日誌

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授業のひとコマ(3年生と6年生)

 授業の主役は子どもです。

 このことから、先生が黒板の前に立って一方的に説明する授業から、子どもたちが自分の力で問題を解決する場面や、友だちと考えを交流しながら問題を解決する場面がある授業へと変えていく必要があります。特に、子どもが主役の授業で大切にしたいのは、子どもが友だちに自分の考えを伝える、あるいは自分の考えを伝え合う場面を位置付けることです。

 今日の3年生の授業では、ペア学習で自分の考え方を隣の友だちに説明する場面がありました。先生は机の間を通って子どもの説明に耳を傾け、前で説明させたい子どもを選んでいるようでした。また、6年生の授業では、黒板に書いてある図を使って、子どもが自分の考え方を説明する場面が見られました。いつでもサポートできるように先生が近くにいるので、その子どもは安心して説明しているように見えました。子どもの説明の後、拍手がおこり、説明した子どもは誇らしげに自分の席へと戻っていきました。

 3年生と6年生の授業のひとコマでしたが、子どもたちは「今日も学校に来てよかった!」と思って、家に帰っていったのではないかと思います。

最上級生としての自覚、そして最上級生になる準備

 5月になって、これからは1学期の中盤戦です。将棋で言うなら、勝敗を左右する様々な仕掛けを施す大事な局面となります。子どもたちに、日々向き合いながら根気強く指導していったことが、1学期末の子どもの姿となって必ず現れてくると思います。

 校内を回っていると、6年生の学年掲示板に「6年生当たり前10か条」が掲示されていました。6年生が最上級生として取り組むことが書かれていました。先生から言われたのではなく、子どもたちが話し合って決めたものだと思います。6年生がこの当たり前10か条を意識しながら学校生活を送ってくれれば、きっと他の学年のよい見本になってくれると思います。すばらしい上長飯小になっていくことは間違いないでしょう。

 2階の5年生の学年掲示板にも、6年生に刺激を受けたのか、当初から計画されていたのかは分かりませんが、「5年生として~自分たちができることを精一杯~」が掲示されていました。まだ5月なのに、5年生は6年生になる準備期間に入ったことを意識して、学年として取り組むことが書いてありました。ただただ感心するばかりです。

 どちらもトイレの前にある学年掲示板なので、日々、目にする機会があります。書かれている内容を確認して、意識を高くもって学校生活を送ってほしいと思います。有言実行、あるのみです。

心を整える「自分の靴のかかとと、トイレのスリッパ」

 学校全体が落ち着いているかどうかを判断する一つの材料として、上長飯小では「靴箱の靴のかかとがきちんと揃っていること」、「トイレのスリッパが次の人が使いやすいように並んでいること」を挙げています。

 登校してきた子どもが、自分の靴のかかとを揃えられるということは、心が落ち着いた状態で登校していると考えて良いと思います。また、トイレのスリッパがいつもきれいに並んでいるということは、子どもたちが次にスリッパを使う人のことを考える余裕が心にあるととらえてよいと考えます。

 4月当初に比べると、靴箱の靴のかかとがきちんと揃えられるようになってきていて、トイレのスリッパもずいぶん並んでいる場所が増えてきました。それでも、5月に入って校内すべてのスリッパが並んでいると確認できた日は、まだ3日です。大規模校が故に、常時、トイレのスリッパが並んでいる状態を保つのは難しいと思いますが、本年度はこの2つにチャレンジしていきたいと思っています。

 きっとこの取組をとおして心を整えていくことが、落ち着いた学校づくりにつながっていくと信じています。

5月の全校朝会

 ゴールデンウイークが終わって、学校全体が再び落ち着いてきました。5月10日(金)の朝の時間を使って、5月の全校朝会を実施しました。本校は体育館に全員が集まると時間がかかってしまうので、全校朝会は原則、グーグル・クラスルームを使ってリモート形式で行うことにしました。

 全校朝会の中で、校長先生が3つの話をされました。一つ目は次にトイレを使う人のことを考えて、トイレのスリッパをきちんと並べてほしいということです。校長先生は、どこのトイレに行っても、いつもトイレのスリッパが並んでいる学校にしたいとのことでした。

 二つ目は、挨拶の話でした。校長先生は、登校してくる人に「今日も頑張って登校してくれて、ありがとう」という気持ちを込めて、挨拶をしているそうです。校長先生は、なぜ挨拶をしないといけないのか理由を挙げながら、上小の子どもには自分から挨拶をする習慣を身に付けてほしいと言われました。

 三つ目は、将来の夢(仕事)をもって小学校生活を送ってほしいということでした。校長先生が小学生の時、「へび博士」になりたかったようですが、小学生の時に学校から出された宿題をきちんとしていたので、その時と夢は変わったけれど、今、あこがれていた先生になれていてよかったと言われていました。この話から校長先生は勉強をしっかりしていれば、将来なりたい夢(仕事)が変わっても大丈夫だということを伝えたかったのだと思います。

 明日以降、子どもたちには、校長先生の3つの話を頭の片隅に入れて学校生活を送ってほしいものです。

給食の様子

 上小の給食コンテナ室への出入りは、学級数が多いので混雑しないよう一方通行になっています。子どもたちは、静かにルールを守って、丁寧に食器や食缶を運びます。1年生の給食は、食器等が重いこともあって、6年生が準備や片付けをしてくれます。2年生の給食の準備は、5年生が1学期までお手伝いをしてくれることになっていますが、2学期からは自分達で行います。

 給食の放送では、昼休みや放課後の過ごし方などについて生徒指導の島元先生の話などがあります。また、今年から校長先生が各学級の学習の様子などを見て回って各学級の良かったところや頑張っていることを放送しています。おいしい給食をいっぱい食べて、他の学年や学級のよいところや頑張っていることを聞いて、お腹も心も満たされることを願っています。

朝の挨拶運動

 朝の子どもたちの登校時間帯に合わせて、東門と西門のところで民生児童委員や地域の方が、月に1回挨拶運動をしてくださっています。子どもたちは、登校班ごとに民生児童委員さんの前に横一列に並んで大きな声で「おはようございます」という挨拶をしています。挨拶は、人と人をつなぐ「心の潤滑油」です。人から挨拶をされる前に、自分から進んで挨拶ができる上っ子になってほしいと思います。早朝から挨拶運動に参加していただいている地域の皆様に心より感謝申し上げます。ありがとうございます。

登校班編成

  本日2時間目に、登校班編成を行いました。新1年生が入学したり、班長・副班長が卒業したりしたので、登校班のメンバーや集合時刻・場所を確認するとともに、安全な登校について指導を行いました。新しい班長が1年生を迎えにいってから、地区担当の先生の教室等に移動しました。朝の登校時間帯、午後の下校時間帯に見守り隊の皆さんのサポートがあるおかげで、ここまで大きな事故もなく来ています。上っ子には見守り隊の方に感謝の気持ちを込めて、元気の良い挨拶をしてほしいものです。班長と副班長が協力しながら、1年間安全な登校になるようにしましょう。

102名のかわいい新1年生が入学して来ました。

 天候にも恵まれ、桜の花が咲き誇る中、令和6年度の新1年生102名が入学しました。氏名点呼では、名前を呼ばれると元気よく返事をして立つことができました。校長先生のお話や6年生の代表のあいさつもしっかり座ってき聞くことができました。明日から新1年生の小学校生活が始まります。お兄さんやお姉さん、先生方と一緒に笑顔いっぱいの上小を一緒につくっていきましょう。

 

令和6年度 上小スタート!!

令和6年度の上長飯小学校がスタートしました。

   4年ぶりに体育館で新任式・始業式を行いました。新しい学年・学級に進級したばかりでしたが、体育館への移動を静かに行うことができました。新任式では、3月の離任式で18名の先生方とお別れをして寂しい気持ちでしたが、新たに18名の先生方を迎えて令和6年度をスタートさせることができました。1学期の始業式では、担任発表や6年生の代表作文、校長先生の話などがあり、子どもたちも、先生方も目をキラキラさせながら聞いていて、よいスタートを切ることができました。本年度も、「今日も学校に来てよかった。明日もまた学校へ来たいと思える学校」をみんなでつくっていきましょう。

離任式

 本日、朝刊に管理職の異動が掲載されました。明日の朝刊に一般職の先生方の異動が掲載されます。

 今年度末の異動で18名の職員が転出することになりました。第2音楽室と各教室を結んで、オンラインにより、離任式を実施しました。転出者のあいさつ、児童代表によるお礼の言葉、花束贈呈がありました。涙する場面もありました。式が終わって、下校する時にたくさんの人が校長室に来て、お礼やお別れの言葉をもらいました。4月には、新しい先生達が来られて、今年よりも素晴らしい学校にしてくれると思います。

 校長先生はこの3年間、上小の皆さんの頑張りをずっと近くで見てきました。年々、学校が良くなっていきました。これは皆さんの努力と先生達の指導、そして保護者や地域の方々の支えがあって実現したものです。来年からの上小の成長を同じ空の下から祈っています。