活動報告
日南市立飫肥中学校1~3年生「生きかたよのなか教室」
11月26日(金)午後に、1~3年全学年(186名)を対象に「よのなか教室」が行われました。
各学年で同じ学びをしても、それぞれの成長段階で違う気付きがある。上の学年になって同じ体験をしても新しい発見があり、「学びは変化する」。
だから1~3年の間で、同じテーマで何度も学びを積み重ねていって、3年経った時に、生徒一人一人が何らかの「つながり」を生み出せるようにしてやりたい、というのが先生方の願いでした。
3年生には、昨年2年生の時に、職場体験の前に、「働く意味を考える」講話を行いました。
その後、立志式では、「太郎の手紙」の発表を聞いて、「様々な働く大人の姿」を紹介しました。
2年生は、今年職場体験に備えて、昨年の2年生と同じく「働く意味を考える」講話を行いました。
そして、今回ですので、3年生には3回目、2年生には2回目の出会いになります。
教務主任の湯川先生と、事前に何度も打合せを行いました。そして、今回は私の実の体験を語ることになったのです。このような話をするのは私にとって初めてのことでした。
私自身の42年間の会社生活をふりかえってみますと、「失敗」や「挫折」のくりかえしでした。
それを正直に語ってみようと思いました。「失敗を恐れないでほしい」というメッセージをおくりたいと思ったのです。
生徒たちの感想文の中に次のようなことが書かれていました。
「失敗を通して得るものがあるということが心に
残りました。これから私は失敗を恐れず何事にも挑戦していきたいです。」
「一番印象に残ったことは、嫌なことは嫌と思ってするのではなく、自分の経験と思ってすること。
という言葉でした。」
(文責:水永)
宮崎工業高校2年生「保護者向け就職啓発セミナー」
11月17日(水)午後に、宮崎工業高校2年生の保護者を対象にセミナーが行われました。
これは、宮崎市(商業労政課)が毎年行っているもので、「生徒たちの未来の『働く』を考える」ためのセミナーです。保護者のみなさんに、就職活動状況の変化や、宮崎で働く魅力を知ってもらうために企画されています。48名の保護者の方々が参加されました。
この日は、最初に戸敷市長から趣旨説明があった後、二つのセッションが行われました。
1.講話1 「育むということ 未来を担う人財育成」
水永正憲(宮崎県キャリア教育支援センター)
2.講話2 「宮崎で働くということ」
岩崎千恵子さん(株式会社 デンサン)
西原麗華さん(同上 *宮崎工業高校卒OB)
3.質疑応答
双方向参加型によって、高校生保護者の就活の悩みを少しでも解決できればと、事務局では今回から新しい工夫がなされました。
セミナーの前に「就活に関するアンケート」(オンライン回答)をお願いし、当日は質疑応答や講師からのアドバイスを行っていただき、セミナーの後でアンケート結果や意見などを還元して、セミナーに参加できなかった保護者にも提供されました。
「今日は、自分のことも含めて見直していかなければいけないことなど、教えさせられる機会になりました。家庭でもたくさん会話をしていきたいです。とても勉強になりました。」
といった声など、たくさんいただきました。
(文責:水永)
「都城市キャリア教育フォーラム」が開催されました
都城市教育委員会の主催により、11月15日(月)に開催されました。
当初計画では、8月に対面で実施予定でしたが、コロナ感染防止のため、会場(都城市ウェルネス交流プラザ ムジカホール)にて関係者のみ無観客で収録を行い、その後オンデマンドで各学校に配信されます。
・教育長挨拶(10分)
・講話 「育むということ 子供たちの未来は可能性に満ちている」(50分)
水永正憲 (県キャリア教育支援センター)
・シンポジウム(パネルディスカッション)(90分)
「キャリア教育の展望 新たな体験活動への取組」
束元健司さん (株式会社サニー・シーリング)
丸田耕正さん (株式会社都城北諸地区清掃公社)
栗原貴史さん (農業生産法人有限会社新福青果)
坂元敏広さん (社会福祉法人 スマイリング・パーク)
柿木裕一さん (都城市立妻ケ丘中学校長)
シンポジウムでは、次のようなテーマで活発な意見交換が行われました。
・それぞれの企業紹介と、キャリア教育活動の紹介
・職場体験を今後どのように深化させていけばいいか
・小学校の社会見学等、中学校では職場体験以外の豊かな体験活動の中で、企業・地域と学校とが、もっと多く協働してどのような取組が考えられるか。
都城西高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー パートⅢ
10月22日(金)15:00~(ヨルダン時間午前9時)から、都城西高校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが開催されました。高校での開催は3校目です。
「国連を舞台に社会貢献を考える ~難民危機に立ち向かう国際社会~ 」というテーマで、1年生フロンティア科42名と3年生希望者13名の生徒が参加しました。
これまでの2校の場合と同様、事前課題の4本のYouTube動画を事前視聴しての講話でした。
参加した生徒は、進藤さんの外務省職員としてアフガニスタンなど4か国での勤務経験やヨルダン事務所での仕事内容、国際貢献の意義等について熱心に聞き入っていました。
「海外での活動で日本とのギャップを感じた時、どう対応したか?」の生徒の質問に、「日本で当たり前と思っていることが、国によっては全く違う。違って当たり前と思うことも大事」という回答でした。
参加した生徒からは、「国際貢献は相手の立場にたって考える事が大切だと思った」、「やらない言い訳をつくらず、自分から行動できる人になりたい」等の感想も聞かれ、講話終了後も、国際貢献に興味関心を持つ3年生から多くの質問等が投げかけられて終了しました。
難民や貧困問題、児童婚の問題や国際貢献の在り方等、改めて考えさせる機会になったと思います。
(文責:西立野)
宮崎県議会(特別委員会)による調査(視察)がありました
10月20日(水)午後に、宮崎県議会「働き方改革・産業人材確保対策特別委員会」の田口雄二委員長以下11名の議員の方々が、延岡市キャリア教育支援センターに、「キャリア教育による人材育成」について調査に来られました。
県議会の方々に、我々の取組を聞いていただけることは大変ありがたいことです。願ってもない貴重な機会になりました。
延岡商工会議所と延岡市(工業振興課)が、将来の地域を担う人財の育成を図るために、延岡市キャリア教育支援センターを設置して、今年でちょうど5年が経ちます。
産官学の高度な連携により、市内すべての小中高校において「よのなか教室」を企画し実施してきました。特に、新学習指導要領により、中学校と高校において「探究学習」の導入がはじまったこともあり、社会人の方々との協働による学習の機会が増えてきました。
これからの課題として、県下全域にこのような支援活動を広めていく必要があること。
そのためにも、県としての支援をさらに充実していただけるようお願い申し上げました。
(文責:水永)
延岡市立旭中学校2年生「旭化成の繊維 ベンリーゼを知る」
旭中学校 2年生(65人)では、総合の時間で「進路指導」をテーマに取組んでいます。
職場体験が難しい状況にありますので、12月に職場訪問バスツアーを行うことになりました。
それに備えて、10月8日にオリエンテーションが行われ、引続いて「延岡の工業の特色を知る」ための職業講話が企画されました。
延岡市の旭化成で製造されているベンリーゼは、海中で微生物により分解される性質を高水準で満たしているとして、国際機関の認証を受けました。SDGsを先取りした「メードイン延岡」の製品がベンリーゼなのです。そのことが折よく8月25日の宮日新聞で紹介され、先生方から是非生徒たちに話を聞かせてやりたいということになりました。
この日は、ベンリーゼ製造部長の金田真幸さんに学校に来ていただき、実際にベンリーゼでできているフェイスマスクも生徒たちに配られました。
延岡で研究開発と生産をされているベンリーゼについてお話しいただいたあと、延岡でのものづくりの歴史や現場の話をしていただきました。生徒たちはベンリーゼについて詳しく知るとともに、延岡全体でのものづくりの状況を学ぶことができました。
先生方のご要望をふまえて、コーディネーターの水永が、旭化成へのお願いなどお手伝いさせていただきました。
(文責:水永)
ひむか人財育成セミナー「教師みらいコース」で講話
将来「教師」をめざす県内の高校生を対象に、「教師みらいコース」の3回目の講座が、10月2日(土)に、宮崎南高校を会場にして行われました。
7月に開講したこのコースは、11月までに4回の講座が行われます。県内各高校の会場と自宅からチャット参加する人をオンラインで結んで、ハイブリッド方式で実施されました。
県内の多くの高校生が受講登録していて、今回は県内各高校からのオンライン参加を含めて70人が参加しました。
この日の第二講で、「求められる教師像 企業現場から見えるもの」 というテーマで、地域・企業から、教師をめざす皆さんに伝えたいことを話しました。
「社会が成熟すると、人間の成熟には時間がかかる」 と言われています。
豊かで自由な社会に生まれ育ってきた子供たちには、多様で多数の大人たちが、「寄ってたかって」 関わっていくことが必要だと思います。
そして、「これまでの教え方育て方だけでは、将来子供たちは幸せをつかむことはできない」 と考えるべきで、「子供たちの育て方を変えてほしい!」 と話しました。
感想文のなかに、「今回のセミナーを聞いて、子供たちを育てるのは教員だけでなく地域社会の力が必要であり、これからの時代は大人が子供たちに関わっていくキャリア教育が必要になってくることがわかってすごく勉強になった。」 という記述がありました。
(文責:水永)
延岡高校 普通科2年生 「課題研究」オンラインで探索
空腹時にどうしてお腹の音が鳴るのか、少しでもその音を抑える方法はないのか・・・と本やネットなどを調べて検討をしてきました。 しかし本やネットの知識だけではどうしても限界があります。医学の専門家に直接話を聞いてみたいということになり、9月29日(水)に、宮崎大学医学部病院 救命救急センターの金丸勝弘医師に、オンラインで直接お話をお聞きすることができました。金丸医師は宮崎県にドクターヘリを導入された先生です。当直明けの貴重な時間を提供していただいて、約1時間にわたって懇切に話をしていただきました。
(トータルコーディネーターの水永が、橋渡しのお手伝いをさせていただきました) 生徒たちは、あらかじめ用意していた質問をもとに、積極的に質問や意見を述べていました。金丸医師は、医学的な話をされるだけではなく、逆に生徒たちに問いかけたりしながら、生徒たちの
探究心を刺激していただく、とても貴重な機会になりました。
この1回で終わることなく、引き続いて質問や意見交換がつづく可能性を感じました。
(文責:水永)
日向高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー パートⅡ
9月24日(金)16:00(ヨルダン時間午前10時)から、日向高校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが開催されました。
延岡高校に次いで高校での開催は2校目です。
同校のキャリア教育の一貫として開催され、1~3年生の希望者約80名が参加しました。
延岡高校同様、事前に指定されたYouTube動画(アフガニスタンの児童婚やロヒンギャ難民の現状に関する動画等)を視聴しての講話でした。
UNHCRについて、SDGsとMDGsの関係、ロヒンギャ難民や児童婚の問題等、日ごろあまり考える事のないテーマでもあり、「難民と貧困問題」について改めて考えさせられる機会になったと思います。
「国際社会では様々な要因で支援を必要とする人がいる中で、改めて自分に出来る事、したい事は何かを考えるきっかけになった」という感想も聞かれました。
1時間余りの講話でしたが、終了後も多くの生徒が質問等を投げかけていました。
(文責:西立野)
西都市立三財中学校で職業講話を実施しました
午前中3-4限目。西都市立三財中学校での職業講話にお邪魔しました。
まずはこの場をみんなで作っていくということと、11月の職業人リモートインタビューにむけてのゴールの共有。
そのあと、付箋に「はたらく」のイメージをみんなに書いてもらいました。
「仕事とは●●だ」の●●にはいる言葉を入れていきます。
仕事とは、人の役に立つことだ
仕事とは、稼ぐことだ
仕事とは、家族を養うことだ
また、中には
好きなことを仕事にする
という意見もありました。
その出た意見の結論は出さずに、3名の職業人とリモートでつなぎデモインタビュー。
五島列島でYoutuberをしている玉井さん。
東京で私立の小学校の先生をしている加藤さん。
NGOで人材育成と広報を担当している河野さんの3名の職業人が協力してくださいました。
みなさんに「今やってる仕事の好きなところと嫌い、不満、悩みは?」という質問をしていきました。
付箋に書いた仕事のイメージと比べて同じ?違いはある?
稼ぐ、って自分はどれくらいあると稼げたって思うのかな?
などなど、職業人の話してくれた内容の要点をピックアップして、生徒たちに問いかけながら進めていきました。
職業人が話してくれたことはどれも興味深かったのですが、共通点のひとつに
「休みと仕事の区別がつかない」
けど
「仕事への自由度が高くて体調や気分で働く量を自己決定できる」
ということがでてきました。
●自由度が高いけど毎日働いてる感覚
●自由度は低いけど、仕事とプライベートを分けて働く
だとしたら、どちらのほうが自分に合ってると思う?
と生徒たちに尋ねるとうーん。。。と考えているような顔をしている生徒たちが多かったです。
自分で人生を選択していくためにも、学ぶ意味、新しいことに出会う意味、自分について考えるヒントにしていただけたらと思います。
2コマの中で、先生でもある加藤さんが、ご自身のお仕事について話してくださった後、3年生の担任の先生にも「共通点などありますか?いかがですか?」とお尋ねしたところ、先生自身の言葉ではたらく喜びや大変さについて語ってくださいました。その中には、生徒たちへの熱い思いが・・・
生徒たちは、先生の思いを受け取ったのではないかなぁ、と感じる心温まる時間でした。
先生たちと共に創る。
これからも大事にしていきたいです。
(文責:福島)
延岡高校MS科1年生の「化学」 オンラインでメンター指導
ビタミンCには、皮膚中のメラニン色素生成を抑えて日焼けを防いだり、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を強める力があります。普段何気なしに口にしている青果物は様々な栄養素で構成されており、その中にビタミンCも含まれています。どんな青果物にどれくらいのビタミンCが含まれているのかを探ってみようというのが、このテーマのねらいです。 このテーマには、4班(1班4名で構成)が取り組み、それぞれ独自に挑んでいます。
生徒たちは、6月28日に第一回のメンター指導を経て、夏休み期間を含めて研究をすすめてきました。そのなかで、研究計画を立て、仮説を立てて、大まかな研究日程を作りました。今回から、実際に定量の実験に取組み始めることになりました。 この日の授業は、道川さんのご都合により、リモート(オンライン)での指導になりました。
化学の実験をオンラインで指導できるのだろうか、という心配もありましたがそれは全くの杞憂でした。先生方の工夫や挑戦により、ZOOMをセットしたノートパソコンが実験台の真ん中に置かれました。そして、生徒たちは実験をやりながらメンターの道川さんに問いかけたり、実験の様子を見ながらアドバイスされるメンターの道川さんの言葉に耳を傾けたりして実験をすすめました。リモートでありながらリアルにそばに居るかのような実験指導になったのです。
トータルコーディネーターの水永は、メンター就任の依頼からお手伝いをさせていただきましたが、オンラインを活用してここまでできることに、大きな驚きと感銘を受けました。
(文責:水永)
延岡高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー開催
進藤さんは宮崎市出身で36歳。外交官としてアルゼンチンとアフガニスタン大使館に勤務され、現地で襲撃され殉職された中村医師とも協働されていました。その後、難民救済にあたりたいと外務省を退職され、国連難民高等弁務官事務所に入られ、今年3月にヨルダンに赴任されています。
事前に、指定された4本のYouTube動画(ロヒンギャ難民キャンプを訪ねる長谷部誠さん、その他)を視聴し、感想と質問を進藤さんに届けました。それらの質問を踏まえての講話でしたが、途中での質疑も交えながら、2時間があっという間でした。 冒頭での、日本人の難民は何人いると思いますか? という問いには、みな驚きを隠せませんでした。SDGsをその前のMDGsから歴史的に説き起こしていただいたり、ロヒンギャ難民にはミャンマーの民主政権でさえ解決できなかった政治的背景があることを語っていただくなど、「難民と貧困」について、日頃感じることも考えることもなかったことばかりでした。
国際問題に関心を寄せる62名の生徒たちが、一日の授業の疲れもみせず、熱心に聞き入っていました。途中では積極的に質問も出され、セミナー終了後も何人もの生徒が残って質問を続けていました。生徒たちは、ただ答えを求めるのではなく、自分自身で自分事として考え始めたのではないかと思います。
(文責:水永)
穂北中学校で初の「ひなた場」が開催されました
お互いに人生を語り合い、生徒と講師(地域の大人等)が対話でつながっていくキャリア教育プログラム「ひなた場」が、西都市立穂北中学校で初めて開催されました。
生徒自身もこれまでの人生を振り返り、身近な大人から自分はどんな人になりたいのか?を考えるヒントにすることができます。
また、大人は自分の人生を振り返り生徒たちに語る中で、より仕事への向き合い方がポジティブになることを体感。
双方にとっても豊かな時間となりました。
(文責:福島)
西都市穂北中学校でひなた場が開催されました
■ひなた場とは?
生徒と先輩(保護者や先生以外の地域の大人)がお互いに人生を語りあう「対話」を通して、人と人をつなぐプログラムです。
(1)生徒が憧れのロールモデル(理想にしたい大人の姿)を見つける
(2)気軽に相談できる地域の大人との関係をつくる
を目的にしています。
生徒たちのために、15名の地域内外の大人・大学生が集まり、人生紙芝居や人生グラフを用いながら、向き合う約2時間。
コーディネーターの福島は、直前の説明と、当日のファシリテーションを担当しました。
今後も、大人と生徒たちの対話を通じて、さまざまな生き方やキャリア観に触れられる機会をお手伝いして参ります。
(文責:福島)
日南高校の探究活動発表会にて審査員と講評を務めました
発表は全2年生21グループ。午前から午後にかけて行われ、私の他に日南市役所の関係各課から職員の方々が来て審査を行いました。
やって終わり、ではなく、今後の学校生活や進路選択にも結び付けてもらえれば、と思います。
(文責:羽田野)
門川町立門川中学校3年生に向けてキャリア教育講話を実施
内容としては、「society5.0」や「人間とAIの仕事」について話をしました。
これからVUCAな時代に必要な考え方や姿勢について、理解を深めるような時間として活用いただきました。
(文責:稲田)
日南市立飫肥中学校2年生 職場体験に備えた講話
7月16日(金)に、飫肥中学校2年生(62人)で、9月に予定されている職場体験に備えて、働く意味などについて、トータルコーディネーターの水永が講話を行いました。
講話のあと、各人で感想文を書き、その後4人ずつのグループに分かれて紹介しあい、感想を述べ合いました。みんなを代表して4人から発表が行われました。
それを受けて、水永から講評とアドバイスをしました。
失敗を恐れないでほしい、とアドバイスをおくりました。「教室はまちがうところだ」と「しっぱいにかんぱい」という絵本があることを紹介し、エールをおくりました。
(文責:水永)
宮崎市立宮崎東中学校での職業講話をコーディネートしました
株式会社フォレスト 代表 得能さんには、建築士としてのお仕事だけでなく、仕事への向き合い方についてのお話が生徒たちに刺さっていたようです。
また、金融機関に勤めるファイナンシャルプランナーの緒方薫さんからは、働き続ける上で目の前に生じたハードルをどのように捉え、楽しく乗り越えていったのか、人生について大切なことの取捨選択についてのお話が印象に残ったようでした。
3クラス中1クラスは、フリーランスとしていくつもの企業とお仕事をしている竹下末利子さんと、平川美由紀さんをお招きし、複数の仕事を持つこと、またその理由やそのために必要な経験などについてお話しいただきました。
宮崎では新しい働き方をしているお二人のお話は、刺激が多かったようでした。
全ての職業人のお話には、仕事内容のみならず、これからの時代に必要なマインドセットや働き方、意志の力、選択することなどが詰まっていました。
お話いただいた職業人も一緒に楽しんでくださり、終始和やかな場となりました。
(文責:福島)
延岡市立南浦中学校 「探究するということ」講話
7月14日(水)、南浦中学校1~3年生(13人)に、「探究するということ」というテーマで、トータルコーディネーターの水永が、講話をしました。
*これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」であること
*旭化成の「変革と成長への挑戦」の具体的な話
*君たちの未来は可能性に満ちていること
*「探究とは何か、なぜ今求められているのか」を、私が経験した仕事の中での探究の事例とし
て紹介しました。
2,3年生は、昨年「海洋教育パイオニア・スクール・プログラム」において、海に関する探究学習を行いました。
今年は、「自分たちの疑問で、世界を変えてみよう」と、生徒自身が普段の生活の中で、それぞれ興味を持っている「疑問」からスタートします。そして、その「疑問」を、世界の課題解決(SDGs)につなげていこうというものです。
清武中学校にてキャリア教育講座の実施(企画運営:宮崎大学桑畑先生)
(文責:稲田)
教員向け選択研修で講師を務めました
メインの講師は地域と学校が連携したキャリア教育や探究活動の第一人者、大正大学地域構想研究所教授の浦崎太郎先生。
浦崎先生からより多くのことが学べるよう、羽田野が事前の講義と事後のワークを担当しました。
(文責:羽田野)
小林市立須木中学校のキャリアプラン講評に関わらせていただきました
小林市立須木中学校3年生のキャリアプラン発表を、リモートでサポートさせていただきました。
講評や感想、他の生徒への質問の促しなどが主な役割です。
ブレイクアウトルームに分かれ、生徒が一人一人、考えているキャリアプランについて発表。
それについて共感しエンカレッジすること、また、もし何か別の視点があるとしたら・・・
とワンポイントアドバイスという形でかかわらせていただきました。
須木中学校のキャリアプラン発表には昨年から関わらせていただいております。
「副業」という話が上がったこと、結婚は今の時点ではしなくても良いと思っている、という話があったのは今年の特徴だと感じました。
先生ではない立場から、どんなサポートができるかこれからも、私自身も探究していきたいです。
(文責:福島)
日南市立南郷中学校にて講話&ワークショップを行いました
延岡星雲高校F科2年生 探究学習のメンター指導が開始
7月8日に、延岡星雲高校フロンティア科2年生(40人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。
来年3月まで、6回の指導が予定されています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。
メンターの方々は次の通りです。
・岩井 公亮さん (旭化成株式会社 人事部 延岡人事室 )
・福﨑 正倫さん (延岡信用金庫 西階支店次長 )
・宮田あゆみさん (延岡市役所 障がい福祉課 自立支援係 )
・伊東祐一郎さん (延岡市役所 議会事務局 施策・調整係 )
課題テーマは、「地域」 「防災」 「教育」 「環境」 「観光」 「医療福祉」 「社会」の領域に関するテーマで設定されました。
延岡星雲高校普通科2年生 探究学習のメンター指導が開始
7月8日に、延岡星雲高校普通科2年生(160人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。
来年3月まで、6回の指導が予定されています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。
メンターの方々は次の通りです。
・有村 光生さん(株式会社有村鋼機商会 専務取締役)
・岸上光一郎さん(有限会社東九州交通 取締役部長)
・安田 さん(平玄株式会社 延岡営業所)
・下田 航(わたる)さん(九州保健福祉大学4年生)
・甲斐 日菜(ひな)さん(九州保健福祉大学1年生)
課題テーマと分担は、次のように設定されました。
1)延岡の自然 下田さん 佐藤先生
2)延岡 街灯プロジェクト 有村さん 角田先生
3)延岡のPR(HP作成) 安田さん 河野先生
4)延岡のPR(ものづくり) 岸上さん 吉丸先生
5)延岡のPR(動画作成) 甲斐さん 森田先生
西都市立穂北中学校で校内ハローワークが開催されました
七夕のこの日、1日がかりで校内ハローワークが開催されました。
■ねらい
郷土で暮らし・働くことの魅力を理解するとともに、ユニークな業種や新しい業態の魅力を学ぶことを通して、将来における自己実現や社会貢献の在り方についての考えを深める。
大きく、第一部、第二部に分かれる構成で
第一部には、郷土西都で暮らし・働くことの魅力をテーマに、西都市役所や西都消防、西都市商工会議所方にお話しいただきました。
第二部では、新しい魅力と可能性と題し、西都市地域おこし協力隊で映像制作を手掛ける藤﨑さん、EテレなどTVにも出演し、宮崎県内の教育事業に引っ張りだこ・こゆ財団の中山さん、そして新富町の女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」より福丸選手と倉谷選手にお話しいただきました。
藤﨑さんは、部活だけではなく、2つの塾に通っていた中学時代の
塾もやめ、家出したストーリーから「自分の人生を生きる」「自分で選択する」ということをお話しいただきました。
けして、何かを辞めることや家出を推奨するのではなく、譲れないことに対してアクションを取ること、自分に正直であることというキーワードが含まれていました。
こゆ財団の中山さんは、今ある仕事・・・というより「仕事をつくる」が板についている方で、常に新しいことを追求されています。年間読んでいる本は1000冊以上。
常に学び、アウトプットする、先生ではない立場で教育に関わっていくということを熱くお話してくださいました。
ヴィアマテラス宮崎の福丸選手・倉谷選手は、幼少期や小学生時代からサッカーに親しんでこられたそうです。今は、サッカーだけではなく、作物を育てたり、農家さんのお手伝いをしたり、学校や学童とも連携しながら地域を元気にする活動を幅広くされています。
そんな働き方は、サッカー選手としては珍しいかもしれません。
役割という視点で選手の「はたらく」を見つめてみると、ユニークでもあり、本質ではないかと思えてもきます。
私たちひとりひとりは、複数の役割を持って生きている。仕事人として、地域人として、親からみれば子・・・など、自分らしく、それぞれの役割で社会とつながっていく大切さを伝えていけるように、今後も場づくりに尽力します。
(文責:福島)
小林市立細野中学校3年生 「将来の生き方を考える」講話
7月2日(金)に、細野中学校3年生(45人)で、「君たちはどう生きるか 君たちの未来は可能性に満ちている」と題して、トータルコーディネーターの水永が講話をしました。
講話のあと、地域の区長さんほか何人かの大人も交えて「哲学対話」が行われました。
川島校長先生の導入と進行で、先ずそれぞれの「問い」を立てるところから対話が始まりました。
生徒たちにとっては、思い思いに語り、聞き、考えを深める時間になったようです。「探究学習」を意識して取り組まれていますが、このような対話が積み重ねられていくことで、きっと生徒たちの自立の力になっていくことと思います。
宮崎市立田野中学校3年生向けに講話を実施しました
中学校3年の夏休み目前となる生徒を対象に、学年主任の先生方のリクエストで、夏休みの貴重な時間を有意義に過ごすために・・・と相談したところ、中山さん発案で本テーマとなりました。
人生で取り返しのつかない失敗ってなんだろう?
どうやって決める?
など数々の問いを生徒たちに投げかけていただきながら、生徒自らが自分のことを考え、アウトプットするワークもふんだんに織り交ぜていただき、大充実のプログラムでした。
(文責:福島)
川南町国光原中学校の職業講話ワークシートを作成しました
川南町立国光原中学校二年生の職業講話に参加しました。
体育館や、各教室に地域の職業人にお越しいただき、お仕事のお話を通して、将来のキャリアプランについて考えてもらう場になっていました。
川南町では、地域のコーディネーターさんの尽力もあり、社会と学校がしっかりと手をつなぎ、
学校、生徒、地域の思いと双方への受容が循環していることを感じました。
今回、コーディネーターとしては、職業人のお話を終えた後の振り返りシートの設計・作成にかかわらせていただきました。
キャリア教育の支援の形は様々あり、企画、運営支援などありますが、事前事後の関わりも今後拡充していきたいと思います。
(文責:福島)
延岡高校SSH 普通科2年生 探究学習のアドバイザー指導が開始
6月30日に、延岡高校普通科2年生(4クラス、160人)での探究学習の「アドバイザー指導」がスタートしました。
アドバイザーとは、社会人(シニアの方々)に、月に1回位学校に出向いていただき、生徒たちの質問に応え、探究学習にアドバイスや指導をしていただくものです。来年3月まで、5回の指導を予定しています。アドバイザーの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。
アドバイザーの方々は次の通りです。
・小鍛治和美 (元 旭化成 繊維製造部門、サランラップ製造・経営部門)
・田近 克彦 (元 旭化成 研究部門、知的財産部門)
・金丸 正一 (元 旭化成 エンジニアリング部門)
・壱東 学 (元 旭化成 繊維製造部門、本社管理部門、情報システム部門)
・小野 雅史 (元 旭化成 営業部門、総務管理部門)
・水永 正憲 (元 旭化成 人事管理部門)
生徒たちは、昨年1年生の時に「プレ課題研究」を通して、班毎に課題テーマを設定しています。「物理」「化学」「生物」「数学」「その他」の領域ごとに分かれた生徒たちから出された質問や相談を、アドバイザーが各班を巡回しながら、質問し・アドバイスし・共に考えていきました。
延岡高校SSH MS科1年生 探究学習のメンター指導が開始
6月28日に、延岡高校メディカル・サイエンス科1年生(2クラス、79人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。
メンターとは、社会人の方々に月に1回位学校に出向いていただき、生徒たちの質問に応え、探究学習にアドバイスや指導をしていただくものです。来年3月まで、6回の指導を予定しています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。
メンターの方々は次の通りです。
1) 長谷川幸樹さん (旭化成株式会社 セオラス技術開発部)
2) 阪田慶一郎さん (旭化成株式会社 不織布技術開発部)
3) 道川功実子さん (旭化成メディカルMT株式会社 バイオプロセス技術開発部)
4) 内村 任史さん (吉玉精鍍株式会社 技術部 開発技術係)
5) 児島 謙二さん (延岡市役所 水産課 水産振興係)
1年生では、課題テーマをメンターの方々に設定していただきます。今回提示されたテーマは次のようなものでした。
・液体の不思議について科学する ~人間も液体の上を走れる!?~
・PETボトルから繊維をつくる
・青果物中に含まれるビタミンCの定量
・金属と抗菌性
・水産加工品の科学 ~冷解凍と塩分の作用に関する研究~
延岡市立岡富中学校2年生 職場体験に替えた「社会体験バスツアー」
6月25日(金)、岡富中学校2年生(3クラス、112人)では、例年実施していた職場体験に替えて。次のような目的を定めて、「社会体験バスツアー」を行いました。
・延岡の「ものづくり」やそこで働く人々との関わりを通じて延岡を体験する。
・「働くこと」への魅力をみつける。
・企業の理念や、働く人々の思いを写真で表現する。
この日、バス3台に分乗して、「新海屋(北浦町)」、「亀山工業(延岡)」、「上田工業(延岡)」を訪問しました。これをもとにさらに学びを深めて、「写真で綴る企業の物語」をつくり、10月に開催されるコンテストに向けて取り組んでいきます。
これに備えて、次のような事前学習が組まれました。
講師の依頼などを、トータルコーディネーターの水永が担当しました。
1. 6月4日(金)に、「起業よのなか教室」として、3人の起業家の方々に、新しく起業されたり、
新しく事業を始められた時の思いと、喜びと苦労を、語っていただきました。
・甲斐慶太朗さん (erinoa design lab 代表)
・佐々木由美さん (マッチングサロン DATE 主宰・カウンセラー)
・松田 陽子さん (城山ふとん店 店舗責任者)
2.6月11日(金)に、「働く意味、起業を考える」というテーマでの講話が、水永正憲(延岡市キャリア教育支援センター長)を講師として実施されました。
3.6月18日(金)に、「カメラ店の社長に学ぶ」と題して、カメラ店社長の甲斐靖一さんに講話と、写真の撮り方などを実技で指導していただきました。
(文責:水永)
えびの市立飯野中学校にて「えびのお仕事図鑑プロジェクト」を実施
(文責:羽田野)
日南市立吾田中学校で4名のよのなか先生が講話を行いました
この日、来てくださったのは、日南市を中心に塾の経営をされている河野通博さん、スパイスカフェヒトツブのオーナー小玉幸太郎さん、訪問看護師をしながら日南市議会議員も務める鈴村和枝さん、地元建設会社の経営者である永野伸弥さんの4名。
コーディネーターの羽田野がコーディネートを行いました。
事前の希望に基づき、4つの教室に分かれて話を聞いた生徒たち。質疑応答も含めて和気あいあいとした雰囲気で進められていました。
生徒たちからは
・働くことのイメージが変わった
・勉強への意義が見いだせなかったが、頑張りたいと思った
・大人を身近に感じた
など様々な前向きな感想が寄せられました。
(文責:羽田野)
高千穂高校の教員研修会にて講師を務めました
宮崎市田野中学校で5名の社会人講師にお越しいただきました
たくさんの社会人講師の方にご協力をいただき、宮崎市立田野中学校の受験を控えた中三生約90名に、講話やSDGsプロジェクトのためのワークショップをしていただきました
お話いただいたのは、こちらの5名の講師の皆様です。
●一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 教育イノベーション推進専門官の中山隆さん
●宮崎県キャリア教育支援センターコーディネーターであり、教育プランナーとして県内全域で活躍されている羽田野祥子さん
●児湯郡新富町地域おこし協力隊でありSDGsカードゲームGetThePoint公式ファシリテーターの竹内庸公さん
●九州最大級の家具専門店「宮崎リサイクルショップファニクル」オーナーの葛原秀雄さん
●二児の母であり、ファイナンシャルプランナーなど金融業界でのお仕事をされている、緒方薫さん
ご支援をありがとうございました!
羽田野さんには「中学生の『いま』と『働く』の関係」について、5限目6限目2クラスへお話いただき、竹内さんには2時間ぶっ通しでSDGsカードゲームをお任せ。
中山さんは、話す内容を三つも用意してくださり、その場で生徒に興味があるものを
選んでもらって、1コマ分話す…という即興での授業を展開してくださいました。
ファニクル葛原さん、ファイナンシャルプランナー緒方さんはキャリアの山登り型、川下り型のリアル事例としてお話いただきました。
先月、田野中三年生全クラス90名に向けて、講話で山登り型・川下り方の話をしたところだったので紐付けてヒントにしてもらえるように最初の5分だけ復習の時間を取りました
三教室回っていて、サポートが十分にできていなかったりもしたのですが各教室で講師の方がどんどん進めてくださいました。
日常では関わることのなかなかない、面白くてカッコいい大人の方に入っていただけたおかげで、様々な視点に触れるきっかけづくりができました。
生徒たちも真剣に聞いていましたが、なにより先生方も興味深く聞かれていたような空気でした。
(文責:福島)
清武中学校でキャリア教育講話実施
6月17日(木)に、清武中学校で中学3年生120名を対象に、キャリア教育講話を実施しました。「なぜ働くのか」「仕事と職業の違い」について、人生を振り返りながらお話ししました。キャリア形成では、クランボルツの計画的偶発性理論をもとにお話をしました。研究ではキャリアの8割は偶然で起きており、その偶然を引き起こす5つの行動指針についてお話ししました。
(文責:稲田)
延岡市立旭中学校3年生で「課題探究学習」がスタート
旭中学校(2クラス、75人)では、4月から半年間をかけて、「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」というテーマで課題探究学習に取組むことになりました。
4月30日にオリエンテーションが行われ、導入(「問題に出会う」ステージ)として、3つの社会人による「よのなか教室」が開催されました。
1.5月21日(金)に、「探究とはどういう学びだろう」と題して、トータルコーディネーターの水永正
憲が講話をしました。
変わる・変えるということ、10年後の世の中をそうしたら想像できるのだろう、探究するとはどういうことだろう・・・という話をしました。
2.5月28日(金)には、延岡市企画課の山本拓朗さんが、「10年後の世の中を考える」というテ
ーマで、「延岡市人口ビジョン」と「延岡新時代創生総合戦略」を紹介していただきました。
日南市立吾田中学校の2年生向けに講話を行いました
テーマは「働くことの未来」
みなさんは、どこで、どのような生き方をしたいですか?と投げかけつつ、今後の社会や仕事の変化、私のこれまでについてお話をしました。
質疑応答では質問してくれる子が結構いて、
・どんな仕事がなくなっていくんですか?
・新しく生まれる仕事はいくつくらいあるんですか?
・今のうちにやっておくと良いことは?
・何歳なんですか?(笑)
などの質問に答えました。
この後の6/25、7/2にはそれぞれ4人の日南のよのなか先生に来ていただき、生徒さんたちは希望する方の話を聞くことになっています。つまり、私を含めて3人の生き方に触れるかたちです。また、ジグソー法になっていて、聞けなかった方の内容も班のメンバーから共有を受けるので、実質的には9人分と言えるかもしれません。
コロナで職場体験が中止になってしまった代わりではありますが、様々な生き方に触れて、考えを深めてもらえたらと思います!
(文責:羽田野)
宮崎市立田野中学校でSDGsカードゲームを実施しました
これまで、クラス担任の先生で協力しながらSDGs学習を進めてきた田野中3年生。
ゲーム感覚で楽しくさらに自分ごとで考えるきっかけになったようです。
(文責:福島)
大宮中学校中学2年生を対象にこれからのキャリア形成について講話
大きく分けて3つのことをお話しました。
・世界と日本の現状
・Society5.0の中で仕事をする
・これからのキャリア形成
代表生徒から「自分の将来について最近モヤモヤしていたけど、今日の話を聞いて考えが変わって、スッキリしました。ありがとうございました。」と言葉をいただきました。
(文責:稲田)
商品開発の視点から学ぶ探究学習の支援。ゲスト:菓te-ri代表 椎葉昌史 氏
(文責:稲田)
延岡市立旭中学校3年生「課題探究学習」のメンターによる指導
6月4日(金)に、旭中学校3年生の「課題探究学習」のメンターによる指導がスタートしました。
旭中学校(2クラス、75人)では、4月から半年間をかけて、「10年後の世の中と私 ―SDGsを通して考える」というテーマで課題探究学習に、社会人メンターの方々にアドバイス・指導をいただきながら取り組んでいます。メンター就任の依頼などをトータルコーディネーターの水永が担当しました。
メンターに就いていただいたのは次の方々です。(6つのグループ毎にお一人です)
①「商業施設・交通機関」 山田翔夢さん(カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 エンクロス)
②「医療福祉」 小原大輔さん(延岡市 健康長寿のまちづくり課健康長寿推進係)
③「農業・水産業・工業」 川西宏和さん(延岡市 農業畜産課 農産園芸係)
④「観光」 荒木俊輔さん(一般社団法人延岡観光協会 事務局)
⑤「食」 野上了輝さん(延岡市 観光戦略課 物産振興係)
生徒たちは、5~6人で1チームを編成して、上記の6つの各グループ毎に2チームが同じテーマに取組みます。そして、それぞれ主体的な取組みと、多様な展開になることをめざしています。
各グループ毎の課題テーマは「ミッション」として、メンターに提示いただきました。
メンターの方々には、10月の最終発表まで4回(各回2時間)指導していただく予定です。
日南市立油津中学校1~3年生 「総合」のスタート講話
6月4日(金)に、油津中学校 1~3年生 (159人)の「総合的な学習の時間」のキックオフにあたって、コーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか」と題して講話を行いました。
・自分にとって幸せとは何だろう?
宮崎の若者たちが「やりがいのある仕事が見つけられない」と苦悩していること
社会(将来)を考えさせきれていない学校と家庭の教育について
・君たちが漕ぎ出す社会は、可能性に満ちている
・多様な「働くすがた」がある
・自分にとって幸せとは何か? を考えることが大事
という話をしました。
今年度の「総合的な学習の時間」では、
1年生は「日南ふるさと学」に
2,3年生は「探究活動」に取組む予定です。
全学年で、11月26日に「キャリア教育発表会」を行い、半年間の学びの成果を発表することになっています。
宮崎市立田野中学校でキャリアに関する講話を行いました
少しでも今後のヒントになっていたら嬉しいです。
(文責:福島)
高校進路指導主事向け研修会にて講師を務めました
採用をする企業側の意見を聞く機会はなかなかないので、非常に有意義な場になりました。
延岡高校SSH MS科1年生で「連続講話」
延岡高校メディカル・サイエンス科1年生(2クラス、79人)では、令和3年度1年間を通して、「SDGsフィールドワーク」という探究学習に取組みます。その導入として、3つの「連続 講話」が行われました。
1. 5月10日(月)には、「探究するということ」というテーマで、県キャリア教育支援センタ
ーの水永正憲が講話をしました。
旭化成の変革と成長への挑戦、変化の本質は何か?と問う、探究とは何か・何故いま求められているのか、皆さんへのメッセージ・・・について語りました。
2. 5月17日(月)には、「研究開発の現場から」と題して、旭化成メディカルMT株式会社 バイオプロセス技術開発部の高園康隼さんに講話をしていただきました。
オンラインでの開催でしたが、大型ディスプレーに講師の姿も映し出され、臨場感あふ
れる取組みになりました。
3. 5月24日(月)には、「サスティナビリティと企業」と題して、旭化成株式会社 サスティ
ナビリティ推進部長の徳永達彦さんに講話をしていただきました。
東京からのオンライン開催でしたが、講話後には生徒からたくさんの質問が出され、活発な意見交換が行われました。
西都市立穂北中学校でよのなか教室を実施しました
お二人のこれまでのキャリアや、住んできた場所からみる、「宮崎ではたらく、暮らす」についてのお話は、生徒達が日頃当たり前だと思っていたことの価値を改めて見つめ直すきっかけとなったようです。
また、
●チャレンジするからこそ失敗もあるよ
●大人が失敗している姿に子どもが触れられると、子どもも失敗しやすい
といったお話も出ました。
その流れから、失敗を賞賛するチームビルディングのワークも実施し、子どもたちの笑顔あふれる時間となりました。
(文責:福島)
日南市立東郷中学校にて講話を行いました
7月に予定されている職場体験に向けて、将来のことや働くについて考えて欲しいとのご要望を受けて、私のこれまでのキャリアのこと、大事にしてきたこと、これからの社会の変化などをお話しました。
また、私自身は話すときに「私はこういう性格でこういうことを大事にしているからこう選んだ」みたいに、「私のケースでは」を強調するようにしています。
(文責:羽田野)
国光原中学校1-2年生を対象にした講和をハイブリッドで行いました
本日、児湯郡にある川南町立国光原(こっこうばる)中学校にて
中学1年生、2年生を対象とする総合的な学習の時間を使って、キャリア教育に関するオリエンテーションを実施し、福島がコーディネートしました。
ご登壇いただいたのは、2名の社会人と0歳の赤ちゃん。
国光原中学校と、宮崎市内の登壇者の自宅をオンラインでつないでのハイブリッドで開催。
1組目は、宮崎市よりオンラインで登壇してくださった 今村 絵梨(いまむら えり)さんと、三番目のお子さんである0歳の文太(ぶんた)さん。
元中学校教師で、3人のお子さんのお母さんでもある今村さん。
オンラインで、赤ちゃんとの登壇を実現してくれました。
育児休暇明けに学校へ職場復帰した際、生徒たちの失敗をこわがる姿に気づいた今村さん。赤ちゃんの時は、自分の「〜〜したい!」にまっすぐ行動できるのに・・・と胸が痛んだそうです。
●失敗は、いつかできるようになるためのプロセスであること
●そのままの自分で素晴らしいこと(もっと自信を持って大丈夫)
というエールを生徒たちに送ってくれました。
2組目は、同中学校卒業生である 下地 泰信(しもじ やすのぶ)さん。
川南町で堆肥事業を行う有限会社タヂカラを、先代より正式に事業継承し、代表に就任された26歳の若手堆肥農家です。
堆肥を極めるためにも、農業を知る必要性があると実感し、両方を学べるキャリアを選択され、行動を起こした下地さん。
また、
●勉強だけではなく、楽しみも大事であること
●成長のためには、自分の足りないところ、苦手な部分もありのまま認めること
の大切さをお話ししてくれました。
今後の展望は?という質問には
「堆肥って臭いと思っていますよね?でも僕は、良い堆肥を作ることができれば解消できると思っています。川南町の堆肥は臭くない、を押し出せるようにして町のイメージアップにも貢献したいです」と熱く語ってくれた下地さん。
このお話には、会場中が強くうなづき、下地さんの夢を一緒に共有させてもらえた時間となりました。
先生から「実際に宮崎の外に出てみて感じる宮崎のよさや、川南町外に出てわかる川南の良さってどんなものがありますか?」というご質問をいただき、下地さんからは「人と人とのつながりがあること」との回答。
川南に戻ってすぐ大型の設備を使って堆肥づくりに本腰入れて取り組むつもりだったのが、帰ってきてみればそのあたりの設備を全部お父様が売ってしまった後だったそうです。
t(トン)単位の堆肥を人力で空気を含ませながら切り返す作業を続けている中で、機械を貸そうとしてくれるつながりも生まれたことをお話してくれました。
年度初めのオリエンテーション。生徒たちには少しでも生き方の選択肢が無限にあることを感じ取っていただけていたら嬉しいです。
(文責:福島)
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