みやこのじょうしりつかみながえしょうがっこう
都城市立上長飯小学校
日誌
いざ、青島青少年自然の家へ!(5年生)
今日から1泊2日で5年生が青島青少年自然の家に宿泊学習に行きます。今日と明日の宮崎市の天気は良さそうです。子どもたちは青島青少年自然の家で、学校では体験できないフィールドアスレチックやキャンプファイヤー、しおかぜ追跡ハイキングに取り組む予定です。子どもたちは山に囲まれたところを生活拠点にしていますので、今回のプログラムは海を身近に感じられるものを中心に編成したところです。5年生には、集団生活やさまざまな体験活動をとおして、「規律・友愛・協働・奉仕」の心を育んで学校に戻ってきてほしいと思います。そして、来週からさらに成長した5年生の姿が見られることを期待しています。
アクションカード(危機管理マニュアル)
学校生活の中で起こり得る事故や災害を予測して、学校は適切な判断と迅速で安全な行動が取れるようにしておかなければいけません。しかし、いざ事故等が起こると、気が動転してしまって、どう対応して良いか判断に迷うことが出てきます。そこで、本校では判断に迷うことがないように、保健室の先生がアクションカードを作成して、学級の入り口にかけるようにしました。アクションカードには、職員の役割が書いてあって、管理職、第一発見者、救急車要請者、記録者などがあります。そのカードを渡された人は、自分が何をすれば良いかがすぐ分かります。8月にこのアクションカードを使った緊急時のシミュレーション研修を行いましたが、職員でアクションカードの効果を確認することができました。子どもの命を守るためにも、学校は常日頃から危機管理をしっかりしておく必要があります。
自分に合ったスタイルで!
2時間目に6年生教室に行ってみると、算数専科の先生が黒板の前にいて、数名の子どもたちが取り囲んでいました。何か先生に質問して解決しようとしているようです。教室の中をぐるっと見渡してみると、タブレット端末を使って自分で考えている子ども、友だちと相談しながら問題を解決している子どもたちがいました。この様子から、今日の授業では子ども自身が解決方法を選んで問題解決に取り組んでいることが分かりました。授業のめあては、「①表に書いて、②順序よく調べて、③ちょうどよい場合を見つけよう。」です。このめあてを全体で確認すれば、めあての中に学習の流れ(①、②、③)が示されているので、子どもたちは自分たちで学習を進めることができます。先生はアドバイザー(相談役)を務めていて、他の子どもたちは自分が選んだ方法で真剣に問題解決に取り組んでいて、教室内に熱気がありました。子どもが主役の授業です。最後に、問題の答え合わせがあったと思いますが、結果はともあれ、子どもたちは満足感と納得感を得られたのではないでしょうか。
稲刈りをしました!~5年生~
5年生が6月中旬に田植えを行いました。台風等の影響がなく、順調に稲が成長し、今日、子どもたちが鎌を使って稲刈りをすることができました。これまでJA青年部の方々、お助け人の方々によって田を管理してきていただきました。大変ありがたく思っているところです。ありがとうございました。活動に入る前に、JA青年部の方が子どもたちが鎌を使って稲を刈りやすいように、コンバインを使って稲を刈り取ってくださいました。子どもたちは鎌を使って刈る人、刈り取った稲をコンバインの所まで運ぶ人など役割分担をしながら手際よく収穫したところです。今回、収穫したお米は、11月30日の上小まつりで白ご飯としてパック販売されることになっています。きっと美味しいご飯が食べられることでしょう。
観て学べる、とてもありがたいことです!
2年生の教室で6年生の先生が国語の授業をしています。この先生は、国語を専門としていて、この学級は本年度新規採用された先生の教室です。物語文の授業の進め方を学びたいということで、特別に模範授業をしていただいたというわけです。物語文は「お手紙」で、「『がまくん』の家に『かえるくん』がやってきました。これから、ふたりの間に、どんなことがおこるのでしょう。」という書き出しで始まります。今日のめあてを確認すると、黒板に「どこが心に残っているかな。」と書いてありました。その横には挿絵が9枚貼ってあって、今日の学習は、子どもたちがその挿絵の中から一つ選んで心に残ったことを書くというものです。子どもたちは、①から⑨の挿絵を選んで、自分の言葉で心に残った理由を書いていて、なかなか選べない子どもや書き方が分からない子どもに対しては、6年生の先生と2年生の先生(学級担任)が個別に支援をしていました。最後まで授業を観ていたわけではありませんが、2年生の先生は「子どもが主役の授業づくり」という視点から、物語文の学習を進め方の一端を学べたのではないかと思ったところでした。
これからの授業づくりにつなぐこと・・・
今日の午後から南九州大学で学科開設15周年記念イベントが行われます。そのイベントでパネリストとして登壇される堀田龍也教授(東京学芸大学大学院)と児玉晴男教育長(都城市教育委員会)、コーディネーターを務められる渡邉光浩准教授(南九州大学)、都城市教育委員会から2名が午前中来校され、本校の授業の様子を参観されました。時間の関係で、6年生1学級、特別支援学級(知的)1学級、2年生1学級、3年生1学級の4学級の参観でした。4時間目には、参観された先生方から授業者一人一人に対してフィードバックをしていただき、今後の課題等について助言をいただきました。ありがとうございました。授業者は自分の授業に対していろいろな角度から助言をいただけたので、とても満足して校長室をあとにしたようです。感謝の気持ちは、これからの授業で応える。そして、グーグル・オープンデー(12月12日実施)の公開授業の子どもの姿で応えていければと思っているところです。
オーストラリアからの訪問者
「Nice to meet you!」と言って、握手を交わした方々は、オーストラリアから都城市に家族旅行で来られた方々です。以前、ご主人と奥様は、三股町のALTをされていたそうです。なので、ある程度、日本語が理解できます。今回の旅行で、ぜひ2人の子どもに日本の学校を見せたいという思いから、本校の保護者を通じて訪問依頼がありました。子どもは、小学校5年生と中学1年生です。保護者の子どもさんが4年生にいるので、その学級の授業の様子を見ていただきました。子どもたちが真剣に学習に取り組む姿勢に感心されていました。併せて、先生もすばらしい「amazing!(アメージング)」と言われていました。せっかくなので、授業の終わりに、オーストラリアから来られた方々から簡単な自己紹介をしていただいたところです。4年生の子どもたちにとって、ちょっとしたサプライズになったのではないでしょうか。
自分のシューズをきれいに!
金曜日になると、子どもたちは自分のシューズ(上履き)を持って帰って、きれいに洗って月曜日に学校に持ってきます。さて、持って帰ったそのシューズは誰が洗っているのでしょうか。おそらく、ほとんどの子どもたちは、おうちの人に洗ってもらっているのではないかと思います。校長室前の廊下から1年教室を見てみると、子どもたちが洗面器を並べて何かしていました。近くに行ってみると、子どもたちがブラシを使って自分のシューズをじっと見つめながらごしごし洗っていました。生活科の学習です。子どもたちはきれいになあれ、きれいになあれと思いながら、自分のシューズを洗っていたのでしょう。そばで見ていて、その気持ちがよく伝わってきました。なかなか自分のシューズを洗うという経験をしていない子どもたちにとって、実際に自分で洗ってみるという体験は、おうちの人の苦労を理解するうえでも、とても意義があったと思います。次の土曜日や日曜日に、おうちの人に見守られながら子どもたちが、実際に家でシューズを洗ってくれることを期待しています。
着衣泳を体験しました!~4年生~
9月26日(金)、今日で本校の水泳指導が終わりました。最後の水泳指導は、4年生の着衣泳でした。着衣泳とは、水難事故などで衣服を着たまま水に落ちた際に、「浮いて待つ」ことで救助を待つ技術です。今回は空のペットボトルを浮き具として使いました。初めに、普段着のまま水に入って、服が重く体にまとわりついて、なかなか思う通りに動けないことを実感しました。子どもたちは水着で泳ぐことがどれだけ楽なことなのかが、よく分かったことでしょう。次に、普段着で水に落ちて救出されるまでの間、体力を温存するための技術としてペットボトルを使った着衣泳に取り組みました。日頃、よく目にしているペットボトルが、浮き具としてどれだけ役立つかが理解できたものと思います。今日の着衣泳を体験した4年生は、子どもたちだけで川に遊びに行ったり、そこで泳いだりすることはないと思います。また、今日の水泳指導で自分の命を守るために「着衣泳」を学んだことは、いざという時に役立つことでしょう。まさに、備えあれば憂いなしですね。
やってみる!
12月12日(金)はグーグル・オープンデーです。本校職員7名が授業を公開します。今、その公開に向けて、少しずつ準備を進めているところです。本校の研究の合い言葉は、とりあえず「やってみる」です。校内研究にみんなが参画し、どの学級でも子どもが主役の授業づくりが実現できることを念頭に置いて取り組んでいます。つまり、職員も誰一人取り残されない研究でありたいと考えています。今日の校内研究では、これまで他者参照や学びの可視化(友だちの考えを参考にしながら自分の考えをより良くすること)に取り組んだ実践を基に、個々の実践を振り返るとともに、全体で実践の共有を図りました。それぞれの実践を全体で共有することで、成果や課題、課題解決の糸口が明らかになったようです。これからも職員一人一人が意図的、計画的に他者参照や学びの可視化を取り入れた授業実践を積み重ねることにより、授業の質を向上させていきたいと考えています。そして、12月のグーグル・オープンデーでは、所期の目的が達成され、参加者が「上長飯小に来てよかった。」と思える1日になればと思っています。
〇 12月12日(金)は、Googleオープンデーです。100名を超える参加申込みをいただきました。ありがとうございました。当日、印刷した指導案等は配付しませんので、紙媒体の方が良い方は各自で印刷のうえ、御持参ください。すでに御案内のとおり、駐車場が運動場、受付は体育館内になりますので、よろしくお願いいたします。車で来校される方々がほとんどです。来校される際は、交通安全に気を付けてお越しください。職員一同、皆様の参加をお待ちしております。
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