令和7年度推薦入学者選抜検査に関するお知らせを掲載しました。
積雪により受験に影響がでる可能性がありましたら、ご確認ください。
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本日、清武町SOKKENスタジアムにて、第46回全九州高等学校ソフトボール競技大会が開催されました。猛暑のなか行われた初戦は、沖縄県代表の嘉手納高校を相手に14対0のコールドゲームで勝利を収めました。初回に小林旺雅が三者連続三振でリズムを作ると、打っては小林蒼大の2点タイムリーなどで勢いに乗り、明日の準決勝にコマを進めました。熱中症対策やコロナ対策等、コンディションを整えるのは大変だと思いますが、「チーム鹿瀨」の明日の活躍を期待しています。
第104回全国高等学校野球選手権宮崎県大会が開幕しました。昨晩の雨が嘘のように晴れ渡り、素晴らしいコンディションのもと開会式が行われました。日向工業は、7月11日の第2試合、サンマリンスタジアムで都城商業と対戦することになっています。副知事の挨拶にもありましたが、熱中症とコロナに気をつけて全力でプレーしてほしいと思います。
現在、建築技術部と3年生の課題研究でSDGs活動の一環として、「廃材を利用したベンチ」を生産しています。建築科では、循環型の社会を実現するための目標である「つくる責任・つかう責任(目標12)」を意識した教育を展開しています。先生曰く、「座る機能」「物を置く機能」「踏み台としての機能」は十分果たせると言っていますが、とても素晴らしい作品に仕上がっています。これで校内もますます機能的な教育環境が整っていくと思います。建築科に感謝です。
進路選択の幅を広げるとともに、自分に合った職業を考えることを目的に「進路ガイダンス」を実施しました。1限目には、県商工観光労働部・雇用労働政策課の塗木主幹より、「最近の雇用情勢と県の取組」と題してご講義をいただき、本年度の雇用傾向と自分に合った企業を選択することの大切さをお話ししていただきました。2限目からは、県内企業15社による企業説明会、大学をはじめとする進路説明会、そして専門学校等による公務員講座の3部門をブース形式で実施しました。本日のガイダンスには、保護者等も参加して行われました。昨日から求人票の受付が開催されたこともあり、生徒の皆さんも真剣な眼差しで説明を聞いていました。大変、充実した1日となりました。
新年度も3か月が過ぎようとしていますが、5月に開催された県高校総体ではソフトボール部が見事4連覇を達成し、インターハイ出場を決めました。また、水泳競技では林裕輝さんが400m自由形で3位に入り九州大会出場を決めました。
6月に開催されたものづくりコンテスト宮崎県大会においても、溶接部門と木材加工部門で最優秀賞を獲得し、旋盤作業部門と電気工事部門で優良賞を獲得しました。エントリーした4部門すべてにおいて入賞できたことは、本校にとってすばらしい快挙だと思います。先生たちの熱心な指導と生徒の地道な取り組みによって、本校の「ものづくり技術」の高さを証明した大会となりました。
さて、本校は高度経済成長期の日本産業を支えるべく工業人の育成を目指し、昭和36年に設立された今年で62年目を数える専門高校です。現在は、機械科・電気科・建築科の3学科が併置されており、ものづくり産業の強みである「技術力と品質力」を高める教育に日々取り組んでいます。
また、第四次産業革命の発展により、AIやIOT、ロボットなどの先進技術が社会で実装されていることから、本校においてもIT社会に対応できる人材の育成に努めていく必要があると考えております。
生徒の皆さんは、卒業後、社会に貢献しながら激動の社会を生き抜いていかなければなりません。そのために必要なことは、専門性を身に付けることです。そして、最も大切なことは将来を見据えたキャリアプランをしっかりと立てることです。計画があってこその実践です。そこで、校長先生から生徒の皆さんへ4つのメッセージを送りたいと思います。
1つめは、「不安や弱さが人間を成長させる」ということです。自分の弱さをネガティブに捉えてダメな人間と思っている生徒はいないでしょうか。弱い自分や不安を受け入れるということは、自分をもう一段階成長させる要素だと思います。弱い自分と向き合うことが、強い自分に成長させてくれるものと確信しています。
2つめは、「目標を達成しようとすれば規律は自ずと生まれてくる」ということです。自分の目標を確実に達成しようとすれば、それに向かうための取り組みが必要になります。そして、目標達成の障がいとなるものを自ら取り除こうとするはずです。自分に合った目標を一日でも早く見つけ、充実した日々を送ることを期待しています。
3つめは、「ものづくりの感覚を磨くこと」です。本校は、ものづくりを中心とした専門高校です。センスのあるものをたくさん見て、触れて、考えて、自分なりのオリジナル作品を作り上げる力を身に付けて欲しいと思います。
4つめは、「恕のこころ」を持つことです。恕とは、中国の孔子が言った言葉で、「自分がされたくないことは人にもしてはいけない。」という意味があります。相手に対して常に優しさと思いやりを持って接して欲しいと思います。
最後になりますが、高校生には無限の可能性があります。自分はこれぐらいだと決めつけず、新たなことにチャレンジして欲しいと思います。時間は現在と未来しかありません。素晴らしい未来を創るためには、今直ぐ行動を起こすことが必要です。私たち教職員も、生徒全員の目標達成に向け一生懸命に取り組んでまいりますので、今後も引き続き、保護者等の皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。「自発・創造」という校訓を胸に、本校生がたくましく成長してくれることを期待しています。
6月11日(土)、宮崎工業高校を主会場として、第16回ものづくりコンテスト宮崎県大会が開催されました。総合開会式では宮崎県工業会の山本専務理事より、「他校の取組にも関心を持ち他校からも学んでほしいと述べ、これまで学んだことを誰かのために役立ててほしい。」と激励の言葉をいただきました。その後、各会場に分かれて競技が開始され、昨年に続き溶接部門と木材加工部門で最優秀賞(1位)を獲得しました。また、電気工事部門と旋盤作業部門で入賞するなど、日向工業の専門技術の高さを示すことができた大会となりました。選手の活躍はもとより、日頃から指導されてきた先生方の地道な取り組みに感謝いたします。本日の結果は以下のとおりです。
〇溶接部門
団体の部 優勝:日向工業高校(児玉、三浦、川口)
個人の部 1位:児玉海晴 2位:横井昂生 3位:川口将吾
〇木材加工部門
1位:山口陸空 2位:鈴木航輝
〇電気工事部門
3位:甲斐 匠
〇旋盤作業部門
3位:中里光一
本日、全校朝礼にて県高校総体で入賞した部活動の表彰伝達式が行われました。ソフトボール競技の優勝と水泳個人で林裕輝さんの3位入賞、柔道個人で安藤詩穏さんの3位入賞を全校生徒の前で伝達いたしました。上位大会での更なる活躍を期待しています。
本校が出場する競技は、本日が最終日となります。昨日に引き続き、弓道男子団体戦が行われました。残念ながら予選を通過することはできませんでしたが、桑村選手が3年生の意地を見せ、チーム内で最高の3中の的中でした。3年間の集大成がしっかりと出せたのではないかと思います。
本校から出場する最後の競技は弓道競技です。本日、ひなた武道館にて、男子団体の1立目が行われました。明日は2立目、3立目が行われ、的中数の合計で順位を競います。上位16校が決勝トーナメントに進むことができます。明日の頑張りに期待したいと思います。なお、本日、唯一の3年生である桑村選手が4射中3中を的中させ、個人決勝へコマを進めました。残念ながら敗退しましたが、主将としての立ち居振る舞いには大変素晴らしいものを感じました。
高校総体もいよいよ終盤。本日は、ソフトボール男子決勝のほか、3競技で熱戦が繰り広げられました。ソフトボール決勝は、息詰まる投手戦となり6回を終えて0-0のスコアレス。迎えた最終回、先頭打者はエースで4番の小林旺雅。好投を続ける相手投手の速球を叩き、ソロホームランで先制。投げては7回を無失点に抑え、見事に完封勝利。小林の投打にわたる活躍で大会3連覇を達成しました。強化指定校としての意地を見せた試合となりました。本日行われた結果については、以下のとおりです。
・ソフトボール男子決勝 日向工業1-0日向
・バドミントン男子個人S 岩佐、佐藤(ベスト16)
・卓球男子個人S3回戦 川村2-3宮崎工業
・ラグビー準々決勝 日向工業0-112延岡星雲
高校総体も5日目。いよいよ終盤に差し掛かってきています。本日の日向工業生の活躍をお知らせします。本日は、サッカー競技の2回戦が行われ、接戦の末、宮崎西高校に0-1で惜敗しました。雨の降りしきる中、山本主将を中心に守りを固めで戦いましたが、残り5分で決勝ゴールを決められ勝利をものにすることができませんでした。秋の選手権に向け、チーム一丸となって更なる飛躍を期待しております。その他、バドミントン競技男子個人シングルスで、岩佐選手と佐藤選手が明日の5回戦にコマを進めました。また、卓球競技男子シングルスで、川村龍海選手が明日の3回戦にコマを進めました。本日の結果は以下のとおりです。
・サッカー 2回戦 日向工業0-1宮崎西
・バドミントン男子4回戦 岩佐25-17延岡星雲(5回戦進出)
佐藤25-10佐土原 (5回戦進出)
・卓球男子個人 2回戦 川村3-0延岡高校(3回戦進出)
・テニス男子個人シングルス 敗退
・陸上競技 男子200m、女子やり投げ 敗退
高校総体4日目。本日の日向工業生の活躍をお知らせします。本日は、水泳競技400m自由形で林裕輝選手が九州大会の標準記録を突破し、見事3位入賞を果たしました。また、男子バドミントン部は、団体戦でベスト8止まりだった昨日の雪辱を果たさんと、個人ダブルスとシングルスで全員が3回戦へコマを進めました。明日の活躍に期待したいと思います。本日の結果は以下のとおりです。
・水泳競技男子400m自由形決勝 3位 林 裕輝(九州大会出場)
・バドミントン男子個人 シングルス5名、ダブルス1組 3回戦進出
・卓球男子団体 1回戦 日向工業3-1延岡商業
・陸上競技男子100m 予選敗退
・テニス競技男子個人 シングルス5名 敗退
高校総体3日目。本日は8競技で熱戦が繰り広げられ、日頃の練習の成果を存分に発揮しながら、力の限り躍動していました。明日以降の活躍を期待しています。
・ラグビー 1回戦 日向工業22-15佐土原
・サッカー 1回戦 日向工業 5-0 日向学院
・ソフトボール1回戦 日向工業 4-0 延岡工業
・バドミントン準々決勝 日向工業 1-3 日向高校
・テニス団体 1回戦 日向工業 0-3 宮崎北
・卓球個人 1回戦 日向工業 0-3 宮崎工業
・陸上競技4✕100mR 予選敗退
・水泳男子自由形200m 決勝4位 林 裕輝
本日は、ひなた武道館にて柔道競技の個人戦が開催されました。男女合わせて7名の選手が延岡学園高校や宮崎日大高校などの強豪校に挑みました。敗れはしましたが、思い切って技を掛ける姿にとても感動しました。
いよいよ高校総体が開幕しました。本校バスケットボール部と柔道部が先陣を切って登場しました。バスケットボールは、都城農業高校に最後まで食い下がりましたが、77対100で惜敗しました。強豪校相手に77得点は素晴らしい成績だと思います。日頃の取り組みの成果が発揮できてよかったと思います。また、柔道競技では1年生の入部もあり、久しぶりに団体戦にエントリーできました。日章学園高校に0ー5で敗れはしましたが、力を合わせて戦った成果を明日からの個人戦にぶつけてほしいと思います。これから登場する部活動の活躍を心より願っています。
第49回県高校総体ならびに第16回高校生ものづくりコンテスト宮崎県大会に参加する選手の壮行式が行われました。校長激励のあと、校長から稲穂選手(バドミントン部主将)へ団旗を渡し、続いて山本選手(サッカー部主将)が選手宣誓を行い必勝を誓いました。運動部及び技術部の活躍を全校生徒で応援しています。
4月23日の5~6時間目に、オンラインでの生徒総会を実施しました。令和3年度事業報告に加え生徒総会費決算報告が行われ、全校生徒からの承認を得ました。また、令和4年度の事業案・委員会活動方針及び予算案も滞りなく承認されました。最後に、各クラスからの要望事項については、校則等継続審議が必要なもの以外については各担当より回答がありました。生徒の自治活動を唯一推進する場が生徒総会です。民主的な方法にて要望が承認されることを期待します。
今年度も高校生ものづくりコンテスト宮崎県大会が、6月10日(金)から11日(土)にかけて宮崎工業高校を主会場として開催されます。九州大会や全国大会を目指すのは運動部だけではありません。日本の基幹産業である製造業や建設業などの工業を支えるのは、高等学校における「ものづくり」です。今大会も本校からは、旋盤作業部門、溶接部門、電気工事部門、木材加工部門に出場予定です。技術部の生徒たちは、休日も登校し一生懸命練習に励んでいました。日頃より鍛えた知識と技術を駆使し、授業や練習の成果を十分に発揮して欲しいと思います。
本日、日向・門川地区の高校3年生と定時制生徒を対象に、日向エリア内企業説明会を実施しました。新型コロナウイルスの影響で開催が延期され、オンラインという形ではありますが大変意義のある充実した企業説明会ができたと思っています。県内企業22社の協力を得て実施した本説明会は、企業の熱い思いやこだわり・勤労観・やりがいなどが生徒に伝わり、就職を控えた3年生にとっては、「働くことを身近に考える」という場を創出することができたと思っています。参加した生徒たちも、「仕事のやりがい」や「必要な資格」などについて必死に質問していました。
就職支援の拠点校として、企画・実施に携わり、苦労も多く大変でしたが、本説明会が滞りなく終えることができたのも、県工業会県北部会(人財育成分科会)や各自治体及び各商工会等の支援はもとより、就職支援コーディネーターである弓場さんの尽力によるものが大きかったと思っています。就職を迎える生徒には、自分の将来をしっかりと見つめ、自分自身でよりよい選択ができるよう学びを深めていって欲しいと考えています。
ソフトボールの第23回全九州高校男子春季大会が5月7日、熊本県水俣市で行われ、ソフトボール部が初戦で選抜大会3位の九州産業大学付属九州高校(福岡)に8ー1で完勝しましたが、準々決勝で選抜大会優勝校の大村工業高校(長崎)に0ー7で敗退しました。敗れはしたものの着実に力を付けてきており、5月末から開催される高校総体での活躍が大いに期待されます。全国トップレベルの実力校がそろう九州大会で試合ができたことは、選手のみならず1年生にとっても大変勉強になったことと思います。
ゴールデンウイーク中日の今日、3年ぶりとなる歓迎遠足を実施しました。天候も良く、絶好の遠足日和となりました。歩いて目的地のお倉ヶ浜運動公園まで向かい、現地ではサッカーやキックベースボールなどを楽しみました。新型コロナで気持ちが曇りがちになるこの頃ですが、生徒たちも感染防止対策に努めながら思いっきり楽しんでいたようです。
明日からは、ゴールデンウイーク後半戦。高校総体に向けての練習も佳境を迎えますので、今日の遠足はちょっとした気分転換になったのではないでしょうか。
ソフトボールの九州高校春季大会予選決勝が4月25日(月)に行われ、日向高校を2対1で破り5年連続の優勝を果たしました。初回、先頭打者の坂本滉生選手がホームランで先制すると、相手の反撃を1点に抑え接戦を制しました。小林旺雅選手のピッチングも見事でした。チームは5月7日(土)に開幕する九州高校春季大会に出場します。九州大会での活躍を期待します。
入学して間もない1年生は、まだ友だちができないと、不安を抱えている生徒はいないでしょうか。高校時代を有意義に過ごすために、自分の考え方を少しだけ変えてみてはどうでしょうか。一つめは、「人の悪口を書かないこと、言わないこと」。特にSNSでの発信は、一部分が切り取られて拡散されます。端末を利用する上でのモラルでもあるので不用意な発信は気をつけましょう。二つめは、「自分と他人を比較しないこと」。自分より友だちが多かったり、自分よりプレーが上手だったりすると、誰もが自分と他人を比較してしまいがちです。負の感情を持つより、他人と比較せずに自分らしく生きる方がずっと楽だと思います。三つめは、自分の将来を「どうありたいかを考えること」。将来の目標から逆算することで、今何をしなければならないかが自ずと見えてきます。
自分の所属する学科では、同じ興味や関心を持った生徒がいるはずです。自分が目指そうとする企業には、同じ目的を持った人たちが入社するはずです。自分から心を開けば、同じ興味や関心を持った友だちに必ず出会えるはずです。
本日、ひなた武道館にて、競技力強化に係る指定証交付式が開催されました。本校男子ソフトボール部が昨年に引き続き強化指定校に指定されました。今年度開催される「四国総体」及び「栃木国体」に向け、さらなる競技力向上が期待されます。そして、5年後に開催される「第81回国民スポーツ大会」で、ソフトボール競技の少年種別が日向市で開催されることから、継続的に強化が図られることを期待しています。
1年生のオリエンテーションの1コマを活用し、「自分も相手も大切にできるコミュニケーション」と題し、SUNWARD LAB株式会社の代表取締役 長友まさ美様にご講演をいただきました。1年生は入学間もないため少々緊張気味でしたが、「自分の思いを伝える」そして「その思いを受け取る」という行為を、ワークショップを交えながら実践しました。そもそも人と人は誤解が生じやすいようにできているため、相手の見えない頭の中(考え)をクリエイティブに捉えることによって見え方が変わるというもの。相手の弱点をプラス思考で見てあげると、相手も自己肯定感を持てるようになるのではないでしょうか。充実した1時間でした。
校内では、薄紫色のきれいな藤の花が咲き始めています。花言葉は「歓迎」。希望を胸に前日入学した104名の1年生を心から歓迎しているようです。もう一つの花言葉は「優しさ」。令和4年のスローガンは「優しさと思いやり」と1月の全校集会で話しました。この藤の花の花言葉のとおり、新入生を心から歓迎し、新入生が一日でも早く学校生活に慣れるよう、優しさと思いやりを持ってしっかりとサポートしていきましょう。
「式辞」
満開の桜もいつしか新緑となり、爽やかな春風に生命の息吹を感じるこの佳き日に、第62回入学式を挙行できますことは、私たち教職員一同、喜びに堪えないところであり厚くお礼申し上げます。
ただ今、入学を許可されました104名の新入生の皆さん、入学おめでとうございます。
過去2年、新型コロナウイルスにより世界が一変し、私たちの生活様式も大きく変わりしました。しかし、昨年度は感染防止対策を図りながら、ほぼ全ての学校行事を実施してまいりました。コロナ終息にはある程度時間がかかるかもしれませんが、本年度も感染防止対策を徹底しながら、皆さんの充実した学校生活をしっかりとサポートしていきたいと考えております。
さて、皆さんの多くは専門の知識を身につけて企業に就職したり、大学などの上級学校に進学するために、本校を志したことだと思います。産業系高等学校では就職試験を意識した学習に取り組むため、誰もが資格取得や初めての実習に不安を抱くものです。もちろん、就職試験に対応できる能力を身につけることは大切ですが、皆さんが身につけるべき能力は問題を解く力だけではありません。変化の著しい現代社会は正解のない課題が山積しています。その解決には、様々な情報を集積し比較し、他者と議論を交わすことが必要となります。4月1日に18歳成人となる改正民法が施行され、現代を生き抜く資質と能力を身につけていかなければならなくなりました。
私たち教職員が育成すべき資質・能力は、3つの柱で成り立っています。1つめは、「知識・技能」です。工業人としての基礎的な学力に加え、専門的な技能を身につける必要があります。2つめは、「思考力・判断力・表現力」です。知識や技能を組み合わせることで、適切な思考や判断が可能となります。3つめは、「学びに向かう力・人間性」です。人がモノを作るのではなく、モノを作るのは人なのです。つまり、モノにはその人の人間性が表れてきます。お客様の立場に立って製品を作ったり、お客様の喜ぶ姿を想像しながら作ることで、より素晴らしいモノが出来上がると私は確信しております。私たち教職員も企業が採用してよかったと思える学校づくり・人づくりに努めてまいります。
新入生の皆さんには、この資質・能力を身につけるため、学業・部活動・学校行事に積極的に取り組んで欲しいと思います。もちろん、複数の目標を持つと大変忙しくなりますが、個人には受け入れる量に差がありますので、他人と比較せずに自分のペースで取り組むとよいでしょう。調子が良いときは喜びすぎず、調子が悪いときは落ち込みすぎず、「ゆらがずとらわれない」ことが大切です。この状態をスポーツ界ではフロー状態と言います。
昨年、パ・リーグを制したオリックスバファローズの山本由伸投手は、皆さんも知っているように日本球界を代表するエースピッチャーです。彼は、どんなときもイライラはしないそうです。「うまくいかない自分にイライラするのは、それをやっていない自分が悪いだけ。」と言っています。山本投手のパフォーマンスを支える要因は、成功に向けた周到な準備と味方がエラーしても「ゆらがない心」だということです。 皆さんも、物事に一喜一憂せず、自分の果たすべき役割をしっかりと果たせる生徒になって欲しいと思います。そして、努力を惜しまず、大人に感動を与えられる生徒になって欲しいと願っています。
最後になりましたが、本日ご臨席いただいております保護者の皆様におかれましては、お子様のご入学、誠におめでとうございます。また、コロナ禍の中、規模を縮小した形での入学式となりましたが、皆様の御理解と御協力に心より感謝申し上げます。ここにいる生徒たちは、地元宮崎を支える宝です。私たち教職員は、104名の新入生を責任を持って育ててまいります。そして、新入生一人ひとりの進路実現に向け、3年後に、成長した姿で社会に送り出すことをお約束し、式辞といたします。「日向を動かす人となれ」
令和4年度から生徒指導部の提案により、女子スラックスを導入しました。始業式には、早速スラックスを穿いた生徒を見かけました。機能性や個人の嗜好などを取り入れたものではありますが、何人かの生徒に「スラックスはどうですか?」と聞いてみると、「穿きやすい」「スカートより楽です」と応えてくれました。
これからの学校経営も生徒の思考や社会の流れを考慮しながら進めて行く必要があると感じました。
本日は快晴、春爛漫の季節を迎え新学期のスタートを切ることができました。生徒の様子も爽やかで希望に満ちあふれているように感じました。 さて、本日の始業式では、18歳成人になることも踏まえ、身につけるものは学力だけではないという話をしました。多くの情報が氾濫する中、正しい情報を集め分析し、正しく思考・判断する能力や学びに向かう力・人間性が大事だと言うことを話しました。
人がモノを作るのではなく、モノを作るのは人だということ。「ものづくりは人づくり」モノを作る技術者の熱意や思いがなければ決して良いモノは出来上がりません。企業や人から求められる人間を目指して頑張っていきましょう。さあ、今日から新学期がスタートです。
令和4年度がいよいよ始まりました。新型コロナウイルスに翻弄された2年間でしたが、昨年度は感染防止対策を図りながら、ほとんどの学校行事を実施することができました。コロナを滅ぼす力はなくとも、私たちの生活習慣を変えるだけで状況は一変します。マスク着用や黙食、手洗い・うがいなどを徹底することが重要です。
マイナス思考さえ捨てれば、誰でも目標に近づくのではないでしょうか。「僕にはできない」と思った時点で成功への可能性はゼロになります。「僕にもできるんじゃないか」というプラス思考を持ち、できるために必要な心構え(マインドセット)は何かを考えていくことが大切だと思います。
昨年度は、ものづくりコンテストやマイコンカーラリーで大いに活躍したほか、ソフトボール、ラグビー、バドミントンなどの運動部の活躍も目立ちました。文化部では写真部がグランプリを獲得するなど、日向工業高校生のポテンシャルは計り知れません。学びに向かう優れた人間性があってこそ、すばらしい「モノ」が完成すると思っています。
新年度に新たな先生を迎え、更なる日向工業高校の飛躍を期待しているところです。今年度もコロナに負けずに頑張っていきましょう。
成人となる年齢を20歳から18歳に引き下げる改正民法が、いよいよ4月1日から施行されます。親の同意がなくてもクレジットカードや携帯電話、アパートといった契約を結べるようになります。高校生の社会参画が進むと期待される一方で、消費者被害の増加も懸念されるところです。お酒やたばこ・公営ギャンブルなどは、健康被害や依存症が懸念されるため、これまで通り「20歳以上」を維持することとなります。社会に参画するということはどういうことか。成人としての自覚を持って生活することが求められます。
この度の県立学校教職員等の異動により、15名の先生が日向工業高校を離任されることになりました。長い先生で8年、短い先生で1年、本校の教育に尽力していただきました。離任される先生方のご活躍を祈りつつ、新年度に向けて教職員と生徒が一丸となって頑張っていきたいと思います。
第40回全国高校選抜男子ソフトボール大会2回戦、日向工業高校ソフトボール部は、昨年度の優勝校である啓新高校(福井)と対戦。粘り強くつなぎ、大会屈指の好投手をあと一歩のところまで追い詰めましたが、6対8で惜敗しました。主戦小林の好投と粘り強くつなぐソフトボールで、全国に日向工業の名を知らしめました。インターハイへつながる貴重な経験になったことと思います。夏に向けた戦いはすでに始まっています。「一球入魂」「快打洗心」の精神を胸に、一日一日を大切に頑張ってほしいと思います。
3月25日(金)から岐阜県各務原市で開幕する全国高校選抜ソフトボール大会に向けて、本校ソフトボール部が学校を出発しました。初戦は3月26日(土)に南陽高校(山形)と啓新高校(福井)の勝者と対戦します。鹿瀨主将を中心とした守りのソフトボールで初戦突破を期待しています。
3月20日(日)の宮崎日日新聞「若い目(NIE)」の欄に、林田和真さん(卒業生)の記事が掲載されていましたので紹介します。
工業高校の授業では、家で工作するときに使っている道具のことを詳しく知ることができたり、先生方の面白く、ためになる話を聞くことができて、よい思い出ばかりです。しかも、実習はどの作業でも楽しいものばかりでした。
時々、加工法をどうしたらよいか考えたり、作業の効率と精度が求められるものでは、座学よりも集中して授業を受けていました。このように、専門を学んだことで、これから趣味の工作でも生かせていけるし、良いものが作れそうな気がします。
本当に工業高校で良かったなあと思います。
令和3年度を締めくくる終業式が本日行われました。コロナ禍でも「できない」ではなく、どうしたら「できる」のかを考えた一年だったと思います。結果として、感染防止対策を図りながら、ほとんどの行事を実施することができました。また、部活動やものづくりコンテストなど多くの大会で表彰されたのも一つの成果だと思います。
今年度は始業式でこんな話をしました。
1学期始業式には、自分の人生、20年後、30年後はどうなっているかわからない、一生懸命やれば人は変わることができる、
2学期始業式には、自分の命は大切にしましょう、いじめ・差別・偏見はやめましょうと、
3学期終業式には、今年のキーワードは「優しさと思いやり(恕の心)」でいきましょうと話しました。
今年度を振り返り、成果と課題をしっかりと次年度につなげ、充実した学校生活を送って欲しいと願っております。
3月18日(金)、日向市日知屋にある株式会社科学飼料研究所様より、社会的貢献(CSR)の一つとして消毒液ディスペンサーの寄贈がありました。
家畜の人工乳やサプリメント、養魚飼料等を製造しており、第一次産業の盛んな本県にとってなくてはならない会社で、本校の卒業生も中心となって頑張っているようです。大切に効果的に活用させていただきたいと思います。ありがとうございました。
3月18日の宮崎日日新聞「若い目(NIE)」の欄に、甲斐彪雅さん(卒業生)の記事が掲載されておりましたので紹介します。
日向工業高校で3年間実習などをしてみて、ものづくりの楽しさを知りました。特に課題研究では、約30mの側溝のふたを製作し、完成させることができました。達成感があり、とても充実した時間でした。そして、他の学校では体験できないことばかりで、とても良い経験ができたと思っています。卒業したら、これまで3年間学んできたことが役に立つときがくると思うので、それをしかっり生かしていきたいと思います。
3月の暖かな陽気の中、今年度最後のクラスマッチが開催されました。感染防止対策を図った上で、サッカー競技とバレーボール競技を実施しました。久しぶりの活動に生徒の喜びが弾けていました。
3月13日の宮崎日日新聞「若い目(NIE)」の欄に、河野匠翔さん(卒業生)の記事が掲載されておりましたので紹介します。
高校の実習では、機械をたくさん扱ってきましたが、私自身はもう少しTIG溶接や半自動溶接を極めたかったなあと思います。それは、高校では基本的なことを中心に学んできたので、実社会で即戦力になりたかったからです。
しかし、この3年間多くの人に支えてもらい、とても充実した日々を過ごすことができました。社会人になっても学び続けることを忘れずに活躍していきます。
卒業することができて、ありがとうございました。
マイコンカーラリー宮崎県新人大会が、3月12日に佐土原高校体育館で開催されました。1月に広島県で開催が予定されていた全国大会がコロナにより中止となりましたが、その鬱憤を晴らすかのように素晴らしい成績を収めてくれました。
設計技術、機械加工技術、制御技術、電子回路に関する技術など、工業に関する総合的な技術や知識が求められるなか、先生と生徒が一体となって地道に練習を積み上げてきた結果、個人2位、同3位、団体2位という成績を残すことができました。本校電気科の取り組みが結集された結果だと思います。令和4年度の更なる活躍を期待しています。
安定した走りを見せた本校のマイコンカー(AdvanceーClass)
個人2位の濱村さん(中央)と3位の山元さん(右)
毎年、本校から多くの学生が自衛隊へ入隊しています。このことから、自衛隊宮崎地方協力本部長より感謝状の贈呈がありました。
国民のために働く卒業生に感謝の気持ちを込めてエールを送りたいと思います。
3月3日の宮崎日日新聞「窓」に、河野雅也さん(卒業生)の記事が掲載されておりましたので紹介します。
私は3年間を通してたくさんのことを学んできました。4月からクラスのほとんどの人たちが「ものづくり」に携わる仕事に従事します。私たちは、機械科出身ですから高校で学んだことが生かされると思います。
また、学校の授業では、時には危険な作業なども体験できて、このようなさまざまな経験を生かして次のステージでも頑張っていきたいと思います。3年間、日向工業高校で学べて良かったです。
機械科3年のデュアルシステム(学校での座学と企業での実習を組み合わせた学習)で、製作した「消毒液スタンド」に続き、ベンチを紹介します。溶接技術やフライス盤の技術を駆使した作品で、ベンチのほか担架や道具を運ぶキャリーとしての機能を備えた万能用品です。4月から就業するにあたり、ものづくりの技術に加え、社会の求めに応じた開発力も必要になってくると思います。
担架としての機能
ベンチとしての機能
下部にキャリーとして利用するためのタイヤを装着
宮崎県が運営している
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↑ Youtube 宮崎県公式チャンネル
新型コロナウイルス感染拡大における対応について
〇本校におけるマスク着用の考え方 NEW!!
〇ワクチン接種に係る出席の取扱い
お知らせ
(1)宮崎県育英資金緊急採用制度
※(1)の詳細につきましては学校事務にお問い合わせください。
TEL (0982) - 57 - 1411
令和6年度スクールポリシーは
令和6年度 日向工業高校 生徒心得
令和5年度学校自己評価及び学校関係者評価←こちらをご覧ください
所在地 |
〒883-0022
宮崎県日向市大字平岩8750番地 |
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