学校の様子

学校の様子

地震・津波避難訓練

 「防災週間」に合わせて、本日の5校時に地震・津波を想定した避難訓練を実施しました。今回は、訓練の日時は児童に知らせずに、昼休みの時間帯に起きた場合に避難行動がとれるかどうかを確認することも一つのねらいとして実施しました。
 
多くの児童は、運動場で遊んでいたため、その場に座って次の指示を待ちました。校舎内に残っていた児童は、その場で身を守る行動をとった後、ハンドマイクの避難指示を聞いて、運動場に避難しました。
 その後、大津波警報が発令されたという想定で、官軍墓地駐車場に避難しました。
 今回は、避難の様子を市防災推進課の方に見に来ていただき、チェックしてもらい、コメントをいただきました。
 市防災推進課の駒田さんからは、避難する時は、おしゃべりをせずに行動しないと、指示が聞き取れないこと。地震が発生したときは、
学校だけでなく、家にいる場合、遊んでいる場合もあるので、大人の指示が聞こえるようにおしゃべりをしないで行動することが大切であること。細島には、いくつもの避難場所があるので、高台の避難場所を日頃から確認しておくこと。津波のスピードは100メートルを10秒ぐらいの速さなので、すぐに避難しないと間に合わないことなど、大切なポイントについて教えていただきました。
 校長先生からは、静かに話を聞くことは普段からやっておかないと、確実に実行できないこと。運動場に集まる理由は、倒れてくる物、動く物、落ちてくる物がないからだということ。細島だから大事なこととしては、海が近いので津波が来る。津波は学校の2階よりも高い。今日の訓練で、地震が発生してから官軍墓地駐車場にみんなが揃ったのが9分。ギリギリの時間。さっと集まって、避難することが大切だというお話がありました。
 今回の訓練で学んだことが、いざというときに生かされ、一人一人の命が自分自身の力で守ることができるようにしてほしいと思います。

【官軍墓地駐車場に集まった様子】


【市防災推進課 駒田さんのお話】

 

絵画指導

 本日の5・6校時に、細島地区在住の画家松葉一宏様に6年生が絵画の描き方の指導を受けました。松葉一宏様は、日向市内の高校の講師をしておられ、忙しい合間を縫って1年生や6年生の似顔絵を描いてくださるなど、本校の教育活動にお力添えいただいている方です。
 本年度、ふるさとの風景を描くことで細島の魅力を改めて感じ、ふるさとに誇りをもち大切に思う心を育てようとスケッチへの取り組みを進めています。そのために、専門家である松葉様に「風景画の描き方の基本」を教えていただきました。スケールを使ってどう風景を切り取るのか、主役を決めて画用紙にどうおさめるか、大まかに描いてから細部を描くことなど、船の模型を使って描く中で教えていただきました。
 児童が描いた絵のよさをたくさん褒めていただき、意欲を引き出しながら指導をしていただいたことで、児童は意欲的に熱心に学習に取り組むことができました。
 次は、実際に細島漁港に行き、現場でのスケッチを行いますが、今回学んだことが生きてくることと期待しています。
 松葉様、ありがとうごさいました。今後ともよろしくお願いいたします。

【模型を見て描写する児童】


【一人一人のよさを取り上げて指導される松葉様】

輝く太陽のように

 本校の中庭にある高学年の花壇では、1学期末に定植したヒマワリがいま満開です。朝日に向かっているヒマワリは、太陽の光を浴びて輝いているように見えます。
 日向市の花でもあるヒマワリ、見ていると何となく幸せな気分になり、元気が湧いてきます。
 細島小にお立ちよりになられましたら、見事に花開いているヒマワリをどうぞご覧ください。

【見事に咲いたヒマワリ】

エコキャップを届けました。

 本日の6校時、委員会活動の時間に、生活集会委員会の児童7名がイオン日向店に「エコキャップ運動」で集めたペットボトルキャップ35kgを届けに行きました。エコキャップ運動(エコキャップうんどう)とは、ペットボトルのキャップ(エコキャップと呼ぶ)を収集し、そのリサイクルで発生した利益を、発展途上国の子ども向けワクチン代として寄付する運動で、本校でもずっと取り組み続けてきています。
 今回は、1年間以上かかってためたペットボトルキャップが6袋と相当量になったので届けることになりました。
 エコキャップの回収容器は児童玄関に置いてあり、児童が登校してきたときに入れるようになっています。
 今後も続けていきますので、どうぞご協力をお願いいたします。
【エコキャップを届ける児童】


 

2学期がスタート

 8月28日()は始業式でした。式の中で、校長先生が2学期は「友達が喜ぶ言葉を使ってほしい」「目標をもってがんばってほしい」とお話をされました。これは、年度当初に1年間の目標として示された「友達となかよくする」「協力して学び合う」「めあてをもって生き生きと取り組む」につながるもので、1学期の成果をもとに、2学期という最も長い期間を通して取り組み、学期末にどれだけ達成できたかを振り返って、みんなで喜び合おうと話されました。また、2学期のスタートに当たって、5年生の児玉陸都(こだま りくと)さんが「2学期にがんばりたいこと」と題して作文を発表しました。特に「むかばき宿泊学習」「読み取りの学習」「家庭科の裁縫」の3つを中心に、1日1日を大切にしてがんばっていきたいと力強く述べました。

 式後には、生徒指導主事の矢野先生から、「当たり前のことを当たり前にしていくこと」、黒木十三子先生からは「やる気をなくす言葉・ちくちく言葉をなくし、うれしくなる言葉・ふわふわ言葉を増やすこと」、杉山先生からは「1分前着席」「チャイム黙想」「立腰」「返事」についてのお話もありました。2学期には、修学旅行やむかばき宿泊学習、遠足、交流学習などの行事もあります。児童一人一人が自分なりに目標をもち、有意義な2学期を過ごしていってほしいと思います。


【校長先生のお話】


【児童代表作文発表】


【当たり前のことを当たり前に!】


【人が喜ぶ言葉づかいについて】


【学習のきまりについて】




 


サマースクール

8月1日()・20日()2日間、サマースクールを実施しました。サマースクールは、夏休み期間に子どもたちの基礎学力の向上を図るために行っている取組です。20日には、富島中2年近藤咲朱さん、添田紗さん、3年小池瑞姫さん、片伯部莉奈さん、後藤妃万里さん、嶋田千紘さんの6名がボランティアで支援に来てくれました。

本校の参加児童68名が先輩にも教えてもらいながら、2学期に向けて、しっかり基礎固めをすることができました。先輩からの励ましを胸に、これからも基礎・基本を確実に身に付けていってほしいですね。

【サマースクールの様子】



努力は人を裏切らない

7月26日()本校のプールで水泳記録会を行いました。本年度も開催予定だった日向市小学校水泳大会が猛暑のために中止になった関係で、校内での水泳記録会になりました。

水泳大会に向けて3日間、選手の児童は猛練習に取り組み、着実に泳力を伸ばしてきました。そのため、水泳記録会では、保護者の方も見守る中で、ほとんど全員が練習の時の自己記録を更新するほどの力泳を見せてくれました。

 記録については市内全体で集計し、成績は市全体のものが発表されます。当日に、記録の集計が行われ、細島小の児童で上位記録に入った人もいました。その中でも、特にすばらしい成績を収めた児童を紹介します。

◆ 黒木 海翔さん 市全体第1位(6年男子50m自由形) 
          県標準記録突破

◆ 黒木 絢海さん 市全体第1位(6年女子25m平泳ぎ)
 
 努力は人を裏切らないという言葉を胸に今後もがんばっていってほしいと思います。

【水泳記録会の様子】



細島みなと祭り

7月20日(金)~22日(日)の3日間、細島みなと祭りが盛大に行われました。

本校児童も「東若」「南若」の親子太鼓台で祭りに参加し、元気いっぱいの姿を見せてくれました。親子太鼓台は、雨天が非常に心配されましたが、ほとんど雨が降ることもなく、順調に進められました。本校職員も、親子太鼓台に随行したり夜間の巡回指導に加わったりと祭りに協力することができました。

細島みなと祭りは、他の地区、他の市町村からも見物に来る方も多く、大変なにぎわいでした。本年度も、宮崎県知事も太鼓台の組み合わせ登場し、非常に盛り上がりました。児童も熱い祭りの雰囲気を十分に味わい、出店なども楽しむことができたようです。
 祭りの3日間、お疲れさまでした。また、いろいろとお世話をいただきありがとうございました。



【親子太鼓台】






【鉾島神社の神輿】


【太鼓台の組合せ】


第1学期終業式

7月20日()は終業式でした。校長先生のお話の後、児童代表の作文発表があり、1学期にがんばってきたことをみんなで確認しました。式の後、夏休みを前に「命を大切に」と題して「エンダン・アルピンさん」の話をしました。

 エンダンさんは、インドネシア人で平成184月に来日し、細島漁協の漁業留学生として働いていました。海軍に入ることが夢で、そのための支度金を稼ぐためやってきたということです。当時は本校の神﨑勇輔さんの指導を直接受けていたとのことでした。ところが1年後の平成19811日、休暇中に友人と訪れた伊勢ヶ浜海水浴場で、女子中学生2名が離岸流にさらわれているのを見てサーフアー達と救助に向かいますが、潮の流れが速くて、途中で波にのまれてしまい帰らぬ人となってしまいました。

エンダンさんが泳げなかったのに海に入った理由は、父親に子どもの頃から「困っている人がいたら助けてあげなさい。」という教えを受けていたからということでした。児童には、自分の命をかけたエンダンさんの尊い行動に対し敬意を払うとともに、かけがえのない命だからこそ大切にしていこうと話しました。何年経っても忘れてはならない出来事だと思います。当時の関係者の皆様方にとっても本当につらい出来事だったと思います。

海や川の事故だけでなく交通事故等にも十分に気を付けて、安全で楽しい夏休みにして欲しいと職員一同願っています。2学期の始業の日には全員が元気な姿を見せて欲しいと思います。
【校長先生のお話】


【児童代表作文発表】


【エンダンさんの話】




プール納会

7月18日(水)の2・3校時に、5・6年生のプール納会がありました。5・6年生のプール納会が最後ということもあって着衣泳を行いました。

着衣泳の前に記録会があって、そこではスイスイと泳いでいた子どもたちも、衣服を着て、履物を履いて泳ぐとなると、とても勝手が悪そうで、「進まない!」を連発していました。

着衣泳で試したのは、ペットボトルが浮くのに役立つかどうかクロールと平泳ぎではどちらが泳ぎやすいかということでした。子どもたちは、口々に「平泳ぎの方が泳ぎやすい。」と言っており、より多くの泳法を身に付けていた方がよいことを実感をもって理解したようでした。

 夏休みに起こりやすい水の事故に遭わないことが何よりですが、着衣泳の経験は、きっと事故防止につながっていくことだと思います。

【着衣泳の様子】