都城市立 志和池小学校
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楽しくなってきたよ
3年生はローマ字を学習したばかりです。
そこで、タブレットPCの入力もローマ字入力に挑戦中です。
近くのスーパー(お店)の見学について、GoogleスライドやFigJamというアプリを使って、写真付きで気付いたことや感想をローマ字で入力していました。
子どもの感想です。
・手書き(入力)の方がまだ早いけど、少しずつローマ字を覚えて楽しいです。
こちらは、先生の感想です。
・子どもたちが覚えるのが早くてびっくりしています。ときには使い方を子どもたちに教えてもらうこともあります。子どもたちが使い方を覚えてくれるとうれしいですね。私は苦手なので、まだ楽しいとは思わないですけど、子どもたちが楽しそうに使っているのを見るとやっぱりうれしいですね。
「楽しいとは思わない」と言いつつ、表情は楽しそうです。
チャレンジすること自体を楽しんでいると思えます。
高め合い楽しみ合う運動会に
長く続いた残暑もようやく落ち着き、涼しさを感じるようになりました。
今日は運動会の結団式を行いました。
二人の団長、丸水愛湖さん、西山結菜さんが、赤白のボールを引き当て、団の色が決まりました。
丸水愛湖さんは「高め合いたい」、西山結菜さんは「楽しみ合いたい」とみんなに抱負を語りました。
10月27日(日)の運動会に向けて、次第に練習が本格的になっていきます。
受け継ぎ引き継ぐ伝統~棒踊り~
昼休みに、何やら上の階から音が聞こえます。
行ってみると、5年生が昼休みにもかかわらず、運動会で披露する伝統芸能「棒踊り」の練習を自主的にしています。
その中には6年生もいます。
6年生が5年生に教えているようです。
6年生に聞いてみました。どうして教えているのかと…。
すると、
・5年生に早く覚えてもらっていっしょに踊りたいから。
・私たちが受け継いだ伝統を引きついてほしいから。(下の学年に教えてほしいから)
ある6年の男の子に「あなたも教えているんだね。」聞いてみました。
すると、
「ぼくは忘れているから思い出しているんです。」とのこと。
なるほど、立場はそれぞれですが、棒踊りに親しんでいることをうれしく思いました。
別の方向に目を向けると、覚えた5年生が、担任の先生に教えていました。
今年の運動会の棒踊りはさらにレベルアップしそうな予感が…。
考えが広がる深まる、そして気持ちあたたまる
これは、6年生の道徳の授業の最後の場面です。
授業の感想を、「padlet」というアプリの中に書き込み、みんなの感想を閲覧し、コメントしています。
(これは一部です)
感想に、友だちの考えに対するものもあります。自分の考えが広がったり変わったり納得したりしたことが書かれています。
そして、そのことに対してコメントでさらに感想を広げています。
「ありがとう」が多いのも印象的です。
あとで、感想を聞いてみました。
・そんな考えもあるんだと発見できました。
・同じような考えを見つけて安心しました。
・普段話さない人の考えを知ることができてよかった。
・ぼくの感想に「ありがとう」と返ってきてうれしかったです。
・コメントで自分の考えに少し自信ができました。
・自分の考えを読んでくれていることがうれしかったです。
考えが広がり深まり、そして、気持ちがあたたまった場面です。
虫の観察…むずかしいなあ
「(虫が)逃げるから撮れません(写真を)。」
「(虫が)小さいからつかまえられません。」
「草と色がいっしょで見つけられません。」
という子どもたちの訴えが響きます。
1年生は生活科で虫の観察をしています。タブレットで写真を撮ろうとしています。
なかなか苦労しているようです。
なかには、手にした虫(おそらくバッタ)を友だちに見せて写真を撮らせている子もいます。
そうか、こうしたら逃げられずにすみますね。
ちいさな協力。
感想を聞いてみました。
・小さくてよく見えなかったけど、あしがギザギザしていました。
・頭に角みたいなのがあった。
十分観察できています。
2学期順調にスタート
2学期が始まり、学校に活気が戻ってきました。
朝、運動場を見ていると…
高学年の子どもたちが集まってきます。
朝から熱い中草取りをしているのです。
運動場から元気な声であいさつもしてくれます。
子どもたちに聞いてみました。
・少しずつきれいになっているのがわかります。
・根っこまできれいに抜けたときは気持ちがいいです。
子どもたち、ありがとう!
前向きな気持ちになります。
さて、1年生の連絡帳に、保護者からこんなお便りがありました。
「算数読み声がスラスラ、スムーズにできるようになりました。本人も自信につながっているようです。夏休みからの成長が見られ、私たちもうれしいです。」
学校(担任)と家庭とが子どもの成長について目を向け、それを共有できるというのはありがたいことだと思います。
2学期が順調にスタートできました。
夏本番! 安全に…
今週でプールでの運動・学習は終わりです。
本校では、全学年で着衣による安全な泳ぎ方、浮き方(背浮き)を学習しました。写真は3年生。
テーマは、「浮いて待て!」
ペットボトル等を浮き具にして上を向いて呼吸を確保して浮きます。最近のスリッパや靴は軽いので、これらも浮き具にできます。服を着ていると、その上着に空気をためることで浮きやすくなります。
背浮きは、身を守る浮き方ですが、背浮きをとおして、泳ぎながらの呼吸の仕方を身に付けられるので、泳ぎを上達させる体験にもなるのです。
3年生からこんな感想がありました。
・スリッパを持つだけで浮きやすくなったのでびっくりしました。
・服を着ているととても泳ぎにくかったです。
背浮きを怖がっていた子たちも多かったですが、次第に慣れて上手になっていきました。
さて、4年生は、着衣泳の後、何やら始めました。
さて、何をしているでしょう。
水でっぽう遊びです。
ビート板で防いでいます。
梅雨も明け、夏の扉が開きました。
いよいよ、来週は夏休み。
安全に遊んでほしい。それが第一の願いです。
暑さもとばす気持ちのよいあいさつ
写真から元気なあいさつの声が聞こえてきそうではありませんか。
朝の登校の様子です。
校門を通ると、上の方から「おはようございます」と聞こえます。
どこだろうと見上げると、3階から6年生があいさつしてくれています。
すると、それに影響されてか、2階からあいさつが聞こえてきました。
気持ちのよいあいさつで、暑さも吹き飛びそうです。
朝から、気持ちのよいあいさつをありがとう。
何を見つけたかな~2年生「まちたんけん」
7月12日(金)、2年生は学校の近くの商店や施設を巡りました。
「まちたんけん」の1回目です。
近くのスーパーや郵便局、花屋、パン屋、写真館を見学しました。
普段見慣れている中にも、中を詳しく見たことはないので、それぞれに発見があったようですよ。
見学の後は、タブレット端末でFigJamというアプリに感想をまとめていました。
その中から…
パシオでかいものとかの日は見ないけど、きょうは、町たんけんで行ったことのないパシオのうらのほうに行って、いろいろなのみものやおかしがいっぱいでした。それでなんだろうとおもってたのがドアがでっかかったです。
自分たちの地域への関心が少しずつ高まってくることでしょう。
自分たちで考え働く子どもたち ありがとう!
この写真は、掃除の時間の様子です。
玄関横駐車場の側溝の土をとっているのです。
以前から、側溝に土がたまっていて、大雨の時は周辺に水がたまっていました。
実は、この作業は、子どもたちが自分たちで気付いて「よし、やろう」と決めて取り組んだそうです。
6年生がリーダーシップを発揮して、低学年の子も取り組んでいました。
もう何日もかけて取り組んでいました。
運ぶ土はとても重かっただろうと思います。
おかげで先月の大雨の時も駐車場は水がたまらずにすみました。
どうして、この作業をしたのか聞くと、答えはシンプルです。
「溝に土がたまってたから、話し合ってしようかなあと」
自分たちで気付き、判断し、行動できる子どもたちが育っていることをうれしく、ありがたく思いました。
そして、子どもたちに先を越されたなと反省したところでした。
子どもたちを見習わないと!
「ありがとう」で笑顔
先日、授業を見て回っていると、ある学級で、席を離れている子に先生が注意する声が聞こえました。
「○○さん、席について。教えてくれてありがとう。」
ただ、注意、指示するのではなく、よい行動はしっかり認め褒めることを大事にしたいのです。それに「ありがとう」はぴったり。
その子は、離れた席の子に、学習内容を教えていたのでしょう。
その子は、その後に満足げなとてもいい笑顔で席に着いていました。
志和池小学校では、「1日10回ありがとう」を合い言葉にしています。
子どもだけでなく、もちろん先生も…。
そして、よりよい行動に目を向けていきたいと思います。
さて、今日は、私(校長)が運動場整備をしていました。すると、3階から5年生数人が「校長先生、ありがとうございます。」と声をかけてくれました。
よく気がつくものだと感心しました。他者の行動を自分ごととして見ることができたのだと思います。
もちろん、5年生には言いました。「ありがとうと言ってくれて、気付いてくれて、ありがとう」と。
説明して、聞いて、すっきり
6月18日(火)、6年生の算数の授業。分数÷分数の学習です。
の計算の仕方を考えました。
その方法を、説明しています。わられる数、わる数の両方に、なぜ3をかけるのかで紛糾しています。みんな真剣です。
こんな声が聞こえてきました。
「えー、なんかすっきりしない。」「もやもやする。」
すると、発表している子は、なんと、こう言いました。
「ぼくの今の説明、わからなかった人?」
おー、何人か手を上げています。
自分たちで話し合いが始まりました。
最後は、先生といっしょに説明してわかったようです。
さて、発表(説明)した子に感想を聞いてみました。
・みんなに伝わらなかったこともあったけど、少しは伝わった人がいたからうれしかったし、相手がちゃんと反応してくれたことがうれしかったです。最後は、先生の力を借りて伝わってよかった。今度は、ぼくからもみんなに質問しながら説明したいと思いました。
※反応というのは、「わかったこと」「わからないということ」の両 方だそうです。
では、すっきりしないと言っていた子に聞きました。
・すっきりして、その後の練習問題は何問も解けました。
と笑顔でした。
自分たちの力でなんとかゴールにたどり着いたようです。
学ぶ楽しさを感じられたひとときでした。
そして、わからないことを「わからない」と率直に言える雰囲気がいいなと思いました。
計算の仕方を説明したよ(子どもたちが主役の授業に向けて)
6月11日は学校訪問での研究授業を3年生と6年生で行いました。
こちらは3年生の様子。
「302-165」の筆算の仕方を考え、それを説明する学習をしました。
まず、自分で考えたらペアやグループで話し合いました。
ノートの書いている子もいれば、タブレットで考え話し合っている子もいます。
ノートに書いた子は、写真に撮って記録として残しています。
その後、全体で話し合いました。
おや、この写真は3人の子どもが立っています。
①一人が筆算の仕方を説明しています。
②それを聞きながら、もう一人が説明のことばを並べています。
③さらに、もう一人が計算棒を動かしながら実演しています。
3人は打ち合わせしているわけではありません。説明がわかりやすく相手に理解できなければ成立しません。
聞いている子どもたちも、しっかり指摘しながら学習を進め、よりよい説明をみんなでつくっていきました。
そして最後に、筆算を仕方の説明を一人一人が動画に記録しました。
自分の考えを説明することで、理解を深めます。そして、思考を働かせます。
子どもたちの感想に、
「2年生まではあまり発表してなかったけど、発表したらちゃんと説明できて、答えもあっていてうれしかったです。これからも発表したいです。」
とありました。
自分自身の成長を感じているようです。
川の水を調べる
6月3日月曜日に、志和池小学校4年生51名が、宮崎県環境森林部環境森林課が主催している水辺環境調査に参加しました。
水辺環境調査とは、身近な川と触れあいながら誰でも水辺の調査ができるように、「自然の音」、「自然の風景」、「水の透明度」などの6項目をそれぞれ4段階で判定する本県独自の「五感を使った水辺環境指標による調査」です。
今回は、高崎川について調査しました。都城市の環境政策課の皆様の協力の下、体育館に高崎川の水を運び入れてもらい、においをかいだり、透視度計を用いて透明度を計ったり、川に住む水生生物の数の調査を行ったりしました。ガガンボやヘビトンボなど、あまり見慣れない水生生物を興味津々に見ていました。いずれの項目も4点中3点以上のものが多く、高崎川の水のきれいさを感じたようです。
子ども達は、これからも水を大切に使い、地球を守っていきたいという思いをもったようです。
これから、どのような学習に発展するのか楽しみです。
※志和池校区には大淀川が流れており、実際に現地で調査を行いところですが、人数的に川岸に下りることが困難のため、運んだ水で調査したとのことです。
(この記事は4年担任が書いたものです)
「ありがとう」って連鎖するんだ
昨日はこんな情報をもらいました。
給食の前に、1年生の男の子がトイレのスリッパを並べていたら、それを見ていた5年生の男の子が、「ありがとう」と声をかけたのだそうです。また、それを見ていた先生が、その5年生に「ありがとう」と声をかけてくれたことに「ありがとう」と声をかけたそうです。
その先生によると、「ありがとう」を言う5年生は、高学年らしい自信のある頼もしい表情をしていて、「ありがとう」と言われるときは、うれしそうな笑顔だったそうです。当然、それを話すその先生もうれしそうです。
これを読んでいる方も笑顔になっていることでしょう。
「ありがとう」は連鎖するんだ。
学び合うのは楽しい
6年生の算数の授業をのぞいてみました。
小数と分数の混じったかけ算の方法について話し合っています。
おや、立って発表している子がいるのに、他の子も話し始めたようです。
指名された子が立って説明していると、別の子が、「えっ、小数を分数にどうやって直すの。」と質問しました。
すると、他の子がその子にその方法をまた説明し始めました。
そうそう。そこがわからないと次に進めないので、みんな真剣です。
みんなでわかり合おうとします。次の写真です。
発表は中断され、説明し合っています。
さらに、
子どもたちは、いろんな場所で話し合ったり、自分で考えを確かめたりしています。
そして、
再度、整理した考えを説明しあいます。
最後に、みんなが納得した答えにたどり着きました。
笑顔が見えます。
何がいいかって…。
わからないことを素直に「わからない」とか「なぜ」とか質問できる雰囲気。そして、それを教え合おう、話し合おうとする雰囲気。
ただ、話し合うだけではなく、しっかり答えを導き出せたということ、そしてそれに達成感を味わっているということ。
この話合いで威力を発揮したのがこのツール。
友だちの説明が理解できたかどうかを示すスケールです。
これをもとに、わからないという友だちに説明に向かうようです。
さて、翌日、感想を聞いてみました。
・自信がなかったけど、発表したら意外にみんなが賛成してくれてうれしかったし自信になりました。
・いつも発表しない人も発表するようになって、話合いが盛り上がって楽しかったです。
・とってもよくわかりました。(学習内容が)
子どもたちが生き生きとしていた授業でした。
研究授業ではなく、普段の授業です。
子どもたちが主役の授業を目指しています。
1年生だってしっかり発表できるよ
1年生でもこんなに上手に発表でき、また聞けるようになっています。形式的に体を向けているだけではありません。「聞きたい」という気持ちが表情にも表れていますよね。
「○○だから・・・です。」なんて、理由も言えているんですよ。
そして、聞いている子どもたちは、発表に対して「これがよかった」等の反応(レスポンス)があります。その反応が次の発表につながっています。
大したものです。1年生!
一生ものの体験! 「ものづくり体験」
5月21日(火)は、6年生が「ものづくり体験教室」に取り組みました。県職業能力開発協会主催によって、都城市内の板金と造園業の方々が来校され、ものづくりの体験を提供してくださいました。中には、現代の名工と言われる方も来られ、ものづくりの楽しさとともに仕事の魅力についても考える機会になりました。
銅板による表札づくりや、箱庭づくりに取り組みました。
子どもたちの感想です。
・ものづくりにあこがれをもった。
・将来の仕事の候補として考えたい。
・2時間の作業で一生もの(表札)ができるぜいたくな時間だった。
・センスがないとできない仕事だと思った。
・これから大切に(箱庭を)育てていきたい。(箱庭)
・家に持って帰ったら、お母さんから、「えっ!すごい! かざっておこう」て言われ飾ってます。
※ このとき、お母さんのびっくりした表情を再現して話してくれました。
感想を聞いたときの子どもたちの生き生きとした表情から、学びの大きさを感じ取りました。
今回の体験活動が、子どもたちの職業選びに少しでも影響を与えるというのは決して大げさではないように思えました。
このようなすばらしい時間を提供していただいた県職業能力開発協会の皆様、ありがとうございました。
地域に支えられ~読み聞かせ~
今年度の朝の読み聞かせがスタートしました。
読み聞かせは、地域の読み聞かせボランティア「志和っ池」のみなさんが、志和池小学校、丸野小学校、志和池中学校、地区内の幼保育園で読み聞かせをしてくださっています。
絵本だけでなく、ときには、紙芝居や図鑑も読んでくださいます。
<今回の子どもたちの感想から>
3年生
・象の鼻のしくみがわかって楽しかった。
(今回の本の感想)
・お母さんに、20年も続いていると聞いて驚きました。
6年生
・高学年になると絵本を読む機会が減るけど、読み聞かせを聞くと 読みたいなという思いになります。
・ちっちゃくなった気分です。
(1年生に戻った気分という意味)
地域に支えられ、子どもたちが本に触れる機会が増え、感性が育まれることはありがたいことです。
「6年生ですから」
今日は午後から、市の教科主任の先生方の会があるため、子どもたちはいつもより早く下校しました。
そのはずなのに、なぜか運動場で掃除をしている子どもたちがいます。志和池小はクスノキがあり、葉が春から夏にかけてもたくさん落ちます。
学校に水筒を置き忘れて取りに帰ったところ、ついでに始めたようです。
「ありがとう」と言うと
「6年生ですから」と返ってきました。
頼もしい限りです。
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