日誌

2015年3月の記事一覧

2わのことり~道徳の時間~

3月2日は一,二年生、3月3日は三,四年生、3月4日は五,六年生が校長先生と
道徳の勉強をしました。すべての学級で、一年生の資料「2わのことり」を使いました。

これは、低学年資料の定番です。ねらいとする内容項目は「友情・信頼」。音楽会を開くうぐいすと、誕生日会をするやまがら両方の家に招待されている鳥たち。はじめは華やかでごちそうのあるうぐいすの家に行くが、みそさざいだけがやまがらのことが気にかかり、途中からうぐいすの家を抜け出してやまがらの家に行く。ひとりさみしくしていたやまがらは、みそさざいをみて涙を流す。という内容です。六年生は五年前に読んだ資料です。ですが、学習者が経験や年齢を重ねた結果、同じ資料でも読みの深さが変わってくるということ今回の授業でわかりました。

3,4年生総合的な学習の時間「酒谷を知ろう。~匡得神社~}

飫肥藩主伊東氏の軍神と称えられ、飫肥藩280年・伊東氏14代の基礎を築いた名武将『山田匡得(やまだきょうとく)』をまつった「匡得神社」に行きました。学校から歩いて2km弱のところにあります。山田匡得は、1596~1614から酒谷の地頭を命じられていました。酒谷城主として島津氏の押さえとしての責任の重大さを痛感していたため、武術を向上の方法の一つとして弓術を奨励し、島津との国境に近い白木俣というところに的場を設けて大声で囃して気勢を挙げさして訓練させたそうです。それが、飫肥の『四半的』の起こりともいわれています。
 山田匡得は、享年79歳だったそうですが、亡くなった後も祀られて、今でも地区民と一緒にしっかり酒谷を守ってくれています。