学校の様子
教育=「意図的な目標化の営み」なのです
2年生。
ミニトマト、育ててきました。
たくさん実がなりましたね。
毎日、楽しみに、実りを確認してきました。
収穫したら、ビニルに入れて、家にお土産です。
校長先生、美味しそうです。
お家の人も、嬉しいでしょうね。
子どもさんが懸命に育てた、愛すべき、ミニトマト。
??毎回、先生に報告??
先生、2個取れました。先生が丁寧に褒めて、記録します。
ふむ、丁寧ですね。一つ一つ、記録取るのですね?
どうしてかな、と思って、教室を見渡すと・・・。
なるほど。
こういうことですね。
教育とは、目標に向けて、努力を続ける行為である。
それは、夢に向けて、努力を続ける行為の元になる行為である。
このクラスは、ミニトマトを育てる行為に、「目標」を持たせていたのである。
子ども達、一人一人が、
クラスの目標達成のために、
力を合わせて、
収穫を喜んでいた
のである。
学級を経営するとは、
このように、
全ての「チャンス」を、
意図的にとらえて、
目標化する営みである。
あと、1週間・・・。(^^;;
500個、収穫できることを、祈ります。
2年生、教育の本質。
協力と競争。
・・・実に良い、学級経営できてます!
٩( ᐛ )و ファイティン!
by 校長
コロナに負けず トントコ トントコ!
赤圏域に戻りました。
登校前の健康カードチェック再開です。
せっかく、始まった、1年生の鍵盤ハーモニカ演奏も、停止。
さて、どんな音楽してますか?1年生。
みんな、黙々と、クロームブックに集中中でした。
???
なにかしら、かわいい音がでていますよ。
トントコ、トントコ・・・。♪
お!ティンパニとトライアングルだ!!
トントコ、トントコ、チーン!
それぞれに、刻むリズムが違うような??
ふむふむ。これ、リズムマシーンですね。
みんな、リズムを入力中なのですね。
うまいもんですね。4ビートのリズムになってますよ。すごい!
え?この子は、音が全然違う??
あら、ドラムじゃないですか。
ドンドコ、ドンドコ、ドーン!うまいもんだ!
え?まだあるの?
マ、ラ、カ、ス?
カッチン、カッチン!
そりゃ、みんな、楽しいわな。
体を揺すって、リズムのお勉強。
タンタン、ドンドン、いろんな組み合わせがあるのですね。
校長先生。楽しいですよ。
鍵盤ハーモニカを弾きたいけど、仕方ないです。
先生が、いろいろ、工夫してくださるから。
飽きませんよ。明道小学校のお勉強。
みんな、すごいね。
アナログも、デジタルも、一生懸命だね。
それにしても。
校長が、見たことも聞いたこともない、ソフトを、即座に活用する。
担任先生が、すごいですね。
コロナ禍、また、始まっちゃいましたが。
ご覧のとおり、一年生の音楽は、トントコ、トントコ。
コロナに負けず、にぎやかに、活動中!
by 校長
報道されなかったこと
5・6年対象
戦争講話。坂口フミ子さん。
実は、7月14日は、フミ子さんの誕生日でした。
講話終了後、みんなで、ハッピーバースデーを歌い、
花束をさしあげて、フミ子さんの90歳のお誕生日をお祝いしました。
お元気なフミ子さんでした。
5日前は熱中症で、倒れられたのですが、明道小の子供達に会えることを楽しみに、元気になられたとのこと。
その講話の様子は、以下のテレビ局が報道していますので、ぜひ、ご覧ください。
(文末に紹介)
ここでは、報道されなかった、事実を、ここでお知らせしておきます。
フミ子さんの主張。
怪我をして、手を失って、死んだ方がいいかと思った。
でも家族のことを考えて頑張って生きていこうと思った。
腕は夏の間、薬がないから大根のように腫れて、痛み続けた。
でも頑張って生き延びた。
戦争は恐ろしい。食べ物は全てなくなる。
お米も食べられなかった。
爆弾は降り注ぐ。機銃掃射が降ってくる。
今は、平和である。平和だからこそみんな、幸せでいられる。
戦争は2度としてはならない。
戦争中は、おやつなどない。カボチャの種をいって食べていた。
平和で幸せな世界を作ってください。
戦争を2度と起こしてはいけない。
ウクライナの戦争も早くやめてほしい。
絶対にみんなに幸せになってほしい。
立派な大人になってほしい。
友達と仲良くしてほしい。
講話後、質問コーナーがありました。
子供達の質問と、
フミ子さんの回答のやり取りが、
素晴らしかったのです。
「質問はありませんか?」(以下、質問と写真は順不同)
子ども:戦後がないこと、今平和であることをどう思いますか?
家族でも喧嘩したりしないように。
みんな仲良く暮らしてほしい。
子ども:食事が今、普通に戻ってどんな気持ちですか?
戦争中は、ご飯はない。
さつまいもは良い方。
むぎご飯、タニシ、川の魚、草などを食べていた。
卵はない、牛乳もない。
毎日ひもじい思いをしていた。
飢え死にする人もたくさんいた。
今の生活は、とても幸せである。
子ども:生活が苦しい中で、どうして、生きていこうと思ったのですか?
家族がいたから、生きていこうと思った。
ひとりぼっちだったら、生き抜けなかったと思う。
皆さん、自殺なんて、絶対に思っちゃいけない。
子ども:苦しい中でも、幸せだと思うことはありましたか?
幸せは、何も「ない」
この苦しみから、早く抜け出したい、
いつか、貧乏から抜け出したい、そればかりを思っていた。
生きていて良かったと思える日が、必ずくると信じて、生きてきた。
子供達の質問は、止まることはありませんでした。
子供達の質問は、圧倒される内容でした。
フミ子さんは、こう、まとめられました。
戦争が長く続きすぎたから、原爆も落とされることになった。
もっと早く戦争を止めることはできなかったのか、疑問を感じている。
戦争は、絶対に起こしては、なりません!
・・・子供達は、静かに話を聞き続けていました。
最後に、子供から、感想。
今日、聞いた話をもとにした、素晴らしい素敵な感想が、
フミ子さんに届けられました。
この模様は、1週間、ニュースサイトで見ることができます。
子供達のインタビューの答えが素晴らしいです。
どうぞ、ご覧ください。
【MRT】
https://news.yahoo.co.jp/articles/82b93a6728070a19f4c5eb4ea559d45a2efe9ff2
【NHK】
https://www3.nhk.or.jp/lnews/miyazaki/20220714/5060012975.html
フミ子さん、子供達のために、ありがとうございました。
フミ子さん、90年ぶりの、明道小訪問でした。
フミ子さん、どうぞ、
来年も、7月14日、また、明道小で、お待ちしています。
ハッピーバースデー、フミ子さん!
by 校長
つながるということ
ボランティア活動が行われていない学校で、
6年にボランティアを呼びかけると。
1か月後には、ボランティア活動は消滅してしまいます。
先生が、がむしゃらに呼びかけ、一緒に活動して、
やっと、細々と数名のボランティアが継続する程度。
・・・これが、過去の私の体験例でした。
つまり、繋がっていないから、継続性がないのです。
ところが。明道小のように、
「繋がっている」ボランティアは、活動が風化しません。
あいさつ運動。まだ、朝、一人ですが。黙々と活動中。
全ての学年が、この6年生の姿を見て育ちます。
かっこいいなあ。ぼくも6年になったら、あそこに立つんだ!
そんな「つながる」意識をもち、ボランティアに臨む学校は、
「つながっり続けて」いきます。
ポイントは、誰に見られなくても、
一人でも、黙々とできるか、です。
そして、その「黙々」を後輩が見ているか、です。
誰のためでもなく、強いて言うなら、学校のため。
6年の名誉のため。
そして、後輩を育てるため。
これが、繋がるボランティアの心です。
この、明道小6年生のボランティア活動。
「つながる」ボランティア活動の心は、
明道っ子の誇りであり、宝でもあります。
そして、その心は、姫城中の姫ボラで、
さらに大きく開花するのです。
by 校長
明道小だからできること(6年生)
明道小だから、できるのです。
市役所サイドから歩いてくる人影有り。
誰ぞ。どこに行くぞ?
明道小、6年生なり。
着地点は、ここなり。
都城市が誇る、市美術館!
いきもののけはい 展、初日なり!
本当でしたら、オープニングセレモニーにお呼ばれするはずだったのですが、残念ながら、セレモニーは中止。
さあ、いきもののけはい展、最初のお客様、入場です!
入口は、現実世界から、不思議な、美術世界へ入って行くかのような設営がなされています。
うー緊張するなあ・・・。
1組は、学芸員さんと、牛さんが描かれた絵画について、鑑賞教室です。
2組さんは、猫さんが描かれている、とても不思議な絵画の鑑賞教室です。
たくさんの感想が出てきました。
つまり、今回の作品展は、全ての絵の中に、
何かしらの「いきもの」が描かれているのです。
さあ、自由鑑賞。みんな、作品に見入っています。
子どもなりに、真剣に集中して、何かを感じようとしているようです。
小声で、ここに動物がいるよ・・・友だちと鑑賞中。
みな、真剣に、メモを取りながらの鑑賞です。
この、かわいいわんちゃんも、実は、作品です。
美術館は、エアコンが効いており、
とても、静かに集中して、鑑賞ができます。
明道小だからできること。
徒歩圏内だから、市の美術館を年に2回、訪問できるのです。
子ども達にとって、今回も、とても貴重な経験になりました。
今日は、6、5、2年生。明日は、1、3、4年生。
3年生には、ケーブルテレビの取材が入ることになっています。
夏休み、ぜひ、子ども達の案内で、
美術館訪問されてはいかがでしょう?
きっと、得意げに、「この作品は、ここに動物がいるのよ」と、
「小声で」説明してくれることでしょう。
本作品展、入場無料です。
by 校長