学校の様子
デジタルとアナログの間
漢字指導も大きく変化し始めました。
じゃ、次の漢字は、これ。
子どもたち音読。「ホ、補う」
では、書き順をチェックしよう。
コンピュータが書き順を示します。
1、2・・・
5、6・・・
7、8・・・
この動画は、ドリルのQRコードに埋め込まれています。
ですから、クロームブックを持った児童は、自学でこれを活用することも可能です。
では、「そらがき」始めるよ。
1、2・・・。
3、4・・・
5、6・・・
この、「そらがき」ステップは、とても大事なステップです。
児童が正しい書き順で書いているか、教師は、一目で分かります。
また、子供からすれば、「体を動かす楽しい学習」なのです。
鉛筆で、延々と書く活動は、児童にとっては、とても労力のいる作業なのです。
大事なことは、この先生、「鏡文字」で、子供たちに書き順を示しているということです。
プロ教師は、漢字を、瞬間的に、「鏡文字」で書くことができます。
どうぞ、皆さん、お家で、子供さんと一緒に、鏡文字書き順を試してみてください。
結構、慣れるのに、一苦労しますよ٩( ᐛ )و
次のステップは、「ゆびがき」というステップです。
字形を覚えるまで、子供は、何度も何度も、「ゆびがき」をして、字形・筆順を覚え込みます。
鉛筆で書くという作業は、子供にとって、とても労力を求める作業です。
子供たちは、気楽に「ゆびがき」を何度も行い、漢字を覚えていきます。
1、2・・・
3、4・・・筆順を口で唱えながら・・・。
何度も、何度も、ゆびがきで・・・。
正しく覚えるまで、続けます。
覚えたところで、最後に、「なぞりがき」「うつしがき」。
鉛筆で、心を込めて、紙に書き表します。
丁寧に、丁寧に、心を込めて・・・。
ワープロ時代の今だからこそ、漢字の習得は、完全に、正しく行っておく必要があります。
この、「そらがき」「ゆびがき」「なぞりがき」「うつしがき」という一連の漢字習得法は、脳科学の原理により、開発されたものです。
私が、若い頃、30年ほど昔、向山洋一という東京の先生が、この手法を一般に公開され、漢字指導法は、一躍、日本中に広がりました。
向山洋一先生は、それをドリルとして開発し、「赤ネコ漢字ドリル」と命名して発売され、今では、漢字どりるのベストセラーになりました。
ここに、その学習法が記されています。
私も、鏡文字の指導、鏡を見て、一生懸命練習しましたっけ。
あの頃は、子どもたち、大声で、「1、2、3、4・・・」と声を張り上げて、筆順そらがきしてましたっけ・・・。
30年前に開発された、学習指導法が、明道小で、行われている。
あの頃に、タイムトラベルしたような、奇妙な感覚。
でも、あの頃、こんな優れた、デバイスはなかったよな・・・。
全て、手書きで画用紙に書いて、示していましたっけか。
時間も手間もたくさんかかったなあ・・・。
さて。
ここで、担任先生は、大切な指導を子どもたちに示します。
この漢字、何「偏」ですか?
子どもたち・・・「しめす編です!」「ころも偏です!」
担任先生、すかさず、教育のチャンスを生かします。
その証拠が、これ。
この指導を受けた子供は、一生「しめす偏」と「ころも偏」を忘れないのです。
どんなにデジタル化が進んでも、「先生の工夫された御指導」と「アナログな漢字練習風景」は、消えることはないでしょう。
つまり、今後、教育は、「デジタルとアナログの間」を行き来しながら、進められていくはずです。
by 校長
たかが50m、されど50m
マスクの着用・未着用が話題になっています。
明道小では、体育時もマスクを着用しています。
マスクを外さなければならない種目等は、しばらく自粛という考え方です。
しかし、
2m以上の距離が確実にとれること。
激しい運動であること。
それでも、やらなくてはならない種目である。
の時には、マスクを外します。
爽やかな青空の下、体育です、気持ちいい!
今日は、50m走りますよ。えー!!一年ぶりですよ。50m。
息がきれるから、走る前にマスクを外します。走り終わったらマスクをつけます。
マスクを外している間は、決して話しません。
はーい!
走る前に、マスクを外して。
スタート!
走り終わったら、すぐに、マスクをつける。
先生、気持ちいいです。久しぶりに全力で走りました!
もう一度。
走る前に、マスクを外します。
よーい、スタート!
気持ちいい!50mって長いですね。忘れていました。
帰ってきたら、マスク着用。
これが、明道流、50m走。
さて、6年。
走る直前、マスクを外します。
ポケットに入れて。
緊張の瞬間。ドン!!
エネルギーが燃える瞬間!
久しぶりの全力疾走!
いけー!!!!
最大限、安全に気を付けながら、可能な限り、できることをやっていく。
思い出作りのために。
体作りのために。
6年生は、小学校最後の50m走。
たかが、50m。されど、50m。
by 校長
AIドリル「キュビナ」見事な降臨!
キター!
キュビナ、降臨!!
6500万円の大金をかけ、都城市が子ども達へ贈ってくださった、AIソフト、キュビナ!
キター!!!!
キュビナのお姿。
先生の説明中も、皆、ワクワクでした。
校長先生が、AIなんとか・・・っておっしゃっていたけど。
先生が「ワークブックを配付する」っておっしゃったけど・・・。
???
では、皆さん、キュビナ、回答を始めて下さい。
やった!!キュビナさん、こんにちは!
お、先生から、ワークブックが届いているよ。
12分で解くようにとか書いてあるよ。
お、楽しそうな問題だわ。
大陸名を選ぶのね。簡単だよ!
校長先生、キュビナ、楽しいです!!!
沈黙の中でも、皆の熱気が伝わってきます。
正解の「ピンポーン」が響きます。
校長先生、簡単ですよ、キュビナ!
ふふふ・・・。そう言っているのも、今のうちダゾ・・・。
校長先生、百点ですよ!
その場で、答えが分かるのが、とても楽しそう。
やった!百点!!!思わず、ガッツポーズ!
校長先生、終わりましたよ。
終わりました!・・・結果は??
百点!!やった!!
子ども達、百点とった子も、取れなかった子も、実に楽しそう。
・・・しかし、人生、そう、うまくは行きませんよ。(^^)/
ICT先生。
「そろそろみんな、終わったようですね。」
「みな、良い点を取りました。」
「では、少し、難しいバージョン問題を出しますよ。」
子ども達。
「大丈夫、OKですよ!」
やる気まんまん!
ICT先生、その場で、困難度を上げたワークブックを作り、子ども達へ送信!
先生、解いてやるからね!
きたきた!
16分で解くの?簡単じゃん!
しかし、実は、問題は、「基本」から「標準」にレベルアップしていました。
子ども達、早速、問題に取り組み始めます。
すると・・・悲鳴が。
きゃー!!!
選択問題じゃなく、手書き入力だ!!!!
ん・・・むずい・・・。
えっと・・・。
あっちこっちから、「難しい~!」が連発。
選択回答から、手書き回答になっただけで、
同じ問題でも、かなりの困難度のようです。
ほら、ご覧。そうそう、人生甘くないってことだよ・・・(^^;)ふふふ。
しかし、続々子ども達、どんどん正解に近づいていく。
「楽しい~、難しい~」を、交互に、連発中。
キュビナは、微妙に問題を変え、繰り返し、繰り返し、問題を解かせ、子ども達の知識が、「少しずつ」上がっていくように、設計されているようです。
ごほうびの◎をもらうと、子ども達、大喜び!
ピンポーン!・・・心地よい正解音。
さて。
校長から、質問。
「キュビナ、やってみて、好きになった人、左手をあげて!」
「はーい!」・・・全員でした。
じゃ、
「キュビナを早く持ち帰って、宿題でやりたい、という人?」
右手をあげて!
・・・全員でした。
ということで、日本最先端のAIドリル。
見事に、子ども達に、受け入れられました。
キュビナ、見事な、降臨でした。
by 校長
アロン・アルファでスポーツテストが変わる!
校長先生、スポーツテストに、
「アルファ」というソフトを導入したいのです。
体育先生から、突然のお願い。
校長:「???スポーツテストに、アロンアルファ???」
「握力計でも割れたのですか?」
体育先生:「いやですね、校長先生、最先端のスポーツテスト集計システム、アルファです。」
校長:「おーそんなにいいものなら、是非、PTA会長に相談して、導入しましょう!」(・・・後日、PTA会長、快諾)
スポーツテスト集計システム【アルファ】
クロームブックで使える「集計ソフト」です。
1)子ども自身がクロームブックでスポーツテスト結果をインプットできます。
自分の結果(向上)を意識して、とらえる態度が育ちます。
2)昨年度の記録と比較することができます。
3)年度途中で、再度、記録を取り、成長を実感することができます。
(結果は、AIが即座に、グラフ化してくれます。)
4)これまでは、文科省から回答が来るまで数か月かかり、忘れた頃にきた結果に児童はあまり反応しなかったのですが、アルファでは、
入力後、即座に、ランク等の結果が出ますので、意欲が向上します。
さあ、4年生の、スポーツテストシーン。
うーん、きつい、きつい・・・。ファイト!
長座体前屈の測定です。体の柔らかさを測定します。
次、がんばるぞ!ファイト!
うんにゃ!えいや!
という、測定をした児童は、クロームブックを開きます。
さ、アルファに入力だ!
さすがですね。新しいソフトウェアですが、子ども達、もう、使いこなしています。
もうちょっと伸ばしたいなあ。
紙を持って、まわっていた、スポーツテストも、
すでに、デジタルの世界に入っていきました。
子ども達をとりまく、何もかもが、「未来に向かって歩き始め」ているのです。
でも・・・、校長先生、体動かしていないから・・・、とても固くなっています・・・。
ん・・・、まあ、そりゃ、仕方ないね。
コロナが晴れたら、きっと、いい結果になるさ・・・。
6年生。立ち幅跳び。
や!
がんばれ!
黄色線を超えろ!
さて、測定後、子ども達は・・・。
何してますか?
アルファさんに、立ち幅跳びの上手なやり方を習っています。
え???そんなことまでしてくれるの???
はい。これです。
なるほど。
プロが教える、立ち幅跳びの極意。
なるほど、オリンピック選手が教えてくれるんだ!
お話しして、やり方を具体的に見せてくれるのね!!
これは、すごい!
アルファ、おそるべし。
校長先生、おかげで、遠くに飛べるようになりましたよ。
いけいけ!がんばれ、明道っ子!!
アロン・アルファでスポーツテストが変わる日が来るとは・・・予想もしていませんでした。
・・・だから、「アルファ」ですって・・・・。
(by 体育先生 (^^;; )
by 校長
聖跡(5年生)
聖跡とは。
天皇陛下が御来所された場所に建てられる記念碑のことです。
・・・明道小に、聖蹟があることは、あまり知られていません。
5年生、取材活動中。
ん・・・明道小の宝物って、何かなあ。
この木ってさあ、珍しくない?正門に立ってる木だよ。
よく気づきましたね。
この木は、ココスヤシといいます。
秋口に、たわわに実を実らせます。
これは、食べられる実です。
今年は、ココスヤシの実でジャムを作ろうと考えています。
・・・校長先生、私たちも、食べたいわ・・・。
・・・いや、それは・・・・、ちょっと・・・。
校長先生、この石碑、
何か他のものと、感じが違う気がします・・・。
すごく「重い」というか、「威厳がある」というか・・・。
そうですね。よく感じましたね。
これは、聖蹟と言って、昭和天皇陛下のご来校を記念して、建てられた碑です。
昭和10年、戦争中のことでした。
でも、その左下にある、石碑には、また、違う意味が込められています。
「皇太子様御来校」という意味のことが、書かれた碑です。
実は、この「皇太子様」とは、昭和天皇陛下のことです。
実に、昭和天皇陛下は、大正時代と昭和の2回、明道小に、来校しておられるのです。
ねえ、ねえ、やっぱり、明道小って、すごい学校だよね。
様々なものを宝物として、取材した5年生。
お絵描きデーには、「多様な宝の絵」が出現することになります。
by 校長
この木なんの木 気になる木(4年生)
4年生は、全員で、学校の宝、クロガネモチ描きに挑みました。
明道小の、クロガネモチ、
「戦争の空襲を乗り越え」「雷の直撃を乗り越え」
明道小に元気いっぱいに枝を伸ばす、圧巻の大木です。
4年生、取材中。
どの角度から描くのが、いいかなあ。
大きすぎて、クロームブックに入りきれないや。
そう言えばさあ、このクロガネモチさんってさあ、
「この木何の木 気になる木」に似てない?
校長先生!それって、みんな思っていますよ。
だから、
みんな「気になる」んですよ!
・・・・ほう、そうでしたか。
取材終了。
当日は、たくさんのクロガネモチが、4年教室に枝を張ることになります。
by 校長
教育今昔物語(不易と流行の狭間)(6年生)
教育とは、常に、「不易と流行の狭間」にさらされる運命を有します。
昨日の非常識が、今日の常識になったり、
60年前のチョークと黒板が「未だに現役」だったり・・・。
校長が教員になった頃、まだコピー機はなく、輪転機もなく、ガリ板という印刷技術だったことを思い出します。今では信じられない程、めんどくさい機能が低い、印刷技術でした。
それでも、多くの先生たちが、「(長い)時間をかけ」、「毎日」子どもたちに通信を出していたのは、「意地」だったのか、「愛情」だったのか、「熱意」だったのか・・・。
もう、それを知る者も、ほぼ、いなくなろうとしています。
【教育界の印刷の移り変わり(下記リンクをクリック↓)】
さて。
ワープロ機械が生まれた時、30年以上の昔、私は、30万円のワープロを、「真っ先」に買いました。
教育委員会に提出する(長ーい)文書を「長時間」かけて、ワープロで作成し、胸を張って、提出しました。
おそらく、冗談ではなく、県の教育界で、「初めて提出」された、「ワープロ書き書類」だったはずです。
しばらくして、私は、教育委員会の先生から呼び出しを受けました。
校長は、誉められるものと思い、ルンルン気分で教育委員会へ出向きました。
しかし、告げられた言葉は、世にも恐ろしい、単純な言葉でした。
「後藤君は、新しい物好きなんだね。素晴らしいことだね。」
「はい、ありがとうございます。(^O^)」
「でもね、このワープロで出された文書、教育委員会で検討した結果。」
「ゴクリ(私)」
「誰が書いたか分からないので
全部「手書き で 書き直し」なさい。」
ガーーン!( ; ; )
教育とは、常に、不易と流行に晒される運命を、有します。
さて、本論!
6年生の、理科の授業です。
窒素の中に炎を入れるとどうなるか。
昔からある、酸素の意味を学ぶ授業です。
窒素はガスボンベから、ビーカーに注がれます。
ろうそくを窒素ガスに挿入します。
まあ、昔と違うのは、マッチがチャッカマンになったことくらいかな?
でも、これは、子供にとって、とても大きな「流行(変化)」なのです。
今、子供がマッチで、火をつけられなくなっていることを、ご存じですか?
そもそも、家に、マッチがある家がどれほどあるのでしょうか?
教育とは、常に、不易と流行の狭間にさらされているのです。
さて。実験再開。
窒素ガスに炎を挿入する瞬間。
この緊張が、理科の醍醐味です。
これは、昔も今も変わりません。つまり、不易な理科の魅力。
あ、消えた!
もう一度、再現。
窒素ガスの中で、炎はどうなるのだろうか?
ワクワクしながら、炎を見つめる子供たち。
窒素ガスが漏れないように、瞬間的に、蓋を開けて、すかさず、炎を挿入。
理科の最高峰の楽しさ「実験結果を体感する瞬間!」
・・・えっ?一瞬で消えたよ!
おそらく、50年前も、今も、変わらぬ、子供たちの「感動の瞬間」
ところで、
この授業では、とっても、大きな、「流行(変化)」が、他にも、生まれていました。
それは、私が、ワープロを買って、初めてワープロ書きの書類を出した、以上の、大変革!
証拠を見せましょう。
この実験の様子(画像)は、全て・・・。
動画として保存されます。
つまり、世界で最も、堅牢と言われる、
Google社のサーバーに、クラウド保存されるのです。
!(◎_◎;)
教育とは、常に、不易と流行の狭間にさらされる運命を有します。
昨年度から始まった、教育の大改革、
「GIGAスクール構想」
「一人一台端末」
簡単にいうと、授業で自由に「クロームブック」を使い倒すこと。
この子たちには、今後、さらに、前向きに、より新しい発想、技術、活用にさらされ続けていくことになります。
30年前、不易な運命は、私に、
「待った(書き直し)」
を命じましたが。
今、流行の運命は、この子たちに
「待ったなし(前に進め!)
を命じているのです。
間もなく、この子どもたちは、
「AIドリル、キュビナ」を手にして、
クロームブックを、毎日お家に持ち帰り、
さらに、未知なる領域へ、
時代の最先端へ、突き進んでいくことになります。
by 校長
お絵描きデー GIGAスクール構想により(3年)
これまでの通常の学校の姿を変えてしまった、
GIGAスクール構想。
一人一台端末。
要するに、「クロームブックをもらった」こと。
お絵描きデーの事前活動は、このように変化しました。
「学校の宝を探そう!」3年生。
クロームブックを持って、学校中を探検中。
明道小って、たくさんの銅像や石碑があるんだね。
これ、すごい昔の石碑だよ。
シティFMの取材を受けたこの銅像「太陽の子」、一番人気です。
すごく姿勢がいい子どもだね。
100周年記念って書いてあるよ。
難しい字でたくさん書いてあるなあ。
「明道小ってすごい」って書いてあるんだろうね。
先生、たくさん撮りましたよ。
明道小はいろんなものがありますね。
・・・・歴史があるからねえ。
さて、皆が反応したのは、もちろん、これ。
明道館学制三章の大看板。
大きいよね。これが一番の明道小の宝だよ。
さて
GIGAスクール構想により、大きく変化した、3年生のお絵描きデー
「事前情報収集活動」
寛政7年(1795年)に、明道館学制三章を制定された、坂元正衡校長先生が、未来の、この子どもたちの姿を見たら、何とおっしゃるのでしょうね・・・・。
by 校長
大雨だ!
豪雨予報が昨日は、出ておりました。
こんな時、学校を守る者として、とても悩みます。
でも、「空振りでもよい。生命保障最優先!」が結論です。
さあ、豪雨予報は、強雨予報に変わりましたが、できるだけ早く帰すべく、4校時カット、集団下校での下校が始まりました。
雨はだんだん強くなってきます。
児童玄関で集団下校班を作ります。
このステップがなかなか大変。
誰がいない、誰は児童クラブだ、誰は、お迎えに来られた・・・。
(^^;) 少々、パニック気味。
次は、牟田町の子どもさん集まって!はーい!
1年生にとっては初めての経験。
まあ、どうにかこうにか、さばききりました・・・。ほっ。
校長:「おーい、あと15分で帰り着くんだよ。雨が強くなるよ。」
こんな時の子どもたちの反応が、最高です。
「はい、ありがとうございます。」
なんと、礼儀正しい子ども達でしょう!
班長が、班員を守り、一生懸命に帰途につきます。
だから、安心して、集団下校で帰すことができます。
都会部では、集団下校の「ことば」すら無い県もあるのですが。
子ども達による、地域コミュニティ。集団登下校。
とても大切な文化だと思います。
どうぞ、被害が出ませんように!
さようなら!
・・・実際、校長は、熊本市で育ち、「集団下校」という体験していません。
教員になって、初めて、このような子ども守りシステムがあるんだ、と感心したことを思い出します。・・・
集団下校で守られた下学年は、思うことでしょう。
「僕も、6年生になったら、白帽子被って、一番前を歩いて、皆を守るんだ!」
・・・そうやって、明道の歴史は作られていくのです。
by 校長
余りにも 美しすぎて 懐かしすぎて(3年生)
挙手という行為は、とても、有意味な行為です。
子ども達が疲れているときも、「はい!」と、皆が、しゃきっと手を伸ばして手をあげると、それだけで、ムードが高揚するのです。
私は、よく、こう言って、子ども達を鼓舞していました。
「耳に手を当て、天をつらぬくが如く!」
すると、子ども達は、指の先までまっすぐ伸ばして、しゃきっとした教室、張り詰めた空間ができあがるのです。
・・・・その空気感を、先日は、ある教室で感じました。
先生がおっしゃいました。「天に届くように、手をあげるのよ!」
・・・(^o^)(^o^)(^o^)・・・
あ、懐かしいな、このフレーズ。
20年ほど昔の、私の「学級経営の思い出」が、胸をかすめました。
その証拠写真が、これです。
「はい!」
はい!
はい!
「はい!」と、一斉に唱えて、しゃきっと手をあげると、その瞬間に、学級に「静寂」が訪れるのです。
「しーん と、ぴしゃっ とが 融合 する 瞬間 」
余りにも美しすぎて、懐かしすぎて・・・。
by 校長
学ぶは、真似る(2年生:登場人物は机と椅子)
昨日、給食の放送で。
「6年生はすごいんですよ。教室を離れる時、机と椅子が乱れることがない。」
「ごみも落ちていない。帽子も落ちていない。」
「一度の乱れもない。」
「これぞ、6年だ~あ~あ~!」
と、大コマーシャル。
今日、どうかな?と、教室を覗くと。
2年生が教室を空けていました。
どれどれ・・・。
ふむ。
これが、6年生に習う、ということか。
すばらしい!!2年生、そして、それを教えた、6年生!
【すかっと、美しい、2年生、誰もいない教室】
先輩の良さを、引継ぐ、真似る。
「学ぶは、真似る」ことから始まると、思っています。
2年生に、大きな、花丸です!
by 校長
下級生の手本とは
6年生、絶好調!
朝のボランティア活動。
登校後の6年生、全校児童のために、一気に動き始める。
朝、児童が登校してきます。
それを迎える人影あり。
せーの。
「おはようございます!」
下級生達は、こう思うのです。
「6年生、かっこいいよね。ぼくたちもあんな6年生になろう!」
これが、6年生ボランティア活動の伝統です。
明道っ子は、6年生が引っ張る!
私たち、僕たちに、ついてくるんだよ。みんなの手本でがんばるからね!
さて・・・。
校長が、6年生について、4月当初から気にしていること。
それは、これ ↓ です。
子どもがいない教室が、語りかけてくる。
この子達は、落ち着いてお勉強していますよ。と。
ゴミが落ちていることが「ない」。
ぼうしが、落ちていることが「ない」。
子どもがいない時も、いすが、全て、きちんと、机に入っている。
毎日、毎時間、全く、乱れがない!
6年生、本当に、すごいですよ。
下級生の手本とは、かくあるべし、ですね。
by 校長
明道小【飛梅「的」伝説】
菅原道真さんが、901年、大宰府に左遷されました。
大切にしていた庭の梅の木に
「東風(こち)吹かば匂い起こせよ梅の花 主(あるじ)なしとて春な忘れそ」
(「東風(春風のこと)が吹いたら、香りをその風に託して大宰府まで送り届けておくれ、梅の花よ。主人である私がいないからと言って、春を忘れないでおくれよ」)
と歌を詠み、梅の木とのお別れを惜しみました。
ところが、梅の木は、主が恋しくて、ある日、一晩で、太宰府天満宮に飛んできたのです。
これが、太宰府天満宮の「飛梅」伝説です。
さて、ここからが、明道小の「飛梅的伝説」です。
正門に、梅の木があります。
かなりの古木です。
実は、この梅の木は、校長が、教頭でこの学校に赴任した11年前に、一度だけ、実をたわわに付けたのです。
あの時は、職員で大騒動になりましたっけ。
だって、この梅の木が実を付けたのは、「初めて」のことでしたから。
それから、10年の年月が流れました。
事務室のマドンナ先生、ずっと、事務室を守ってきました。
昨年度、赴任した校長が、質問をしました。
「マドンナ先生、梅の木はあれ以来、実を付けましたか?」
「いいえ、校長先生、教頭先生が、ここを出られて以来、梅の木は、実を付けたことはありません。」
・・・・そうですか。(もう、寿命なのかな・・・。)
ところが、先日、マドンナ先生、大騒ぎ!
「校長先生!梅の木に実がなっています!」
「えー!!!!!!」
どこどこ。
その枝には、たくさん実っています。
大きな実ですよ。ほら!
いや、すごい!本当だ!!
どこそこに、目立たず、実がたくさん、実っていました。
マドンナ先生:「校長先生、この梅の木、校長先生が帰ってこられるのを待っていたんじゃないでしょうか?」
・・・・そうですね。実に不思議ですが。
太宰府天満宮の飛梅伝説もあることですし。
梅の木が、10年間、校長を待っていてくれた・・・信じられない話ですが、そうとしか思えませんね。
さて、今日の朝。
子ども達へ、コマーシャル。
「あのね、校長先生が教頭先生の時、10年前に実を付けたのですよ。この梅の木。」
「そしてね。校長先生が帰ってきて、今年、あれ以来、10年ぶりに、実を付けてくれたのですよ。
子ども「へー、すごいですね。校長先生。」
すごい、本当だ。校長先生、すごいことですね!
校長先生、梅の実どうするのですか?
ん、梅ジュースにしようかな??
続々と子ども達が気にして集まってきました。
どうしたんですか?校長先生。
あのね・・・梅の実がね・・・。
繰返される説明。
いやあ、不思議な話ですね。
みんなを巻き込んで、展開された、明道小、飛梅的伝説
嘘のような、「本当の」お話。
さだまさしの「飛梅」という曲が大好きな校長は、この明道小【飛梅「的」伝説】を、心から信じたいと思います。
だって、明道小、もってますから!
・・・いつもながら・・・さださんの♪「飛梅」♪「名曲」です。ぜひ、お聞き下さい。
by 校長
校長 「号泣」の理由
おべんきょうがなくて、おべんとうがある日。
子供にとっては、遠足の魅力は、「おべんきょうがなく」て、「おべんとうがあっ」て、「ランドセルではない」日のことなのです。
お弁当!お弁当!
嬉しいね。お弁当!
食べるの勿体無いね。
キティちゃん。嬉しかったね。
いかに、都城市の給食が美味しいとは言え、
この「愛情」という武器には、給食には太刀打ちできません!٩( ᐛ )و
皆さんの愛情のこもつた、お弁当。
黙食でも、みんな大喜びで食べておりました。
うさちゃん!かわいいね!
みなさま、お忙しい時に、お弁当をお作りいただき、
誠に、ありがとうございました。m(._.)m
さて。
実は、校長は、ここで、とんでもないお弁当を見つけて、
「号泣」することになります。
それは、それは・・・。何と、何と。
なんと!
「めいどう 150ねん おめでとう」
のメッセージ。
( ; ; )( ; ; )
ありがとうございました。
明道小、めでたく、150周年を迎えております!
5月12日(金)150周年記念イベント、第2弾、開催です!
PTA会長と、校長の合言葉、「不自由な中でも精一杯の思い出づくり」
٩( ᐛ )و やっど!やっど!
by 校長
歴代46名の校長先生、明道小に御再来!
150周年、記念イベント「お絵描きデー!」
6年生、緊張の中、作業を進めていました。
先輩校長先生方、許可なく、お顔が本HPに登場しますが、どうぞ、子どもたちのために、心広く、お許しください。m(._.)m
校長先生、緊張します!
大丈夫ですよ。校長先生方、喜んでおられますよ。
上手に描けないと、怒られないかな?
みんな、とても上手に描けていますよ。
校長先生方、みんなと会えたこと、喜んでおられますよ。
第3代の校長先生ですね。お髭がとてもご立派です。
子どもたちが、感じているのは、
まさしく、歴代校長先生方への「尊敬」と「感謝」
まるで、自分のご先祖さまに、会えたような、奇妙な感覚。
心を込めて、最後の仕上げを頑張ります。
この、「全て」の校長先生方が、それぞれの時代に、子どもたちへ、「人倫」「礼儀」「躬行」を教え続けてきたのです。
歴史って、すごいですね。
初代校長先生。明道小は、全て、この方から始まりました。
帯刀も、見事に、再現!
明道小の「歴史の重さ」を知り、校長先生方へ、歴史への「感謝」を感じるこのイベント。
大成功!
さあ、みんなの一生懸命に描いた、校長先生を、皆さんへ、見せてあげて、ください。
150年分の輝く明道小の歴史、ここにご披露です。
はい、チーズ!
46名の歴代校長先生、明道小に御再来です!
歴代校長先生、実は47名。
ところが、第4代校長先生は、歴史の中で、写真が喪失されており、現存写真は46名。
そして、この6年生、46名。
その奇跡の、「偶然の一致」から、担任先生たちが、発案し、考えに考え、実現した、この企画。
時を超えて、尊敬する、校長先生方との「出会い」を実現した、タイムトラベル企画。
おそらく、子どもたちの心に、生涯の思い出になることでしょう。
6年の皆さん、4時間、緊張と集中で、ふらふらになりましたね。
素晴らしい作品が仕上がりました。
47名の校長先生を代表して、「ありがとう」
by 47代 校長
食は、休日をも、超える?!
ゴールデンウィークの中日2。
さすがに、子ども達、だれてくるだろうな、と思いながら挨拶指導。
今日の売り言葉は2つ!
「1日がんばれば、明日も休みだぞ!」
・・・・・・・・・「校長先生、もう、休みはいりません」
ふむ。ステイホーム、もう、飽きちゃったね。(*^_^*)
では、2つめ!
「なんと!今日の給食は、柏餅だぞ!」
子どもさんから、おもいっきりの「いぇい!!」をいただきました。
・・・食は、休日をも、超える!
さて、1年生。準備時間。子ども達の視線に注目!
まあ、これ、なんでしょう?
視線は、柏餅に。
これが、校長先生言っておられた、なんとかもちなんですね。
早く、食べたいよ~!
みんな、間違いなく、視線は・・・。
柏餅に、釘付け!
今日も、みんな、お勉強、集中して、がんばったね!
柏餅、冷たくて、おいしかったね。
やっぱり、給食は、最高です!
by 校長
緊張の、歴代校長の似顔(6年生)
【前代未聞の、歴代校長の似顔絵を描く活動進行中】
皆さんは、150周年という、記念すべき時代を生きる子どもたちです。
皆さんは、150年という、途方もない、歴史を支える、貴重な子どもたちなのです。
今日は、その歴史の証明として、一人一人に、歴代校長の、似顔絵を描いてもらいます。
問題は、誰が、誰の似顔絵を描くか、ですよね。
皆さん、歴史は、もう、答えを出しています。
だって、みんなは、さっき、自由に、席を選びましたよね?
もう、その時に、皆さんの運命は決まっていたと、いえます。
えー!、室内、大騒動!
椅子の裏に、写真が貼ってありました!
校長先生、こんにちは!
若い校長先生も!
責任重大。歴代一位の校長先生も!
みんなで頑張って、似顔絵をお描きします!
ほぼ、前例がない、この企画。
150周年行事の、第一弾とします!
宮日新聞さんも、取材に来てくださいました。
不自由な中でも、精一杯の思い出づくり!
明道小、がんばります!
・・・この記事、おそらく、まだ、続く・・・。
by 校長
フェニックスさんお願いです!(1年生)
フェニックスさん、お願いです。
お友達と遊べるようにしてください。
マスクを外せるようにしてください。
給食をワイワイ言いながら楽しく食べられるようにしてください。
体育で、ボール投げができるようにしてください。
鍵盤ハーモニカが弾けるようにしてください。
校歌を大きな声で歌えるようにしてください。
先生とハイタッチができるようにしてください。
6年生のお姉ちゃんに抱きつけるようにしてください。
・・・・( ; ; )・・・・
これ、全て、3年前まで、普通に、行われていた、学校の日常でした。
一年生も、祈りつつ、フェニックスに上手に、丁寧に、色塗りしていました。
いつもの、オルゴール音楽が、静かに、教室に満ちています。
無言で、黙々と作品作りに挑む、一年生。すごい集中力。
楽しいですか?
だって、校長先生、この紙、とってもお金がかかった大切な紙に
印刷されているのです。
ほほー、すごく丁寧ですね。
頑張れ、頑張れ。
みんな、真剣です。
一年生でも、集中すると、こんなに一生懸命に取り組めるのですね。
やりますね。一年生!
今日は、おべんきょうがなくて、おべんとうの日ですから。
集中して疲れても、大丈夫!
ねえ、ねえ、学校とさ、お休みで家にいるの、どっちがいい?
多くの子が「学校がいい!」と答えてくれます。
いい答えだね。
大人たちで、「不自由な中でも、精一杯の思い出づくり」
頑張るからね。
楽しんでくださいね。
必ず、「普通の生活」が戻ってくる日が来るからね。
フェニックスさんが、みんなの願いを持っていってくれるよ。
あなたの、個性が詰まった、フェニックス。
意味は、「不死鳥」「復活」なのですよ。
必ず、大人が、頑張って、普通の学校の生活を取り戻すからね。
だから、不自由さに負けず、みんな、頑張ろうね!
一年生、集中した作業風景。
すごい、の一言でした!\(^o^)/
まだまだ、続く!(๑>◡<๑)
by 校長
お絵描きデー!(2年生)
今日は、「べんとうがあって」「べんきょうがない」日。
子どもたちの、ラッキーデー!
実は、これは、「ある子どもさんの回答」によって、生まれた日なのです。
「ねえ、遠足って、何でみんな、楽しいのかな?」校長がある子どもに投げた質問。
子どもさん:「だって、おべんとうがあって、おべんきょうがないでしょ。」
子どもさん:「あと、ランドセルで来なくていいし、早く帰られるし!」
なるほど、なるほど。(^ ^)
今はね、コロナ禍で、遠足も計画できないから、叶えてあげましょう。
あなたのための「遠足のような日!」
と言うことで、今日は、150周年記念行事、第一弾!
「遠足のような日」!
もとい。
「お絵描きデー!」
1・2年生は、150周年イベント企画委員会から提案された、「不死鳥」フェニックスへの色塗り。
1・2年生といえども、みんな、自分色を見事に表現しています。
社会が平和になりますように!
コロナが無くなりますように!
これは、実は、アミュプラザ宮崎に展示されている20mの大フェニックスのレプリカ版です。
もちろん、実行委員さんが、レプリカの許可を取り付けての作品作りとなりました。
みんな、実に、真剣に、羽一枚一枚に色塗りしていきます。
本当に、すごいですよね。
素晴らしい!
コロナが無くなれという、願いが届きますように!
集中、集中!
丁寧だね。みんな。
だって、校長先生、担任先生が、丁寧に塗ったら、願いが叶うよって、言ってくれたの。
そうだね。そうなるといいね。
一人一人の個性が輝いた、お絵描きデー!
楽しいね。
べんきょうがなくて、べんとうがある日。
みんなで、平和な社会を願う日。
明道小の150歳の誕生日をお祝いする日。
校長先生はね、こんなイベントを、1年間、たくさんやってくれるって言ってましたよ。
PTA会長さんも見にきてくれました。嬉しかったです。
新聞の人も、来てくれました。
この時、ある子が、発見。
「校長先生、このフェニックスさん、お目目が、地球だ!!!」
よく気づきましたね。
みんなの願いを込めて、自分だけのフェニックス、ゾクゾク、完成です!
頑張ったね、2年生!
続く。
by 校長
弁当があって お勉強がない日?!
今日の子ども達、
ゴールデンウィークの中日だから、「登校きついなあ」と思って、
足取り重いかな・・・と、思いきや!
なぜか、皆、るんるん、わくわくで登校。
ん?なぜ、そんなに、明るいの?
どうして、みんな、楽しそうなの?
え?え?ランドセルじゃないの??
遠足・・・じゃ、ないよね。
なぜか、リュックサックの子が多い(*^_^*)
足取り、うきうき、いい感じ。
友だちに久しぶりに会えるから・・・。
だけでも、なさそう・・・。
みんな、今日の給食はね・・・。
校長先生、いやですね。
今日は、「お弁当の日」ですよ。
なるほど、だから、みんな、リュックサックなんだね。
はい、校長先生、お母さんやお父さんが作ってくれた、おいしいお弁当ですよ。
そりゃ、わくわくだ!
しかも,校長先生。今日は、「お勉強がない日」なんですよ!
え!!!!
お弁当があって、お勉強がない??
ということは、今日は、何の日なの!!??
続く。
~今日は、全員がとっても楽しい1日を過ごしました。~
by 校長