3・4年生が木工教室を実施しました。
谷木材店から講師の先生がお二人来てくださいました。
行ったときはすでに作り終わっており、仕上げにサンドペーパーで
磨いているところでした。
飫肥杉を使って鉛筆立てを作ったようです。
自分で釘を打って組み立てたそうです。
自分で作ったから、磨きにも気合いが入っていました。
すてきな作品ができていました。
完成したら、教室で飫肥杉についてのお勉強でした。
講師の先生がたくさんの写真や作品を見せながら、
分かりやすく教えてくださいました。
「この木(丸太)は樹齢何年でしょう?」
「10年?」 「実は70年です。」
丸太を木材にする様子をスマホ動画でくださいました。
「どっちが飫肥杉でしょう。」
実際に持たせてもらって、飫肥杉の軽さを実感しました。
持ってこられた写真データのUSBメモリーも飫肥杉でした。
いろいろな作品を紹介してくださいました。
「これは、飫肥杉のはがきです。」
「これは飫肥杉のお盆です。」
「これは何でしょう?」
「飫肥杉で作ったオルゴールです。」
最後に飫肥杉について質問しました。
子どもたちは、総合的な学習の時間に飫肥杉について
詳しく調べているので、質問も調べたことを基にした
質問をしていました。
谷木材店さんは、今年の3月に学校の体育館の演台が壊れたときに
すぐに駆けつけて直してくださったヒーローです。
今日のお話の中でも「品物」という言葉ではなく、
『作品』という言葉を使われていました。
飫肥杉に対する愛情と仕事に対する誇りと情熱を感じました。
子どもたちは飫肥杉の学習にますます意欲と興味がわいたと思います。
また、ふるさと「日南」を愛する心が育ったと思います。