2023年7月の記事一覧
「笑顔いっぱい」の椎葉小の子供たち㉘~メディアに操られることなくメディアを操るために
今週も「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」を目指す椎葉小・・・そして、いつも通り元気な椎葉小の子どもたち。全員が元気に登校してくれています。
さて、現代社会の急激な変化に対応することの難しい昨今。身の周りのメディアだけにとどまらず・・・メタバース・・・VR・・・生成AI・・・と文明の進化により、我々の生活はドンドン便利になっていきます。一方で、取り扱うにあたって注意・懸念がある難しい状況であることも周知のとおりです。
そんな中に、たくましく生き抜くための資質・能力を身に付けるべく・・・椎葉小の子どもたち(3・4年、5・6年)は、7月10日の午前中にNTT docomoさんの協力のもと、スマホ携帯教室をオンラインで実施しました。
この教室では、講師からのレクチャーだけでなく、ペアやグループで話合いをしながら、ワークシートを使ってメディアリテラシーやコミュニケーションの在り方等について気付きや学びを深めていくものでした。
うまくメディアと付き合うことで、多くの学びが得られ知的好奇心は高まります。一方で、ちょっとしたことと思っていても、誰かを傷つけたり、著作権や肖像権をおかしてしまったりする・・・。
また長時間メディアを使うことで、健康に悪影響が出る(依存)といったこともあります。椎葉小のみなさんには、メディアに操られることなくメディアを使ってほしいものです。
今回のスマホ携帯教室での気付きや学びを基に、夏休み前のこの時期に・・・是非、親子で話をされるきっかけになればと考えます。
「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の椎葉小の実現に向けて~第1回学校運営協議会開催~㉗
前回のホームページに学校が一層成長していくためには、評価をしていただいたり助言していただいたりすることの大切さを改めて感じ、そこに成長へのスタートとなるヒントがあるとお伝えしました。
それともつながると思うのですが・・・7月6日(木)午前中に第1回椎葉小学校「学校運営協議会」を実施しました。学校運営協議会とは、村教育委員会から委嘱された地域の方々に、椎葉小の学校経営ビジョンや方針・取組、そのための校内組織・予算等について承認をいただき、方向性を共有するという組織です。
つまり、学校の説明に対して承認いただいてこそ、学校が各取組等を実践できる・・・また、委員の皆様が「協力者」ではなく「当事者」となって学校に提言をくださる・・・椎葉小にとって心強い存在の方々です。
今回は、椎葉村教育委員会から柚木和浩教育長並びに甲斐万寿也教育課長にも出席いただき、委員の皆様への委嘱状交付及び本会の概要についてご説明をいただきました。その後、本校より椎葉小の学校経営ビジョンや方針・取組を説明し、全委員からの承認を賜りました。
その後、本協議会が目指す「椎小の子どもたちの姿」について、前回ホームページで紹介しましたあいさつ実態調査を切り口に協議を始めました。委員の皆様からは、様々な視座に富む意見が飛び交い、学校と同じ意見もあれば、あまり気付かなかった意見もあり、徐々に核心に迫るものになっていきました。委員の皆様の発言の概略の一部は・・・以下の添付データのとおりです。
協議は、徐々に意見交換から熟議へとなっていきました。熟議の基本は・・・当事者意識。まさにその姿であります。とても有難く、有意義な時間となりました。
委員の皆様の御承認を得まして、今後も子どもたち、保護者・地域の方々とともに「夢いっぱい・笑顔いっぱい・元気いっぱい」の具現化を図って参りたいと考えております。
「笑顔いっぱい」の椎葉小の子供たち㉖~自分たちの立ち位置を知る~
梅雨明けを連想させるような夏日・・・そんな中に椎葉小学校では子どもたちの元気な声が、校舎内に響いている・・・7月6日(木)です。昼休みには、熱中症指数が高く、限られた時間しか運動場での遊びはできませんでした。こういう時だからこそ、体調管理には気を付けてほしいものです。
さて、上の掲示物は先月本校児童のあいさつについて、保護者にアンケート調査を実施・集計して、その結果を階段に掲げたものです。この主旨の一つは「児童がやっていることを、保護者はどのように見ている(評価している)のか」というものです。
回答結果から「できている」という意見が大半で、子どもたちを評価をしてくださっています。一方で「できていない」という意見があったり、「朝だけでなく日頃からあいさつできるように頑張ってください」「相手の顔を見てあいさつすると・・・もう少しよく見えます」等、激励のメッセージをいただいたりと、現状の課題が見え隠れしているようです。
考え方を変えると・・・まだまだ伸びる、まだまだできる、まだまだやれる椎葉小の子どもたち。きっと、「笑顔いっぱい」のレベルがまだまだ上がっていくのでしょうね。楽しみです・・・。
御家庭並びに地域の皆様も、是非子どもたちにお声かけくださると有難いです。
校長室だより7月
「元気いっぱい」の椎葉小の子供たち㉕~7/3(月)大雨の児童引渡しをとおして~
今日(7月4日)は、昨日までの大雨から一転・・・晴れ間もある"梅雨の中休み"といった感じでしょうか。椎葉村内では大雨による落石や土砂流出により道路等に被害があるようです。その時一番に考えるのは人命・・・。
かつて太平洋戦争において、日本で唯一地上戦のあった沖縄では「命どぅ宝」という言葉がありますが、最も大切なのは「命」ですし、みなさんの「安心・安全」です・・・そして、それらは宝物であります。
保護者の皆さんにおかれましては、急なお願いで恐縮でありましたが御理解・御協力を賜り、午後から「児童引き渡し」をスムーズに実施することができました。改めまして感謝申し上げます、ありがとうございました。また、本日早朝からPTAの方々並びに各地区の公民館長や住民のみなさんから、登下校の道路情報について学校に情報を寄せてくださいました。そのおかげもありまして、本日椎葉小児童・49名全員が、元気に笑顔で登校してくれています。
「当たり前は当たり前ではないこと」「当たり前は有難いこと」・・・、また「命」「安心・安全」のことにつきましては、今後も繰り返し子どもたちに指導して参ります。その結果として・・・「元気いっぱい」の椎葉小の子どもたちへと成長してくれるならば、こんなにうれしいことはありません。