日誌

活動報告

 日向市倫理法人会 「経営者モーニングセミナー」 で講話

6月14日(火)早朝6時から開催された「経営者モーニングセミナー」(25人参加)で、水永正憲が講話を行いました。

テーマは 「育むということ  これからの時代に求められるキャリア教育」でした。

 

地元の経営者の方々に、キャリア教育の取組を知って理解していただける絶好の機会になりました。この会に集われている経営者の方々は、幅広い学びにとても熱心で、地域づくり活動などにも積極的に参画されています。

 

「ありがとうカード」という感想とメッセージを書いたカードを全員の方々からいただきました。

 

「おぼろげに思っていたキャリア教育という分野が、とても分かりやすく自分の頭にすんなり入ってきました。大変心に響きました。1時間では足りない学びの時間でした」

「是非! 私もキャリア教育に関わらせていただきたいです! 朝から感動しました」

「私もワクワクするようなお話で、「よのなか教室」はとてもステキだと感じました」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 いただいた「ありがとうカード」の一枚から

              いただいた「ありがとうカード」の一枚から

日南市立 吾田中学校、飫肥中学校で 「よのなか教室」 講話

6月10日(金)、午前中に吾田中学校2年生(135人)で、午後に飫肥中学校2年生(57人)で

水永正憲が、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話を行いました。

 

吾田中では、キャリア教育に関する講話として行われ、「働くこと」「学ぶこと」について考えを深めました。この後、何人かの社会人をお迎えして体験談などを聞き意見交換も行われるそうです。

 

飫肥中では、2学期に予定されている職場体験に備えて、「何故働くのか」を考え将来への意欲を高める場としたいと企画されたものです。

 

生徒たちの感想文には次のような思いがつづられていました。

 「未来の社会がどんどん成長していき、新しいものが生まれたりしていくのが楽しみになりました」

 「私が今まで思っていたことは、自分の趣味をするということで、仕事は自分の好きなことを人のためにすることだということを学びました」

 「感謝されるより、感謝したいと思うことの方が幸せという言葉がとても印象深く残りました」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

講話を前に準備する飫肥中の生徒たち

                   講話を前に準備する飫肥中の生徒たち

 延岡高校 普通科2年生 「SDGs課題研究」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。

普通科2年生(160人)は、昨年1年生の時に「プレ課題研究」を通して、課題テーマを設定しました。今年は、その課題テーマについて探究学習に取組みます。

 

企業OB(理科系と文科系シニア)の方々8名にアドバイザーとして就任いただき、6月8日から2月15日までの約1年間で合計9回学校に出向いてもらいアドバイスをお願いしています。

テーマの分野は、「物理」8班、「化学」6班、「生物」8班、「数学」5班、「人文社会」14班です。

 

 アドバイザー就任は昨年から取組み、今年で2年目になります。今回は最初に先生方との事前打合せを何度か行い、アドバイザーと先生方との役割分担のあり方、生徒たちの主体性を引き出すアドバイスのあり方など、真剣な意見交換が行われました。

 

今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。

なお、この講義はMS科2年生(77人)にも別日程で行われています。

  4月27日(水)   講義① 「研究の方法・すすめ方について」 

  5月25日(水)   講義② 「データ分析・統計について」

 11月 9日(水)   講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

アドバイザーによる指導の様子  

                          アドバイザーによる指導の様子 

延岡高校 MS科2年生 「STI課題研究」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。

MS科2年生(77人)は、昨年1年生の時にメンターに課題テーマを提示してもらい、探究学習を経験してきました。今年は、自分達で課題テーマを設定して、探究学習に取組みます。

テーマの分野は、「物理」、「化学」、「生物」、「数学」です。

 

昨年メンターを担当いただいた方々5名が、今年も引き続いてメンターとしてご指導アドバイスをいただきます。4月26日にオリエンテーションが行われ、6月7日からメンター指導がスタートしました。来年2月まで6回のメンター指導が予定されています。

6月7日の第一回メンター指導日には、各班の生徒が「研究の動機・研究方法・仮説・研究計画など」について説明、その後各班に分かれて研究を行いながらメンターのアドバイスを受けました。

 

今年は、九州保健福祉大学の竹澤真吾教授に3回の講義を行っていただき、研究のすすめ方やデータ分析・統計などをさらに専門的に深めることになりました。

なお、この講義は普通科2年生(160人)にも別日程で行われています。

  4月26日(火)   講義① 「研究の方法・すすめ方について」 

  5月17日(火)   講義② 「データ分析・統計について」

 11月29日(火)   講義③ 「論文・ポスターのプレゼンについて」

                                   (トータルコーディネーター 水永)

生徒たちに語りかけながら講義をされる竹澤教授  

  6月7日 第一回メンター指導日

 

 

 

 

 

 

 

   生徒たちに語りかけながら講義をされる竹澤教授          6月7日 第一回メンター指導日

延岡市立旭中学校1年生  「延岡を知る 連続8回よのなか教室」

旭中学校1年生(86人)では、「延岡を知る」を基本テーマに、連続8回の「よのなか教室」を企画。5月にオリエンテーションを行い、6月3日から9月21日までの間、8人の講師から様々な話を聞く。

 

旭中学校では、「地域学習」に3年間を通して取組んでいる。

1年生では、 「地域とつながろう」   延岡の魅力を知り、将来を考える

2年生では、 「他地域とつながろう」  他地域に触れて、将来を考える

3年生では、 「将来とつながろう」   10年後の世の中と私を考える

今回の1年生の取組は2、3年生での探究学習につながる知識を得ることも目標の一つとしている

 

講話1 「新聞・広報の作り方について」 黒木友貴さん (宮崎日日新聞社 読者局読者室)

講話2 「国際交流と延岡」      ブブリス・カリナさん(延岡市 総務部 国際交流員)

講話3 「福祉と延岡」        川野里奈さん (延岡市 健康福祉部 生活福祉課)

講話4 「観光と延岡」        荒木 俊輔  (一般社団法人 延岡観光協会事務局)

講話5 「町づくりと延岡」      田中樹雄さん (延岡市 企画部 企画課)

講話6 「食文化と延岡」        長友 俊さん (延岡市 商工観光文化部観光戦略課)

講話7 「第一次産業と延岡」      佐藤 亮さん (延岡市 農林水産部 農業畜産課)

講話8 「環境問題と延岡」      箕田絢菜さん (延岡市 市民環境部 生活環境課)

 

6月3日(金)には、宮崎日日新聞社 読者局の黒木友貴さんが「新聞・広報の作り方について」講話。8回の講話を聞いた後、生徒たちは新聞をつくって10月21日に発表する予定になっている。

                                  (トータルコーディネーター 水永)

 「町づくりと延岡」 7月15日に、市役所企画課の田中さんの話を聞く生徒たち

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「町づくりと延岡」 7月15日に、市役所企画課の田中さんの話を聞く生徒たち

延岡市立旭中学校3年生 「課題探究学習」(PBL)がスタート

旭中では、3年生(66人)で、「課題探究学習」(PBL)に取組んで、今年で4年目(途中1回はコロナ禍で中止し今回が3回目)の実施になります。

回を重ねる毎に、先生方も研究が深まり、ワークシートの開発や、タブレット(グーグルクラスルーム)を活用した情報共有や、社会人メンターとの連携も新しい視点が加わってきています。 

テーマは、「10年後の世の中と私  SDGsを通して考える」です。

 

メンターへ生徒たちから活発な質問が・・・

                                                メンターへ生徒たちから活発な質問が・・・ 

1年生、2年生での取組をふまえて、今年度3年生では、「農水産業」「観光」「商工業」「食」「医療福祉」の5テーマ毎に、メンターに提示いただいたミッションについて「10年後の世の中と私」を想像し想定しながら課題探究学習に取組みます。5つのテーマ毎に、3グループ(4~5人/1GR)が同じテーマに、多様な考え方とアプローチで取組みます。

 

5月20日にスタートし、10月28日まで、19回(毎回2時限)探究学習に挑戦します。

市役所や企業に務める社会人メンター5名の方々には、テーマ(ミッション)を提示していただき、合計で5回、学校に出向いて生徒たちに指導助言をしていただきます。

学習の結果は、10月21日に発表会を行う予定です。

 

探究学習に備えて4名の講師から次のような講話をいただき、生徒たちは考えを深めていきます。

  5月27日(金) 「探究とはどういう学びだろう」  

                            水永正憲さん (延岡市キャリア教育支援センター長)

  6月 3日(金) 「10年後の世の中を考える」   

                            柴田一仁さん (延岡市 企画部 企画課) 

  6月24日(金) 「旭化成におけるサスティナビリティ(持続可能)事業の紹介

               (SDGsとは何か、企業の最前線からの報告)」

                           松井隆亮さん(旭化成株式会社 延岡総務部地域活性化推進グループ

       9月 5日(月) 「宮崎銀行が取組むSDGs宣言」 (仮題)

                            冨満正哉さん (宮崎銀行 祇園町支店長)

                                                                                                            (トータルコーディネーター 水永)

延岡高校 MS科1年生 令和4年度「課題探究学習」がスタート

延岡高校にSSH(スーパーサイエンスハイスクール)が導入され、今年が3年目になります。令和4年度の取組がスタートしました。

 

 MS科1年生(81人)では、「SDGsフィールドワーク」として、4月28日から10月24日まで、半年間で16回の授業(毎回2時限)が計画されています。

企業や大学で研究開発に携わっている社会人5名の方々に、毎月1回(合計5回)学校に出向いていただき、メンターとして指導助言をお願いしています。

1年生では、探究テーマをメンターに提示していただき、探究学習の基本を学ぶことにしています。

今回提示されたテーマは次の通りでした。

  •  魅力的な花火をつくろう        
  •  ミネラルウオーターの硬度測定   
  •  植物から芳香成分を抽出してみよう
  •  モーターのしくみを理解し作ってみよう
  •  手洗いとアルコール消毒の有効性について

 

これらの探究学習に先立ち、普通科1年生も含めて245人に、3名の方々による講話が行われました。

 4月25日(月) 「探究するということ」

                水永正憲さん  (延岡市キャリア教育支援センター長)

 5月 9日(月) 「探究研究の実践における統計(データサイエンス)」

               西脇亜也さん  (宮崎大学フィールド科学研究センター教授)

 5月16日(月) 「研究の実践」  

               道川功実子さん (旭化成メディカルMT株式会社バイオプロセス技術開発部)

                                                                                                    (トータルコーディネーター 水永)

 

データサイエンスについて語る西脇教授

 自分の「研究」の実践を語る道川さん

 

 

 

 

 

 

 

                   データサイエンスについて語る西脇教授                                  自分の「研究」の実践を語る道川さん

本庄高等学校で探究学習についての全体像を話しました

2022年5月11日(水)、本庄高等学校の1年生を対象に「探究は楽しいのか?」をタイトルに、探究学習に必要な考え方や全体像を宮崎県キャリア教育コーディネーター宮崎市エリア担当の稲田が話をしました。

 

キャリア教育担当の先生より、探究学習における「問いの立て方」について話をしてほしいと連絡があり実施しました。この授業以降に、総合的な学習の時間で探究学習がスタートするため、事前に探究に対する姿勢を身につけるために実施しました。

 

問いを出すために、「聴く」をどうしたらいいかについて話をしました。今後も、本庄高等学校の探求学習を支援していきます。

(記載:稲田)

日南市立 鵜戸小中学校で  「よのなか教室」

鵜戸小中学校は、令和4年度に、県教委が推進されている「キャリア教育推進モデル地域」に指定され、「持続可能なキャリア教育を推進する地域と学校との協働のあり方を研究」することになっています。

 

これまでも、鵜戸小中学校では特色のあるキャリア教育に取組んできておられますが、今回子供たちには、あらためて本格的にキャリア教育に取組むことを伝え、子供たちに「自分の夢について考えさせ、将来の自分の生き方を見つめるきっかけ」をつくろうとされています。

 

その導入として、今回「キャリア教育講話」が企画され、水永が講師を務めました。

 

4月27日(水)に、小学3~6年生(16人)と、中学1~3年生(8人)とに別々に講話しました。

小学生たちには、「夢をもとう」 というテーマで、

中学生たちには、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」 というテーマで私の思いを伝えました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

小学生と中学生に別々に講話

                 小学生と中学生に別々に講話

 

延岡高校 SSH 1年生への講話

延岡高校では探究学習として、普通科1年生では「プレ課題研究」に、メディカル・サイエンス科1年生では「SDGsフィールドワーク」に、これから1年間をかけて取組む予定です。

 

その導入授業として、4月25日(月)に、1年生全員(245人)を対象に、「探究するということ」と題して水永が講義しました。

 

・これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」であること

・新しいことに挑戦できるには、「答えのない問題に答えを見出す力」が必要であること

・「探究学習」は、その力を身に付ける貴重な練習になること

・旭化成の「変革と成長への挑戦」の歴史を紹介し、変化の本質は何かと問いつづけることの大事さとその方法について語りました

 

最後に、「大学では何を学ぶのか  高校生の君たちへ」 という私からの1枚の手紙を配って、読んでもらうことにしました。

                                    (トータルコーディネーター 水永)

 

 

 

 

 

 

 

   一度はコロナ禍で分散登校となり延期となりましたが、この日は対面で体育館で実施することができました

 佐土原高校  進路講演会

佐土原高校では、3月14日(月)に、1,2年生(470人)を対象に「進路講演会」が行われました。

当初は1月に計画されていましたがコロナ禍で一旦は中止となりました。

その後先生方の工夫とご尽力により、当日は対面で体育館にて開催することができました。

 

トータルコーディネーターの水永が、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して講話しました。

最後に、「自分にとって幸せとは何だろう」と考えてほしいと、生徒たち全員に私からの1枚の手紙を配りました。

 

質疑応答でも活発な質問や意見が出されました。

「やりたいと思う仕事を、反対されたらどうすべきか?」 

「小さい頃と今で幸せはどう変わったのか?」 

「自分のために仕事をすると考えていたが、人のためになることをするのが仕事だと気付いた」

・・・ 私も答えに窮したりしましたが、本音でのやりとりになりとても充実したひと時になりました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

 

五ヶ瀬中等教育学校  「よのなか教室」

3月11日(金)に、五ヶ瀬中等教育学校 前期課程2年生(中2)(39人)を対象に、水永が講話を行いました。この講話は、この日午前中に開催された「令和3年度グローバルフォレストピア調査研究発表会」につづけて企画されたものです。

 

 「探究とはどういう学びだろう」というテーマで講話しました。

社会に出て仕事をする時に求められる力の一つである「答えのない問題に答えを見出す力」をどうやって身に付ければいいのか。旭化成の「変革と成長への挑戦」の事例を紹介しながら話しました。

 

探究をするにあたって、仮説を立て、もう一度見直し、再度仮説を立て直し・・・というサイクルをまわすことが大事なこと。探究とは、決してアイデア列挙だけになってはいけないこと ・・・などを強調しました。

                                                                                                                   (トータルコーディネーター 水永)

コロナ感染防止のため生徒たちは教室で、私は別室からオンラインでの講話になりました

                        コロナ感染防止のため生徒たちは教室で、私は別室からオンラインでの講話になりました

 延岡市立 旭中学校1年生 「第一次産業(漁業)を知る」

旭中学校 1年生 (3クラス、83人)では、3月8日(金)に、地域の第一次産業を知るために、北浦町の漁業の現場を訪問しました。コロナ禍での職場訪問には大きな課題もありましたが、先生方の熱意や周到な準備と、迎えていただく北浦漁協の方々の熱心なご協力のおかげで実現することができました。

 

漁は、夜行われます。漁を終えた漁船は、早朝に港に戻ってきます。魚の水揚げの様子を見るためには早朝に港へ行く必要があります。

この日、朝早く7時過ぎに学校をバス2台に乗って出発。港では既に帰港した船でにぎわっていましたが、魚の水揚げはほぼ終わっていました。

生徒たちは、残りの水揚げを見学した後、魚捌き場や加工場などを視察訪問したり、広大な港周辺を漁協の方に案内していただいて見て回りました。

 

昼は、近くの公園で昼食をとり、午後はメヒカリを漁獲してきた漁船の帰港を待って、大漁に湧く水揚げの活況の様子を視察することができました。

 

この視察訪問は、延岡市役所水産課をはじめ関係部局の方々と、北浦漁協の方々のご理解とご協力により実施することができました。皆様のご尽力に感謝を申し上げたいと思います。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

日之影町立 宮水小学校 5,6年生 「よのなか教室」

宮水小学校 5,6年生(22人)を対象に、3月7日(月)に「よのなか教室」が行われました。

「よのなか先生」は、延岡市キャリア教育支援センターのコーディネーター水永正憲と酒井康行でした。

 

水永は、働くということについて、「夢って何だろう」という問いから話し始めました。

「海の魚はどうして塩辛い海の水の中にいるのに、どうして塩辛くないのだろう」という疑問から「イオン交換膜」という技術が生まれ、そこから、塩を作ったり、海水から真水を作る技術が生まれたり、何度も使えるリサイクル電池ができたりする夢のような技術ができたという話を紹介しました。

そして、世の中には実にいろいろな仕事をしている大人がたくさんいることを紹介しました。

 

酒井は、元小学校の校長先生だったことから、自分が学校の先生になったきっかけや、高校では野球を一生懸命していたという話を紹介しました。また、たくさんの失敗をしてきたことも紹介して、子供たちに失敗を恐れないでいいんだよ、と励ましの言葉をかけました。

 

子ども達からの「仕事をして1番よかったことは何ですか?」という質問に対して、二人とも「いろんな人と出会うことができた」こと、そして小学校での出会いやこれからの人生においての出会いを大切にしていってほしいと話しました。

                                   (トータルコーディネーター 水永)

宮崎西高校付属中学校とヨルダンを結んで立志式に向けたオンライン講演会開催

1月28日(金)14:00(ヨルダン時間午前7時)から、宮崎西高校付属中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校3校目です。

付属中学校2年生2クラス約80名の生徒が各教室で参加しました。

学校で、2月に開催予定の2年生立志式に向けた一連の行事の一貫として、「難民・貧困課題を通して社会貢献を考える~共感力と生きる目的~」をテーマにしての開催でした。

後半の質疑応答では、多くの質問が投げかけられました。

「国際貢献での進藤さんのコンセプトは?」の質問に対しては「最前線で支援して行くこと。

自分のこれまでの外務省勤務⇒現在のUNHCR職員として、さらに2月以降の国際赤十字委員会職員へのキャリアパスを通して、自分の目標が達成されつつあること」を語られました。

最後に生徒へのメッセージとして、「~君たちはどう生きるか!~働くことの意義。正しい目的を持って貪欲であれ。やらない言い訳をつくらない。働くこと自体が社会貢献になる。」等の言葉が送られ終了しました。

生徒の感想文から「今後も様々な活動を通して、普段接することのない多くの人々と触れ合う経験を積むことで“共感する心”を養っていきたい」という声も聞かれました。

グローバル社会の中、海外を拠点に難民・貧困問題に立ち向かっている進藤氏の生き様を通して、自分自身の生き方や進路について、深く考えるきっかけになったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

( 文責:西立野)

第10回キャリア教育推進連携表彰「優秀賞」を受賞

延岡商工会議所および延岡市が、文科省と経産省が主催する「キャリア教育推進連携表彰」で「優秀賞」を受賞し、その授賞式とシンポジウムが、1月25日(火)にオンラインで行われました。


 授賞式に先立ち、延岡市では記者説明会を実施しました。


受賞者である、延岡商工会議所の吉玉会頭、延岡市の読谷山市長から、受賞の言葉とご挨拶をいただきました。詳細については、夕刊デイリー新聞(1月29日付)と、宮崎日日新聞(2月1日付)に掲載されています。


 今年度は、「キャリア教育優良教育委員会、学校及びPTA団体等 文部科学大臣表彰」を県内では下記の4団体が受賞しています。

  ・綾町立 綾中学校

  ・高鍋町立 高鍋西中学校

  ・小林市キャリア教育支援センター

  ・都農町教育委員会



(文責:水永)

細野中学校とヨルダンを結んでのオンライン講座

1月13日(木)14:15~(ヨルダン時間午前7時15~)から、細野中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

「より良き未来を考える特別講演会~貧困課題と難民課題~」というテーマで、キャリア教育の一貫として、全校生徒約130名が各クラスで参加しました。

「世界の貧困や難民等の問題を具体的に聞くことによって、持続可能な社会の実現について考える(SDGs・自律・貢献)機会とする」ことを目的としての開催でした。

前半45分が講演、途中10分間の休憩をはさみ、後半45分で質疑応答の時間で開催されましたが、各学年、各教室からの質問が矢継ぎ早に出て、今回も予定時間をややオーバーする程でした。生徒からの「国際貢献等で自分達に出来る事は何か?」の質問に対して、進藤さんからは「先ずは、足元(地元)にある地域課題等に興味関心を持つことから始める事やハガキ回収に取り組んでいる学校の紹介」がありました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

延岡市「地域コーディネーター」の方々との交流が始まりました

 12月21日(火)に、延岡市の「地域コーディネーター会議」に、オブザーバー参加させていただきました。広報用展示パネル作成に関しての情報交換や、実践事例集の作成についての意見交換などが行われました。



その後に行われた自由意見交換は、とても充実していて、刺激的でした。

コーディネーターの方々の、子供たちへの温かい視線や、熱い思いが伝わってきて感動しました。


 延岡市には、地域コーディネーターが、12名おられます。

学習支援ボランティア「はげまし隊」の支援や、様々な地域学校協働活動に取組んでおられます。

これから、キャリア教育支援センターのコーディネーターとも、連携・協働していければ活動がさらに充実するのではないかと思いました。


 これからのコラボレーションを探っていきたいと考えています。

(文責:水永)

延岡市立旭中学校2年生「職場訪問」

 旭中学校 2年生(65人)では、コロナ禍で職場体験が難しくなったため、替りの体験学習として12月10日(金)午前中の4時間をつかって「職場訪問」(バスで)を実施しました。


昨年は中止せざるを得なかった体験学習を、形を変えてでも何とか経験させてやりたいという先生方の強い思いから実現したものです。


 学びを深めるため、「働く人々を観察し、インタビューして次を探る」というテーマを設定しました。

   ・どんな様子で働いているか(働く姿)

   ・働く人はどんなことに気を配っていたか、どんな工夫をしていたか




 訪問先は次の企業でした。

  Aグループ   旭化成株式会社 延岡支社 展示センター

          ミツワハガネ株式会社

          富士チタン工業株式会社

  Bグループ   株式会社中園工業所

          センコービジネスサポート株式会社

            旭化成株式会社 延岡支社 展示センター


移動するバスの車内では、延岡市工業振興課の職員の方が、延岡市の工業政策について話をしていただきました。


 訪問先企業の選定や依頼などを、コーディネーターの水永がお手伝いさせていただきました。

(文責:水永)

高鍋西中学校とヨルダンを結んで 「SDGs×平和」学習セミナー開催

 

 12月10日(金)13:30(ヨルダン時間午前6時30)から、高鍋西中学校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるオンライン講座が開催されました。

ヨルダンと結んでのオンライン講座は中学校初開催です。

高鍋西中学校2年生2クラス73名の生徒が、各教室で「進藤さんから難民などの世界状況を聞き、自分の生き方を考えよう」というテーマで、後半の質疑応答も含めて1時間40分にわたり、予定時間を10分程度オーバーする程の生徒からの質問等も多くありました。

この日に先立つ8日(水)には、各クラスで事前課題の動画(アフガニスタンの難民少女を扱った動画)を視聴し、感想をまとめたり質問等を事前に考えたりする時間も設定されました。

これまで総合的な学習の一貫で、1年時には「SDGs×環境」を、2年時には、「SDGs×平和」をテーマに学習を深めてきており、そのまとめとしてオンライン講座でした。

現在、学校で実施している「はがき集め」や「募金活動」等も含めて、さらに自分達に出来ることは何か、また、将来の自分の生き方を改めて考えさせる良い機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

日南市立飫肥中学校1~3年生「生きかたよのなか教室」

 11月26日(金)午後に、1~3年全学年(186名)を対象に「よのなか教室」が行われました。



各学年で同じ学びをしても、それぞれの成長段階で違う気付きがある。上の学年になって同じ体験をしても新しい発見があり、「学びは変化する」。  

だから1~3年の間で、同じテーマで何度も学びを積み重ねていって、3年経った時に、生徒一人一人が何らかの「つながり」を生み出せるようにしてやりたい、というのが先生方の願いでした。


 3年生には、昨年2年生の時に、職場体験の前に、「働く意味を考える」講話を行いました。

その後、立志式では、「太郎の手紙」の発表を聞いて、「様々な働く大人の姿」を紹介しました。

 2年生は、今年職場体験に備えて、昨年の2年生と同じく「働く意味を考える」講話を行いました。




 そして、今回ですので、3年生には3回目、2年生には2回目の出会いになります。

教務主任の湯川先生と、事前に何度も打合せを行いました。そして、今回は私の実の体験を語ることになったのです。このような話をするのは私にとって初めてのことでした。


 私自身の42年間の会社生活をふりかえってみますと、「失敗」や「挫折」のくりかえしでした。

それを正直に語ってみようと思いました。「失敗を恐れないでほしい」というメッセージをおくりたいと思ったのです。


 生徒たちの感想文の中に次のようなことが書かれていました。

「失敗を通して得るものがあるということが心に

残りました。これから私は失敗を恐れず何事にも挑戦していきたいです。」

「一番印象に残ったことは、嫌なことは嫌と思ってするのではなく、自分の経験と思ってすること。

という言葉でした。」


 (文責:水永)

宮崎工業高校2年生「保護者向け就職啓発セミナー」

 11月17日(水)午後に、宮崎工業高校2年生の保護者を対象にセミナーが行われました。


これは、宮崎市(商業労政課)が毎年行っているもので、「生徒たちの未来の『働く』を考える」ためのセミナーです。保護者のみなさんに、就職活動状況の変化や、宮崎で働く魅力を知ってもらうために企画されています。48名の保護者の方々が参加されました。


 この日は、最初に戸敷市長から趣旨説明があった後、二つのセッションが行われました。

  1.講話1  「育むということ  未来を担う人財育成」

            水永正憲(宮崎県キャリア教育支援センター)

  2.講話2  「宮崎で働くということ」

            岩崎千恵子さん(株式会社 デンサン)

            西原麗華さん(同上 *宮崎工業高校卒OB)

  3.質疑応答


 双方向参加型によって、高校生保護者の就活の悩みを少しでも解決できればと、事務局では今回から新しい工夫がなされました。

セミナーの前に「就活に関するアンケート」(オンライン回答)をお願いし、当日は質疑応答や講師からのアドバイスを行っていただき、セミナーの後でアンケート結果や意見などを還元して、セミナーに参加できなかった保護者にも提供されました。


 「今日は、自分のことも含めて見直していかなければいけないことなど、教えさせられる機会になりました。家庭でもたくさん会話をしていきたいです。とても勉強になりました。」

といった声など、たくさんいただきました。


(文責:水永)


「都城市キャリア教育フォーラム」が開催されました

 都城市教育委員会の主催により、11月15日(月)に開催されました。

当初計画では、8月に対面で実施予定でしたが、コロナ感染防止のため、会場(都城市ウェルネス交流プラザ ムジカホール)にて関係者のみ無観客で収録を行い、その後オンデマンドで各学校に配信されます。




 ・教育長挨拶(10分)

 ・講話 「育むということ  子供たちの未来は可能性に満ちている」(50分)

  水永正憲 (県キャリア教育支援センター)

 ・シンポジウム(パネルディスカッション)(90分)

     「キャリア教育の展望 新たな体験活動への取組」

           束元健司さん (株式会社サニー・シーリング)

           丸田耕正さん (株式会社都城北諸地区清掃公社)

           栗原貴史さん (農業生産法人有限会社新福青果)

           坂元敏広さん (社会福祉法人 スマイリング・パーク)

           柿木裕一さん (都城市立妻ケ丘中学校長)




シンポジウムでは、次のようなテーマで活発な意見交換が行われました。

・それぞれの企業紹介と、キャリア教育活動の紹介

・職場体験を今後どのように深化させていけばいいか
・小学校の社会見学等、中学校では職場体験以外の豊かな体験活動の中で、企業・地域と学校とが、もっと多く協働してどのような取組が考えられるか。

(文責:水永)

都城西高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー パートⅢ

10月22日(金)15:00~(ヨルダン時間午前9時)から、都城西高校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが開催されました。高校での開催は3校目です。

「国連を舞台に社会貢献を考える ~難民危機に立ち向かう国際社会~ 」というテーマで、1年生フロンティア科42名と3年生希望者13名の生徒が参加しました。

これまでの2校の場合と同様、事前課題の4本のYouTube動画を事前視聴しての講話でした。 

参加した生徒は、進藤さんの外務省職員としてアフガニスタンなど4か国での勤務経験やヨルダン事務所での仕事内容、国際貢献の意義等について熱心に聞き入っていました。

「海外での活動で日本とのギャップを感じた時、どう対応したか?」の生徒の質問に、「日本で当たり前と思っていることが、国によっては全く違う。違って当たり前と思うことも大事」という回答でした。

参加した生徒からは、「国際貢献は相手の立場にたって考える事が大切だと思った」、「やらない言い訳をつくらず、自分から行動できる人になりたい」等の感想も聞かれ、講話終了後も、国際貢献に興味関心を持つ3年生から多くの質問等が投げかけられて終了しました。

難民や貧困問題、児童婚の問題や国際貢献の在り方等、改めて考えさせる機会になったと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

宮崎県議会(特別委員会)による調査(視察)がありました

10月20日(水)午後に、宮崎県議会「働き方改革・産業人材確保対策特別委員会」の田口雄二委員長以下11名の議員の方々が、延岡市キャリア教育支援センターに、「キャリア教育による人材育成」について調査に来られました。


 県議会の方々に、我々の取組を聞いていただけることは大変ありがたいことです。願ってもない貴重な機会になりました。


延岡商工会議所と延岡市(工業振興課)が、将来の地域を担う人財の育成を図るために、延岡市キャリア教育支援センターを設置して、今年でちょうど5年が経ちます。


産官学の高度な連携により、市内すべての小中高校において「よのなか教室」を企画し実施してきました。特に、新学習指導要領により、中学校と高校において「探究学習」の導入がはじまったこともあり、社会人の方々との協働による学習の機会が増えてきました。


 これからの課題として、県下全域にこのような支援活動を広めていく必要があること。

そのためにも、県としての支援をさらに充実していただけるようお願い申し上げました。




(文責:水永)


延岡市立旭中学校2年生「旭化成の繊維 ベンリーゼを知る」

 旭中学校 2年生(65人)では、総合の時間で「進路指導」をテーマに取組んでいます。

職場体験が難しい状況にありますので、12月に職場訪問バスツアーを行うことになりました。

それに備えて、10月8日にオリエンテーションが行われ、引続いて「延岡の工業の特色を知る」ための職業講話が企画されました。




 延岡市の旭化成で製造されているベンリーゼは、海中で微生物により分解される性質を高水準で満たしているとして、国際機関の認証を受けました。SDGsを先取りした「メードイン延岡」の製品がベンリーゼなのです。そのことが折よく8月25日の宮日新聞で紹介され、先生方から是非生徒たちに話を聞かせてやりたいということになりました。


 この日は、ベンリーゼ製造部長の金田真幸さんに学校に来ていただき、実際にベンリーゼでできているフェイスマスクも生徒たちに配られました。



延岡で研究開発と生産をされているベンリーゼについてお話しいただいたあと、延岡でのものづくりの歴史や現場の話をしていただきました。生徒たちはベンリーゼについて詳しく知るとともに、延岡全体でのものづくりの状況を学ぶことができました。


 先生方のご要望をふまえて、コーディネーターの水永が、旭化成へのお願いなどお手伝いさせていただきました。

(文責:水永)

ひむか人財育成セミナー「教師みらいコース」で講話

 将来「教師」をめざす県内の高校生を対象に、「教師みらいコース」の3回目の講座が、10月2日(土)に、宮崎南高校を会場にして行われました。

7月に開講したこのコースは、11月までに4回の講座が行われます。県内各高校の会場と自宅からチャット参加する人をオンラインで結んで、ハイブリッド方式で実施されました。

県内の多くの高校生が受講登録していて、今回は県内各高校からのオンライン参加を含めて70人が参加しました。


 この日の第二講で、「求められる教師像  企業現場から見えるもの」 というテーマで、地域・企業から、教師をめざす皆さんに伝えたいことを話しました。


 「社会が成熟すると、人間の成熟には時間がかかる」 と言われています。


豊かで自由な社会に生まれ育ってきた子供たちには、多様で多数の大人たちが、「寄ってたかって」 関わっていくことが必要だと思います。

そして、「これまでの教え方育て方だけでは、将来子供たちは幸せをつかむことはできない」 と考えるべきで、「子供たちの育て方を変えてほしい!」 と話しました。


 感想文のなかに、「今回のセミナーを聞いて、子供たちを育てるのは教員だけでなく地域社会の力が必要であり、これからの時代は大人が子供たちに関わっていくキャリア教育が必要になってくることがわかってすごく勉強になった。」 という記述がありました。




(文責:水永)

延岡高校 普通科2年生 「課題研究」オンラインで探索

 普通科2年生の「SDGs課題研究」は、4月21日からスタートし、来年3月まで1年間を通して探究する計画です。4人前後で1グループを形成して、それぞれに設定した「課題」について探究をつづけています。 その中に、「空腹時のお腹の音」をテーマにしているグループがあります。自分ではどうしようもないお腹の音を何とかできないものか、というのがテーマ設定のきっかけでした。

空腹時にどうしてお腹の音が鳴るのか、少しでもその音を抑える方法はないのか・・・と本やネットなどを調べて検討をしてきました。
 しかし本やネットの知識だけではどうしても限界があります。医学の専門家に直接話を聞いてみたいということになり、9月29日(水)に、宮崎大学医学部病院 救命救急センターの金丸勝弘医師に、オンラインで直接お話をお聞きすることができました。金丸医師は宮崎県にドクターヘリを導入された先生です。当直明けの貴重な時間を提供していただいて、約1時間にわたって懇切に話をしていただきました。

(トータルコーディネーターの水永が、橋渡しのお手伝いをさせていただきました)
 生徒たちは、あらかじめ用意していた質問をもとに、積極的に質問や意見を述べていました。金丸医師は、医学的な話をされるだけではなく、逆に生徒たちに問いかけたりしながら、生徒たちの
探究心を刺激していただく、とても貴重な機会になりました。
この1回で終わることなく、引き続いて質問や意見交換がつづく可能性を感じました。



(文責:水永)

日向高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー パートⅡ

9月24日(金)16:00(ヨルダン時間午前10時)から、日向高校において、宮崎市出身で国連難民高等弁務官ヨルダン事務所(UNHCR Jordan)に勤務する進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが開催されました。

延岡高校に次いで高校での開催は2校目です。

同校のキャリア教育の一貫として開催され、1~3年生の希望者約80名が参加しました。

延岡高校同様、事前に指定されたYouTube動画(アフガニスタンの児童婚やロヒンギャ難民の現状に関する動画等)を視聴しての講話でした。 

UNHCRについて、SDGsとMDGsの関係、ロヒンギャ難民や児童婚の問題等、日ごろあまり考える事のないテーマでもあり、「難民と貧困問題」について改めて考えさせられる機会になったと思います。

「国際社会では様々な要因で支援を必要とする人がいる中で、改めて自分に出来る事、したい事は何かを考えるきっかけになった」という感想も聞かれました。

1時間余りの講話でしたが、終了後も多くの生徒が質問等を投げかけていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(文責:西立野)

西都市立三財中学校で職業講話を実施しました

午前中3-4限目。西都市立三財中学校での職業講話にお邪魔しました。


まずはこの場をみんなで作っていくということと、11月の職業人リモートインタビューにむけてのゴールの共有。

そのあと、付箋に「はたらく」のイメージをみんなに書いてもらいました。


「仕事とは●●だ」の●●にはいる言葉を入れていきます。


仕事とは、人の役に立つことだ

仕事とは、稼ぐことだ

仕事とは、家族を養うことだ


また、中には

好きなことを仕事にする

という意見もありました。


その出た意見の結論は出さずに、3名の職業人とリモートでつなぎデモインタビュー。


五島列島でYoutuberをしている玉井さん。

東京で私立の小学校の先生をしている加藤さん。

NGOで人材育成と広報を担当している河野さんの3名の職業人が協力してくださいました。


みなさんに「今やってる仕事の好きなところと嫌い、不満、悩みは?」という質問をしていきました。


付箋に書いた仕事のイメージと比べて同じ?違いはある?


稼ぐ、って自分はどれくらいあると稼げたって思うのかな?


などなど、職業人の話してくれた内容の要点をピックアップして、生徒たちに問いかけながら進めていきました。




職業人が話してくれたことはどれも興味深かったのですが、共通点のひとつに

「休みと仕事の区別がつかない」

けど

「仕事への自由度が高くて体調や気分で働く量を自己決定できる」

ということがでてきました。


自由度が高いけど毎日働いてる感覚

自由度は低いけど、仕事とプライベートを分けて働く

だとしたら、どちらのほうが自分に合ってると思う?


と生徒たちに尋ねるとうーん。。。と考えているような顔をしている生徒たちが多かったです。


自分で人生を選択していくためにも、学ぶ意味、新しいことに出会う意味、自分について考えるヒントにしていただけたらと思います。


2コマの中で、先生でもある加藤さんが、ご自身のお仕事について話してくださった後、3年生の担任の先生にも「共通点などありますか?いかがですか?」とお尋ねしたところ、先生自身の言葉ではたらく喜びや大変さについて語ってくださいました。その中には、生徒たちへの熱い思いが・・・

生徒たちは、先生の思いを受け取ったのではないかなぁ、と感じる心温まる時間でした。


先生たちと共に創る。

これからも大事にしていきたいです。

(文責:福島)

延岡高校MS科1年生の「化学」 オンラインでメンター指導

 SDGsフィールドワークの、夏休み明け最初のメンター指導が、9月13日(月)に行われました。 メンターのお一人である道川功実子さん(旭化成メディカルMT株式会社 バイオプロセス技術開発部)が提示されたテーマは、「青果物中に含まれるビタミンCの定量」です。

 ビタミンCには、皮膚中のメラニン色素生成を抑えて日焼けを防いだり、ストレスや風邪などの病気に対する抵抗力を強める力があります。普段何気なしに口にしている青果物は様々な栄養素で構成されており、その中にビタミンCも含まれています。どんな青果物にどれくらいのビタミンCが含まれているのかを探ってみようというのが、このテーマのねらいです。 このテーマには、4班(1班4名で構成)が取り組み、それぞれ独自に挑んでいます。

 生徒たちは、6月28日に第一回のメンター指導を経て、夏休み期間を含めて研究をすすめてきました。そのなかで、研究計画を立て、仮説を立てて、大まかな研究日程を作りました。今回から、実際に定量の実験に取組み始めることになりました。 この日の授業は、道川さんのご都合により、リモート(オンライン)での指導になりました。

 化学の実験をオンラインで指導できるのだろうか、という心配もありましたがそれは全くの杞憂でした。先生方の工夫や挑戦により、ZOOMをセットしたノートパソコンが実験台の真ん中に置かれました。そして、生徒たちは実験をやりながらメンターの道川さんに問いかけたり、実験の様子を見ながらアドバイスされるメンターの道川さんの言葉に耳を傾けたりして実験をすすめました。リモートでありながらリアルにそばに居るかのような実験指導になったのです。

 トータルコーディネーターの水永は、メンター就任の依頼からお手伝いをさせていただきましたが、オンラインを活用してここまでできることに、大きな驚きと感銘を受けました。



(文責:水永)

延岡高校とヨルダンを結んで SDGsセミナー開催

 9月3日(金)17時(ヨルダンの現地時間午前11時)から、延岡高校において、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)ヨルダン事務所の進藤弘騎さんによるSDGsセミナーが、オンラインにて開催されました。コーディネーターの水永が橋渡しのお手伝いをしました。 

 進藤さんは宮崎市出身で36歳。外交官としてアルゼンチンとアフガニスタン大使館に勤務され、現地で襲撃され殉職された中村医師とも協働されていました。その後、難民救済にあたりたいと外務省を退職され、国連難民高等弁務官事務所に入られ、今年3月にヨルダンに赴任されています。

 事前に、指定された4本のYouTube動画(ロヒンギャ難民キャンプを訪ねる長谷部誠さん、その他)を視聴し、感想と質問を進藤さんに届けました。それらの質問を踏まえての講話でしたが、途中での質疑も交えながら、2時間があっという間でした。 冒頭での、日本人の難民は何人いると思いますか? という問いには、みな驚きを隠せませんでした。SDGsをその前のMDGsから歴史的に説き起こしていただいたり、ロヒンギャ難民にはミャンマーの民主政権でさえ解決できなかった政治的背景があることを語っていただくなど、「難民と貧困」について、日頃感じることも考えることもなかったことばかりでした。

 国際問題に関心を寄せる62名の生徒たちが、一日の授業の疲れもみせず、熱心に聞き入っていました。途中では積極的に質問も出され、セミナー終了後も何人もの生徒が残って質問を続けていました。生徒たちは、ただ答えを求めるのではなく、自分自身で自分事として考え始めたのではないかと思います。





(文責:水永)

穂北中学校で初の「ひなた場」が開催されました

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

お互いに人生を語り合い、生徒と講師(地域の大人等)が対話でつながっていくキャリア教育プログラム「ひなた場」が、西都市立穂北中学校で初めて開催されました。

生徒自身もこれまでの人生を振り返り、身近な大人から自分はどんな人になりたいのか?を考えるヒントにすることができます。

また、大人は自分の人生を振り返り生徒たちに語る中で、より仕事への向き合い方がポジティブになることを体感。

双方にとっても豊かな時間となりました。

(文責:福島)

西都市穂北中学校でひなた場が開催されました

西都市立穂北中学校3年生25名を対象に、ひなた場を実施しました。

■ひなた場とは?
生徒と先輩(保護者や先生以外の地域の大人)がお互いに人生を語りあう「対話」を通して、人と人をつなぐプログラムです。

(1)生徒が憧れのロールモデル(理想にしたい大人の姿)を見つける
(2)気軽に相談できる地域の大人との関係をつくる

を目的にしています。

生徒たちのために、15名の地域内外の大人・大学生が集まり、人生紙芝居や人生グラフを用いながら、向き合う約2時間。
コーディネーターの福島は、直前の説明と、当日のファシリテーションを担当しました。

今後も、大人と生徒たちの対話を通じて、さまざまな生き方やキャリア観に触れられる機会をお手伝いして参ります。

(文責:福島)

日南高校の探究活動発表会にて審査員と講評を務めました

日南高校の未来戦略課(課題解決型の探究活動)の校内発表会にて、コーディネーターの羽田野が審査員と講評を務めさせていただきました。
発表は全2年生21グループ。午前から午後にかけて行われ、私の他に日南市役所の関係各課から職員の方々が来て審査を行いました。


最後の講評で伝えたのは2点。
1つめは「学力とは?」について。
学力とは「知識・技能」だけでなく、「思考力・判断力・表現力」といった能力や、「主体性・協調性・多様性」といった姿勢も含まれること。この活動でそれらが発揮されていたはずであること。発表会で終わりではなく、今後もそれらの力を伸ばして欲しいことを伝えました。

2つめは「社会との関わり方」について。
今回取り組んだような課題の発見や解決策の検討は社会に出てからも必要であること。誰かが作った仕組みやルールにただ従うのではなく、それかをつくる「社会のつくり手」になって欲しいこと。今後の学校生活(日々の生活、部活や委員会など)の中でも、受け身にならずに主体的に課題解決に取り組んで実践をして欲しいと話しました。

やって終わり、ではなく、今後の学校生活や進路選択にも結び付けてもらえれば、と思います。
(文責:羽田野)

門川町立門川中学校3年生に向けてキャリア教育講話を実施

2021年7月19日(月)に、門川町立門川中学校でキャリア教育の講話を実施しました。牧野先生よりご依頼があり、出張授業を実施。中学3年生170名を対象に実施し、これからの働き方や生き方について考える授業でした。

内容としては、「society5.0」や「人間とAIの仕事」について話をしました。
これからVUCAな時代に必要な考え方や姿勢について、理解を深めるような時間として活用いただきました。

(文責:稲田)

日南市立飫肥中学校2年生 職場体験に備えた講話

7月16日(金)に、飫肥中学校2年生(62人)で、9月に予定されている職場体験に備えて、働く意味などについて、トータルコーディネーターの水永が講話を行いました。


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 講話のあと、各人で感想文を書き、その後4人ずつのグループに分かれて紹介しあい、感想を述べ合いました。みんなを代表して4人から発表が行われました。

それを受けて、水永から講評とアドバイスをしました。


 失敗を恐れないでほしい、とアドバイスをおくりました。「教室はまちがうところだ」と「しっぱいにかんぱい」という絵本があることを紹介し、エールをおくりました。


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(文責:水永)

宮崎市立宮崎東中学校での職業講話をコーディネートしました

宮崎東中学校2年生3クラスに、4名の職業人にお越しいただきお話しいただきました。

株式会社フォレスト 代表 得能さんには、建築士としてのお仕事だけでなく、仕事への向き合い方についてのお話が生徒たちに刺さっていたようです。
また、金融機関に勤めるファイナンシャルプランナーの緒方薫さんからは、働き続ける上で目の前に生じたハードルをどのように捉え、楽しく乗り越えていったのか、人生について大切なことの取捨選択についてのお話が印象に残ったようでした。

3クラス中1クラスは、フリーランスとしていくつもの企業とお仕事をしている竹下末利子さんと、平川美由紀さんをお招きし、複数の仕事を持つこと、またその理由やそのために必要な経験などについてお話しいただきました。
宮崎では新しい働き方をしているお二人のお話は、刺激が多かったようでした。

全ての職業人のお話には、仕事内容のみならず、これからの時代に必要なマインドセットや働き方、意志の力、選択することなどが詰まっていました。

お話いただいた職業人も一緒に楽しんでくださり、終始和やかな場となりました。


(文責:福島)

延岡市立南浦中学校 「探究するということ」講話

7月14日(水)、南浦中学校1~3年生(13人)に、「探究するということ」というテーマで、トータルコーディネーターの水永が、講話をしました。


*これからの時代に求められる人財とは、「新しいことに挑戦できる人」であること

*旭化成の「変革と成長への挑戦」の具体的な話

*君たちの未来は可能性に満ちていること

*「探究とは何か、なぜ今求められているのか」を、私が経験した仕事の中での探究の事例とし

て紹介しました。


 2,3年生は、昨年「海洋教育パイオニア・スクール・プログラム」において、海に関する探究学習を行いました。

今年は、「自分たちの疑問で、世界を変えてみよう」と、生徒自身が普段の生活の中で、それぞれ興味を持っている「疑問」からスタートします。そして、その「疑問」を、世界の課題解決(SDGs)につなげていこうというものです。

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(文責:水永)

清武中学校にてキャリア教育講座の実施(企画運営:宮崎大学桑畑先生)

7月13日(火)に、宮崎市立清武中学校(担当:佐渡瀬先生)で中学3年生120名と宮崎大学生24人でキャリア教育を実施。夕方のMRTニュースでも、その様子を放映いただき感謝申し上げます。
この、キャリア教育の授業は宮崎大学のインターンシップコーディネーターでもある桑畑先生が準備から企画運営をいただきました。大学生は地域資源創生学部や教育学部、農学部など幅広いジャンルから参加しました。
改めまして、桑畑先生ありがとうございました。

(文責:稲田)

教員向け選択研修で講師を務めました

宮崎県内の小中高の教員向け研修において、コーディネーターの羽田野が講師を務めました。
メインの講師は地域と学校が連携したキャリア教育や探究活動の第一人者、大正大学地域構想研究所教授の浦崎太郎先生。
浦崎先生からより多くのことが学べるよう、羽田野が事前の講義と事後のワークを担当しました。


(文責:羽田野)

小林市立須木中学校のキャリアプラン講評に関わらせていただきました

小林市立須木中学校3年生のキャリアプラン発表を、リモートでサポートさせていただきました。

講評や感想、他の生徒への質問の促しなどが主な役割です。

ブレイクアウトルームに分かれ、生徒が一人一人、考えているキャリアプランについて発表。
それについて共感しエンカレッジすること、また、もし何か別の視点があるとしたら・・・
とワンポイントアドバイスという形でかかわらせていただきました。


須木中学校のキャリアプラン発表には昨年から関わらせていただいております。

「副業」という話が上がったこと、結婚は今の時点ではしなくても良いと思っている、という話があったのは今年の特徴だと感じました。


先生ではない立場から、どんなサポートができるかこれからも、私自身も探究していきたいです。


(文責:福島)

日南市立南郷中学校にて講話&ワークショップを行いました

日南市立南郷中学校の2年生に向けて、コーディネーターの羽田野が講話とワークショップを行いました。

 
テーマは「みんなの未来について考えよう」
2コマあったので、いくつかの問いを設定し、自分の考えを書き、クラスメイトと共有した上で私が話す、という流れで進めました。

2コマ目の冒頭はロイロノートを使っての質問回収。挙手より質問しやすいようで、たくさんの質問を出してくれました。
途中の休憩中には、自分の将来なりたいものに向けてどんな準備が必要か、質問しに来てくれた子もいて、あっという間の100分でした。
(文責:羽田野)

延岡星雲高校F科2年生 探究学習のメンター指導が開始

7月8日に、延岡星雲高校フロンティア科2年生(40人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。

来年3月まで、6回の指導が予定されています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。

 

メンターの方々は次の通りです。

・岩井 公亮さん (旭化成株式会社 人事部 延岡人事室   )

・福﨑 正倫さん (延岡信用金庫 西階支店次長       )

・宮田あゆみさん (延岡市役所 障がい福祉課 自立支援係  )

・伊東祐一郎さん (延岡市役所 議会事務局 施策・調整係  )


 課題テーマは、「地域」 「防災」 「教育」 「環境」 「観光」 「医療福祉」 「社会」の領域に関するテーマで設定されました。

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延岡星雲高校普通科2年生 探究学習のメンター指導が開始

7月8日に、延岡星雲高校普通科2年生(160人)での探究学習の「メンター指導」がスタートしました。

来年3月まで、6回の指導が予定されています。メンターの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。


メンターの方々は次の通りです。

・有村 光生さん(株式会社有村鋼機商会 専務取締役)

・岸上光一郎さん(有限会社東九州交通 取締役部長)

・安田 さん(平玄株式会社 延岡営業所)

・下田 航(わたる)さん(九州保健福祉大学4年生)

・甲斐 日菜(ひな)さん(九州保健福祉大学1年生)


 課題テーマと分担は、次のように設定されました。

1)延岡の自然 下田さん 佐藤先生

2)延岡 街灯プロジェクト 有村さん 角田先生

3)延岡のPR(HP作成) 安田さん 河野先生

4)延岡のPR(ものづくり) 岸上さん 吉丸先生

5)延岡のPR(動画作成) 甲斐さん 森田先生


西都市立穂北中学校で校内ハローワークが開催されました

七夕のこの日、1日がかりで校内ハローワークが開催されました。


■ねらい

郷土で暮らし・働くことの魅力を理解するとともに、ユニークな業種や新しい業態の魅力を学ぶことを通して、将来における自己実現や社会貢献の在り方についての考えを深める。


大きく、第一部、第二部に分かれる構成で

第一部には、郷土西都で暮らし・働くことの魅力をテーマに、西都市役所や西都消防、西都市商工会議所方にお話しいただきました。

第二部では、新しい魅力と可能性と題し、西都市地域おこし協力隊で映像制作を手掛ける藤﨑さん、EテレなどTVにも出演し、宮崎県内の教育事業に引っ張りだこ・こゆ財団の中山さん、そして新富町の女子サッカーチーム「ヴィアマテラス宮崎」より福丸選手と倉谷選手にお話しいただきました。


藤﨑さんは、部活だけではなく、2つの塾に通っていた中学時代の

塾もやめ、家出したストーリーから「自分の人生を生きる」「自分で選択する」ということをお話しいただきました。

けして、何かを辞めることや家出を推奨するのではなく、譲れないことに対してアクションを取ること、自分に正直であることというキーワードが含まれていました。


こゆ財団の中山さんは、今ある仕事・・・というより「仕事をつくる」が板についている方で、常に新しいことを追求されています。年間読んでいる本は1000冊以上。

常に学び、アウトプットする、先生ではない立場で教育に関わっていくということを熱くお話してくださいました。


ヴィアマテラス宮崎の福丸選手・倉谷選手は、幼少期や小学生時代からサッカーに親しんでこられたそうです。今は、サッカーだけではなく、作物を育てたり、農家さんのお手伝いをしたり、学校や学童とも連携しながら地域を元気にする活動を幅広くされています。

そんな働き方は、サッカー選手としては珍しいかもしれません。


役割という視点で選手の「はたらく」を見つめてみると、ユニークでもあり、本質ではないかと思えてもきます。

私たちひとりひとりは、複数の役割を持って生きている。仕事人として、地域人として、親からみれば子・・・など、自分らしく、それぞれの役割で社会とつながっていく大切さを伝えていけるように、今後も場づくりに尽力します。


(文責:福島)

小林市立細野中学校3年生 「将来の生き方を考える」講話

7月2日(金)に、細野中学校3年生(45人)で、「君たちはどう生きるか  君たちの未来は可能性に満ちている」と題して、トータルコーディネーターの水永が講話をしました。

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講話のあと、地域の区長さんほか何人かの大人も交えて「哲学対話」が行われました。

川島校長先生の導入と進行で、先ずそれぞれの「問い」を立てるところから対話が始まりました。

生徒たちにとっては、思い思いに語り、聞き、考えを深める時間になったようです。「探究学習」を意識して取り組まれていますが、このような対話が積み重ねられていくことで、きっと生徒たちの自立の力になっていくことと思います。

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(文責:水永)

宮崎市立田野中学校3年生向けに講話を実施しました

一般財団法人こゆ地域づくり推進機構 教育イノベーション推進専門官の中山隆さんにお越しいただき、100人100通りの学びについての講話をワークショップを実施いただきました。

中学校3年の夏休み目前となる生徒を対象に、学年主任の先生方のリクエストで、夏休みの貴重な時間を有意義に過ごすために・・・と相談したところ、中山さん発案で本テーマとなりました。

人生で取り返しのつかない失敗ってなんだろう?

どうやって決める?

など数々の問いを生徒たちに投げかけていただきながら、生徒自らが自分のことを考え、アウトプットするワークもふんだんに織り交ぜていただき、大充実のプログラムでした。


(文責:福島)

川南町国光原中学校の職業講話ワークシートを作成しました

川南町立国光原中学校二年生の職業講話に参加しました。

体育館や、各教室に地域の職業人にお越しいただき、お仕事のお話を通して、将来のキャリアプランについて考えてもらう場になっていました。


川南町では、地域のコーディネーターさんの尽力もあり、社会と学校がしっかりと手をつなぎ、

学校、生徒、地域の思いと双方への受容が循環していることを感じました。

今回、コーディネーターとしては、職業人のお話を終えた後の振り返りシートの設計・作成にかかわらせていただきました。
キャリア教育の支援の形は様々あり、企画、運営支援などありますが、事前事後の関わりも今後拡充していきたいと思います。



(文責:福島)

延岡高校SSH 普通科2年生 探究学習のアドバイザー指導が開始

6月30日に、延岡高校普通科2年生(4クラス、160人)での探究学習の「アドバイザー指導」がスタートしました。


アドバイザーとは、社会人(シニアの方々)に、月に1回位学校に出向いていただき、生徒たちの質問に応え、探究学習にアドバイスや指導をしていただくものです。来年3月まで、5回の指導を予定しています。アドバイザーの方々へのお願いをトータルコーディネーターの水永が担当しました。

 

アドバイザーの方々は次の通りです。

・小鍛治和美 (元 旭化成 繊維製造部門、サランラップ製造・経営部門)

・田近 克彦 (元 旭化成 研究部門、知的財産部門)

・金丸 正一 (元 旭化成 エンジニアリング部門)

・壱東  学  (元 旭化成 繊維製造部門、本社管理部門、情報システム部門)

・小野 雅史 (元 旭化成 営業部門、総務管理部門)

・水永 正憲 (元 旭化成 人事管理部門)


 生徒たちは、昨年1年生の時に「プレ課題研究」を通して、班毎に課題テーマを設定しています。「物理」「化学」「生物」「数学」「その他」の領域ごとに分かれた生徒たちから出された質問や相談を、アドバイザーが各班を巡回しながら、質問し・アドバイスし・共に考えていきました。

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