれいにしてくれる食物せんいや、体の筋肉になるたんぱく質が米より多く、健康に関心のあった徳川家康は、麦ごはんをよく食べていたといわれています。家康は75歳まで生き、当時としてはとても長生きでした。麦ごはんの効果もあったかもしれませんね。今日の川南町でできた食べ物は、米、にんじん、大根、白菜、きゅうりです。

今年最初の給食は…

 

【麦ごはん チキンカレー コールスローサラダ 牛乳】

 今日から3学期、学校に来たくなるような、久しぶりの給食でもペロッと食べられそうなメニューは…やっぱりカレーですね。おかわりしてたくさん食べていました。

 今日の給食放送一口メモは、1日3回の食事についてでした。

私たちは、朝、昼、夕の三回食事をしています。この一日三回の食事の習慣は、江戸時代の後半から定着したと言われています。大きな火事で江戸城をはじめ町のほとんどが焼けてしまい、たくさんの人が亡くなりました。焼け野原となった江戸の町をつくるために、全国から集められた大工さんや職人さんが、朝から夕方まで働き、一日二回の食事では体がもたないということで、もう一食食べるようになったことが始まりといわれています。また、明かりに使われた菜種油が広く出回るようになって、起きている時間が長くなったことも、一日三回の食事を食べるようになった理由といわれています。冬休み中、早寝早起きや一日三食のリズムがくずれた人はいませんか。早くいつもの生活リズムにもどして、三学期をがんばりましょう。今日の川南町でできた食べ物は、米、じゃがいも、にんじん、キャベツ、きゅうりです。