今日の給食

2021年6月の記事一覧

カレーの威力、おそるべし!


【ポークカレー グリーンサラダ 牛乳】
 今日はカレーでした。出来上がり量が多かったので、食べきれるかな、と心配しましたが、なんと!今日の残菜量は、町内全体でも3Lほどで、ほとんど残ってきませんでした!いつもの5分の1ほどです。すばらしいですね絵文字:キラキラ
 今日のポークカレーには隠し味にウスターソースが使われています。このウスターソースは、家庭から生まれた調味料です。19世紀の初め、ロンドンに住んでいた主婦が、余った野菜や果物を役立たせようと、塩や酢を混ぜて、こしょうや唐辛子をふりかけて腐らないように壺にいれておきました。そして、何ヶ月かたって壺を開けてみると、野菜や果物はとけておいしいソースができていました。これがウスターソースのはじまりと言われています。普段何気なく使っている調味料にも歴史があるのですね。今日の川南町でできた食べ物は、米、じゃがいも、豚肉、たまねぎ、きゅうり、キャベツです。

贅沢な給食


【麦ごはん タイの甘酢あんかけ けんちん汁 牛乳】
 今日のマダイは、16日のじとっこと同じように、新型コロナウイルスの影響で消費が落ち込んでいる県産食材の「食材提供事業」でいただいたものです。給食にマダイが出るなんて、贅沢ですね絵文字:笑顔 とてもおいしくいただきました!
 今日の給食放送一口メモは、マダイについてでした。
今日の給食は、宮崎県産の養殖マダイをつかった甘酢あんかけです。宮崎県は全国有数の養殖マダイの産地で、全国7位です。延岡市の北浦町や島浦町での養殖が盛んで、海の上に浮かべた生け簀で育てています。6月頃に10㎝くらいの稚魚を生け簀に入れ、2年間育てて、40㎝くらい大きさに成長したら出荷します。マダイは赤い鮮やかな色が特徴で、出荷前には特別なエサをあげて、黒いカバーで日焼けを防ぐことで、見た目も美しいマダイを出荷しています。天然のマダイの旬は春と秋と言われていますが、養殖の場合は1年中スーパーなどで売られており、脂ものっているので、いつでも美味しく食べられます。お祝いに欠かせない魚なので、卒業や入学時期、年末年始は特にマダイが好まれて食べられています。お刺身やお寿司、フライやソテーなど、どのような料理で食べても美味しい魚です。今日の川南町でできた食べ物は、米、たまねぎ、ピーマン、ねぎです。

ポトフ


【ミルクパン ポトフ 杏仁フルーツ 牛乳】
 今日の給食放送一口メモは、じゃがいもについてでした。
今日はクイズを出すので、皆さん考えてみてください。では、問題です。昔、食料不足のときに役立った食べ物で、男爵、メークイン、キタアカリなどたくさんの種類があります。さて、この食べ物は何でしょう。①さつまいも ②とうもろこし ③じゃがいも 答えは・・・・・ ③のじゃがいもです。じゃがいもは、フランスでは「大地のりんご」と呼ばれています。なぜこのように呼ばれているかというと、りんごのように、ビタミンCやカリウムがたくさん含まれていて、野菜の少ない冬に野菜や果物のかわりになる食品だったからです。今日はそんなじゃがいもをたくさん使ってポトフにしました。今日の川南町でできた食べ物は、じゃがいも、豚肉、たまねぎです。

たくあんあえ


【麦ごはん 煮しめ たくあんあえ 牛乳】
 今日の給食放送一口メモは、食品ロスについてでした。
みなさんは、食品ロスという言葉を知っていますか。食品ロスとは、まだ食べることができるのにさまざまな理由で、ゴミとして捨てられてしまう食品のことです。日本では1年間で約600万トンもの食品ロスが出ています。これは、一人ひとりがお茶わん1杯分のご飯を捨てるのと同じ量です。食品ロスを減らすためには、賞味期限内に食べられるだけの量を買うこと、野菜の皮を必要以上に厚くむかないようにすることなど、一人ひとりが気を付けていくことが大切です。皆さんも食べ残しをしないなど、できることからはじめましょう。今日の川南町でできた食べ物は、米、きゅうりです。

宮崎の千切り大根


【麦ごはん 千切りイリチー 海の幸の卵スープ 牛乳】
 「イリチー」とは、沖縄県の郷土料理で、炒め煮のことです。今日は、宮崎県産の千切り大根を使った、栄養たっぷりの千切りイリチーでした。千切り大根は大根を乾燥させるため、栄養が凝縮し、生の大根よりも栄養価が効率よくとれます。カリウム、カルシウムや鉄などのミネラルや食物繊維が豊富で、冷凍して保存もきくのでおすすめです。和え物や炒め物、みそ汁などに少しずつ入れて、ご家庭でも使ってみてください絵文字:笑顔
 今日の給食放送一口メモは、千切大根についてでした。
千切り大根は、冬の一番寒い時に、大根を千切りにし、干して乾燥させて作ります。干すことで大根の辛味が甘く変身します。また、千切り大根は、乾燥させることで一年中食べることができ、今のように冷蔵庫のない時代の人たちが食品を長持ちさせるために知恵をしぼってできたものです。宮崎県は全国一番の千切り大根の産地で、川南町でも作られています。今日の川南町でできた食べ物は、米、豚肉、にら、たまねぎ、ねぎです。