日誌

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校外学習に行ってきました、3年生!

 過日、3年生は運動会の練習の合間をぬって、社会科学習の一環で校外学習に出かけました。いわゆる、地域探検です。学習のねらいは、私たちが住んでいる上長飯小学校区のよさを見つけようというものでした。日頃、何げなく通っている道もよく観てみると新たな発見があったり、田園風景を眺めて自然の豊かさを感じたりしたのではないかと思います。子どもたちそれぞれに、よさを見つけることができたものと思います。本校に通う子どもたちには、地域の「人・もの・こと」に触れることにより、ふるさと都城に愛着をもち、将来、何かの形で都城に貢献しようとする気持ちをもって卒業していってほしいと思っています。蛇足になりますが、校外学習を終えて戻ってきた子どもたちは、渡り廊下を通っている私を見つけるなり、大きく手を振ってくれました。子どもたちが今回の校外学習に満足した証拠かもしれません。

曇り空の下、予行練習をしました

 先週末に九州南部が梅雨入りしたので、今日は予行練習ができないと思っていました。ところが、朝、空を見上げると曇り空。天気予報を観てみると、今日1日曇りマークになっていたので、これなら、予定通り、予行練習ができると思いました。朝、出勤するとすでに職員が運動場の水がたまったところに砂を入れていたり、ラインを引いたりするなど着々と予行練習の準備を進めていました。今日の予行練習のねらいは、プログラム通りに種目を実施することにより、高学年児童が運動会の流れの中で自分の係の仕事と動きを確認することでした。ひと通り、徒走、団技、表現(ダンス)、リレーをプログラム通りに流したので、高学年児童は自分の係の仕事と自分の動きを確認することができたものと思われます。運動会本番は24日(土)ですが、子どもたちには「早寝早起き朝ごはん」を心がけ、体調管理に気を付けて過ごしたほしいものです。運動会当日の天気はまだ分かりませんが、保護者の方々に多数参観していただくためにも、少々の雨なら予定通り24日(土)に実施したいと考えています。

ここでも運動会が・・・

 24日(土)の運動会に向けて、子どもたちは毎日練習に取り組んでいます。今日も1時間目に全校体育で、全校リレーや応援の練習を行いました。ただ、天気予報によると、天気がよいのは今日までで、明日以降、雨の日が続くとのことです。明日から来週にかけて雨の影響により練習する機会が減ってしまうものと思われますが、24日(土)は、予定通り、多くの保護者や祖父母、地域の方々等に見守れ、声援を受けながら運動会が実施できることを切に願っています。図書室に行ってみると、入口の戸に図書室運動会の説明が書いてありました。なんと、図書室前でも運動会が行われているようです。種目は、玉入れです。ルールを読んでみると、図書室で本を1冊借りると、自分の団のシールが1枚もらえて、それを掲示されている自分の団のかごの中に貼って競うようです。明日以降、雨の日が続くので、図書室で本を借りて、子どもたちには、静かなもう一つの運動会「玉入れ」を楽しんでほしいと思います。

ウェルビーングにつながる「幸動」と「考動」

「ウェルビーング」という言葉があります。この言葉には、多様な個人がそれぞれ幸せや生きがいを感じるともに、個人を取り巻く場や地域、社会が幸せや豊かさを感じられる良い状態にあることも含まれています。今、この「ウェルビーング」という視点が学校教育に求められています。そのような中、6年生の教室に行ってみると、「幸動」と「考動」という2つの言葉が掲示されていました。どちらとも、読みは「こうどう」です。前者の「幸動」は、みんなの幸せのために動くという意味です。後者の「考動」は、自分で考えて動くという意味です。この2つの言葉を6年生の教室に掲示していることからも分かるように、本校の6年担任の願いは、子どもたちに「ウェルビーング」の考え方に基づいて、学校生活をよりよく送ってほしいということだと思われます。これから6年生には「幸動」と「考動」の実践をとおして、よりよい人間関係を築くことにより、1人1人の居場所があり、幸せを感じられる親和的な学級を創るとともに、地域社会に貢献できる最上級生に成長してくれることを期待しています。

子どもが主役の授業を!

今日の3時間目に6年生の国語の授業を参観しました。授業全体で先生が話した時間は、約5分。残りの40分間、先生は子どもたちのグループ学習の様子を見守ったり、子どもたちの質問に答えたりするだけでした。なぜ、そんな授業ができるのか?その答えは黒板にありました。事前に黒板に学習の最終ゴール、「学校のよいところをインタビューして、上長飯小アピールをつくり、みんなに紹介しよう」が示してあり、毎時間の学習の流れが順番に書いてありました。つまり、子どもたちは先生から指示されなくても、自分たちで学習を進めていけるようにきちんと学び方を学んでいたわけです。テレビ画面には、8つのグループの学習の進捗状況が表示されていて、先生は全体の学習進度を確認しながらサポート役に徹していました。グループ学習の様子を見てみると、画面に表示してある通り、グループによって進捗状況はさまざまで、相手に質問することを決めていたり、聞く内容を話し合っていたり、気を付けることをまとめたりしていました。学習のゴールと時間がはっきりしているので、子どもたちは自分たちのペースでグループの友だちと意見交換をしながら真剣に学習を進めていました。さすが上長飯小の6年生だと感心したところです。本時の学習の振り返りは、スプレッドシートをつかって行っていて、全体で感想等を共有していました。まさに、子どもが主役の授業が展開されたのではないかと思います。